期日前投票の脆弱性与党のボトム勢力

2007年07月27日

国家権力という「圧力」

7月23日(月)放送の報道ステーションのとある場面で、緊張感を漂わせる古館一郎氏の顔が画面に現れた。いつにない厳しい表情で、心持ち狼狽しているかのような不安な表情を浮かべ、ゆっくりと、そして慎重に話しを始めた。

「ここで、お伝えすることがあります。
この番組の17日(火)の放送に関して、自民党から質問状が届きました。
それはですね、ここで私が公明党の太田代表にお話を伺っている際の、一部、私の発言に関しての指摘であります。
それは、私が太田代表に聞きました、競争社会が激化して、お金持ちだけがいい思いをしていいのか、そういう自民党の考え方とは全く相反する公明党の考え方があるはずです。
ここに関してです。

自民党のご指摘は、あたかもそれが自民党が競争社会の激化を容認して金持ちだけがいい思いをしていい、というような考えに繋がる政策を推し進めているように、大いなる誤解を与えるのではないか、という、そういう自民党のご指摘でありました。

私は、申し上げます。
そういった意図は全くありませんでした。
そして、自民党の政策について言ったのでもありません。
私が分かりやすく表現したかったのは、あの小泉構造改革路線以降、確かに日本経済は上昇しました。
しかし、その政策の構造改革路線を進めていく過程の中で一方、今現在、庶民にとってはですね、税金が確かに重くのしかかり、年金不信もあり、また、様々な背景から一部、物価の上昇も見られている。
まだまだ、ゆとりなど実感など全く出来ないという国民が多くいるんだ、と。
この点を申し上げたかったのであります。

私の発言の真意がうまく伝わらなかった点があったとすれば、誤解をされた方がいらっしゃったとすれば、どうぞ、その点、ご理解を頂きたいと思います。」


私の感想としては、詭弁に映る、といったところである。古館氏の真意がそれであるならば、自民党の考えの路線を引き合いに出して、公明党の本来の路線を問い質す、という論法自体がそもそも崩壊してしまう。仮に、「ゆとりが実感できないという国民が多くいる」という論拠をもとに述べたにせよ、自民党政治が競争激化、金持ち優遇の元凶との確信を古館氏が持っていることは、バレバレである。どう言い逃れしても、自公連立政権の是非を鋭い口調で切り込みたかった、だけではないのか。

古館氏が云々ではない。この問題は、一般国民にとってもイヤな感じが残ったはずだ。

「国家権力という圧力により、報道に萎縮をかけ、反体制勢力には容赦なく攻撃を加える」

今回、自民党の権力により古館氏は、事実上の謝罪を行ったことになる。本人からすれば、こういった弁明や言い訳を先んじて言うより、この国家権力の不当な介入に対して、疑義を申し立てたいところではあったろうが、テレビ局の保身等により、不本意ながらの謝罪に至ったと見るのが適当だと思う。

またしても国家権力が・・・、ではあるが、強権を握った立場にとっては、こんな介入など別に大したレベルではない話なのではないか。日常茶飯事的に、繰り返し行われている権力ごっこの一端が、たまたま感に障る発言に向けられた、だけで、ある意味運が悪かったと感じるが、いかがだろうか?

権力を掌握している人間が恐れていることは、一般国民が真実を知り、覚醒することであるが、その意味では、今回の件は、自民党の琴線に触れたのであろう。真実、事実、短く纏められた分かりやすい説明、は、一般国民の覚醒を促すには、最高の武器になりうるものであり、その武器がメディアを通して日本中に拡散することに危機感を持っているのが、権力者だ。

基本的に、今のテレビ、新聞等の既存メディアは、武器を我々国民に伝えることを積極的にはしてくれない。現状は、真実、事実を知っている良心ある人間がネットにて情報提供してくれるしか方法はない。

そうなのである!

我々国民一人一人が貪欲なまでに真実、事実を追及する姿勢を持ち、いつでもアンテナを立て、自らも情報の発信者にならなければ、権力者の不正は一向に防ぐことはできないのだ。黙しても、黙しても、それは、己の生活空間を狭め、生きにくくし、権力者の圧政の下僕に成り下がる結果しか見えないはずである。

さあ、みんなで真実を追い求め、真実を見続けることで感性を磨こうではないか。得体の知れない国家権力というグレーゾーンの闇を切り裂いていくのは、真実という武器しかないのだから。


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passionmaster at 19:18│Comments(3)TrackBack(1) 政治 

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この記事へのコメント

1. Posted by おるおる君   2007年07月27日 20:58
格差の存在は、いけないことだが、解消は難しいのではないでしょうか?かっての中国のように、人民全てが貧しければ、格差のない社会ですけどね?今度は、民主党が自民党に変わって、地方にバラまいて格差を是正するという、一昔前の田中角栄さんの継承ですかね?私は、賛成しかねますけど…。勝ち組の古館さんに、言われても…と思っている人が多いかも?ミスマッチの解消が一番ではないでしょうか?
2. Posted by see21   2007年07月28日 01:34
>おるおる君へ

今の時代、デジタル社会なので、1か0と考えがちですが、間の0.3でも0.5でも0.8でもいいわけです。

超格差社会を仮に1とし、共産社会を仮に0とするならば、0.4〜0.5くらいまでに戻しましょうよ、という政策が必要なんだと思います。

要は、程度の問題であり、今の社会は超格差社会に向かって走っていて、これは危険だという事で、批判が出ているわけです。

民主党のバラマキは、補助金等の中央のお金を減らし、地方のお金に少し重みを持たせようという意味においては、平準化を志向する方策だと私は思ってます。

ところで、ミスマッチとは何のミスマッチですか?
3. Posted by おるおる君   2007年07月28日 01:43
職業のミスマッチです!企業が求める人材 と、職を求める人とのことですが?

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