そろそろアメリカの長い夏休みも近くなり、去年の夏の話をまだ書いていなかったことを思い出しました。まだ覚えているうちに書いておきたいと思います。

2008年、夏の里帰りの間に家族で福島旅行に出かけました。急に決めた旅ではありましたが、一泊二日でもMaxとSarahが両方楽しめるなかなか面白い旅となりました。

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こどもの国ムシムシランド
〒963-4601 福島県田村市常葉町山根字殿上160  田村市常葉振興公社
TEL:0247-77-4097
http://www.musimusiland.com/

早朝に出発して最初に向ったのは郡山市方面の常葉町、殿上観光牧場一帯に広がるテーマパーク、カブトムシ自然王国「こどもの国ムシムシランド」です。ネーミングがそのまんまなので子ども達にはわかりやすいかも。ここには山を下る長いすべり台とカブトムシの自然観察園があります。
  
カブトムシの自然観察園だけ見るつもりをしていたところ、webサイトの観光マップで見たよりも広大な範囲に施設が散らばっていたため、自然観察園の前をいつの間にか通り過ぎてポニー牧場やリフトのところまで来てしまいました。自然観察園は遥か山の下だったのですから、いくら探しても建物が見つからない訳です。(よく見ると地図でもそうなってる!)
せっかくなので遊んで行くことに。

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係のおじさんが来るのを少し待って、ポニーに乗せてもらうSarah。他にはお客さんがいなかったので、サービスで1周追加してもらいました。

お客さんを待っている間、しつこく飛んでくるアブをポニーはそこの皮膚だけ動かして刺されないように追い払っていました。それでも何ヶ所かは刺された跡があり、係のおじさんがそこを掻いてあげるとポニーは実に気持ち良さそうにしていました。やっぱり痒いんでしょうね。
一部だけ皮膚を動かせる様子や気持ち良さそうに掻いてもらう様子を、子ども達は興味深げに見ていました。

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次に向ったのはもちろん、後ろに見えるスライダー!

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リフト券とスライダー乗車券がセットになった乗物券を購入し、いざ、山の上へ。動いているリフトに乗るため、緊張するMaxとSarah。下は雪じゃないし、落ちたら痛そうですからね。

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上からの眺め。午前10時過ぎ、まだ朝靄がかかっていて幻想的な光景でした。

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スライダーはローラーのすべり台を段ボールを敷いて滑るもの、モノレールを乗り物を自転車の様に漕いで降りるものなどタイプが選べたのですが、MaxとSarahが選択し(てしまっ)たのはビートルスライダーという、よりによって一番速いタイプでした。 ボブスレーよろしく窪みになったコースを、専用のそりで滑り降りるものです。

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ここから一気に340メートル滑り降りるって...。実は最初は一家でかなりビビっていたんですが、途中からパワー全開。Sarahも本質はスピード狂だった!
二人乗り用のソリに家族二人ずつ分かれて乗ったところ、私は途中から慣れたSarahに「もっと速くー!」と言われて困りました。無理だよ...

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あんまり気持ちよかったので、もう一回乗物券を買って2回乗ってしまいました。(あれ、3回だったかな?)

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思いがけず楽しい時間を過ごした私たちは山を下り、本来の目的地であるカブト屋敷と自然観察園へ向いました。他にも「カブトムシの展示館はどこですか?」と係員に質問していた親子連れを2組は見かけたので、うちと同じく通り過ぎてしまう人は多いのだろうと思います。(自己弁護)
遊具施設エリアから車で下ること約10分(くらいだったかな?)、既に駐車場は親子連れで賑わっていました。

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カブト屋敷には200種類以上もの標本、生きたカブトやクワガタが展示されています。展示館の外ではカブト、クワガタの販売もされており、飼い方の相談にものってくれるとかで虫好きの男の子にはたまらない!

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カブト屋敷(展示館)の裏手にある山の斜面を歩いて行くと、そこは雑木林の一角が網で囲われた自然観察園でした。入り口に看板があり、おばさんが入場券をチェックしていました。
この自然観察園、お盆の時期になるととても混雑して、入場するのに長い列に並ばなくてはいけないのだそうです。私たちの時はまだ7月だったので、すぐに入れてのんびりと虫と戯れることができました。

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こちらがテントの中。林の木々がネットで囲われた中にカブトムシが放されていて、自由に観察することが出来ます。

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本当にいるのかな?とドキドキしながら中に入ると、すぐに見つかるカブトムシ。

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すぐに見つかるというか...どこにでもいて...

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どうやら放されている数が尋常ではないらしい。
(※注意:この先、虫の嫌いな方は気をつけてお進み下さい)

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もうなんか、凄いことになっていました。

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千匹単位で放されていると思われます。

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大量のカブトムシは蜜をなめたり、にらみ合ったり、飛んだり、落ちたり、喧嘩したりと日頃の姿を存分に見せてくれました。突然頭の上を飛んだり、足下に落ちてきたりするのでテントの中では気が抜けません。うっかりすると踏みそうになります。一度は夫を木と間違えたのか、頭のあたりを留まりたそうにホバリングしながら飛び、ダメとわかると高い木の方へと飛んで行きました。

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カツッ、カツッとかすかな音がしたので見ると、二匹の雄が決闘の真っ最中です。私たちが見守る中、下側の雄が角を使って上の雄をはね上げて落とし、勝利しました。

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夏休みの自由研究のため、腹の様子も観察するMax。宿題がかかっているので資料収集に余念がありません。

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最初は怖がっていたSarah、これだけ数がいると恐怖心が麻痺してくるのか、触ってみる気になったSarah。恐々触れてみて、「触れた!」と嬉しそうにしていました。

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自然観察園を体験して思ったことは「やるなら徹底的にやれ」ということ。まさかここまでの数が放してあるとは思いませんでした。
自然ではあり得ない密度がどの程度カブトムシの負担になっているかはわかりませんが、自然の森の中で蜜などの餌をたっぷりもらって、カブトムシは一応健康そうに見えました。大量に放されているからこそ、人が短時間中にいるだけでトレイルから様々な様子を一度に見ることが出来るのは利点ですね。

「こどもの国ムシムシランド」はカブトムシを堪能したい子にはぴったりのテーマパークでした。



この日次に向った場所、車で約1時間半の写真の場所については次回に続きます。
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