2010年01月27日

脳科学研究の信頼度

先日、読売新聞に
脳科学ブームによる
脳科学書籍が氾濫していて
その内容はいささか怪しいという
記事が載っていました。

脳科学の研究は
まだまだ研究途上のものばかりで
立証されていないものが多く、
それをおもしろおかしく
書いてあるものが確かに多く見かけられます。

代表的なのが
右脳と左脳の話。

右脳は芸術的なものを判断し
左脳は理論的なものを判断するというもの。

右脳と左脳の違いは
利き腕と言語野の関係
(右利きの人の多くは左脳に
言語を司る部分がある)ぐらいしか
はっきりとわかっていません。
たしかに機能で違いはありそうなのですが
わだはっきりとわかっていない
というのが現状のようです。

私も認知の研究や調査をしていますが、
「脳」は本当に難しくて
おもしろいものだと思います。

でも、なんで
怪しい研究が多いのかというと
それは調査の仕方にあるでしょう。

たとえば研究者はある仮説を立てます。
そして、それを立証しようと
データを都合の良い視点で
分析するのです。

したがって、公平な視点で
検証されたものではなく
最初から良い結果を予測して
データを解析することが
あげられると思います。

これは心理学のジャンルでもよくあります。

オリンピック競技で
青と赤などで
色分けされる場合、
赤の方が有利になるという話があります。

こんなデータも
「準決勝以上」でとか
「判定に持ち込まれた試合の」とか
条件をつけることで都合の良いデータを
探すこともできます。
(必ずしもそれが悪いとは言えません。
ある条件を見つけることで特徴的な
差異がわかることはとても有意なとこです)

ちなみに北京オリンピックの
ボクシング、テコンドーの
全試合を条件無しで
赤コーナーと青コーナーのどちらが有利か調べましたが
顕著な差はありませんでした。

私は
元々理系の出身なので基本的な
解析方法は把握しているつもりです。
今後もデータのとり方や分析方法などについても
適正におこなっていきたいと
思います。

ん?

それにしては
自分自身の
このふくよかな体型は…

あれ?
カロリーの需要と供給の
計算を間違えてしまったようです。

トホホ…

理系が聞いてあきれる…


pawpawporo at 07:06│Comments(0)この記事をクリップ!

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