2008年09月22日

田村ヒビキ2008年度新人王決定トーナメント決勝進出!!

0257826a.全日本アマ修斗での激闘で心の余熱が冷め切らないうちに

先日の2008年9月20日にアゼリア大正ホールで行なわれた

プロ修斗大阪大会の2008年度新人王決定トーナメント準決勝におきまして、

我らが田村ヒビキが決勝進出を決めてくれました!


過去の二試合でのウェルター級(70キロ)の試合を参考に今回は早々と減量に取り組んだ為、

順調に前日の計量では無難に一回でパス

試合も最高のパフォーマンスが期待されましたが、

試合の入場時には冴えない表情と減量後でしぼんだままの体・・・

聞けば前日の計量後に妻と食事に行った際に、食べ過ぎてしまい

胃に負担をかけてしまったために吐いてしまったとの事。


そうした事情がありながらも、ゴングは待ってはくれず試合開始、

いつもの軽快な動きは鳴りを潜め、少しぎこちない動きに、

1ラウンドは打撃の交換から脇をさしてテークダウン、

そこからパスを狙うもなかなかパスができず、

対戦相手の杉本選手に下から踵や蹴り上げ、パンチをもらう一幕も、

耐えながらもハーフにまで持ち込み、そこから鉄槌などを打ち下ろし

ガードに戻されながらも大きなパウンドを打ち込むといった展開に

体調が悪くても、ゲームの主導権を譲らず自分の展開に持っていくのは

さすがヒビキプロでした。

2ラウンドも少しの打撃の交換から同じようにテークダウン、

トップを奪うも杉本選手が同じように下からパンチ・蹴り上げをコツコツと

攻撃してくるのを多少嫌がるシーンも見られ、

最後は一本勝ちにこだわるヒビキプロが足関節を積極的に狙いに行って

そのまま足関節の攻防のまま試合終了。

私見ですが、1ラウンドはテークダウンとパウンドでヒビキプロ

2ラウンドは、テークダウンでヒビキプロ、下からの積極的な攻撃の

杉本選手とほぼ主導権は互角といった感じだったでしょうか。

判定結果としても1-0(20-19、19-19、19-19)で一票は入ったものの残念ながら結果はドロー

最終的には旗判定のような形で田村ヒビキプロが決勝のリングに上がる事になりました。

これはテークダウンで試合をコントロールした結果だと思います。

今回は本人としては不本意な内容になってしまったものの(本人談)

この調整の失敗を生かして是非12月13日(土)の

決勝戦では見事金色の修斗グローブを手にして欲しいです。

いや彼なら手にしてくれると信じています。

(みずきっくす)

paraosaka at 03:04│Comments(1)TrackBack(0)clip!試合レポート 

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この記事へのコメント

1. Posted by ゲーリー   2008年09月25日 20:21
ペラペラの身体と真っ白な顔で登場した瞬間、さらに相手選手の体重が戻って生き生きした表情を見た瞬間は、『ヤバス』って思ったけど、それでも主導権取ってのドローって所はさすが未来王だね。

たらればはない格闘技の世界で敢えて言わせて貰うけど、もし体調が万全だったら……

とにかく決勝進出おめでとう!
決勝では万全の体調で金色のグローブを手に入れてくれよな!!

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