December 2006

December 24, 2006

アポロ8号

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1968年のクリスマスイブ,アポロ8号が有人で初めて月の周回軌道を周った。

その前,偵察衛星でソ連の有人月ロケットの存在を知ったアメリカはあせり,月に行く予定ではなかったアポロ8号を前倒しで月に向かわせることにした。

この計画変更はかなり挑戦的であった。

アポロ1号の火災後,7号で初めて有人飛行が再開されたばかり。月に行くためのサターンV型ロケットは8号で初めて人を乗せて飛ぶ。月着陸船は開発が間に合わなくて載せられず(すなわち予備のエンジンがない),機械船のたった一つのSPSエンジンで月軌道に入り,そして月軌道から出なければならない。そのエンジンが故障したらおしまいである。そして誰もまだ月を周ったことがない。

これだけのリスクを抱えて実行を決断したのはほとんど狂気と思うのだが,当時のアメリカはそれだけソ連に勝ちたいという思いが強かったのだろう。

果たしてアポロ8号は無事に月へ行き,無事に月を10周し,無事に帰ってきた。

というわけで,アポロ計画の中でも一番挑戦的だった(と私は思う)この8号がすごいと思うのである。

この時私は齢2ヶ月あまり。こんな劇的な出来事,テレビで生で見たかったな。

 

さらに詳しくは,例えばNHKで放送された番組「人類月に立つ」第4話を見るとわかりやすいと思う。

他のいずれの話もとても面白くて,私はこのシリーズが好きである。



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December 22, 2006

お別れ会

1ヶ月前に偉大な上司が亡くなった。本日そのお別れ会に出席させてもらった。

気さくで,いつも大きな声で笑い,楽しそうに仕事をされる方だった。結構大きい問題が起きても,彼が笑い飛ばしてしまうのを見ると,何とかなるのかなと思って冷静になれた。

頭が切れ,英語が堪能でユーモアもあり,私が今携わっている製品をかつて我社で生み出し,育て,そして世界のトップレベルにまで引き上げた。彼の遺志を正確には知らないが,少なくとも今の仕事を誇りをもってやり抜くことが弔いになることは間違いない。

 

バンド関係の知人が亡くなって早2ヶ月たった。彼の濃い話と気持ちいい歌声が好きだった。深い付き合いではなかったが,周りの人たちの話や行動から察するに相当な人柄であったことが判る。ある曲を聴くといつも彼のことを思い出すが,もう生で聴けないのが寂しい。

 

二人とも,根っから明るくて声が大きくてよく笑い,人望が篤く,病気と前向きに闘ったという共通点がある。

惜しい人たちが逝ってしまった。

どうか安らかにお休みください。



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December 20, 2006

おこぼし

「おこぼし」とは飲料などの液体をこぼしてしまうこと。

私のかつての部屋は「おこぼし居酒屋」と呼ばれ,人がやってきていっしょに酒を飲んではじゅうたんの上に酒をよくこぼされていた。じゅうたんにしみ込んだ爆撃痕は数々の楽しい宴の証だった。

おこぼし居酒屋を離れてから2年近く過ぎ,そんな話もほとんど忘れかけていた昨晩,一人で缶ビールを叩きこぼしてしまった。しかもよりによってじゅうたんの部屋に・・・。

暗いからどこに何が置いてあるかわからへんねんなー。

明かりとか必要なものは早く買いに行くべき,と思った。買いに行こっと。



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December 18, 2006

引越し

仕事を休んで引っ越した。

荷物が比較的少なくて,同じ町内への引越しだったので1時間半でとりあえず移動は完了。

しかし電灯が全部揃っていない。カーテンもない。

廊下の明かりの下,加古川の地味な夜景を見ながらビールを飲みつつ,さっさと寝る。



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December 17, 2006

ノロ対策その後

うーん,単に酒を飲みすぎただけやったかも。

吐き気とか全然なかったし。しんどくないし。

アホは風邪ひかない。

 

インディアンうそつかない,って誰が言い出したんやろ。

 



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December 13, 2006

ノロ対策

なんか腹の調子が少しヘンで,こりゃひょっとすると今をときめくノロウィルスかな,と思った。

それはいかん。腹を下している場合ではないんだよ。

何とかしなきゃ。

 

で,朝からヤクルトやヨーグルトを買い込んで飲みまくる。

ウィルスと聞いたら,何となくヤクルト菌とか乳酸菌が効くかなと思って。

果たして結果は如何に?



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December 12, 2006

後ろの車

雨が降って濡れて,仕事で水を大量に使って濡れて,夜になったら晴れたけど湿っぽさは120%のまま。

靴と靴下がずぶぬれになったので,足がずいぶん冷たい。

帰りの運転中,後ろの車が長いことついて来ていて,さてどんな人が運転してるのだろう?と信号待ちの時にバックミラーを見た。

運転席にはヘッドレストしか見えず,人がいなかった。

 

「ひぃ!」

 

と一瞬息が止まり,冷たい足が不気味感を引き立てる。

霊的現象に鈍感で無縁だった私もついにそんな体験ができるようになったのか!?

 

と思ったら,左ハンドルの外車だった。

視野せまっ。

 

とてもご無沙汰の懐かしい人から電話があったりで盛りだくさんの一日だった。



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