今年も友達と連れ立って栗拾いに行ってきました。去年拾った栗は小粒ながらも香りがとても良く、味の濃いとても美味しい栗だったので、去年から「来年も絶対行くぞ」と楽しみにしていました。(去年の日記はこちら)

Skyline Chestnuts
http://www.skylinechestnuts.com/
22322 Skyline Blvd. La Honda CA 94020, (408) 395-0337
Skyline Chestnutsのweb siteにフォーラムがあり、栗農場からのお知らせが時々投稿されていました。チェックすると今年はどうやら栗が豊作で、去年よりも大粒の栗ができているとか。期待は高まります。
そして実際にその通り。地面に落ちていた栗の実に丸々として美味しそうなこと!!

Skyline Chestnuts
http://www.skylinechestnuts.com/
22322 Skyline Blvd. La Honda CA 94020, (408) 395-0337

そして実際にその通り。地面に落ちていた栗の実に丸々として美味しそうなこと!!
<Skyline Chestnuts>
View Skyline Chestnuts in a larger map
※住所でサーチすると実際の場所から1mile程離れた場所が表示される様です。実際のゲートはこの地図の黄色いピンの場所になります。
家からは車で30-40分の距離です。15分でベリー摘みに行けたり、1時間でサンフランシスコに行けたり、海に行けたり。街に自然の中にとあっという間に行けてしまいます。サンフランシスコ・ベイエリアはつくづく良い場所だなぁと思います。

現地集合、皆さん揃ったところでいよいよ栗ひろい!
...と、そこで二つほどがっかり。一つは私がカメラを持参するのを忘れたこと。充電したままテーブルの上に置き忘れました。いやー、プチぼけ来てますね。
仕方がないのでこの記事の写真は携帯で撮りました。いつもと写真のシャープさや色目が違うのはそういう訳なのです。
もう一つのがっかりは、農場の入り口でバケツや手袋を借りる時トングが借りられなかったこと。去年はたくさんあったのに、今年は貸し出し用のトングが一つもありませんでした。方針の転換?経費削減? 手袋は既に棘だらけだったりするので、足でイガを開いてトングで拾うのが楽なんですが、諦めて子ども達は分厚い皮の手袋着用となりました。もしものためにと家から持って行った一本のトングは、MaxとSarahが交代で使用。本当はお母さん用にしたかったんだけど。

気を取り直して栗ひろい開始です。
地面は栗のイガだらけ、大小の栗だらけ。

最初は山の空気を肌寒く感じていましたが、斜面を歩き回っているうちに体がポカポカ暖まってきて、途中からはみんな汗ばむほどでした。上から毬栗が落ちてくるかもしれないというのに、すっかり半袖姿になるMaxとSarah。

トレイル左側の斜面を少し上がったところの方が大きな栗が落ちていたので、みんな自然に上へ上へと登って行きました。写真が曲がっているんじゃなくて、本当にこんな角度の斜面。写真で地面に写っている茶色いものは8割以上栗のイガです。
万が一よろけて地面に膝や手をつこうものなら....一面が華道の剣山みたいな状態ですから、それこそ悲鳴もの。

「そろそろこのくらいでいいんじゃない?」「お腹空いた」「そろそろ終わりにしてお昼ご飯にしよう」などと言いながらも、目は自然と栗を探してしまいます。「あ、大きいのあった!」とまた拾い出し、集まってきたと思ったら、また散って行く子ども達。
こういうのが楽しいんですよね。

バケツが十分に重たくなって、財布もちょっぴり心配になったところでみんな満足。栗拾いは終了となりました。

さっきバケツと手袋を借りたトレーラーのところでお会計。
下は今年の我が家の収穫です。

この日来ることが出来なかった友人に”栗の入ったイガがどうしても欲しいから何個かとってきて”と頼まれていたので、イガ付きの栗も入っています。でもお会計のために秤の上のバケツにドドドッとあけたら、一つのイガは栗が全部飛び出して空っぽになってしまいました。
かっこいいところを選んだと思ったのに...(汗)

今年は1lb(約450g)で$5.25でした。値上がりした?と思ったんですが、去年の日記をみたら$5.99だったので、何と値下がりです。豊作だからかな?
(※支払いは現金のみ)

お会計のトレーラのところで、子ども達が面白そうなものを見つけました。

ここの農場で売っている蜂蜜製品です。

素朴なラインナップの中で子ども達が心魅かれたのがこちら。蜂蜜の入ったチューブ、一本50セント也。歯で端を切って吸えば甘い味を楽しめます。

右:ローヤルゼリー&エキネシア入り
中央:ローヤルゼリー&朝鮮人参入り
左:ローヤルゼリー&銀杏エキス入り
何だか見るだけでも健康に良さそう。
農園経営者の息子さんだと思うのですが、手伝いらしい中学生くらいのお兄ちゃんの「ローヤルゼリー&エキネシアもいいけど、朝鮮人参と銀杏の方が美味しいよ」というコメントを信じて朝鮮人参入りに挑戦したMax。
.....。
........。
うわ、なんか大人の味...。
そう言ってギブアップ。
風邪をひかなくなりそうなエキネシア入りに挑戦したSarah、そもそも蜂蜜味が苦手だった。あっさりギブアップ。
もったいないので私が全部いただきました。
これで少しはお肌がきれいになって、健康増進もできたかな?朝鮮人参入りはいかにも”根っこらしい味”で、かなり苦かったので、子どもには無理でしたね。エキネシア入りは癖もなく、蜂蜜らしいさっぱりした甘みが良いお味でした。

最後は駐車場のところのピクニックテーブルでお弁当。山で一緒にご飯を食べるというのもまた楽しい。山でたっぷり楽しい時間を過ごし、帰りの車の中でSarahは「Today is the best day ever!」とつぶやいていました。
Maxからは栗ご飯、Sarahからはマロンクリームをリクエストされているので、今度一緒に作ってみようと計画しています。この日の夜は、小粒な所を選んで少しだけ茹で栗にして食べてみました。甘くて味が濃くて、しかも自分が山から拾ってきた栗ですから最高です。
栗を見ながら「こんなに栗があってOhlone Indian(この地域の先住民族)だったらきっと凄く幸せだよね」とMax。それを聞いたSarahが急に興味を示し「オローニーって何? 昔の人は栗を食べたの? あとは他にも何か食べたの?」とMaxに質問し、Maxが得意げに「昔この辺に住んでいた人達のこと。マルベリー(桑)とかドングリとか???(私の知らない単語)とかも食べたよ。Sarahも今度勉強するよ」と解説してくれる一幕もありました。
日頃忙しくて忘れがちになりますが、自然の中に出て行くのは大事ですね。
丁度前の週にSarahの担任の先生とのカンファレンス(面談)があり、この年齢のうちに出来るだけ自然環境の中に連れ出して様々な経験をさせるようにという話があったばかりでした。この話、先生はどうやらクラスの親全員にした様です。今、Palo Altoの高校生が精神的に不安定になっていることをふまえて、心の基礎を作るようにとのことなのかもしれません。
写真は面談の際に、先生が是非読んで欲しいと進めてくれた本「Last Child in the Woods
-Saving Our Children From Nature-Deficit Disorder」です。今度買って読んでみなくては。
自然の中での体験は楽しい時間を共有するだけでなく、様々な事物への興味を持たせたり、知識を実感を持って学ぶことにも繋がるんだと、先生の話がとてもよく理解できた1日でした。
栗ひろいにお誘い下さった皆様、アフターのお茶にお宅を提供して下さったYさん、とっても楽しい1日をありがとうございました。

View Skyline Chestnuts in a larger map
※住所でサーチすると実際の場所から1mile程離れた場所が表示される様です。実際のゲートはこの地図の黄色いピンの場所になります。
家からは車で30-40分の距離です。15分でベリー摘みに行けたり、1時間でサンフランシスコに行けたり、海に行けたり。街に自然の中にとあっという間に行けてしまいます。サンフランシスコ・ベイエリアはつくづく良い場所だなぁと思います。

現地集合、皆さん揃ったところでいよいよ栗ひろい!
...と、そこで二つほどがっかり。一つは私がカメラを持参するのを忘れたこと。充電したままテーブルの上に置き忘れました。いやー、プチぼけ来てますね。
仕方がないのでこの記事の写真は携帯で撮りました。いつもと写真のシャープさや色目が違うのはそういう訳なのです。
もう一つのがっかりは、農場の入り口でバケツや手袋を借りる時トングが借りられなかったこと。去年はたくさんあったのに、今年は貸し出し用のトングが一つもありませんでした。方針の転換?経費削減? 手袋は既に棘だらけだったりするので、足でイガを開いてトングで拾うのが楽なんですが、諦めて子ども達は分厚い皮の手袋着用となりました。もしものためにと家から持って行った一本のトングは、MaxとSarahが交代で使用。本当はお母さん用にしたかったんだけど。

気を取り直して栗ひろい開始です。
地面は栗のイガだらけ、大小の栗だらけ。

最初は山の空気を肌寒く感じていましたが、斜面を歩き回っているうちに体がポカポカ暖まってきて、途中からはみんな汗ばむほどでした。上から毬栗が落ちてくるかもしれないというのに、すっかり半袖姿になるMaxとSarah。

トレイル左側の斜面を少し上がったところの方が大きな栗が落ちていたので、みんな自然に上へ上へと登って行きました。写真が曲がっているんじゃなくて、本当にこんな角度の斜面。写真で地面に写っている茶色いものは8割以上栗のイガです。
万が一よろけて地面に膝や手をつこうものなら....一面が華道の剣山みたいな状態ですから、それこそ悲鳴もの。

「そろそろこのくらいでいいんじゃない?」「お腹空いた」「そろそろ終わりにしてお昼ご飯にしよう」などと言いながらも、目は自然と栗を探してしまいます。「あ、大きいのあった!」とまた拾い出し、集まってきたと思ったら、また散って行く子ども達。
こういうのが楽しいんですよね。

バケツが十分に重たくなって、財布もちょっぴり心配になったところでみんな満足。栗拾いは終了となりました。

さっきバケツと手袋を借りたトレーラーのところでお会計。
下は今年の我が家の収穫です。

この日来ることが出来なかった友人に”栗の入ったイガがどうしても欲しいから何個かとってきて”と頼まれていたので、イガ付きの栗も入っています。でもお会計のために秤の上のバケツにドドドッとあけたら、一つのイガは栗が全部飛び出して空っぽになってしまいました。
かっこいいところを選んだと思ったのに...(汗)

今年は1lb(約450g)で$5.25でした。値上がりした?と思ったんですが、去年の日記をみたら$5.99だったので、何と値下がりです。豊作だからかな?
(※支払いは現金のみ)

お会計のトレーラのところで、子ども達が面白そうなものを見つけました。

ここの農場で売っている蜂蜜製品です。

素朴なラインナップの中で子ども達が心魅かれたのがこちら。蜂蜜の入ったチューブ、一本50セント也。歯で端を切って吸えば甘い味を楽しめます。

右:ローヤルゼリー&エキネシア入り
中央:ローヤルゼリー&朝鮮人参入り
左:ローヤルゼリー&銀杏エキス入り
何だか見るだけでも健康に良さそう。
農園経営者の息子さんだと思うのですが、手伝いらしい中学生くらいのお兄ちゃんの「ローヤルゼリー&エキネシアもいいけど、朝鮮人参と銀杏の方が美味しいよ」というコメントを信じて朝鮮人参入りに挑戦したMax。
.....。
........。
うわ、なんか大人の味...。
そう言ってギブアップ。
風邪をひかなくなりそうなエキネシア入りに挑戦したSarah、そもそも蜂蜜味が苦手だった。あっさりギブアップ。
もったいないので私が全部いただきました。
これで少しはお肌がきれいになって、健康増進もできたかな?朝鮮人参入りはいかにも”根っこらしい味”で、かなり苦かったので、子どもには無理でしたね。エキネシア入りは癖もなく、蜂蜜らしいさっぱりした甘みが良いお味でした。

最後は駐車場のところのピクニックテーブルでお弁当。山で一緒にご飯を食べるというのもまた楽しい。山でたっぷり楽しい時間を過ごし、帰りの車の中でSarahは「Today is the best day ever!」とつぶやいていました。
Maxからは栗ご飯、Sarahからはマロンクリームをリクエストされているので、今度一緒に作ってみようと計画しています。この日の夜は、小粒な所を選んで少しだけ茹で栗にして食べてみました。甘くて味が濃くて、しかも自分が山から拾ってきた栗ですから最高です。
栗を見ながら「こんなに栗があってOhlone Indian(この地域の先住民族)だったらきっと凄く幸せだよね」とMax。それを聞いたSarahが急に興味を示し「オローニーって何? 昔の人は栗を食べたの? あとは他にも何か食べたの?」とMaxに質問し、Maxが得意げに「昔この辺に住んでいた人達のこと。マルベリー(桑)とかドングリとか???(私の知らない単語)とかも食べたよ。Sarahも今度勉強するよ」と解説してくれる一幕もありました。

丁度前の週にSarahの担任の先生とのカンファレンス(面談)があり、この年齢のうちに出来るだけ自然環境の中に連れ出して様々な経験をさせるようにという話があったばかりでした。この話、先生はどうやらクラスの親全員にした様です。今、Palo Altoの高校生が精神的に不安定になっていることをふまえて、心の基礎を作るようにとのことなのかもしれません。
写真は面談の際に、先生が是非読んで欲しいと進めてくれた本「Last Child in the Woods
自然の中での体験は楽しい時間を共有するだけでなく、様々な事物への興味を持たせたり、知識を実感を持って学ぶことにも繋がるんだと、先生の話がとてもよく理解できた1日でした。
栗ひろいにお誘い下さった皆様、アフターのお茶にお宅を提供して下さったYさん、とっても楽しい1日をありがとうございました。

- ブログネタ:
- 海外での子育て(アメリカ) に参加中!
お久し振りの書き込みです、いつも読み逃げしていてスミマセン。
我が家も先日、ここへ栗拾いに行ってきました!
去年、パセリさんの記事を読んで、来年はうちも行こうとずっと思っていました。
ぼろぼろの車とか、ああ、記事と一緒だわ〜とニンマリしました。
5歳の娘もとても楽しんでいました。
お礼の書き込みをと思っていたら、今年の記事がupされていました♪
トング、なかったですか?
我が家が行った時は、3本ほどありましたが、もしかすると総て貸し出された後だったのかも知れませんね。
記事を読んで、棘だらけの手ぶくろを心配していましたが、私は1回チクンと来ただけで大丈夫で、全部、手袋でイガを開いて栗をバケツにという作業でした。
娘も借りた手袋で拾っていたので、大丈夫だったような…。
もしかしてラッキー手袋だったのかも知れません(^^)
パセリさんのお出掛け記事、いつも写真一杯で臨場感に溢れ、とても楽しみにしています。