#企業ネタ、訴訟ネタ、実務ネタ


前回(【007】)、アテナ工業とリスパック株式会社が争っていたのを見たので、今度はリスパック株式会社の特許について調べてみた。

1.リスパック株式会社が株式会社エフピコから無効審判を請求されたようだ。1次審決(無効)がなされて、リスパックが提訴。ここで、一旦、1次審決(無効)が取り消され、審決取り消し判決が上告棄却により確定。


 なお、この判決は、実務的には注目度が高かったようだ。いろいろな人が解説してた。


2.1次審決(無効)が取り消されるも、結局は無効審判で無効審決が確定。
無効2008-800258 2011/12/28


3.さらにリスパックが反論するが、無効が維持される。

4.本権利消滅日(平25.2.14) 。 2013/2/14


●資本金の比較
アテナ工業株式会社:4億5,000万円(平成27年9月末現在)
リスパック株式会社:6億3千万円
株式会社エフピコ 131.5億円

●売上高の比較
・アテナ工業  :102億円(2014年9月期)wiki
・リスパック   :810億円(2014年)? グループ全体
・エフピコ    :1703億円(2016/3)



●特許3803823
・リスパック株式会社
・外国出願なし

【請求項1】
 カーボンを0.3重量%から10重量%含有するポリエチレンテレフタレートを主成分とする固有粘度が0.55以上のシートからなり、
 前記シートの熱分析器の測定された昇温結晶化温度が128度以上、且つ、結晶化熱量が20mJ/mg以上のシートを用いた
 光沢黒色系の包装用容器。

【請求項2】
 カーボンを0.3重量%から10重量%含有するポリエチレンテレフタレートを主成分とする固有粘度が0.55以上のシートからなり、
 前記シートの熱分析器の測定された昇温結晶化温度が128度以上、且つ、結晶化熱量が20mJ/mg以上のシート層と、
 前記シート層の少なくとも一方に層の厚みが5μm以上のポリエチレンテレフタレートを主成分とする外層のシートを用いた
 多層の光沢黒色系の包装用容器。

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