はいつづきー。
前編はこちら。


口腔・歯の怪我
①歯の打撲・観察ポイント
②口腔内陥没時の対応!
※主訴以外の受傷部位を見落とさない方法


②は口の中陥没するくらい打ってる=
同時に頭部も打っている=頚椎損傷の可能性まで考え
観察の視点を広げる!
これは、そこまで頭が回らなかった!
ただ、ここまで出来てこそナースというプロの目線。

ここで紹介されている事例。
かなり目からウロコウロコウロコウロコでした。

転倒したと保健室に来て、受傷した膝処置だけしたら
実は歯も打っていましたー!
ちゃんと子どもの話聞いときゃよかったという例。

受傷経緯 (どこでどのように転んだの?)を聞いて
目に見える以外にも受傷していそうな部位を観察。

そして、子どもは頭が大きいので転倒したら
頭・顔を打つけている可能性が高いという事

子どものFirstAidで覚えておくべきこと。
常識なんですかね。でしょうねぇ。
あたしゃ初めて知りましたよ。とほほ。

あと、歯の怪我といっても
・出血・痛みがあるとき
・歯がグラグラ
・歯にヒビ・割れてる
・歯がズレてる
・歯の抜け落ち
それぞれの応急手当と受診のジャッジも
コラムで載っていますね。
ツアー中の歯のトラブル、
子どもを相手にしている以上、
対応する可能性は少なくないはず。
ツアナスたるもの、
旅行中の近隣病院はザックリ総合病院何件かチェックはし
臨んでいると思いますが
別途、歯科などの単科クリニックの最寄りも
確認しておいた方が安心だと思います。
総合病院でも歯科あるけど
毎日外来では無いところも多いし、無駄に待たされることも。
パッと駆け込める、個人医院も各科
(皮膚・耳鼻科・眼科とか特に!)
最寄りどこにあるか、
見学地・宿舎から車で何分範囲にあるか確認しています。
すんげぇ手間だけど。
結局、ツアーなんて同じ場所ばかり行くので
1回調べておけば流用出来ますし。
ただ、一定期間おきに現存しているか確認もしておいた方が…。
1年後に、受診させようとしたら
病院無くなっていたことがありました。


【ツアーでの歯科受診対応経験】
 歯痛
 旅行前から虫歯が痛むの我慢していて
 往路の飛行機で(気圧の関係で)歯痛悪化。我慢出来ず
 かつ、4泊5日のまだ初日という段階だったので
 早めに対応…という事で、受診へ。
 歯科矯正がズレた
 これ、受診に至ったのは1人しかいないですけど
 今まで4〜5人あります、私。
 教員の方とかも、当然のように
 『児童の歯科矯正のワイヤー直して下さい』看護師さんとかって
 対応依頼してきます。無理ですwww
 歯科受診促しても、
 それだけの為に付き添い教員1名と時間割かれるのが…と拒否られ
 ワイヤー曲がって口腔内傷つきそうなのをガーゼで覆って
 最終日までやり過ごした子がいましたね…。
 無理矢理にでも歯科受診させるべきだったか。


眼の怪我(異物混入・打撲・骨折)
①眼の打撲での観察ポイント
②受診の判断基準


22
雑誌の中身ネタバレになるんですが
眼科の項目だけいいかな…健さん。
これ ↑ 本文貼ったのでは無く
23事例を一覧表に簡略メモったものの一部(私作)なのですけれどもね。
眼科、全部の事例怖すぎる。
大丈夫じゃね?と一次処置で経過観察していたら
実はそこそこヤバい事になっていた事例祭。
眼の対応は、
ツアーでどうでしょ。私は多いですかねぇ。

【ツアーでの眼科系症状対応したことあるの集】
 小学
 稲刈り体験でなんか飛んできた:充血
 枕投げしていて、目に直撃:疼痛のみ
 サンドスキーで顔から砂に突っ込み:異物混入・充血・疼痛
 なんかわかんないけどゴロゴロする:おそらく乾燥
 中学
 臨海関連!海水浴での目のトラブル:充血など
 高校
 マリンスポーツ関連
  :海に潜って目が痛てぇっす系
 コンタクトレンズトラブル関連
  :コンタクト洗浄セット忘れてつけっぱしで目が痛てぇっす

上のExcel表に書いちゃってるけれども
目のトラブルでまず確認すべき
(ダメなら受診!な判断基準)3つの視点は
抑えておくにしろ、
ひとまず目の保護
(眼帯)or生食感覚の点眼ポタリで経過観察。
が対応が多いですかね。
高校修旅の救急バックだとあんまり入っていないのですが
小学生移動教室だと高確率で入れて下さっている
眼帯+アイリスCL-1はかなり重宝します。
個人的には、アイパッチ(貼る眼帯)が好きで
高校修旅ではコッソリ持ち込んで、
救急バックに入っていなかったんでぇ私物使っちゃいましたぁ〜と
チャラい感じで盾にして事後報告という私の技は
たぶんダメなので、マネしないで下さい。
ひとつだけ言えることは
高校修旅といえば、行き先は全国的に沖縄が多いと思うんですが
お嬢様女子校とか以外は
大半の学校で
(選択性ながらも)
マリンスポーツやる=眼のトラブル少なく無いので
余裕があったら目を覆うものとか、洗うの(王道はアイリスCL-1)入れて置いて
下さるとすごく幸せ。
中高の養護教諭さんは、生徒の特性を見越して
コンタクト洗浄セットを準備して下さる確立は非常に高いですという
補足情報。

内科・やばい系
①熱性痙攣の対応
②突然の意識消失時への対応および
 救急車を待つまでに出来ること
③喘息発作の見分け方


熱性痙攣の子は、何度以上で解熱剤飲ませてーとか
予防薬持参する場合があるから
必ず、出発前に名前と顔一致させる事は大事ですかね。
たまに居ます。ってか私は結構多いかな。
これ、ツアーだと学年(団体)に居ても一人とかだけれど
養護教諭さんだと児童・生徒全員把握だから大変ですね…。
事例①の養護教諭さんは、よく間一髪で気付いたなと。素晴らしい。

事例③の、風邪かと思ったら喘息発作だった!は
ちょwそんなもん見落とすなよwと思ったけど
似た様な感じで
咳ゲホゲホッ子が沢山来室している感冒大流行状況で
ガチ喘息を見抜くのも大変なのかもしれませんね。
事後・外野からはなんとでも言えます。ごめんなさい。

医師からの解説通り
喘息発作時の呼吸って、どんな?
吸気呼気どっちで喘鳴聞こえる?など
呼吸の特徴をきちんと掴んで観察して見落とさない。
自分も気をつけよう。


以上から、
今日起きるかもしれない応急手当特集から吸い取った
わたしの学び4点。

まずはABCDEで観察。
呼吸していて意識ありゃまずは大丈夫。慌てるなという
PEARSで学べば自信が持てる視点。
嗚呼、PEARSはあと2回受講しなきゃな。
受講から3ヶ月、若干忘れ気味なんて言えやしないよ。


子どもの訴えを鵜呑みにしすぎない。
PEARS受講時にインストさんも仰っていたんですけれども
伝達能力の未熟な子どもの言う事は(参考程度で)鵜呑みにせず
きちんとフィジカルアセスメント・情報聴取して全身チェック。

事例でも何件かありましたね。
怒られると思って受傷理由や痛む部位を隠していた子。
転んで「膝けがしたー!」と来たので
膝だけ処置したら、実は顔から転んで
歯も損傷していたことを家に帰ってから親に言って発覚した子など。

もちろん、子どもの訴えは真剣にしっかり受け止めます。
その上で、頭巡らして細かく事情聴取じゃなくて受傷経緯を聞き
受傷箇所以外にも、なにか潜んでいる可能性を逃さない。

ヤバい基準(=救急要請すべき症状)を抑えておく
児童〜生徒の特徴を理解し
 あるある傷病は抑えておき、予防的な関わりも出来るようにする。

事例共有=原因振り返り=予防へ繋げられるので
(公開出来る範囲で)ツアー中の傷病対応事例を発信する。

個人情報で難しいんですけどね。
ツアーナースの仕事は予防が大半ですから。

という訳で
子どもの学校での傷病事例共有オススメ本。
というかこれしか知らない。
前に、この本について
保育園長の遠藤先生もツイートしていらっしゃいましたね。
(掘り起こしてRTさせて頂きました)







これのツアナス版欲しいなんて
まぁ無理な話だと思うのですが
あってもいいよねぇ。

ダラダラと長くなりました。
レビュー以上。


トップ画像引用:LINEクリエイターズスタンプ・ポリープくん