septembre 2007

28 septembre 2007 22:33

m&p1










先日、シャンパーニュに出かけまして、
2歳の双子の坊やのある知り合いのお宅を訪ねたときのことです・・・
・・・あ、きょうはお客さん?

paul











・・・いいねぇ、やっぱり(シャンパン)やるんでしょ。

m&p2









・・・いやぁ、すすむよねぇ・・・。

droit










・・・パパ、もっとロー(お水)頂戴、
<父、マグカップにシャンパンをつぐ>
へへへ、いい気分になってきたよ<右動きすぎ>。

gauche









パパ、話がわかるねぇ<左動きすぎ>

シャンパンの産湯に浸かったのでしょうかね・・・
私の記憶の中では最年少の可愛いお酒飲みでした。


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”コクリコの風”の家へ
2008年お菓子のアトリエご案内



23 septembre 2007 19:54

raisin











先週末のサンテミリオンの葡萄収穫宣言祭のあと、
サンテミリオン、コート・ド・カスティヨン地区では、
20日(木)から今年の葡萄の収穫がはじまりました。

こちらは、CH.シュヴァル・ブランの今年の葡萄です。

cheval blanc











さて、このシャトーの脇の道は、
スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラに続きます。
813年に、キリストの12使徒のうちの一人、
聖ヤコブのお墓が発見されて以来の、中世からの巡礼地です。

chemin










フランス国内では4点を基点とし、
ピレネー山脈を越えて一本となり、コンポステーラを目指します。
そのうちの、ヴェズレー基点の道が、リモージュを過ぎ、
このボルドー・ポメロール〜サンテミリオンを通っているようです。

route








聖ヤコブのシンボルは、”帆立貝”、
フランスでは、帆立貝のことを
聖ヤコブの貝〜コキーユ・サン・ジャックとよびます。

s j compostelle











本来の巡礼者は、巡礼の証として帆立貝を身につけ、
水筒がわりにひょうたんを持つのだそうで、
コンポステラに到着すると、証明書が発給されます。

そんなことを話しながら、しばし感慨深く道を眺めていると、
”それ、欲しいのか?じゃあ、今度車で行ってみよう!”
と問う者あり。

サンティアゴ・デ・コンポステーラで証明書がもらえる人は、
徒歩で100km以上、自転車で200km以上という条件があるそうです。

因みに、巡礼地の近くには、
やはり帆立貝のお料理を出すレストランが多くあるともききます。
その臭いを早くも嗅ぎつけての提案だったと思われます。

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教室のご案内”コクリコの風”の家へ 


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”コクリコの風”の家へいらっしゃいませんか



20 septembre 2007 22:29

pb1











うちの庭には、”猫のなる木”と呼んでいる木があって、
枝枝にお隣のタイヨー、プチ・トリコがぶら下がって
いることはよくあるのですが、
この秋、新顔が登場しました。

pb0











この子は、プチ・ビジュー(オス・2ヶ月)
母は、なんとついこの間まで毛玉の子供だったプチ・トリコ、
父は、むこう隣りの瑪瑙のような、輝く宝石の目をした
ふさふさオス猫のビジュー。

pb3











透き通った青い目を見開いて、
一生懸命に幹につかまるプチ・ビジュー。
柔らかな毛も、透き通ったツメも、ピンクのお鼻も
すべてがまだ新しくてほやほやです。

でも、この母子は結構気が強いので、
タイヨーはいつも一歩譲ることになります。
実家に居場所を失って、うちに入り浸りの今日この頃です。

*この子の生まれた後、お隣はプチ・トリコにもう赤ちゃんが
できないよう手術をしました。

*これらの名前は、うちで勝手にそう呼んでいるもので
本名ではありません。

*犬のなる木も一本ほしいところです。


”コクリコの風”の家へいらっしゃいませんか


14 septembre 2007 16:44

dordogne







Photo Wikipedia Luc Viatour


うちの近くをゆっくりと流れる美しい川ドルドーニュ〜Dordogne
河口はボルドーのガロンヌ川、上流はオーベルニュの泉と
いうことですが、こんなフランス奥地の川のまわりにも、
日本人女性が少なからず存在する、というその集まりに
誘っていただき、出かけてまいりました。

集まったのは5人と子供さん2人、
テーマはFさんのお庭で収穫された林檎でのコンポートづくり、
そして持ち寄りパーティーでのおしゃべりでした。

repas1repas3











とかく飽きやすい林檎の皮むきもみんなの力で
あっという間に終えて、
林檎を火にかけるとあとはお昼ご飯です。

在仏日本人は、世界の味を求めてなんでも作り出します。
Iさんの酢豚はお肉は柔らかく、野菜には適度に歯ごたえがあり、
たれのお味もほどよい絶品、
YRさんは、フランスの魚をすり身にして、それはおいしい
日本の薩摩揚げを(このお二人は自家製納豆まで作る方たちです)、
Fさんは魚介がクリーミーなソースと一緒に包まれた
ポルトガル風のパイ、

repas2








YKさんは彩りの美しいパスタのサラダをたっぷりと・・・・。
私はデセール担当でしたので、前述の林檎のタルトと、

dorayaki










初挑戦のどら焼き<マカロンサイズ>
を持参しましたが、意外にも好評をいただいて嬉しく思いました。
半分フランスのお顔をした1才のギャルソンと
2歳のマドモワゼルが、もっともっとと手を出すのが可愛くて。

そこで、どら焼きの皮の作り方をご紹介します。
海外在住の日本の方に。

1.卵白2個を泡立て、70gの砂糖を徐々に加えながら
  メレンゲを作ります。
2.卵黄2個分を加えてさらに泡立て、蜂蜜15gを加え
  混ぜ合わせます。
3.ベーキングパウダー2gと小麦粉(T45・薄力粉)80g
  をあわせてふるい入れて混ぜ、牛乳大匙2を加えて
  滑らかに混ぜ合わせます。
4.冷蔵庫で20分ほど休ませ、日本酒を大匙1、水適量
 (生地の固さを調節します、ある程度の緩さが必要ですが、
  クレープのようにざっと流れるようでは緩すぎます)
  を加えて混ぜます。
5.フライパン(ホットプレートがあればもちろん可)を
  熱して、うすく油をひき、大匙で適量を落として広げ、
  フライパンにふたをして1〜2分様子をみながら、
  表面にぷつぷつと穴が開いてうっすらと乾いてきたら
  裏返し、乾かす程度に焼いて取り出します。
6.2枚一組にして餡をはさんで出来上がり。

この分量の皮で、餡170g程度を用意すればよいと思います。
なお、会では申し忘れましたが、今回の皮には、
アンジュイク家の黄金の卵を使用しましたことを付記しておきます。

fromage et figue







出来上がった林檎のコンポートや、
YKさんのお宅の南仏産顔負けの甘くておいしいいちじく、
地元の山羊のフレッシュなフロマージュなどたくさんの
お土産までいただいて、ローカル線・TER AQUITAINEで帰路に
つきました。
取りまとめで細やかにお世話いただいたYRさん、みなさん、
楽しい一日をどうも有難うございました。
女だけの会、いいものですね!

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6 septembre 2007 22:25

tarte aux pommes










冷夏といわれた今年のフランスの夏、
9月の声をきいたら、はい、さようならと
もうすっかりどこかへ去ってしまったかのよう。

ciel










晴天がつづくものの、真青な空と空気はいっそう澄んで、
これはもう秋の気配?
去年の今頃は、収穫前の最後の太陽を燦燦と浴びて
たわわに実る、熱く黒い葡萄の房を見た記憶があるというのに・・・

noisettenoisette et taiyo










寒さ到来の予感を恐れてばかりもいられません。

庭のノワゼット〜はしばみ(ヘーゼルナッツ)の収穫です。
こんな笠にに入っているなんて知りませんでした。
新物の若い生の実は、香りがあまりないのですが、
淡い甘みと渋みがあって、ちょっと乙な味がします。
剥いて干していると、
お隣猫のタイヨーが、なになに?とやってきました。
”(殻のままじゃ)食べられないのよ”。

さて、秋はお菓子づくりに最適な時季、
一年中あるようですが、林檎はやはり秋のものです。
先日も採れたてのそれをIKUさんがたくさん
届けてくださったので、せっせと皮を剥いて
まず、いつものタルトに。

こちらのタルトの生地の扱い、クレーム・ダマンドの作り方は、
ラベンダーの黄桃のタルトと同様です。

la pate










甘酸っぱい林檎のタルトには、やはりフィユテ(折パイ)生地が
合うように思います。
縁を折って土手をつくり、アーモンドのクリームをのばし、

rosace










林檎は、皮を剥いて芯を抜き、縦割り半分にしたら、
芯部が横向きになるようにおいて、2ミリ程度の厚さの
薄切りにします。
縁側から少しずつずらして林檎を並べるこの形は
”ロザスrosace〜薔薇模様”、
パリ・ノートルダムのばら窓もこのロザス。

decouper










最後の中心部のくぼみには、こうやってずらした置いた林檎を
丸型で抜いて、そっと蓋をします。
しっかりと焼いて、杏のナパージュを塗ります。
他にタルト生地に林檎のコンポート(ピュレ)を敷き、
同じように生の林檎で覆って焼くのも一般的です。
お好みでどうぞ。

頬張ると、かさっ、こそっと崩れて、
バターの香りと甘酸っぱさとが口に広がります。
色でいうと、秋色の味わいというのがぴったりでしょう。

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