吉祥寺なので家からはそんなに遠くないのだが、石神本に掲載されていない事と修行先の『一二三』自体にそれ程魅力を感じていなかった(技術や素材は素晴らしいのですが趣向が合わない)ので敬遠しておりました。
しかし、飲食店コレクター魂(因みに私は決してラーメンマニアではありません、資金的問題で高いお店に行けないだけです)がこのお店に足を向かわせました。

因みに旅人の木とは、
「葉が東西に広がって生育することから、 旅人が方位目印として利用し、また、葉柄を切って滴る樹液でのどを潤し旅人の命を救っていたところから名付けられた植物」
だそうです。
ご主人の「ラーメン界で存在価値を確立させたい。そして客とラーメンの素晴らしさ・旨いものを食べられる喜びを分かち合いたい。」そんな意図を勝手に感じちゃいました。

チャーシューそば(900円)を注文。



出汁は『一二三』同様名古屋コーチンのガラやもみじがメインなのですが、複雑系で進化版って感じです。
豚骨・煮干・昆布・椎茸・三温糖・胡麻油・野菜等が使われており非常に芳醇かつスッキリした後味と超ハイレベル。
魚系は『一二三』より抑えられた感じになっております。
タレは小豆島産の古式醸造醤油や伊豆大島産の自然海塩と素材の拘りを感じます。

麺は平打ち太麺でこれまた秀逸。もっちりしていてスープにも絡み、麺自体の味わいもあり完全にこのスープに調和している。

どうやら06年に抜本的に麺もスープも見直され、『一二三』テイストは薄くなったようですね。

具のチャーシューも肉の味わい重視で不要な味付けはしておらず、くきわかめ・白髪葱・海苔とこのスープにマッチしたものとなっております。

連れが頼んでいた塩ラーメンは、胡麻油の風味が強すぎて個人的にはイマイチ。

『一二三』も名店だがこちらはもっと素晴らしい。また行きたいですね〜。

麺屋 旅人の木
最寄駅:吉祥寺 / 三鷹
料理:醤油ラーメン / 塩ラーメン / ラーメン一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食