2008年01月29日 22:59

パスティ君登場
カシオ G−shockが生まれて25年目になります。おめでとう

今までの時計に対する考え方を変えたシリーズです。
発売当初はなかなか売れなかった。ただ、削岩機などを使う作業員、湾岸工事などのお仕事の皆様からは、感激された思い出があります。
今まで時計は使えなかった人たちには、作業時間を把握出来るお助けアイテムの誕生でした。

誕生以来 現在 時計についての考え方を大きく変えた例です。

「オメガのスピードマスター、たった40センチのところから落としただけ、なぜ止まったの?月へいった時計なのに。。」

「オートバイにつけてツーリング。ヤマハSRにG−shockは普通の光景」
 
「マッカーサーが日本へやってきた時はロレックス。今はG−shockが世界の戦場で酷使されています。米軍のアイテムになった。」

ロレックスからG−shockへの系譜も歴史になりました。

パスティーシュではG−shock生誕25周年記念 
 電池交換1000円(防水テスト除く)実施中


2008年01月25日 23:45

コロン

京都駅からタクシーでお店へ。

運転手さんが時計を持ってきました。高級時計2本。

 

 現役の頃「パスティー君」4番のお客様です!お呼びがかかると売り場へ直行。3分以内に解決、処理終了するのが4番の役目。売り場へ行くとみんなのほっとした顔がいいな。

 おみせのウオッチマンは倒産、お客様は残っていただいた。迷惑を掛けたなと思う。修理の責任者、バイヤー。年間売り上げ120億だった。

 今年のバーゼルフェアーは4月上旬に開催。など短い世間話をしながらお見送りをします。周辺には上賀茂神社、施設は高麗美術館、お店は、手つくり人形、量り売りのおいしいワイン、ドイツ菓子など大人の町。時間を作ってお香時計を楽しみにおいで!

 時間がゆっくりのヌーベルパスティーシュ!バスは京都駅から9系統です。



2008年01月21日 23:27

今日はインターナショナル1900年代初頭のモデルの修理
文字盤は変色、時計ムーブメントは過去の水入りでさびが目立つ
竜頭はすぽっと抜ける。
最悪の状態からどこまで使える状態にするか検討。
 稼働時間30時間。精度日±1分
「おじさんの形見なのです。」お客さんの話。昨年の暮れ来店。そのときはお断りしていた。またきた!
今回は断れなかった。修理価格にも納得していただく。
 時計屋はいつもネガティブなのです。完成して「高い修理代金、使わないのに贅沢だな!」特に掛け時計はうるさいので、家族の誰かが時計の音を非難すると後日、なり止め依頼で再訪する。
「うるさいので、音をとめてください!」命令形で来る!

 このようなことは、日常のことだから、日ごろ気心のしれたお客様にかたよる。
一見さんがこのような難しい時計を持ち込むのが、珍しい。
 インターナショナル
ケースは3ピース構造 予想通り文字盤側からさび。ムーブメントを取り出し、針を抜く。
秒針の4番車がさびていたらここで修理は終わる。何とか抜けた。
昔、タバコをすっていた頃はここで一服。いまはすぐに文字板にかかる。
長年のしみが抜けない」、気泡だらけの文字板、インターのロゴは絶対に消したくない。ぎりぎりの作業だ。
パスティーシュスペシャル秘密の5工程の磨きでさびを止める。
2日目。
ムーブメントの清掃。からからに乾いている歯車を、一つ一つケースへ移動。
洗浄、皮、木など自然界の道具が活躍する。
 てんぷ、ガンギ車は洗わないでてんしんの状況を見る、そのまま使えるのでほっとする。
一気に組み立てる。自動巻きシステムの取り回しに感激。綺麗な機械なので、預かってよかったと思う。
間違いのないように、注油箇所をノートに書く。金属が弱っているので二度組は出来ないのだ。その点ロレックスのマニュアルはしっかりしていると思う。油の種類まで明記されているのです。ロレックス101年目おめでとう!

何とかくみ上げ完成。
3日目
ひげぜんまいの調整。道路を通るバイクがうるさい
池に石を投げて波紋が広がるようになった。作業の経過時間がわからない
ぜんまいをフルに巻き上げてタイムグラファーへ!
4日目 今日
動いている 動いている、日差5秒の精度が出る。

合間にタイメックスの修理。クリントンタイメックス アイアンマン(トライアスロン)トライアスロン競技にでると最後に水が入るといわれる時計、ワンゲームウオッチ緊急修理なのです。
無事に終わって終了でした。おやすみなさい。



 


2008年01月17日 23:42

今週カルティエの修理が多い。パスティ君、カルティエのファンなので歓迎だけど、持ち込まれる時計がお客様の日常の使い方が荒っぽい!
カルティエは次の世代まで使える高級時計なのだ。娘、孫のことも考えて使ってほしい!

 時計屋さんから持ち込まれる修理品では裏蓋のねじがつぶされたモデル。ベルト調整のミスで使っているときに落ちた。など販売店のミスが多いようだ。

 一般のお客様の持ち込みでは、電池交換がほとんどだけど、ここでも誤解が多い。
「カルテェのショップに電池交換を依頼すると3万円といわれた!」とのこと、お怒りです。そのまま使わないでおいていた。その結果電池が液漏れ状態!最悪!
このようなことが多いのが昨今の特徴。

カルティエ、ブルガリなど高級時計ショップではコンプリート修理をします。電池交換の依頼でも分解掃除、防水テストなど厳しいチェックをやってくれる。その結果の修理料金と、一月程度の期間となります。ほんとはすごいメンテナンスをしてくれるのですよ。

そのような事情でこのところ、電池の液漏れ状態で持ち込まれるカルティエがおおいのが特徴。
 パスティー君の工房では電池交換、電池抜き取りなどをしています。即日完了。京都のカルティエ、ブルガリ、フランクミューラーファンの方、京都地区では購入したお店でないと、修理を受け付けないところもあります、海外購入など、お困りの方はご相談ください。

 

 

2008年01月13日 22:22

本日、京都パスティーシュの近所で駅伝大会が開催されました。
京都チームがダントツ一位。2区からトップで安定、中学生の姉妹がかわいい! ♪グレーター立命♪!気持ちよく歌って応援していました。
 すばらしかったのは宮崎県のチームです。
沿道の応援も「どげんかせんといかん!」でもりあがりました。
 私も沿道で観戦、「どげんかせんといかん」宮崎選手はたぶん過去最高の応援団のなか、がんばって走りきったと思います、うるさくてごめんなさい。

あわてて工房に帰ったときテレビでは、ちょうど岡山の選手がゴールインしています。ゴールで、手をあわせてごめんなさい、していました。
選手は、岡山の百貨店天満屋さん所属だと思う。接客態度のいい百貨店です、感激しました。周りの人に気を使っていたのでしょう、関係ないのですが、ヤマハ岡山店を思い出しました、楽譜売り場の接客では最高の場所です、あやふやな気持ちで探しても必ず見つかる楽譜。天満屋さんと同じ岡山の表町にあるお店なので、一度よってみてください。

京の駅伝計測チームはシチズン時計。京都はシチズン時計の人気が高いのはこんなところにも理由があるのかな?
また、ボランティアのボウイスカウトの皆様お疲れ様でした。
選手の皆様ありがとうございました。
 最後に岩手県チームの赤いほっぺに感激、時計王国 岩手県チーム 派手さはないけど絶対に次につなげてくれると、安心感がありました。「南部の娘っこたち、よぐがんばった!」やっぱり岩手県はおいらの第二の故郷だな!
今日は仕事はお休みでした。


2008年01月12日 22:53

パスティ君登場
修理工房の働き者 パスティ君
腕にはスウォッチ スクーバダイバー お香時計の煙が苦手。

お香時計なんです

2008年01月11日 22:39

ヌーベル・パスティーシュは修理工房の名前
パスティーシュ 英語でリメイクの意味 
高級時計の修理が得意
高級時計アンティークの世界に興味がある方、一度 工房を覗いてみてください
100年または親子3代使用できるアイテムをアンティークといいます。
修理には、時計のほかにミシン、懐中電灯など、もちろんオルゴールもやってきます。高級時計と、高額時計の使い分けで寿命も変わるのです。

特に昨年の7月から一般のお客様からの修理も受け付けています。
明治維新後従来の時計は使えなくなり、ヨーロッパ、アメリカから大量に輸入された時期がありました。その後100年近く経過しているのでメンテナンスが必要なのです。都合のいいときにお持ちください。
時計の仲間に日時計、香時計、水時計、メトロノームなどがあります。

時計の専門店ウオッチマンの本部で時計のバイヤー、修理部門の責任者から独立、京都に帰ってきました。
 同時にボランティアで私のしごと館の時計組立講師もオープン以来4年間続けました。体験料金1000円で時計が作れるのは、世界の歴史で初めてのことでしょう。わたしもウオッチマンの頃 手造り時計を企画したのですが、3万円前後での発売でした。
 
 ウオッチマンで買った時計や私のしごと館で作った時計の修理も当然受け付けています。電池の抜き取りは無料ですので記念に残したい、しばらく使わない場合、お持ちください。5分程度でできます。工房の周辺には名所旧跡が多数あります。一回りしている間に修理完了。
お香時計はお客様も楽しめます。場所は京都北区大宮玄以角の京町家です。
不定休ほぼ毎日働いています。10時から19時まで
18時からチェロの練習をしてますが遠慮なくお入りください。





2008年01月08日 23:06

時計修理工房パスティーシュの修理日記 - livedoor Blog 共通テーマ
お香時計で仕事始め
3時間計のお香時計で新年の幕開け
お正月は湾岸工事関連のダイバーウオッチ、漁業関係のG−shockの電池交換でスタート!メーカーでの修理では期間がかかり出漁に間に合わないなどのため、月夜の晩(出漁ができない)、お正月には例年、ダイバーウオッチからスタート。出漁まで大至急の修理です。

お香時計で気持ちを落ち着けて作業開始。
今回のお香
抹香、竜脳、白檀,沈香ブレンド 3時間以内に電池交換終了

修理途中にかわいい鳩時計が修理に来ました。30年ほど前の時計です。
1泊二日入院 機械がおもしろいので真剣に研究。鳩はちゃんと鳴くようになりました
アンティークものは緊張します。一度では修理できないことが多く2度組3度組で数ヶ月かかることもありますが、この工房では最後の望みで持ち込まれることが多くお断りすることができないのです。
今回のように無事に稼働すると快感です

住所 京都市北区大宮玄以上る
tel.fax075−495−2608
ヌーベル パスティーシュ
電池交換1000円セール実施中(防水パッキン交換込み)