【やや新】ThinkServer TS200v(中身のツクリが非常に興味深い)
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【ThinkServer TS200vの評価】
デスクトップPC並みの低価格サーバーというフレコミで登場したTS200v。
なので、NECのExpress 5800や、DellのPowerEdge T100等の激安サーバーと競合する製品かな、と思っていたのですが、どうやらかなり性格が違う感じです。
上記激安サーバーはいわゆる「PCサーバー」です。筐体、マザーボード、その他のパーツも含めて、ほとんどPC製品で使われている部品と同じだったりします。だからこそコストダウンできるわけです。
ところが、TS200vはそういうノリのツクリをしていません。キチンとサーバー用の設計になっています。先日中身を見せてもらう機会があったのですが、なかなか手の込んだツクリをしており、それを考えるとその価格が信じられないと思うほどです。
フロントパネル
前から見る限り、ThinkCenterと大差ないごく当たり前のカタチをしています。ですが、中身の構造が普通のPCとは違います。
中身の写真(なぜかグラボ(Quadro FX 1800)が刺さっていますが、現時点でグラフィックカードを装備したモデルは存在しませんのでご注意ください)
HDDの位置に注目。HDDは2台内蔵できるようになっていますが、2台が別々の場所に取り付けられているのが分かると思います。
なぜこんな離れた場所に取り付けられているかというと、冷却のために違いありません。それはケースファン周辺を見るとよく分かります。
ケースファンの風は3方向に分岐する
正面からの写真なので全く分かりにくい写真になっていて申し訳ありませんが、ケースファンには風を上下に分岐させるダクトが付いていて、風がそれぞれのHDDにきちんと当たるように作られています。スバラシイ。
また、SATAケーブルは色分けされています。具体的には、青(上のHDD)、黒(下のHDD)、赤(光学ドライブ)という風になっていて、間違って違うケーブルを抜くことがないように配慮されていますし、ケーブルの長さも必要最低限の長さに調査されているので、無用に空気の流れを阻害することがないよう配慮されています。
このように、非常に手の込んだ筐体を使い、かつ細かいところまで神経が行き届いた丁寧なツクリをしているTS200v。
この中身を考えると、OSなし&Celeron G1101のモデル[098111J]が48,300円という価格は、破格と言える程のものだと思いました。
また、自作派の人にとっては、この非常にマニアックな構造をしている筐体は物欲をかき立てられるものです。OSなし・グラボ無しで購入できることを考えると、サーバーとして購入するのではなく、自作用ベースPC目的でも全然アリではないかと感じました。
【ThinkServer TS200vの主な仕様】
→ThinkServer T200v製品詳細(Lenovo Japan)
【ThinkServer TS200vの評価】
デスクトップPC並みの低価格サーバーというフレコミで登場したTS200v。
なので、NECのExpress 5800や、DellのPowerEdge T100等の激安サーバーと競合する製品かな、と思っていたのですが、どうやらかなり性格が違う感じです。
上記激安サーバーはいわゆる「PCサーバー」です。筐体、マザーボード、その他のパーツも含めて、ほとんどPC製品で使われている部品と同じだったりします。だからこそコストダウンできるわけです。
ところが、TS200vはそういうノリのツクリをしていません。キチンとサーバー用の設計になっています。先日中身を見せてもらう機会があったのですが、なかなか手の込んだツクリをしており、それを考えるとその価格が信じられないと思うほどです。
フロントパネル
前から見る限り、ThinkCenterと大差ないごく当たり前のカタチをしています。ですが、中身の構造が普通のPCとは違います。
中身の写真(なぜかグラボ(Quadro FX 1800)が刺さっていますが、現時点でグラフィックカードを装備したモデルは存在しませんのでご注意ください)
HDDの位置に注目。HDDは2台内蔵できるようになっていますが、2台が別々の場所に取り付けられているのが分かると思います。
なぜこんな離れた場所に取り付けられているかというと、冷却のために違いありません。それはケースファン周辺を見るとよく分かります。
ケースファンの風は3方向に分岐する
正面からの写真なので全く分かりにくい写真になっていて申し訳ありませんが、ケースファンには風を上下に分岐させるダクトが付いていて、風がそれぞれのHDDにきちんと当たるように作られています。スバラシイ。
また、SATAケーブルは色分けされています。具体的には、青(上のHDD)、黒(下のHDD)、赤(光学ドライブ)という風になっていて、間違って違うケーブルを抜くことがないように配慮されていますし、ケーブルの長さも必要最低限の長さに調査されているので、無用に空気の流れを阻害することがないよう配慮されています。
このように、非常に手の込んだ筐体を使い、かつ細かいところまで神経が行き届いた丁寧なツクリをしているTS200v。
この中身を考えると、OSなし&Celeron G1101のモデル[098111J]が48,300円という価格は、破格と言える程のものだと思いました。
また、自作派の人にとっては、この非常にマニアックな構造をしている筐体は物欲をかき立てられるものです。OSなし・グラボ無しで購入できることを考えると、サーバーとして購入するのではなく、自作用ベースPC目的でも全然アリではないかと感じました。
【ThinkServer TS200vの主な仕様】
項目 |
選択可能項目[098111J, 098112,J 098114J, 098118J, 098119J, 099217J] 各モデルを統合して記述しているので、実際は全ての組み合わせがあるわけではありません。ご注意ください。 |
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OS |
●なし ●Windows Server 2008 R2 Foundation (64bit) |
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CPU |
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チップセット | インテル3450 Express | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メモリ |
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HDD |
●250GB ●500GB |
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光学ドライブ |
●DVD-ROMドライブ ●DVD±RWドライブ |
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グラフィック | インテルHDグラフィックス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
拡張スロット |
・PCI Express x16×1 ・PCI Express x4×1 ・PCI(2.2/32ビット) ×2 |
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拡張ベイ |
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外形寸法 (W×D×H) |
175×415×372mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
重さ | 11.2kg(最大構成時) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
価格 | 48,300円~ |
→ThinkServer T200v製品詳細(Lenovo Japan)
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