2008年04月02日
「異例」という言葉の不思議
「歴史的に極めて異例で残念なこと」
これは、日銀総裁空席に伴い、福井俊彦総裁が遺憾の意を込めて発言した言葉である。なにかにつけ、「異例」という言葉が連発されているが、この「異例」とは何なのだろうか?
字面で解釈すれば、
「慣例にないような異なった結果になってしまった」
、ということだが、そもそも政治の世界、国会の世界での従前の出来事自体が「異常」であったのではないだろうか。
戦後、与党が圧倒的な数の論理で衆議院も参議院も事実上支配してきたわけで、その強大な権力が温存される中、様々な慣例が作られてきたことは想像に難くない。法律というガチガチの条文で規制するのではなく、いわゆる暗黙知の類である暗黙のルールを与党議員、つまりは自民党議員は作ってきたわけで、彼らの常識からすれば、その暗黙のルールが破られる、ということは、すなわち「異例」という解釈なのである。
昨年の参議院選挙により、ねじれ国会という与党側からすれば常識破りの異常事態が発生したわけだが、彼ら与党議員にしてみれば、あまりに長年、暗黙のルールに慣らされて国会運営をしてきたことで、どうも拒絶反応に近い状態にあるのではないか、と感じるが、どうだろうか。
それで、権力の象徴であった「暗黙のルール」の履行が実行できないことで、事あるごとに「異例だ。異例だ。」と、自分の非を忘れて責任転嫁している姿には、政治家としての能力のなさ、人としての格のなさ、人間としての浅ましさが如実に表れていて実に情けない。人の責任にするのは誰でもできるし、そんな愚痴に近い言葉を国会議員には吐いて欲しくないのが、国民の心情なのだが、特権階級を自認する彼らの目には、国民は映っていなく、目先の利益、権力、欲望ってところが関の山であろう。
悪しき慣例ならば、猶予無く打破すればいい。
良識ある慣例ならば、それは知恵として残していけばいい。
権力構造の維持の為だけに作った慣例ならば、それは即刻抹消すべきだ。
悪法を作りまくり、医療制度を混乱に陥れ、年金問題は解決の目途すら立たない、こんな国を作り出した国会での「慣例」にいくばくの価値があるのだろうか。与党議員の長年の慣例の負の遺産によって、今日本国民はまさに窮地に追い込まれている。「異例」と声を大にして言いたいのは、彼ら与党議員ではなく、我々日本国民であることを、先生と呼ばれている彼らに重々承知してもらいたい。
こんな殺伐とした、余裕のない世の中で生き抜く我々こそが、異例づくめであって、国民はもっともっと正当なる怒りを露わにすべきだ。
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戦後、与党が圧倒的な数の論理で衆議院も参議院も事実上支配してきたわけで、その強大な権力が温存される中、様々な慣例が作られてきたことは想像に難くない。法律というガチガチの条文で規制するのではなく、いわゆる暗黙知の類である暗黙のルールを与党議員、つまりは自民党議員は作ってきたわけで、彼らの常識からすれば、その暗黙のルールが破られる、ということは、すなわち「異例」という解釈なのである。
昨年の参議院選挙により、ねじれ国会という与党側からすれば常識破りの異常事態が発生したわけだが、彼ら与党議員にしてみれば、あまりに長年、暗黙のルールに慣らされて国会運営をしてきたことで、どうも拒絶反応に近い状態にあるのではないか、と感じるが、どうだろうか。
それで、権力の象徴であった「暗黙のルール」の履行が実行できないことで、事あるごとに「異例だ。異例だ。」と、自分の非を忘れて責任転嫁している姿には、政治家としての能力のなさ、人としての格のなさ、人間としての浅ましさが如実に表れていて実に情けない。人の責任にするのは誰でもできるし、そんな愚痴に近い言葉を国会議員には吐いて欲しくないのが、国民の心情なのだが、特権階級を自認する彼らの目には、国民は映っていなく、目先の利益、権力、欲望ってところが関の山であろう。
悪しき慣例ならば、猶予無く打破すればいい。
良識ある慣例ならば、それは知恵として残していけばいい。
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「靖国 YASUKUNI」5月中旬大阪で上映されます。
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