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2008年06月18日

小中学生に携帯電話

「小中学生の携帯電話、法規制検討を」自民有志が提言へ

 自民党議員の有志で作る「携帯電話から小中学生を守ろう勉強会」(会長・中曽根弘文元文相)は17日、小中学生の携帯電話所持を禁じる法規制を検討すべきだ」とする中間報告案をまとめた。

 20日にも福田首相に提言する。

 報告案は、「学校裏サイト」でのいじめや、出会い系サイトに関する犯罪の増加など、携帯電話の問題点を指摘し、教育的な視点から使用の規制を訴えた。事務局長の秋元司参院議員は「保護者や学校も子供に厳しく指導できなくなっている。法規制の後押しが必要だ」と話している。

 これに対し、通信業界からは「これだけ普及した携帯電話を取り上げるのは、あまりに非現実的だ」(大手携帯会社)と反発も出ている。

(2008年6月17日19時44分 読売新聞)


この問題は、とても難しい。小中学生から法的拘束力により携帯電話を奪っても構わないのか、という話であって、そこまで国家権力が介入することには、ある種、不自然さを感じずにはいられないが、しかし、個人的には、制限しても構わない、という立場を取る。

学校裏サイト、プロフ、メールといったアイテムを使ってのいじめ、個人攻撃が頻発していると聞くが、もし、現状そういったいじめを受けている子供達が存在するのなら、その傷は日本海溝よりも深いものと言える。

誰が誹謗中傷しているのか分からない、なぜ自分だけがターゲットにされたかの理由がよく分からない、いつこのいじめが終わるのかが見えない、携帯を手放したいが、手放せないというジレンマ・・・。(誰もが持っている携帯電話という必須アイテムを、いじめられているという理由だけで、学校に持っていかないとなれば、それはそれで攻撃の対象として状況は悪化してしまうのであろう。)

子供というものは、ある意味、残虐性を持っている。平気で相手を攻撃したり、相手が顔を歪めて痛がっているのに、さらにエスカレートしたりする。人間関係のシミュレーション、あるいは、成長する上での必要な過程、と言ってしまえば聞こえはいいが、しかし、被害を受けている当事者からすれば、とても耐え難い現実だ。いっそ、携帯電話がこの世から無くなってくれればいいのに、と思う子供達もいるんだと思う。

思春期、多感期の子供に、悪さが出来るアイテムを渡すことは、やはりどこかで制限してあげることが寛容であろう。成長への不安、自分の心が不安定、人間関係の難しさ、という時期においては、必要最低限のモノだけで十分だと思う。必要最低限のモノの中で、いかに工夫できるのか、いかに想像力を発揮できるのか、いかに楽しめるのか、そういった環境的配慮を行うのも、社会の役割であるし、大人世代の役割のはずだ。なんでも、子供達の言いなりに、モノを与えるのではなく、敢えて不自由さを与えることの方が、子供達にとっては重要なのではないだろうか?

段階的措置という意味でも、いきなり携帯電話そのものを取り上げる事には問題があるかと思う。親も携帯電話を買い与えることで、安心を得ているという現状も踏まえた上で、音声通話とGPS機能だけが付いた携帯電話の使用に切り替えて貰うというのが現実的だろう。そもそも、ネット機能まで小中学生が必要としているのか、と言えば、趣味趣向以外には考えにくく、携帯電話会社の戦略を鵜呑みにした産物にしか過ぎないのが実際である。携帯電話会社には涙を飲んで貰い、子供達を優先させる英断をぜひして欲しい。

何を堅苦しいことを、今の時代からすれば、自由の国にあるまじきこと、・・・と色々と批判はあろうかと思うが、自由という観点で言えば、決して人間というものは、好き勝手に自由に生きられるわけではない。

無人島に一人で生きるという条件下でも、自然という猛威が襲ってくるわけで、そこには当然のごとく自然からの制約がある。村に住めば、村の慣習や村の掟もあることから、当然自由というわけでもなく制約付きの生活が待っている。

「地球という有限の空間において、有限の命を持っている人間が、自由だけを無限に持てるはずがない。」

これは、ごく当たり前のこと。得てして、こういった当たり前のことを認識できず、自由だけを主張する輩もいるが、人間として存在してしまった以上、無制限の自由というものは得られないものだ、と受け入れることが、現実世界に生きるものの最低限の心得である。

「小中学生の子供に、携帯電話を持たせるのは私の自由だ。」と思う人は、少し自問自答してみてはいかがだろうか?


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この記事へのコメント

1. Posted by 新三   2008年06月18日 23:58
5 孫の携帯を購入するかどうかで、祖父と父が口論の末、祖父が父を剪定 ( せんてい ) 用のはさみで殴ると言う事件が起こりました。
元々孫のことで争いが耐えなかったそうですが、何も殴らなくてもと言うことを思い出しました。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080618-OYT1T00364.htm

規制したくなる気持ちも分かりますが、規制したら問題がなくなるというものでもないと思います。
2. Posted by see21   2008年06月19日 00:12
>新三さん

コメントありがとうございます。

携帯電話一つで親子が本気で口論するとは、たかが携帯、されど携帯なのでしょうね。

規制強化、規制緩和、放任、色々と手法・思想はあるかと思います。私の持論は、あくまで、ある角度から見た見解であり、絶対ではありません。

ただ、不必要なモノを子供に与え、心が飽和してしまっては、想像力や生活力、意欲が失われるのではないか、との懸念はあります。

私には、電車の中などで、必要に携帯電話をいじっている姿に、ちょっとした危機感というか、不安感を感じてしまいますね。依存症、という意味で。
3. Posted by Handara Yabanye   2008年06月20日 02:14
4 私も電車の中はおろか、街頭や横断歩道を歩きながら携帯の液晶を見ている子どもたちに危機感を覚えます。この年齢で携帯依存になること、自分の安全確保にさえ気が回らない、他者に意識が及ばないことは、ひじょうにまずいと思うのです。しかし、もはや親も指導できない、親も携帯メールを見ながら歩いている。技術の普遍化に行動規範や倫理がついていけないのですね。
しかし一方、中曽根氏らは「バーチャル」な古きよき時代を懐かしむアナクロニストです。携帯から子どもを守るというより、自分の理想を技術革新から守る、と言った方がよいのかも知れません。彼らは究極的には制度で上から型に嵌めて等質・均一にすることを望む傾向があると思います。市民、通信産業やメーカー企業がリテラシーを率先して教え、負の面を教えるよりは正しい使い方を示し、いたずらに多機能・付加価値を喧伝することなく適正なテクノロジーを提供すべきだと思うのです。

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