2014年01月14日

手を染める

悪いことをするとき使われる

「手を染める」という言葉は

もとは染め職人から生まれた言葉です。

染物屋さんは

生地を染めるときに、手まで染料に入れて

色がついてしまいます。

染めといえば「藍染」が一般的ですから

藍で染まった手は濃紺、黒っぽく見えます。

たぶんその様子から

黒い手≒悪いこととなったのではと

推測されます。


このように職人さんたちの様子から生まれた言葉は

他にもいくつかありまして

たとえば

仕事をサボることを言う「油を売る」は

小間物屋さんの髪油の商いが

女性と世間話をするなど

時間がかかったからと言われています。

「片棒を担ぐ」は江戸時代のカゴ屋から

来ているそうです。

前と後ろでカゴを担ぐ姿が

悪いことをふたりで企てている姿と

重なったのでしょうか。


ポーポーは職人ではないで片棒は担いでいませんが

なぜか油はよく売っています。

このままでは「焼きが回る」かもしれません。

pawpawporo at 23:42│Comments(0)

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