レイプマンっていうバンド、知ってます?冗談みたいな名前ですが、中心人物のスティーヴ・アルビニはニルヴァーナのアルバムIn Uteroのプロデューサーもしてた人なんですよね。そのRapemanですが、実は“Two Nuns and a Pack Mule”というアルバムを一枚発表しただけで消滅してしまいました。



音楽的にはMinistryKMFDMのようなインダストリアル系。まあその話は一度置いておいて。

YouTubeで久々に面白い動画を発見しました。しかもまだ全然コメントが付いていなくて、数日前にアップされたもののようです。


要するに時計仕掛けのオレンジの映像を編集して音楽を付けたものなんですけど、あの映画の映像自体がまず非常にショッキングなのでついつい見入ってしまうのですよ。

上の一本目の映像でかかっている曲は映画本編でもおなじみの「雨に唄えば」なのですが、2本目の映像では…



SWAMP TERRORISTというバンドの曲を使っているみたいです。これがなかなかかっこいい!映像にも合っているんですよね。ただ、時計仕掛けのオレンジという映画自体はむしろ、暴力的なシーンでベートーベンの曲や“雨に唄えば”が流れてくるミスマッチさ(というか妙にマッチしてる)が面白いという内容ですけど。

このSWAMP TERRORISTの音楽がゴリゴリのインダストリアルなんですよー。しかも動画のタイトルが“Clockwork Solarise....RAPEMAN ORANGE”(時計仕掛けのソラリス‐レイプマン・オレンジ)。やはりこれは先ほど紹介したバンド、RAPEMANのことを意味しているのではないでしょうか?でも“ソラリス”というのが謎。やっぱり惑星ソラリスのこと?

にしても、ここで原作の小説ソラリスの陽のもとにでもなく、リメイク版の映画ソラリスでもなく、タルコフスキーの惑星ソラリスが最初に出てくる自分はやはりタルコフスキー中毒なんだなあと思う…。所詮は押井守の同類ですよ。