オンライン広告を配信するシステムにおいて、ユーザの過去の製品及びサービスの購入履歴や人柄データ等の特徴量に基づいて、ユーザに配信するコンテンツを決定しようとすると特徴量の計算が膨大になるため、ある期間を特定する方法があります。
でも、これではユーザ群の傾向が動的に変動する場合に適切ではないことからこれを解決する発明が特許になりました(特許第6585998号)。

【請求項1】
端末のユーザに提示するコンテンツを決定するコンテンツ決定装置であって、
前記端末のユーザの特徴を示す複数の項目からなる第1特徴量を取得する第1特徴量取得手段と、
前記第1特徴量取得手段により取得された前記第1特徴量を前記コンテンツの提示に対応する提示時点と関連付けて蓄積する第1特徴量記憶手段と、
提示するコンテンツを新たに決定する対象のユーザである対象ユーザに対して、予め用意された複数の候補期間の中から一の候補期間を分析期間として確率的に選択する分析期間選択手段と、
前記第1特徴量記憶手段に蓄積された前記第1特徴量のうち前記提示時点が前記分析期間に含まれる第1特徴量に基づいて、前記対象ユーザの第1特徴量を当該第1特徴量よりも項目数が少ない第2特徴量に変換する特徴量変換手段と、
前記特徴量変換手段によって得られた前記対象ユーザの第2特徴量と、前記対象ユーザよりも前に前記対象ユーザと同一の候補期間が前記分析期間として選択されたユーザである過去ユーザの第2特徴量と、当該過去ユーザに提示されたコンテンツに対して当該過去ユーザによる操作がされたか否かを示す操作情報と、に基づいて、前記対象ユーザに提示するコンテンツを複数の候補コンテンツの中から決定する決定手段と、
を備えるコンテンツ決定装置。

 これによって、最良候補期間以外の候補期間を分析期間とした場合のクリック率の測定をある程度の精度(探索の割合に応じた精度)で行うことが可能となり、最良候補期間の変化等の状況の変化を適切に把握することができ、そのような変化に応じて対象ユーザに割り当てる分析期間を選択することができるとのことです。

 いかに広告をクリックさせるか、という技術も進歩しています。