京王堀之内で蕎麦屋と言えば東京でも随一の車家があまりにも有名ですが、こんなに無名なのにこんなにレベルの高い店が駅前にあったのか、とびっくりしました。
 
4,000円のランチコースを頼みましたが、満足度は相当なもの。
 まずはお通しサザエとふきともうひとつ。ふきはもちろん中国産とかスーパーに売っている物とは違って本物の山菜で苦味が大人の味。
 次に刺身三種だが、この値段のコースの割にはいいものがでてきました。
 天ぷらですが、キスやメゴチとメヒカリの魚類とたらの目やふきのとうなどの山菜類・海老と3回に分けてでてきました。この手のコースですと結構まとめてでてきて最後に食べるものは冷え切っていたりとするものですが、このやり方は結構ポイントが高い。
 更にその間ごとに3回そばがでてくるのにもビックリ。1枚目は十一そばで麺は太めの平麺。二枚目は十割。3枚目はどちらかの選択だったのですが、そばの香りやこしもしっかりしており、出汁の効いた汁との組合せは最高!
 天ぷらのレベルはみかわのような一流の天婦羅屋や村や東亭のものと比べると少し落ちますが、蕎麦屋の中ではかなりのレベル。蕎麦はまつやなどよりは格段に上で、車家と同レベル、つまり最高レベルのもの。時期によって蕎麦粉を使い分けるという拘りがあるようで、それは料理全体からも伝わってくるものでした。
 
 ここは間違いなく隠れた名店です。

一澤
最寄駅:京王堀之内
料理:そば
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食