パー速のトモ!!は4月いっぱいを持ちまして移転いたします。皆様、今まで本当にありがとうございました。 今後につきましてはのちほど報告いたします。

2007年08月31日

心霊ちょっといい話

12 名前:爺ちゃん… 。・゚・(TωT)・゚・。[] 投稿日:2007/07/06(金) 20:55:52 ID:QDEX7Ekq0
思い切り体験話ァ '`,、'`,、(∀`) '`,、'`,、
だが泣けないかも(A`)趣旨違ったらごめ、でも心霊ぽかったから…
激しく長文だ、作文みたいだね。激しくスマソ。とりあえず二分割

漏れが9才の頃の話だったっけな。
父親側の爺ちゃん(祖父)、煙草を医者に止められても吸いまくってたんよ。
んで、漏れの父親側の婆(祖母)は漏れに「煙草吸ったら注意して」って言われて、毎回注意したんよ。
けど聞く耳持たずな対応で吸うのを止めることは無くて、結局主治医から入院と言われてそのまま入院。
確か鉄道病院だった。広島駅の近くの。。
しばらくして家族呼び出された。
やっぱし癌で、肺からぶわぶわ進行してってるらしくて。
吸うのを止めなかった所為か、治る事は殆ど無くて、10才半ば辺りの頃、そのまま赤十字に行く事になったんよ。
たまーに家に出て来れる事もあって、当時の漏れはかなり嬉しかった。漏れの家庭は両親どっちも共働きなんで、三才程度まで婆の方に預けて貰ってて。
叔父も婆もかなりベタベタだったんだけど、一番ベタベタだったのは爺ちゃんなんだよ、って婆から話聞いた事ある。
婆の家と両親の家は近くて、両親の家から婆の家に行く事も良くあった事。。
幼稚園の時も自転車の後ろに乗せて家まで送り迎えしてくれたし、庭でバトミントンの相手してくれたりしたし、軽くだけど勉強も教えてもらった。
漏れ、そんな爺ちゃんに、憧れも持ってた。けど、嬉しさと有難さも持ってたんじゃないかな、って思う。

んでさ、ある日の午前4時代、親に突如叩き起こされた。
眠気も覚めないまま連れて行かれたのは赤十字。
病室に行くと、テレビで良くあるコーフーコーフー音がする口や鼻にがぽってはめる機械付けてて。心拍数みたいなの表示する機械が隣においてあった。
漏れ、年の割にはよく状況が理解できてさ。でも見てられなくて、ロビーみたいなところに婆と一緒に行った。

んで、10分位たったら、両親とかも出てきた。
誰も泣いてなかったけど、漏れ呼び出されて病室行ったら、数字がかなり小さくなってて。
けど必死に爺ちゃん目を開けてて、漏れがそっと片手握ったら、直後にピーって少し煩い音がした。
そのまままたロビーに戻って、漏れとりあえず気になった事を婆ちゃんに言ったんよ。




13 名前:爺ちゃん… 。・゚・(TωT)・゚・。[] 投稿日:2007/07/06(金) 20:56:26 ID:QDEX7Ekq0
漏れさ、4時代までの間に夢見ててたんよ。婆ちゃんの家の前にズラーって中年のおじさんおばさんがいっぱい居て、爺ちゃんがその中に行って消えていく夢。
漏れが追いかけようとしたら、爺ちゃんが「婆ちゃんの事、宜しくな」って言って消えた夢。
その話したら、婆、いきなり俯いて、軽くだけど泣きながら漏れを抱きしめてきたんよ。婆はその後も泣いてて、そのおばさんおじさんって爺ちゃんの兄弟とか親戚だ、って教えてくれたんよ。
漏れは一人だけ爺ちゃんとそっくりな男の人で、ゆっくり漏れの頭を撫でてくれたからか顔を覚えてて、それを教えたら「それはお爺ちゃんのお兄さんだよ」って教えてくれた。

皆泣きそうな顔してたんだけど、漏れは泣かなかった。いや、泣けなかった、かな。
漏れは父親の体系の遺伝もあってか、太り気味で、良く虐められてて、当時もぜんっぜん学校行ってなかったんよ。
漏れは独自に「無視」って対処法で対処してたけど、つけあがる莫迦も居てさ。

今漏れは13の中二、不登校気味。
始業式とかの行事時や保健室に居る時、漏れの顔写真持った爺ちゃんが頻繁に見えます、夢にも出てきます。
婆が霊が良く見える体質だったらしくて、その関係もあるのかも。けど、実際婆にはあまり爺ちゃんは出てきてくれないらしい。

今では虐めがトラウマなのか何なのか、教室に上がれなくなってる。
爺ちゃんが出てきて片手を握ったりしてくれるんだけど…ごめんね、爺ちゃん。

小学校の時はけどそのときの校長先生が物凄い優しい人で、いつも校長室に漏れを匿う様に居させてくれて、支給されてた漢字ドリルや校長先生が用意してくれたプリントで勉強してたけど。
その校長先生は年齢の関係で定年退職みたいな感じだったんだけど、ちらほら帰り道とかで会うんよ。
んで、この前うちの家の前をちょうど通るらしくって、一緒に帰ったんよ。
そしたら、家の前でその校長先生が爺ちゃんとダブって見えちゃって、「爺ちゃん」って呟きながらしがみ付いてすすり泣いた。
背後には爺ちゃんがいて、爺ちゃんが号泣してたなぁ。。

ありがとう、爺ちゃん。。。

 

25 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/07/10(火) 09:30:01 ID:C3F+mepF0
小学生のとき、通学路に神社があった。
ある日普通に学校行ってたら、なんかその神社の方から「ぴー、ぴー」って聞こえる。
何だ? と思って行ってみたら、神社の裏に檻みたいな箱があった。地面に固定されていて、上面に蓋があったが当時二年生だった私は手が届かない。それくらいの大きさ。
(後で知ったが、その箱は飼えない犬猫を入れておくと保健所が取りに来るものだった)
その箱の中に、子犬が四匹入っていた。薄い毛布みたいなのも一緒に入ってて、その上でぴーぴー声をあげてた。昨日か今朝生まれたような、目も開いてない犬。
季節は冬。このままだと凍えると思って、犬を出そうとした。しかし蓋に手が届かない。
背伸びしたり、檻によじ登ったりしたが、どうしても届かない。
このままだと学校に遅刻する、帰りに母を呼んでどうにかしてもらおうと思い、そのままにして学校へ行った。その日は一日中犬のことを考えてた。

 

26 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/07/10(火) 09:30:53 ID:C3F+mepF0
 で、帰りにダッシュで家に帰り、母を神社に引っ張っていった。
 ところが、その時にはもう犬はみんな死んでいた。
 私は母に頼んで犬達を出してもらい、毛布にくるんで持って帰り、家の前の空き地に埋めた。
私は今でも身長が低いが、あの時ほど自分の身長の低さを憎んだ事は無かったと思う。蓋に手が
届いてれば、朝の時点でどうにかできたかもしれなかったのに、と。
 その日の夜、寝ていたら「ぴー、ぴー」という声で目が覚めた。
 顔の横を見ると、埋めたはずの子犬がいて、それぞれ私の顔を舐めたり、頭をぐいぐいと私の
顔に押し付けてきたりした。
 私は何故か、ちっとも「変だ」とか思わなくて、寧ろ嬉しくて飛び起き、犬を抱っこしたり
撫でたりした。
 一晩中犬と遊んで、明るくなってきたら、犬達は部屋に入ってきた朝日に溶けるように消えて
しまった。
 信じてくれないかな……と思いつつ母にその事を話すと、母は
「あの子達、多分嬉しかったんだよ。捨てられて誰にも気にかけられずに死ぬかもしれなかった
のに、最後の最後にあんたが気にかけてくれたのが。だからお礼しに来てくれたんじゃない」
と言って、馬鹿にしないで笑った。
 
 それからしばらくして弟が捨て犬を拾ってきて、そいつは今も家にいる。
 死んでほしくないけど、その時が来たら、こいつも出てきてくれたらいいなと思う。

 



38 名前:ミッフィー[] 投稿日:2007/07/14(土) 02:26:25 ID:zFTzJ5g20
つい先週の火曜の話なんだけど、出張先のホテルで寝る前に
何だか寝つけなくてイヤな感じがした。
風邪ひいてたから、そのせいかなと考えるうちに寝てた。

オレは実家出て一年経たない位だけど、
実家で一緒にいたミッフィーって名前のウサギが夢に出てきた。
夢ってわかってるんだけど、
久々に遊べるから結構長い時間遊んで
ミッフィーが家に帰るのを見届けてから起きた。

朝になって、一件目の客先を出て時間があったから
実家に何となく電話してみた。
おふくろが出て近況なんか話してたら、急に泣き出したんだ。
昨日の夜にミッフィーが亡くなったって。
おふくろによると、最近年老いたせいかミッフィーは遊びたがらなかったんだが、その日は急に遊びたがったらしい。
珍しくオレ以外の家族が揃ってたから一時間程遊んだんだと。
それで、ミッフィーが小屋に戻った途端パタリと逝ったって。
多分彼女は自分の死期がわかってたんじゃないかと思う。
だから最期に家族が揃ってる時間に元気な姿を見せてくれたんじゃないかと。
それに彼女が逝った時間っていうのが、ちょうどオレが寝ついた位の時間だったんだ。
死に目に会えなかったオレに気を遣ってくれた気がする。

おふくろと電話で家族思いのいい子だったねって話しながら、車の中で一人で泣いた。
早く実家に帰りたい一心で泣きながら何とか仕事を終わらせた。
ただ出張って週末までの予定だったから無駄だったんだけど。

 

39 名前:ミッフィー 2[] 投稿日:2007/07/14(土) 02:27:44 ID:zFTzJ5g20
その日の夜は泣き疲れて眠った。
夢の中でミッフィーはオレに駆け寄ってきて、後ろ足で立ち上がってペコリとお辞儀した。
ウサギって亡くなった後は、お月様に還るって言われてるんだよね。
だからだと思うけど、お月様に向かってピョンピョンと元気そうに走って行った。

次の場面では、オレがウサギを抱っこしてるんだ。
そのウサギっていうのが毛色も全然違うのに
ミッフィーの生まれ変わりって分かる、そんな夢だった。

多分本当にミッフィーは生まれ変わってくるんだと思う。
何て言うか、自信があるっていうか確信に近い感覚かな?
それで生まれ変わったミッフィーに逢ったら、自然と彼女だって分かると思う。

オレは今まで心霊体験みたいなのを何度か経験してるけど、
今回ほど霊感?があって良かったと思えたコトはない。


ミッフィー、君と過ごした7年間オレたち家族は本当に幸せだったよ。
君も幸せな一生を過ごせたならいいんだけど・・・
必ず見つけ出すから、またオレたちの家族になってね。


彼女が還ってしまって本当に寂しいけど、早く生まれ変わった彼女に逢いたいです。

 


47 名前:戦争ちょっと不思議な話[] 投稿日:2007/07/19(木) 16:03:13 ID:Tlah9fta0
これは私の父親に起こった本当の話で、
私が子供の頃、父から聞かされた実話です。

私はすでに55歳ですので、私の父は21世紀の現代では数少なくなった、
日支戦争への従軍経験のある元日本兵です。

昭和19年頃、当時26歳だった私の父は第八連隊の一兵士として
中国の上海から重慶へ向かって行軍し、支那兵討伐のために転戦しておりました。
ある日、国民党軍の総攻撃があり、父のいた連隊は支那兵の挟み撃ちにあいました。
敵はすごい大軍で、その会戦で父の連隊も多数の戦死者を出したそうです。

当時の父は一等兵でしたから、日本軍正規銃の三八式歩兵銃を構えて、
左手を銃身に添え、右手でトリガーを引いて応戦しておりました。
そのとき突然、後ろから強い力で誰かに身体を引っぱられたそうです。

誰かに後ろへ引っ張られたと同時に、右から敵弾が飛んできて
父の胸の前をかすめて、銃身に添えていた左手の上腕部に命中しました。
火箸を突き刺されたような痛みを感じた父でしたが、
幸い敵弾は骨に当たることなく筋肉部を貫通し、
出血はしましたが命に関わる負傷でなくすみました。
誰かに後ろへ引っ張られなければ、身体の右横からまともに被弾し
弾は右肺から心臓を貫いて、間違いなく戦死していたと父は言っています。

敵軍に応戦する場合、兵はすべて横へ展開し並んで発砲するのですから、
自分の後ろに兵がいるはずはありません。兵の後ろから発砲すると
前にいる兵に味方の弾が当たる可能性があるからです。(つづく)

 


48 名前:戦争ちょっと不思議な話[] 投稿日:2007/07/19(木) 16:04:01 ID:Tlah9fta0
その夜、負傷から熱が出た父は、野戦病院で熱にうなされていました。
その夢枕に父の父(祖父)が現れて、
「○○(父の名)、危なかったな、大丈夫か、生きて帰れよ」と言ったそうです。

私の父は敗戦後の昭和21年に本土へ復員して来ましたが、
父の父(祖父)は、すでに戦時中に亡くなっていました。
その祖父が死んだ日こそ、ちょうど父が被弾した日だったそうです。

父はいつも銃創のある左の二の腕を見せながら「俺はオヤジに命を助けてもらった、
オヤジが後ろから引っ張ってくれなかったら中国大陸で骨になっていた」と感謝しています。
その父は私を含めて3人の子孫を残し、90歳の今も健在です。
私は戦後生まれで祖父のことは写真以外全く知りませんが、
祖父の父への愛がなければ、子供である私自身
この世に生を受けなかったかも知れないと思っています。(おわり)

 

106 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/07/30(月) 20:37:14 ID:+NEg9ToD0
ある日会社の駐車場で猫に出会った。
すぐ寄って来てすりすりするのでもとは飼い猫だったようだけど、ひどく痩せている。
社員の夜食の魚の缶を開けてやったら、がつがつ食べた。
翌日遊びに来て2〜3日おき、1日おきとなり、とうとう居ついてしまった。
10年前の事である。  すでに自宅には捨て猫捨て犬を何匹も飼っていたので会社で飼うしかない。
全く人見知りしない猫で、猫が好きでない社員でさえ可愛がり、どんどん太って7.5キロにもなった。
数年後、社員の一人が離婚し、会社のすぐ近くのアパートに越してきた。
いつも夜ひとりぼっちだった猫は、毎晩その社員の部屋に訪ねて行くようになり、朝は一緒に出勤してくる。
そんなある日、月曜日に猫の皿にえさがてんこもりのままになっている。続く

 


107 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/07/30(月) 20:46:24 ID:+NEg9ToD0
土曜日に最後に退社する社員が餌を沢山盛って行ったのだ。
姿を見ないし、どうしたんだろう?と心配していた。
その社員の顔を見て驚いた。
顔にひどい傷が付いている。
聞いてみると、土曜日の夜、友人と酒を飲んでタクシーを降り、県道を渡ろうとしたところ
脚がもつれて顔から倒れ、脳震盪を起こしてそのまま意識を失った時についた
傷だったそうだ。
かなり車の通行量も多い道である。
人に助けられ、気が付いた時には30分は経過していたそうだ。
よく車に轢かれなかったものね、と奇跡にようだと思っていた。
その日の午後、その社員が打ち合わせに行こうといつも使う車をバックさせたら、その下にすでに冷たくなっていた猫が居た。
会社の前には何台もの車があったのに、多分車に轢かれた後その社員の車の下まで這って行って死んだのだろう。
餌が減っていなかったので、土曜日に死んだに違いない。
どう考えても社員の身代わりになったとしか思えない。
3年前の事である。7年会社で暮らし、みなに安らぎと笑顔を与えてくれた。
いつも優しくてゆったりのんびりした陽だまりのような子だった。

 

108 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/07/30(月) 20:53:54 ID:+NEg9ToD0
寒い日も、会社に置いて行くのが気がかりだった私は、お互いに寂しさを暖めあっていた社員と猫をほのぼのとした目で眺めていたものだ。
皆から可愛がられても、家庭の温かさを得られなかった猫は、夜、暖かな部屋に迎えてくれる社員に感謝していたのだろうと思う。

 

143 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/04(土) 15:49:59 ID:lnjtIpWj0
俺は小学生の頃、走るのが遅くて運動会が悩みのタネだった。
デブじゃなくて、痩せ気味なくらいだったの走ることが苦手だった。

で、ビリになるのが嫌で嫌でかけっこ前に
「じいちゃん力を貸してじいちゃん力を貸して」
と体育倉庫の裏で必死に祈った。
じいちゃんに祈った理由は、
生前親しくて亡くなった親戚がじいちゃんしか居なかったからだと思う。
凄い残酷だな…じいちゃんゴメン。

それでも、祈りは通じたらしく「よーい」の瞬間に
耳元で「行ってこい!」ってじいちゃんの声w
「どん」で背中を押されてそのままダッシュ。

後にも先にも徒競走で1位を取ったのはあの時だけです。

 


156 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/07(火) 12:52:48 ID:WIVgPTNp0
318 名無しの心子知らず sage New! 2007/04/21(土) 00:55:22 ID:pmhn8ArH
携帯から&長文でスマソ。
4歳の娘に聞いてみたんですけど、たくさん記憶してました。
お腹の中にいた時は、
「お腹の中は暖かくてお風呂みたい。ちゃんと座ってたのに、
ママが体操したら逆さまになっちゃった。でも、逆さまの方が
気持ち良くなって、そのまま寝てた。」
実際、逆子だったので、逆子を直す体操やってました。

胎内に来る前は、やっぱり空の上にいたみたいです!
たくさんのお友達と遊んでたら神様が来て、どのママがいいか
神様と決めてから来たらしい。

あと、前世の記憶(?)もあるらしくって、聞いてみました。
「お母さん(私じゃない)がいなくなって泣いてたら、パパが来た。
一緒に帰ったらママがいた。そしたらパパがシャワーで体洗って
くれた。病気でしんどかったけど、ママがイイコイイコして
くれたから嬉しかった。でもお母さんに会いたくなって走って
探してたら、頭からガブッて噛まれて血がいっぱい出て
死んじゃったの。でもママにはまた会えるって知ってたよ。」
これ聞いて本当にびっくり!
昔、旦那が子猫を拾ってきた事があるんですけど、状況が
まるっきり同じでした!
玄関開けた時に逃げだしていなくなっちゃって、探したら
犬に噛まれてて…。
こんな話、今まで娘にした事なかったから、本当にあの時の
子猫なのかな?
不思議すぎる。

 


159 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/07(火) 14:44:58 ID:ZdVuiy7E0
>>156
輪廻とか転生とか
絶対ないとは言い切れなくなっちゃうな

 

185 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/09(木) 12:58:30 ID:u+5MMj8B0
母が亡くなりました。その頃の話です。
当時私は結婚していて実家の近くに住んでました。
実家ではヘルパーを雇っていて母の介護を手伝ってくれてました。

いつの頃からか私が実家へ行くと必ず見かける人(霊)がいました。
勝手口の窓のところを(外)スーッと横切るんです。男性です。
悪さをするわけでもなくただ、昼間からウロウロ姿を見せるんです。
最初、見間違いかと思っていたら父も何度もみてるそうで・・・

その頃は私も育児、介護に疲れて、尚且つ何となく感じる実家の
重い雰囲気に足も遠のきがち。
ある日ヘルパーと話す機会があり、こう言われました。

 


186 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/09(木) 13:17:23 ID:u+5MMj8B0
「あなたが来るのは必ず分かる。来る前にいつも霊を見るから」
と。良く聞くとなんと 私が連れてきている とのことでした。
ヘルパーは言います。私は優しすぎる、と。彼女はそれ以外何も
言いませんでしたが、何かを感じ取っていたようです。
どこと無く影のある人で聞けば夫を亡くして苦労してるようでした。


それから程なく母は亡くなりました。
それ以来実家で霊を見ません。犬も私を見て怯えて吠えなくなりました。
部屋の重苦しい感じも無くなりました。

あの霊は母を迎えに来たのでしょうか。
それとも母は私に憑いた霊を身代わりになってあの世へ連れて行って
くれたのか、ヘルパーとも縁が切れ今は確認できません。

ただ一つ聞いたことがあるのは

 


187 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/09(木) 13:23:36 ID:u+5MMj8B0
人は心底慈悲深いと、周りの悪を吸収して身代わりになる事がある
という事です。母はまさにその通りの人でした。

母の苦しんだ20数年間、私はいつも危ういところで助かってます。
きっと母が身代わりになって背負い込んでくれて それが故に
人より短い生涯を終えたのではないか、今の私があるのは母のおかげ
ではないか、と信じたいのです。

長文ごめんなさい。

 

189 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/09(木) 16:33:04 ID:64ysVZ8w0
957 ななしのいるせいかつ sage 2007/08/08(水) 21:39:05
そんな事よりよ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
仕事から家に帰ってきたんです。 家に。
そしたらなんか犬が窓から顔覗かせてるんです。
で、よく見たらなんかよだれ垂れ下がってて、尻尾なんか振ってんの。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、そんな所にいるんじゃねーよと。
二年前に死んでるんだよ。二年前。
なんかお気に入りのフリスビーくわえてるし。さっさと遊べってか。おめでてーな。
僕せっかちだからお盆フライングしちゃった、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、ペディグリーチャムやるからそこから出てこいと。
俺の家ってのはな、もっとしんみりとしてるべきなんだよ。
半年誰も家に上がらなくてもおかしくない、一人飯か外食か。そんな雰囲気がいいんじゃねーか。お前はすっこんでろ。
で、やっと消えたと思ったら、カナヘビとかおいてあるるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、カナヘビなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、おみやげ、だ。
お前は本当に成仏する気があるのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、おかえりって言いたいだけちゃうんかと。
一人ぼっちの俺から言わせてもらえば今、最新流行はやっぱり、
線香、これだね。
線香にペディグリーチャム。これが通の供え方。
ペディグリーチャムってのは野菜が多めに入ってる。そん代わり肉が少なめ。これ。
で、それに生卵。これ最強。
しかしこれを供えると涙が止まらなくなるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
俺の墓にはお前の好きなフリスビーも入れてもらうからよ。
まあ寂しがり屋なお前は、俺がそっちに行くまで待ってなさいってこった。

 


223 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/15(水) 13:43:36 ID:9i3mGWf5O
お盆だからかなぁ。このスレを目にした瞬間、話したい気分になったので聞いてください。

五年前の夏。彼女の運転する車にトラックが突っ込んできて彼女は亡くなりました。
その彼女の三回忌の直後に起きた不思議な三つの出来事です。

三回忌法要がすんだ三日後のこと。私自身は三回忌法要には行かなかった(行けなかった)のですが。
当時の私は彼女を失ったことで荒れ荒んでいました。

その日、私は仕事が休みで大阪の街をふらついていました。とても蒸し暑い日でした。
ところが街中の路上で急に冷や汗が流れはじめて、
くらくらと目の前が回りだし、目眩で倒れそうになりました。
やばい、やばい倒れると思いながら、ちょうど側にあった自動販売機に寄りかかりました。
寄りかかった途端、今度は急に頭の中で彼女の生前の姿や彼女との思い出が早送りの映画みたいに流れてきました。
目眩でふらふらする中で流れる映像。
そのうち勝手に涙がぼろぼろ流れてきて、とてつもなく淋しい気持ちになりました。

そして私は、「俺もう大丈夫だから。一人で大丈夫だから。俺もう頑張れるから。サヨナラ。○○○(彼女の名前)」って言っていました。
私は何故かそう言っていました。一生懸命に。

そう口にした途端、目眩がおさまりました。相変わらず涙は流れるんですが、淋しい気持ちが徐々に温もりのある優しさに包まれていくように感じました。
そして私が口にした言葉は「ありがとう」でした。

 

224 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/15(水) 13:55:01 ID:9i3mGWf5O
目眩が徐々に治まっていく間に不思議と悟ったというか、わかりました。
彼女が私の身体から離れていくのが。本当にサヨナラなんだな。彼女はとうとう往っちゃうんだなぁと。

彼女は不甲斐ない私を側でずっと見守ってくれていたんだと思いました。
そして私は目眩の中で情けない私に彼女が悲しんでいることを知りました。
だから私は「もう一人で大丈夫だから。俺、頑張るから。」と無意識に口にしたんだと思います。
そして安心した彼女は私にサヨナラをして離れていったんだと思うんです。

その日を境に彼女のことがそれまでどおり悲しいことは悲しいのですが、淋しくてどうしようもない悲しさではなくなりました。
それまで友人に甘え当たり散らしていた私でしたが、それもなくなりました。
荒れ荒んだ気持ちも晴れ、荒れた生活も落ち着きを取り戻しました。
気力も戻って、友人が掃除に来てくれなければすぐにゴミ屋敷になってしまっていた部屋も自分で片付けられるようになりました。

 

225 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/15(水) 14:12:21 ID:9i3mGWf5O

彼女の一番の友人だった女性がいます。
私が友人を失っていく中、彼女は「○○○が悲しむから私はあなたを見捨てないよ」「あなたにどんな酷いことされても○○○のためにあなたに付きまとうから」と言って、
一番厳しく、一番優しく、私を叱り、私を励まし続けてくれた人です。
ゴミ屋敷を率先して掃除してくれたのも、こんなゴミ屋敷にいたら本当に荒んでしまうと私を外に引きずり出したこともありました。

その彼女がちょうど私が目眩を起こした日のお昼過ぎに、彼女も不思議な体験をしたそうです。
職場近くのパスタ屋でお昼を食べていたら、突然、彼女の頭の中に私の彼女がよぎったそうです。
そして私の彼女の声が頭に響いた気がしたそうです。
「今までありがとう。○○(私のこと)を見てくれてありがとう。これからも○○を頼むね」と。
そして彼女も色んな記憶が蘇ってきて最後に「○○ちゃん(友人)、楽しかった。ほんとサンキュー」と言う声が頭の中に響いてハッと我にかえったそうです。
気付いたらパスタを巻いたフォークを持ったまま涙が溢れていたらしいです。

これが彼女の三回忌の後の不思議な出来事の一つです。

 

 

227 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/15(水) 14:45:44 ID:9i3mGWf5O
彼女が亡くなってから何度も彼女の田舎を一人旅しました。
その度に彼女のお墓にも、彼女の実家にも寄り仏壇もお参りさせてもらっていました。

でも彼女のお父さんにもう来ないでくれ、君には会いたくない、と言われてからは、
コッソリと彼女の田舎に行ってはお墓だけ勝手にお参りしていました。
そのこともあり、三回忌には行けませんでした。まぁ身内でもないですし…。

私は目眩を起こした直後に実は身体を落ち着かせるために喫茶店に行きました。
そしたら携帯電話に見知らぬ番号から電話がありました。
なんと彼女のお父さんでした。

「出張で大阪に来てる。二日休みが取れたから大阪を観光しようと思う。できれば君に会いたい。」と言われたんです。
私はその夜、お父さんと会いました。そして私ももう二日、休みを取って、お父さんを案内しました。
お父さんに頼まれて彼女との思い出の場所を案内しました。大阪や京都・奈良。
お父さんは娘の夢を見たそうです。どんな夢かは話してくれませんでしたが。

ただその夢を見た後にすぐに大阪の出張が決まったそうです。
そして私に会おうと決めたんだと話していました。

どんな夢か、どんな気持ちで、どうして私に会おうと思ったのか、どうして彼女との思い出の場所に行きたがったのか、全くわかりません。

けれどお父さんと打ち解けることができました。
最後には「気が向いたらいつでもお参りにきてやってくれ。」と言ってくれました。
ただ「娘のことを思ってくれるのはありがたいが、君には君の○○○なしの人生を歩んで欲しい」とも言われました。

もう来ないでくれと言われてから、なんかわだかまりというか、胸につかえていたものがあったのですが、そのシコリが取れました。

たぶん彼女が私とお父さんを会わせてくれたんだと私は思っています。

 


229 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/15(水) 15:35:28 ID:9i3mGWf5O
三つ目の出来事は彼女のお父さんが田舎に帰ったあとのことです。
彼女のお父さんを大阪駅で見送って帰宅すると、私の母から電話がありました。
一昨日、不思議な夢を見たと言うのです。
母が田舎から私に会いに大阪にくる夢だったそうです。
夢の中で私の案内でとある寺院を見学に行ったそうなんですが、
母は私が田舎を出てから二度しか関西には来てないんです。
そしてその寺院にも行ったことがないのですが、母の話す景色等々は鮮明ですぐにどこの寺院かわかりました。

それは彼女が大好きで良く私と二人でいっていた寺院です。前日に彼女のお父さんとも訪ねた寺院でした。

母と私がその寺院を訪ねる夢。
そして私はジュースを買ってくると言って石段を下りていくそうです。
すると濃い青色の生地に黄色と赤の花模様がある浴衣を着た、髪に簪をさした女性が話かけてきたそうです。
「はじめまして」と挨拶して、「暑いですね。○○(私)くん戻ってくるの遅いですね。お母さん喉乾いてるのに。」と言ったそうです。
「ハキハキした女性で顔が面長で、○○って女優さんの若い頃みたいな女の子。あんた心あたりあるかい?」と母。

 

232 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/08/15(水) 16:13:25 ID:9i3mGWf5O
正に彼女なんです。その浴衣は二人で京都で選んで私がプレゼントした浴衣だし、その浴衣を着てその寺院の夏祭りみたいなイベントに行ったんです。

口ごもってる私に母は「あんたの知り合いかい?住んでる世界が違う人だと思うんだよ。あんたがジュース持って階段登ってきて、あんたにその子のこと聞こうと思ったら、にこって笑って消えちゃったんだ。あんた知り合いかい?」と。

どうしようもなくなって彼女のこと、事故のこと、ここ数日のことを母に話しました。

すると母は急に泣きながら「やっぱりそうかい。それじゃあの子は私に挨拶を交わしに着てくれたんだね。良い子だね」と。

私は「挨拶もそうかもしれないけど、彼女はおかんに会いたかったんだと思うよ。おかんとその寺院に行きたかったんだと思うよ。」と言いました。

彼女、うちの母と会いたがっていたんです。うちの母と散歩や寺社や花とか見に行きたいと言ってました。
結局、そのうち、そのうちと言って紹介してませんでした。これまでの恋愛でも恋愛のことを親に話したことも、紹介したこともありませんでしたし。
母に紹介してたら良かったと後悔してますが。
これ、○○のお母さんに食べさせたいなどと、自分が実家に送る荷物と一緒に、うちの実家にも荷物作ってくれたりしてました。
良い嫁さんになってくれてたはずなんです。

なんか母の話すそのにこって笑った彼女の顔とか、リアルに想像できるんですよね。
母の夢にまで出なくてよいのにとも思いましたが、
母にそう言うと「あの子が夢に出てきてくれなかったら、かぁさんはあんたがツライ思いしてたことも知らなかったんだよ。あんたも大変だったね」と言われました。

確かにその後、親が知るところになって楽になりました。
荒んだ生活してるのは薄々、親も気付いていて、その度に嘘ついて逃げてましたし。
実は転職もしたんです。一時期、働くことさえしたくなくて辞めて。その理由もようやくきちんとわかってもらえて。

母の夢にまで出なくていいのにと思いますが、彼女には感謝ですよね。

 


 



pasoku_matome at 21:42│Comments(2)TrackBack(0)clip!>│【オカルト】 

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この記事へのコメント

1. Posted by あ   2007年09月01日 00:13
最後のは泣いてしもうたわ
2. Posted by     2007年09月01日 15:14
イイハナシダナー(´;ω;`)

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