2016年11月

2016年11月15日

貴重な経験をさせていただきました。

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お客様の希望で お嬢さんの披露宴にソムリエとして一仕事させていただいて来ました。


場所は名古屋のホテルでございます。




私はグラスにワインを注ぐときに100mlずつ注ぐ癖が付いていましたので 80mlづつ注ぐ練習をし過ぎて当日は手が腱鞘炎になってました。。。泣

注ぎなおし なんか見られたらカッコ悪いですからね。


高級ワインばかりで たったの1杯が数万円というワインも当然ありましたので 1注入魂でやりました!


当然ホテルのベテランソムリエさんも数名いらっしゃる中 仕切らせていただき 大変恐縮でした。



主役のワインはボルドー格付け1級 ラフィット ムートン ラトゥール 1988

お嬢様の生まれ年 ワインの出来は最高の年です。









第一関門は抜栓   


慣れてない人は古酒の抜栓は間違いなく失敗すると思います。


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温かいおしぼりでコルクと瓶の結着をじっくりと温めて和らげます。



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こんな感じで カビが生えていたりコルクが脆くなっていたりします。


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それでもって この古酒専用 ワインオープナーで 丁寧に抜栓します。

普通のワインオープナーでも開けられますが 画像の3本のように ここまで脆くなっていると
なかなか難しいですね。



第2関門はデカンタージュ

澱引きをするのですが ワインを残し過ぎても 金額が高額なだけにもったいなすぎる 澱を入れてしまったら 舌触りがよくなく ダメ。   


第3関門は グラスに均等に80mlずつ注ぐ事


ガッツリ飲みながらの仕事でしたが ホテルのスタッフさんの力添えもあり
予想以上にうまくやれたと思います。


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ほっと一息 少し余裕ができて 写真を撮ってもらいました。



古酒の場合 開けたては不快な香りがしてもおかしくありません。 時間とともに不快な香りは飛んで

ワインが目覚めて本領発揮してきます。



非常に貴重な体験が出来、 なにより喜ばしいお祝いの席に招待頂き うれしかったですね。



ワインについてマニアな事を書くと長くなりますので割愛しますが、 自分の資金力では出来ない事をやらせてもらい

いろいろな発見がありました。 本当に良い勉強、経験になりましたよ。


そして抜栓したワイン全てしっかりと飲みました!   

ドンペリP2 コルトンシャルルマーニュ コスデストゥネルも激ウマでしたよ。


脳裏に焼き付いていたせいか眠りにつくまで 胃袋から美味しさが逆流してました。(笑)




pasta_di_franco at 21:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!ワイン 

グリッシーニ

グリッシーニ



分からない方は ぜひ ググってください。



これ パンの盛り合わせに付けているのですが、残ってくることが多いです。 残念です。。。

とくに味のしないプリッツ という感じでしょうか。


細いのから太いのから さっぱり味のものから粉の味がしっかりするものまで様々です。



僕の住んでいたトリノでは ほぼ100% テーブルに出されます。

軽食屋から高級レストラン 家庭でも。


そして めっちゃ食べます!



私の家も常備してます。 無意識に食べてる感じです。



どのように食べるかというと 食前酒でスパークリングを飲みながら、メニューを選びながら、料理が運ばれてくるのを待つ間に ポリポリと。。。


これでおなか一杯にならないのか? というくらい食べまくります。 条件反射的です。



でも日本ではあまり好まれないようですね。



ちなみに イタリアではパンには何もつけずに食べます。


日本ではオリーブオイルやバターをつけて食べられる方が多いですね。






例えるなら おかず?小料理?がたくさんあって ごはんに「ふりかけ」もかけて食べる という感じでしょうか?


「ふりかけ」は ここでいう オリーブオイル、バターですね。


もしくは醤油? 



感覚や習慣の違いですよね。




それと私もイタリアから帰ってきてからフレンチの人に聞いて知ったことですが、

お皿にパンを拭って食べる行為は 正式な場所ではマナー違反だそうです。


イタリアの高級店に勤める友人に確認したところ イタリアでもそうなんだそうです。


でも 残ったソースとか拭って食べるの美味しいですよね!




pasta_di_franco at 20:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!イタリアの事 | 料理
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