#東証一部、ソフトバンク関連


先日、ヤフー株式会社の井上雅博氏が亡くなられたようだ。全く面識のない人だが、母校の先輩で、日本のインターネットの立役者ということで記憶していた。60歳という若さで、スポーツカーの耐久レースで自損事故という最期を聞くと、素晴らしい仕事をした人でも、最期は一瞬で消えてしまうものだと思わされる。やはり生きているうちに頑張らないとイカンと思う。ご冥福をお祈りしたい。
ヤフー井上氏死去、人力でつくった「ネットの玄関」 (2017/4/29)


◆株価
【急落】ヤフーの株価が決算発表翌日に▲10%下落。その理由は? (2017/4/28)
 同時期に株価が大幅下落。ただし、井上氏の死去が株価に影響を与えたわけでもなさそうだ。

ヤフー株価20170501


◆ヤフーの記事(人工知能関連)
さて、ヤフーであるが少し前から人工知能関連で注目していた。


◆特許分析(人工知能関連)
近年の人工知能関連の特許を簡易検索すると、やはりヤフーは他社より勢いがあることがわかった。ここでは、特許公報(登録)を「ディープラーニング+機械学習+人工知能」で抽出した。

人工知能関係の特許件数


全期間 出願日2010以降 出願日2013以降
順位 出願人 累積特許登録件数 順位 出願人 累積特許登録件数 順位
変動
順位 出願人 累積特許登録件数 順位
変動
1 日本電信電話株式会社 355 1 日本電信電話株式会社 224 1 日本電信電話株式会社 89
2 クゥアルコム・インコーポレイテッド;QUALCOMM  INCORPORATED 260 2 クゥアルコム・インコーポレイテッド;QUALCOMM  INCORPORATED 69 2 ヤフー株式会社 37
3 ソニー株式会社 141 3 キヤノン株式会社 58 3 フェイスブック,インク. 29
4 日本電気株式会社 128 4 ヤフー株式会社 55 4 ファナック株式会社 18
5 マイクロソフト  コーポレーション 126 5 富士フイルム株式会社 50 4 宮崎  洋彰 18
6 富士通株式会社 113 6 富士通株式会社 45 6 三菱電機株式会社 14
7 富士フイルム株式会社 108 7 フェイスブック,インク. 44 7 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 12
8 キヤノン株式会社 101 7 ソニー株式会社 44 7 楽天株式会社 10
9 株式会社東芝 100 9 日本電気株式会社 37 9 富士フイルム株式会社 9
10 ヤフー株式会社 95 10 株式会社日立製作所 35 10 日本電気株式会社 8
11 株式会社日立製作所 83 11 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 28 11 株式会社日立製作所 7
12 富士ゼロックス株式会社 66 12 KDDI株式会社 25 12 エスゼット  ディージェイアイ  テクノロジー  カンパニー  リミテッド;SZ  DJI  TECHNOLOGY  CO.,LTD 6
12 三菱電機株式会社 66 12 三菱電機株式会社 24 12 クゥアルコム・インコーポレイテッド;QUALCOMM  INCORPORATED 6
14 独立行政法人情報通信研究機構 60 14 株式会社東芝 23 12 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 6
15 三田工業株式会社 56 14 富士ゼロックス株式会社 23 12 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション;INTERNATIONAL  BUSINESS  MACHINES  CORPORATION 6
16 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 44 16 マイクロソフト  テクノロジー  ライセンシング,エルエルシー 22 12 株式会社デンソー 6
16 フェイスブック,インク. 44 16 日本放送協会 20 12 株式会社NTTドコモ 6
18 日本放送協会 41 18 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド;ALIBABA  GROUP  HOLDING  LIMITED 19 18 コーニンクレッカ  フィリップス  エヌ  ヴェ;KONINKLIJKE  PHILIPS  N.V. 5
19 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 36 19 ファナック株式会社 18 18 株式会社UBIC 5
20 KDDI株式会社 32 19 クアルコム,インコーポレイテッド 18 --- 18 ソニー株式会社 5
      19 宮崎  洋彰 18 18 キヤノン株式会社 5
              18 株式会社東芝 5

◆ヤフーの特許(ディープラーニング)
また、ヤフー株式会社で「ディープラーニング」で抽出すると以下の文献がヒットした。ヤフーのディープラーニングの明細書は概念が上手に書かれていてわかりやすい。一方、細かい点はよくわからず、意図的に開示しないようにしているのかと勘繰ってしまう。

項番 文献番号 発明の名称 筆頭出願人 出願日 筆頭IPC
1 特許6060298 情報配信装置、情報配信方法および情報配信プログラム ヤフー株式会社 2016年5月20日 G06Q 40/02
2 特許6059314 推定装置、推定方法及び推定プログラム ヤフー株式会社 2015年9月17日 G06N 99/00
3 特許6054902 感情推定装置、感情推定方法、及び感情推定プログラム ヤフー株式会社 2014年3月20日 G06F 3/01
4 特許6022499 行動予測装置、行動予測方法、及び行動予測プログラム ヤフー株式会社 2014年3月20日 G06F 17/30
5 特許5899272 算出装置、算出方法及び算出プログラム ヤフー株式会社 2014年6月19日 G06N 3/08
6 特許5844854 提供装置、提供方法及び提供プログラム ヤフー株式会社 2014年6月19日 G06N 3/04

今回は、ヤフー株式会社で、一番最初に「ディープラーニング」の用語が出てくる特許文献を抽出してみた。なお、この特許は、上記2015年9月23日付けの記事に出てくる、ヤフー株式会社 Yahoo! JAPAN研究所 I氏の発明だった。

この1,2年でディープラーニングの応用例の特許出願が激増しそうな気がする。私も波に乗りたいところだ。

(追記)



【発明の名称】提供装置、提供方法及び提供プログラム
【出願日】平成26年6月19日(2014.6.19)
【特許権者】ヤフー株式会社

【請求項1】
 入力データに対する演算結果を出力するノードが接続された学習器であって前記入力データから所定の種別に対応する特徴を抽出する学習器を登録する登録部と、
 特徴の種別の指定を受け付ける受付部と、
 前記登録部によって登録された学習器に基づいて、前記受付部によって受け付けられた特徴の種別に対応する特徴を抽出する学習器を選択し、当該選択された学習器に基づいて生成された新たな学習器を提供する提供部と、
 前記提供部が選択した学習器を提供した売主に支払う対価を算定する算定部と
 を備えたことを特徴とする提供装置。

#一発特許

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