plydt2.jpg今日はplay dateについでです。
さて、プレイデートとは何ぞや?ということなんですが、ただ単にお友達の家に行く、あるいはお友達が遊びに来てくれて、家や公園で遊ぶことです。男の子、女の子ということは関係ありません。
基本的には子供だけが遊びに行くことを指すのですが、特に年齢が低い場合やお母さん同士が仲がよい場合、親同伴のこともあります。ご近所と言っても、到底歩いていける距離ではないことが多いので、親の送り迎えは必須。play dateの他、年齢が上がるにつれsleep overというお泊り会も次第に行われるようになります。
ある程度の年齢になると、子ども達は学校での付き合いだけでは物足りなくなり、学校外でも友達と沢山遊びたいと切に願ってプレイデートという言葉に憧れを持つようになります。子どもの願いの全てと言っても良いほどで、学校帰りに泣きながらに訴えられることもあります。
これまでの親や先生との関わり中心から、子ども社会への参加という発達段階に達したという事なのでしょう。
play dateにも様々なやり方があり、地域や学校、身近にいる友達の巡り合わせで変わってくるのですが、とりあえず我が家の経験から一例をまとめます。(写真は実際のプレイデートにて。来た子が何故かハロウィンでもないのにコスチュームを何着も持って来ました。しかも暑ーい日に。)

  <プレイデートの約束をする>
仲の良さそうな子がいたら、親同士が連絡をとってプレイデートの約束をします。1st grade位になると勝手に学校で約束して来るようになりますが、英語がまだスムーズでない場合やプリスクール、キンダーの年齢だと親が主導で設定する必要があるでしょう。
慣れてきてお互いに預けあえる様になると、ちょっとゆっくり買い物に、家事を済ませる時間に、などとお互いに自分の時間を作るために活用できるようにもなります。家族ぐるみのお付き合いに発展する場合もあります。
○こちらからアプローチする場合
相手の子供に「今度プレイデートしない?お母さんに聞いてみてね。」と打診。手ごたえがあれば、相手方の親に会うチャンスに直接「うちの子があなたの子とプレイデートしたがっているんだけど。」と声をかけてみます。相手の親となかなか会えない場合はメール、電話でも良いでしょう。
普段お誕生会などに招待された時にできるだけ出席するようにしていれば、面識のある親も増えて、誘う話もしやすくなると思います。学校へボランティアに行った時に、相手の子どもの方から「ねぇ、今度Maxの家に行っていい?」などと声をかけられることもあります。

○アプローチされた場合
もし自分の子も遊びたいと言う様なら、具体的に大丈夫な日程を出し合って、お互いに都合の合う日を探して約束をします。

  <プレイデートをする日>
・平日の学校の後すぐ...迎える側の親がまとめてお迎えに行き、連れて帰ることが多いです。
・学校が終わって家で昼食や昼寝を済ませてから。
・共働きの家では土曜や日曜などの休日に行われることもあります。
子どもの日程が忙しくなるにつれて、学校の後から習い事の前までの数時間や、学校の近くの公園でちょっと遊んで帰るなどの短時間のプレイデートが増えてきます。

  <場所>
自分や相手の子どもの希望で最初は自分の家の方がいいとか、是非相手の家で遊びたいとか、双方にとって一番良さそうな選択をします。
同じ家ばかりでなく、出来るだけ交代のような形でできるのが望ましいですが、家庭毎の都合もあるでしょうからトータルして片方だけの負担が重くならないように配慮するのが大切です。
アパートで狭い、静かにしなくてはならないということであれば、アパートの広場や公園でのプレイデートという方法もあります。公園へ移動する場合は、交通安全に十分に気をつけましょう。

  <プレイデートに行く>
初めてのお宅に行く場合は親が同伴し、家の様子や家族についてどんなお宅かを把握するのは大事です。私は最初の1、2回は必ず上がらせてもらい、家の様子や遊ぶ様子を見せてもらうようにしています。
思わぬ事故につながることもありますから、自分の子どもを任せる相手については、良く見ておくことが大事です。
事前にどんな子が何人くらい来るか、聞いておくのも良いでしょう。
学校から直接プレイデートに行くために相手の親がまとめてお迎えの場合は、お迎えに行く親の名前を担任の先生に告げておくと良いでしょう。また、事故や緊急連絡のために、相手に携帯電話などの連絡先を渡しておきましょう。

  <手土産>
手土産は基本的に必要ありません。気になるなら相手の子が好きそうなジュースやスナック、遊びの間につまめそうな果物、数ドル程度の小さなおもちゃや折り紙を最初か、お迎えに早めに行った時に持参してもいいでしょう。
ケーキ屋さんのホールケーキなど立派な手土産はかえって恐縮されると思います。自分で焼いたケーキを半分だけ「残ったから。」とさりげなく持ってきて下さる方の心遣い、素敵だと思いました。
(お金持ちの私立校や裕福なエリアはこの限りではありません。)

  <プレイデートに呼ぶ>
私は相手の親にも最初は必ず同伴してもらい、家の様子を見てもらって安心してもらう様にしています。
慣れた後でも、遊んでいる途中に「今、買い物に行く途中だから。」とパッとおやつを持って現れ、15分位様子を見てから「また後で、お迎えに来るからね。」と去っていくお母さんもいます。もし公園に行く可能性があれば、公園の場所も告げておくと良いでしょう。
相手の住所と電話番号、緊急連絡用に携帯電話番号は必ず聞いておきましょう。学校へお迎えに行ったけれども先生に連絡がされておらず、連れて帰れないという場合、携帯でその場で先生に話してもらう例もあります。

家では、相手の子どもに対してはお客様扱いも程々にして「我が家のルール」を明確にすることも大事です。家では靴を脱ぐ、食べ物を食べていいエリアはここ、冷蔵庫や戸棚は勝手に開けない、返事はきちんとする、大人の言うことをきくなど、遠慮せずにビシビシ指導してあげて下さい。
飽きたときのために、遊びをいくつか準備しておくと良いですが、もし子ども達が自分たちで遊びを見つけだせる様なら、大人はあまり介入せずに子どもの世界を尊重してあげることも大事です。

もしビデオを見せても良い相手であれば、解散時間の30分前くらいにビデオをかけて落ち着かせると、帰り際にぐずぐずする率も下がります。静かに落ち着かせる意味では、お絵かきや絵本などでもいいかもしれません。お帰り30分前くらいから予告して心の準備をさせましょう。さもないと、せっかくの楽しいプレイデートの帰り際に大泣きすることにもなってしまいます。もちろん、予告しても泣きますけど...。
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  <プレイデートのおやつや食事>
学校帰りにそのままプレイデートになだれ込む場合は、子供達はかなりお腹がすいています。プレイデート時の軽食として無難なのはフルーツとチーズピザです。
大人からするとピザはいろいろ乗っている方が良さそうなのですが、具沢山なピザは意外とあれこれ言って食べない子が多いのです。チーズピザなら大抵の子が喜んで食べます。なので、うちの冷凍庫には常備してあります。
子供の希望によってはその場でさっと作れるサンドイッチやホットドッグも好評。食事はトマトソースのスパゲティやペンネパスタ、野菜と一緒に茹でたポークビッツのウインナーも好評でした。
飲み物は水、アップルジュース、オレンジジュースなど。炭酸が大丈夫な子はアップルサイダーやスプライトも飲みます。

呼ばれた場合もこの様なメニューのことが多くなります。一週間のうちの一食や二食、不健康でも仕方がないと割り切ることも必要です。
アレルギーや食生活についてのポリシーを聞いておくと良いでしょう。ベジタリアンの場合、いろいろ制限がありますから、フルーツや野菜のおやつにするのが無難です。

<親同士の会話>
相手の親と共通の話題が見つかると、なかなか楽しいものです。
共通の話題が思いつかない、話題に詰まった、という時はとりあえず褒めましょう。
家を褒める、飾ってある置物や絵を褒める、家具を褒める。大抵の家で飾ってある写真を褒めるのは良い話題になります。これはいつ?どこで撮ったの?これは誰?そんな質問をしているだけで時間もたちますし、相手から思わぬ楽しいエピソードを教えてもらえることも多いです。
その他、お天気の話、週末にしたこと、今度の週末の予定、学校の話は定番です。
ただし学校の話題でもゴシップは場合によってはトラブルの元になるので、程ほどにしてあまり深入りしない方がいいかもしれません。
アジア系同士に多い「これ、いくらだった?」のような金銭の話題も、相手によっては面食らわせてしまうこともあるので、少なくとも最初のうちは控えた方がいいでしょう。

<その他>
○気が合わなさそうな子に誘われた場合
誘われた時に面と向かって断りにくいこともあると思います。うまく両者のスケジュールの都合が合わなければいいのですが、相手が強く希望している場合は、やはり親同伴で短めの時間にしてみるのも方法です。もしかしたら家で遊べば気が合うかもしれませんし。

○誘った相手が警戒しているかもしれない場合
無理は禁物です。一対一ではなく共通の友達も合わせて誘い、「○○も来るから、良かったら来てね。」の様な誘い方で様子を見てみましょう。プレイデートではなく、アクティビティのはっきりしている外部施設での誕生会などを機会に誘ってみるのも方法です。

以上です。
・・・と、結局、何のことはない話を延々書きましたが、アメリカだとこんなことを親が心を砕いて、手間暇かけないといけないんですよね。
日本だったら子ども達、友達の家に勝手に行って勝手に帰ってきますよねぇ。

今日はここまで。次回は我が家のプレイデート珍エピソードです。


追記:プレイデート・我が家の場合を書きました。