参議院選挙候補者出揃う!参議院選挙等に役立つサイト紹介

2007年07月14日

公選法、ネット解禁か?

自・民が参院選公示後もHP更新、他党も追随の動き

自民、民主両党が12日の参院選公示後も、党のホームページ(HP)を更新し続けていることが、波紋を広げている。

 従来、選挙期間中のHP更新は文書・図画の頒布や掲示を禁止した公職選挙法に抵触する恐れがあるため、各党とも自粛していた。他党からは追随する動きも出ている。

 自民党は公示日の12日、HPに「ニュース」として、東京・秋葉原での安倍首相の第一声の記事や写真、党三役の街頭演説の様子などを掲載した。民主党も12日に小沢代表、13日に菅代表代行の街頭演説の様子を掲載し、党幹部の遊説日程も更新している。

 05年衆院選では、民主党が岡田代表(当時)の第一声などを掲載したところ、総務省から「遊説内容を載せることは公職選挙法に抵触する恐れがある」と指摘され、その後は各党とも更新を控えた。公選法142条は、選挙運動期間中、法定のはがきやビラ、パンフレットを除き、「文書図画」の不特定・多数への配布・掲示を禁止している。

 今回、自民党は「特定の候補者名は出さないが、政党としては情報発信の義務がある」(広報本部)、民主党も「党幹部の演説内容を掲載することは、選挙運動ではなく、政治活動の一部だと考えている」(広報)と説明している。

 自民、民主両党の対応を受け、公明党は選挙期間中のHP更新は自粛するという当初方針を変え、13日午前から、公明新聞の記事を転載する形で太田代表らの遊説の様子を伝え始めた。共産党は13日付の党機関紙「しんぶん赤旗」の記事を引用する形で、志位委員長の第一声を掲載した。

 一方、社民党の担当者は「今後、他党の更新が問題にならなければ、更新を検討したい」と話す。

 総務省は「問い合わせがあれば説明はするが、主体的に取り締まることはできない」と話している。

(2007年7月14日0時19分 読売新聞)



「寝耳に水」

とは、このことだろうか。公職選挙法142条および143条からすれば、これらの条文に記載されている行為以外は禁止であることから、インターネットによる文書頒布は原則禁止になる。

ここで、「政治活動」と「選挙活動」の違いを見てみる。

政治活動:政治上の目的をもって行われるすべての行為の中から、選挙運動にわたる行為を除いた一切の行為
選挙運動:特定の選挙で、特定の候補者の当選を目的として、投票を得又は得さしめないために、直接又は間接に働きかける必要かつ有利な行為


公職選挙法においては、政治活動と選挙活動は明確に区別されている。政治活動については、選挙期間中であっても許容されるのが、公職選挙法である。

このことから言えることは、政治活動であれば、選挙期間中であってもインターネットによる文書頒布が可能との解釈もできないわけでもない。(かなり苦しいが)しかし、厳密に言えば、選挙期間という特別の期間において、政治活動をネットで頒布するということは、政治活動に限定することは難しく、事実上、選挙活動であると認識されても仕方がないはずである。

選挙運動とは、「選挙の特定ができる(日付)」、「候補者あるいは政党の特定ができる」、「投票依頼あるいは、落選依頼(非難等)」の3点が同時に成立する場合に該当すると考える。今回、参議院選挙ということで、もちろん比例区があることから、特定の政党への投票依頼、落選依頼(非難等)も、当然選挙運動にあたると思うのだが、いかがだろうか。

公職選挙法による取り締まりは、各都道府県警にて行われるが、選挙の公正性という観点からすれば、今回の自民党、公明党、民主党、共産党のネット上の頒布は、公職選挙法違反に該当する可能性が濃厚と言えると思うが・・・。

 崟治活動だからいい」
◆崙団蠅慮補者を挙げていない」


この2つの観点から、恐らく言い逃れをしてくるだろう。△亡悗靴童世┐弌△發掘△海陵由で頒布できるのならば、ブロガーによる政党非難等は構わないということになる。(比例区があっても政党非難ができることになる)

2005年の衆議院選挙においては、民主党に対して総務省がHP更新の自粛を指導し、各政党が横並びになる形で、更新をしなかった。

今回、4つの政党が更新をしているのだが、今後の総務省の動きは目を離せない。同時に、所轄の警視庁の動向も気になるが、いずれにせよ、特権階級は許されて、非特権階級は許されない、ということを公然の事実として看過することはできない。



【参考】
東京都選挙管理委員会
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/qa/qa03.html

選挙の豆知識
http://www.city.ichinomiya.aichi.jp/division/gyosei/senkyo/undou.html

選挙運動(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B8%E6%8C%99%E9%81%8B%E5%8B%95

なぜネット選挙活動が実現しないのか
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbf000005042007

時代は“公選法2.0”を求めている
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070711/12998

判断材料の広がりが選挙を変える!〜参院選とインターネット〜
http://www.janjan.jp/election/0707/0707100813/1.php




↓↓↓ 「参議院選挙に必ず行こう」を合い言葉に、ワンクリックお願いします!

にほんブログ村 政治ブログへ

passionmaster at 18:23│Comments(2)TrackBack(3) 選挙 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 小泉劇より茶番劇  [ A Tree at Ease ]   2007年07月14日 22:27
 最近テレビが面白くないらしく、巨人がそれなりに勝ち、さらに巨人戦の中継の回数を絞っているにもかかわらず、視聴率は史上最低らしい。サッカーも中田がいなくなってからすっかりというか、もとの不人気スポーツにもどりつつ??????
2. 公職選挙法と抜け道  [ とむ丸の夢 ]   2007年07月14日 23:19
人気blogランキングへ ← ランキングに参加しております。ご協力をお願いいたします。           ありがとうございます。m(_ _)m  毎日、政治と政治屋さんたちに?? 
3. 護憲派アマゾネスとして  [ あしたはどっちだ! ]   2007年07月15日 00:31
はじめに、きょうの村野瀬さまの記事の転載から。転載はじめ。  『ネット時代の選挙運動の参考のために (人気blogランキング参加中。応援クリックお願いします。) ネット上での選挙についての発言の参考のために貼っておきます...

この記事へのコメント

1. Posted by abi.abi   2007年07月14日 23:19
はじめまして。
村野瀬さま経由で来ました。
とても興味深い記事です。
リンク貼らせて頂きますのでよろしくお願いします。
2. Posted by see21   2007年07月15日 12:02
>abi.abiさん

ご紹介いただき、ありがとうございます。

私も、公選法について色々と調べてますが、結局はっきりした事は分からない、のが実態です。

グレーゾーンにしておいて、国の裁量で取り締まる、こういう感覚なのだろうと思います。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
参議院選挙候補者出揃う!参議院選挙等に役立つサイト紹介