YouTube観ていると、思わぬところから
自分の懐かしい動画につながる。
今夜も闇雲にお料理動画を観ていたら
右側に、かつて浦太さんと製作途中を披露した
”すっぴん”という動画が現れた。
その年の神戸JazzQueenContestに応募した、
”Lullaby Of Birdland”の音源で、
何の加工もしていない素の声、という意味の
”すっぴん”です。
この後コンテスト用でなく様々に加工して、
違いを聞いていただくべくアップしたのだけれど、
音楽的なことで時々けんかして、ほとんどの動画を
消してしまった。。。どっちも引かないから
なぜか奇跡的に残った、この1本。
ついでと言っては何ですが、
1回目と2回目の応募音源、も、聞いていただきましょう。
寺井豊先生は、京都の、いえ、日本の誇るジャズギターの重鎮で、
Vincentという西を陣のライヴハウスでセッションされるとき
よくお邪魔して、可愛がっていただきました。藤井貞泰(P)先生もよくお見えになり、
私の吹くカズーをすごく面しろい!と。
若い歌手さんにアドバイスできることと言ったら、これかな、
すごいミュージシャンと共演できるときはそうそうない。
その喜びが相手に伝わるよう、全身全霊で楽しむこと(笑)
最高のジャズメン!宝物のような時間でした。
2回目は35年前にバンド組んでたピアニストと再びつながり、
また組んだバンドでの演奏です。大好きなバンドでした。
後悔ありあり。何でもっとゴリゴリに食らいつこうととしなかったのか。
どこか自信なさげなところを見透かされるから、成功に至らない。
できないのは、そんな自分がかっこ悪くて、そんなことするくらいなら
アマチュアでいい、そう思っているからに他ありません。
でも折に触れ、今も、悔しい気持ちを思い知らされる。
まだまだ生きれるんなら、これからも歌い続けたい。
なんでもないただの歌好きを いい加減卒業したい。