Woodside Store Dayの体験で、子ども達がとても喜んでいたのが写真の活動です。何をしているかって?
穴を掘っているのではありません。不格好な武器を構えているのでもありません。
ロープ作りをしているところです。これは細い紐を6本取りで縒り合わせ、一本のより強いロープを作るもの。船の係留に使われる太くて強いロープも、原理的にはこれと同じに作られているそうです。
穴を掘っているのではありません。不格好な武器を構えているのでもありません。
ロープ作りをしているところです。これは細い紐を6本取りで縒り合わせ、一本のより強いロープを作るもの。船の係留に使われる太くて強いロープも、原理的にはこれと同じに作られているそうです。
縒るための器具の反対側。木にロープを固定するためのパーツがくくりつけてありました。人が後ろに下がるほど長いロープが出来る仕組みです。
手元の器具は、地面に突き刺して固定することが出来ます。それぞれのフックに紐をかけてハンドルをクルクル回すと、まず2本ずつが寄り合わされます。
今回の長さでは101回時計回りにハンドルを回しました。固く巻けたところで3本を一つのフックに集めます。
今度は反対、反時計回りに50回。この頃にはみんなハンドルを回すスピードがペースダウン。疲れが見えて来ます。
そして、ついにロープが完成! 縄跳びに具合が良さそうです。
Maxがこのロープ作りをしていた時はまだ列が短く、5人待ちくらいでした。ところがSarahがやろうと思い立った時には、既に15人以上が並ぶ長い列が出来ていました。風が冷たくなり始め、並んでいるだけでもなかなか骨です。Sarahは私が代わりに並んでいる隙に、建物の中の売店でキャンディを買って来て舐め舐め待ちました。
すると他の子もつられてキャンディを買いに。あんまり退屈でひもじいので、そうでもしなければやってられない!という心境です。
結局45分くらい待って、やっと順番が来ました。
一生懸命...
一生懸命に巻いて、Sarahも無事に完成。
自分で作った立派なロープに大満足なSarahでした。
この列で待っていた時のことです。Sarahの二人前に並んでいた4年生くらいの男の子が、様子を見に来た母親に不満を言っているのが聞こえました。どうやら私達の前の方で割り込んだ子が複数いた様です。
割り込んだ子達はグループで、そのうち一人がロープ作りに並んでいました。何人かがその近くに行ってお喋りをしていたのですが、いつの間にか最初から列に並んでいた様な顔をして割り込み、ちゃっかりとロープを作ってしまったのです。
どうりで列がなかなか進まないと思いました。
要領がいいというのは得かもしれませんね。みんな列で待っている間に、割り込んだ子達はさっさとロープを作って、他のところを見に行けたのですから。グループになっていれば、ルール違反の罪悪感も無くなってしまうのでしょう。
あーあ...、Sarahが気付いていなくて良かったと思いつつ、「これだから。」と憂鬱な気分になった私に夫が教えてくれました。Sarahの前に並んでいた子、つまり文句を言っていた子の真後ろにいた子は、ズルをした子達と同じグループの子で、彼だけは他の子に流されず、自分でちゃんと列の後ろに並んで、順番を待っていたのだそうです。
さっきズルをした子達は、他のところを見て回ってからまたロープのところに戻ってきて、その子に「まだ並んでんのかよー。」みたいなことを言っていたそうです。
ルールを守ること、友達に流されないこと、自分が正しいと思ったことをやりとげること...そんな自分を律することが出来る子がいたということは、とても嬉しい発見でした。
ルールを守ることで損になる事も多々あるだろうと思います。でもMaxとSarahには列にちゃんと並んでいた子のように、ルールを大切にする価値観と周りに流されない強さを持って欲しいと思いました。これは当たり前のことなんですけれどね、難しいですよね。
写真はMaxがもらったペンダント、誕生会のお土産です。Woodside Storeで売られているものだそうです。
Woodside Store Dayは親子でとても良い体験をさせてもらいました。Maxはイベントでなくてもいいから、またゆっくり見に行きたいと言っています。来年も是非、家族全員で行って見たいと話しているところです。
手元の器具は、地面に突き刺して固定することが出来ます。それぞれのフックに紐をかけてハンドルをクルクル回すと、まず2本ずつが寄り合わされます。
今回の長さでは101回時計回りにハンドルを回しました。固く巻けたところで3本を一つのフックに集めます。
今度は反対、反時計回りに50回。この頃にはみんなハンドルを回すスピードがペースダウン。疲れが見えて来ます。
そして、ついにロープが完成! 縄跳びに具合が良さそうです。
Maxがこのロープ作りをしていた時はまだ列が短く、5人待ちくらいでした。ところがSarahがやろうと思い立った時には、既に15人以上が並ぶ長い列が出来ていました。風が冷たくなり始め、並んでいるだけでもなかなか骨です。Sarahは私が代わりに並んでいる隙に、建物の中の売店でキャンディを買って来て舐め舐め待ちました。
すると他の子もつられてキャンディを買いに。あんまり退屈でひもじいので、そうでもしなければやってられない!という心境です。
結局45分くらい待って、やっと順番が来ました。
一生懸命...
一生懸命に巻いて、Sarahも無事に完成。
自分で作った立派なロープに大満足なSarahでした。
この列で待っていた時のことです。Sarahの二人前に並んでいた4年生くらいの男の子が、様子を見に来た母親に不満を言っているのが聞こえました。どうやら私達の前の方で割り込んだ子が複数いた様です。
割り込んだ子達はグループで、そのうち一人がロープ作りに並んでいました。何人かがその近くに行ってお喋りをしていたのですが、いつの間にか最初から列に並んでいた様な顔をして割り込み、ちゃっかりとロープを作ってしまったのです。
どうりで列がなかなか進まないと思いました。
要領がいいというのは得かもしれませんね。みんな列で待っている間に、割り込んだ子達はさっさとロープを作って、他のところを見に行けたのですから。グループになっていれば、ルール違反の罪悪感も無くなってしまうのでしょう。
あーあ...、Sarahが気付いていなくて良かったと思いつつ、「これだから。」と憂鬱な気分になった私に夫が教えてくれました。Sarahの前に並んでいた子、つまり文句を言っていた子の真後ろにいた子は、ズルをした子達と同じグループの子で、彼だけは他の子に流されず、自分でちゃんと列の後ろに並んで、順番を待っていたのだそうです。
さっきズルをした子達は、他のところを見て回ってからまたロープのところに戻ってきて、その子に「まだ並んでんのかよー。」みたいなことを言っていたそうです。
ルールを守ること、友達に流されないこと、自分が正しいと思ったことをやりとげること...そんな自分を律することが出来る子がいたということは、とても嬉しい発見でした。
ルールを守ることで損になる事も多々あるだろうと思います。でもMaxとSarahには列にちゃんと並んでいた子のように、ルールを大切にする価値観と周りに流されない強さを持って欲しいと思いました。これは当たり前のことなんですけれどね、難しいですよね。
写真はMaxがもらったペンダント、誕生会のお土産です。Woodside Storeで売られているものだそうです。
Woodside Store Dayは親子でとても良い体験をさせてもらいました。Maxはイベントでなくてもいいから、またゆっくり見に行きたいと言っています。来年も是非、家族全員で行って見たいと話しているところです。
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縄作りは一人1本作らせてもらえて持ち帰れるのは嬉しいですね。
割り込みの話。流されずにきちんと待っていた子はみんなのお手本になるし、割り込んでしまった子供達は、それがどんなに他の子に迷惑を掛けるかの見本になったかも…。集団だと罪悪感が薄れるのは人間のいけないところで、大袈裟に言えば暴動や戦争にも繋がることですよね。その子たちもいつか気付く時がくることを期待します。