プロ選手&講師紹介
2011年09月29日

第一回目は最近マスコミにも取り上げられたり、クローズアップされるようになってきたトレーナー・鈴木洋平氏のご紹介を。
日本人ではまだ数少ない、道場主でないMMA専門トレーナーとして上田将勝や越智晴雄の躍進の原動力となっています。
小学生の時分に骨法に入門したり、極真空手も経験。その後も旺盛な探求心は止まらす、渡米しマット・ヒューム氏が代表を務めるAMCパンクレイションに長期留学し、現在に繋がる礎を築きました。当時AMC所属だったジョシュ・バーネット選手のぺーぺーな時代も知っているそうです。
パラ東には設立後間もなくの1998年入門。東日本アマチュア修斗選手権ミドル級(!)で優勝し1999年の村濱天晴戦でプロ修斗デビュー。
2001年の2度にわたる川尻達也選手との闘い(1敗1分け)や、米国でのプロ修斗公式戦出場&勝利も経験し、のちのUFCファイター・エルメス・フランカ選手(アメリカン・トップチーム/当時)とも対戦。
2004年のリオン武戦からライト級(−65kg)に転向。ここからは本業や故障などの事情から3年おきに試合に出場するペースになり、2010年2月井上雄史選手(GUTSMAN修斗道場)との試合に1RKO勝ちした直後、リング上で現役引退を表明しました。
以降、豊富な経験と知識をもとに「MMA専門トレーナー」というジャンルの確立に向け日々を邁進しております。
そんな鈴木トレーナー、実は現役時代より既に指導者としての手腕を度々発揮していたのは知る人ぞ知るところ。諸事情から名前は伏せますが、鈴木トレーナーと一緒に練習して躍進した選手はパラエストラ所属であるなしを問わず実は数多くいたのです。
引退の意思を事前に聞いた時、私・中井はMMAトレーナー転身を提案すると本人も「実は考えてます」という返答。アディダス・Budo Mart Japan(株)に勤務する傍ら、トレーナー道を進んでいるというわけです。
是非、これからも選手及び会員さんたちを鍛え上げて下さい!
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