伊勢丹発『京都展』◆遡楸未蓮惶星爐機殻據截『イルギオットーネ』〜
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- 2008年01月14日
前日は用事があってあまり時間が取れなかったので、再訪しました。
早速目玉のイートインに行くも1時間半待ちだったので、とりあえず『祇園おくむら』で牛カツサンド(1,500円弱)を購入。
こちらは、本来はフランス懐石のお店でHPにはカツサンドの“カ”の字もでてきません(笑)
人気商品だけあって、牛への火の通し方もいいですし、コロモは冷めてもグニャってならないように工夫されておりますね。
確かに美味いんですが、1,500円の割にはそれ程牛の旨味は感じられません。
味は★3.5・CPは★2以下ですね。
1時間半後に漸く、『祇園ささ木』x『イルギオットーネ』のコラボレートコース(3,780円)にありつけました。
因みに『祇園さヽ木』は『なかひがし』と共に西日本で最も予約が取り辛い和食店で、客単価は15,000円前後のお店で、『イルギオットーネ』は、西日本NO.1の呼び声高いイタリアンです。
まずは前菜。
祇園さヽ木は、「龍飛巻昆布・鶏の身 松風・手綱芋寿司・結び太刀魚・黒豆松葉さし・鉄砲和え」です。
ちょっと用語の解説を。
龍飛巻昆布:白身魚の酢じめの昆布巻きの事。
鶏の身松風(鶏の松風焼):鶏をミンチにして小麦粉や玉子と混ぜ合わせて焼き上げたもの。
手綱芋寿司(芋寿司の手綱巻き):山芋と卵をこねてシャリにみたてたものを手綱状に巻いたもの
鉄砲和え:ぶつ切りにしてゆでたネギ・魚・貝を辛子酢味噌で和えた物。
関西のおせち系なので、関東人には難しい用語ですね。
全体的には、酸味・甘味・辛味・旨味を一つの皿で味わえ4,000円のコースの前菜としては素晴らしいですね。
但し、特別美味しいとか気をてらったものではありませんので、無難といえば無難な味わいです。
ギオットーネの前菜は、「片面を焼いた寒ブリとたっぷりの京野菜のサラダ仕立て、ボッタルガ添え」。
正直有名店の提供するものとしては、美味くないですね。
寒ブリも中途半端な火の通しで旨味が引き出されているわけでもないし、生でしか味わえないプリッとした食感も損なわれてしまっております。
京野菜を酸味のあるドレッシングで和えているのは悪くはないが、ボッタルガ(カラスミ)は脆弱な風味でこれまたイマイチ。
更に温泉卵は、ドレッシングと合っておらず、存在意義に欠けるもの。
お椀はさヽ木で、「白味噌仕立て 引き上げ湯葉の揚げたもの、海老、京人参とほうれん草、とぎ辛子」。
正直煮詰まっちゃってて出汁が濁っていたのは残念でしたが、出汁の質はそれなりと思われるので、お店で食べればきちんと美味しいと思われます。
パスタは、ギオットーネで「やわらかい鶏肉とゴボウのタリアテッレ、京七味の香り」
タリアテッレ(フィットチーネみたいなもの)の茹で具合もよく、鶏肉の旨味とゴボウの野趣が京七味の香りと合わさって美味しい。
けれども、私が先日『ラ・マンチーナ』@仙川で食した鴨とゴボウのラグータリアテッレと比較してしまうと、残念ながら1ランク以上落ちてしまいます。
確かに美味しい事は美味しいのですが、あくまでも無名店で980円パスタであればって感じ。
デパートのイートインのメニューだからといってしまえばそれまでですが、仮にもリストランテ(高級イタリアン)ですからねぇ〜。
980円なんかでパスタを提供するわけないですから、普通より美味しいけれども総評はXです。
流石と思わせるところも全くないし、東京の一流店レベルには達しておりません。
デザートは、2店とも提供。
さヽ木は「麩饅頭・わらび餅・焼き目栗」。
麩饅頭は、『麩嘉』のような瑞々しさがないのはデパート内が乾燥しているからでしょうか。
わらび餅についているシナモンが焼き目栗にも付着してしまっており、それが一番美味かったかな(笑)
でも栗のしっかりした食感とほんのりした甘味・わらび餅のシナモンの風味と控えめな甘味・麩饅頭のしっかりした甘味と構成も悪くないですね。
ギオットーネのは、「いろとりどりのフルーツグラタン、新鮮なミルクのシャーベット添え」。
イチゴや葡萄等のフルーツの上に、イタリアンメレンゲ(卵白とシロップを泡立てたもの)がかけられており、表面をバーナーで炙っております。
これも普通に美味しいレベルだなぁ。
最後までギオットーネの特徴といいますか、一流店の片鱗が全く見られなかったのは残念な限り。
まーこれで3,780円でしたら、それ程期待を裏切らない内容であるとは思いますね。
しかし、コラボレートの意図って一体何だったんだか・・・
前菜は両者の質の差があまりにも明白だったし、デザートの割合が多すぎだし・・・
これで、和洋折衷とでも言いたいのでしょうか?
個人的にはさヽ木だけの方がよかった様に思えました。
さヽ木★3.5〜★4.5・ギオットーネ★3以下ってところでしょうか。
さヽ木はお店で食べれば美味しいかもしれないという内容でしたが、ギオットーネは多分こんなものなのでしょうね。
ネットの情報からあまり期待はしておりませんでしたが、それよりも悪い印象だったなぁ。
イル・ギオットーネ
最寄駅:河原町 / 五条 / 七条 / 四条
料理:イタリア料理
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食
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- │ イタリアン | 関西
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この記事へのコメント
フリットさん こんばんは〜♪
もしや、イル・ギオットーネの
実食の模様がUPされてるのでは
と思って見に来ました!
う〜ん。写真でみるだけでも、
さヽ木さんの方がおいしそう
ギオットーネの方は、
ちょっとしたパスタ屋さんのお料理と
写真でみる限りでは変わらないような・・・。
残念だけど、やっぱりイタリアンは東京にはかなわないかな。
全体的な層としてレベルが違いすぎるかも。
って、言いすぎかしら???
どーもです!
いや〜、まさかここまで普通だとは思いませんでした(笑)
ギオットーネだけでしたら、1,280円のランチセットって感じでしょうか。
やはり地方で美味しいイタリアンは『アロマフレスカ名古屋店』だけなんでしょうか。
さゝ木は、京都では人気だけで大して美味しくないとの意見も少なくないそうですが、もしそれが本当なら、やはり東京より京都のほうが和食に関しては1ランク上なんですね〜。