前回の「青楓」の差し入れ先はこちらです。Mitsuwa の夏祭りで行われた沖繩舞踊・民謡のパフォーマンス参加者の皆さんにつまんでいただきました。

bonodori09_1

今年の夏祭りは去年以上に盛大で、私としてもいろいろ感じるところが有りました。
私がベイエリアに来た当時はMitsuwaがまだヤオハンで、日系スーパーとして一人勝ち状態でした。日本からの輸入品は貴重、手に入るだけでも有り難いことなんだからと、値段にはぐっと我慢。棚に並んでいる品物は賞味期限は必ずチェック、チェックを忘れた物に限って期限切れだったことも一度や二度ではない...という状況でした。
野菜と果物では天下一品の日系スーパー、イマハラを最大限活用したとしても大手のヤオハンの品揃えは圧倒的で、日用品までカバーしているのは助かるし、肉魚系はできれば現地のスーパーに行きたいし、中国系スーパーはお買い得だし、と私は何ヶ所もはしごをして日頃の買い物をしていました。
当時はヤオハンに行くか日本食を諦めるか、みたいな究極の選択だったのを覚えています。
bonodori09_2

時代は移り変わるものですね。
近年日系のお店が次々にオープンし、今ではスーパーもよりどりみどりです。それぞれに特色を出してきているため、消費者としては買い物もぐんと楽になり、買い物の楽しみも増えました。
こんな日が来るとは!

ヤオハンも今はミツワに変わり、ライバル店もどんどん増えるために最近は企業努力が欠かせないようです。


夏祭りは店舗横の駐車場を会場にして行われました。ミツワのスタッフの皆さんは、この日のために作ったらしいオレンジ色のTシャツを着ていました。背中に大きく「祭」の文字入り。かなり気合いが入っています。子ども向けゲームコーナー、屋台コーナーがあり、中央の広場でスイカ割りやデモンストレーション各種のイベントと、最後に一般参加で盆踊りがあって〆となりました。
デモンストレーションは剣道や日本舞踊、音楽もあった様です。MaxとSarahが出させていただいた沖繩舞踊はプログラムの最後の方、音楽つながりで盆踊りへの導入として行いました。

我が沖繩舞踊・三線チームは、つい2週間前に同じくMitsuwaの”九州・沖繩フェア”で二日間のデモがあったばかりということもあり、特に踊りに参加できるメンバーがなかなか揃わない中、何とか実現しました!
上の写真は先生による宮廷舞踊「四つ竹」です。一般平民でも見られる時代になったことに感謝です。

こちらはSan Joseの三線会(さんしんかい)による演奏。
bonodori09_3
この日、一時間前までに現地入り出来た三線会のメンバーはお一人のみでした。残りの方々はギリギリまでお仕事をして、本番直前に速攻で駆けつけて下さいました。お忙しい中、ありがとうございました。

後ろに見えるのは、縁日には欠かせない食べ物の屋台です。
この屋台がなかなかお買い得でした。焼きおにぎり$2、お好み焼き$3、餃子五個で$1+冷凍餃子の$1値引券、エビ串焼$2、たこ焼き、はんぺん焼きはいくらだったかな。冷たいペットボトル飲料は1本$1也。冷やし中華が$5でちょっと高めでしたが中身はエビも入って大盛りでした。商品のプロモーションも兼ねた屋台だったためか、リーズナブルなお値段で、家族四人$20でお腹いっぱいでした。
ついでに紀伊国屋は店の前で一冊$1のワゴンセールを実施。こちらも大賑わいでした。

bonodori09_4

今回、Maxは古武道の釵(さい)と棒の型を、Sarahは空手の型で得意の平安二段をさせてもらいました。釵は一応絶好調。気合いが入り過ぎたかMax、棒の途中で一瞬手が滑りました。棒を落とさなくて良かった...

bonodori09_5
Sarahは大張り切り。最近空手の全日本チームのお姉さんのビデオを見て顔つきの研究をしている成果で、かなりその気で演武していました。(演武の時の表情や目つき以外にも研究する部分はたくさんあると思うんですが)

下は先生による民間舞踊、「鳩間節」(はとまぶし)です。写真の左後方にいるオレンジのシャツの男性がMitsuwa San Jose店の店長さん。自らマイクを握ってイベントの司会をされていました。
bonodori09_6
店長さん、声が通るし、司会っぷりがあんまり板についているので驚いていたら、自分の時間でジャズのライブをやっているので慣れているのだとのお話でした。「シカゴ・ジャズとかです」だそうです。

bonodori09_7
三線会との共演。生演奏はやっぱり違います。

bonodori09_8
無事にフィナーレを迎えました。
拍手をいただくと、次も頑張ろうと思えるとMaxが話していました。
子ども達が満足そうにしていると、私も「良かったな」としみじみ思えます。今回の舞台のためにはリハーサル無し、当日立ち位置と曲のどこから始まるかを確認しただけで、あそこまで3人揃って踊れるって、我が子ながら大したものだと思ってしまいました。(親バカ)


この後、日舞の先生方の指導の元、盆踊りが始まりました。盆踊りの時間のアナウンスが遅かったからか、今年は去年よりも少なめの参加者でした。出演者である私達が出番の時間を知ったのでさえ3日前なので、盆踊りについて広告に時間を載せられなかったのが残念でした。
bonodori09_9


去年一緒に盆踊りをした友達が今は日本に里帰り中。そのためMaxとSarahは恥ずかしがって結局、盆踊りは踊りませんでした。デモが終わって緊張が解けた途端に「お腹空いた」のデュエットだったので、屋台で食べ物を買いました。盆踊りを観ながら、ちょっと早い夕飯です。
地下足袋姿だと...まるで休憩時間のとび職人。

bonodori09_10

「お好み焼きって、たこ焼きと似てるよね」と関西の人が聞いたら怒りそうなことを言いながらお好み焼きを食べるMax。いつもマヨネーズは嫌いだと言うくせに、この日のお好み焼きにマヨネーズがかかっていた事実には気がつかなかった模様です。今度指摘してあげよう。
Sarahは大好きな冷やし中華を無言でパクパクでした。


bonodori09_11

帰りがけには餃子を買って、それからずっと気になっていた氷の彫刻「何分座れますか?」の氷椅子に挑戦。お尻が冷たくて、とっても嬉しそうな二人でした。



日系のビジネスが日本人コミュニティにこのような形で貢献してくれることは、とても良いことだと思いました。日系の食品会社によるプロモーションを兼ね、開催主とその周囲の店舗に集客効果があり、消費者はセールでお買い得の恩恵を受け、子ども達が日本文化に触れる機会を得る。日本関連の習い事のグループでどんどんデモ&パフォーマンスに参加すれば、発表の場として意欲向上にいい。内容が豊富なら見ても楽しい。正に一石六鳥。
難点は何でしょう? 主催者が大変だっていうことかな?

今回の企画でMitsuwa側がどの程度の利益を得られたかにもよるとは思いますが、こうしたみんなが得するアイデアをどんどん出して実施してくれたらいいなと思った次第です。


パフォーマンスのメンバーの皆様、ミツワ関係者の皆様、思い出をまた一つありがとうございました。