リサイクルパソコンビーグル 代表ブログ

北海道にあります中古パソコン専門店「リサイクルパソコンビーグル」代表のブログです。 エピソード、修理実績をはじめ、趣味やビーグル犬「まめ太・小槌(こづち)」のことなど幅広く掲載していきます。

修理実績

Qun 2026年7月号

月刊Qun 7月号の広告です。

19年の営業で2万台も修理していますので、当然修理技術は上がっています。
パソコンの壊れ方は様々ですし、同じ症状に見えても原因は違ったり、これは数えきれないほど修理してきた人の経験による診断でこそ見抜けます。
修理に使う工具、診断機も増え、新しい修理技術を常に研究し、以前修理できなかった症状でも今では可能になったものがいくつもあります。

最近はAIで調べて自分で直そうとする人が増えていますが、いくらAIが優秀でも的確に症状を伝えて的確に回答を得るには相当なパソコンの知識が必要です。
お子さんが病気になったとします。
AIで調べて〇〇の疑いがありますと回答があった時、病院に行かずそれを信じて親が治療するのは危険ですよね?
事実、AIの結果通りに自分で色々やってみて、悪化させて持ってくるお客様が後を絶ちません。
何もせずにすぐ診断にお持ちください🙂
Qun_202607

USBの歴史

このパソコンに、このUSBメモリに入っているファイルをコピーして欲しいという依頼です。
「そんな簡単な仕事・・・」と思われそうですけど、このパソコンはWindows3.1で、まだUSBが存在しない時代のパソコンです。
結論から言うと、バラしてHDDを取り出し、他のパソコンにHDDとUSBメモリを接続してコピーすればいいわけなので、それほど難しくはないです。
ただ、HDDは今どきと端子が違いSATAではなくIDEなので、IDEを接続するためのケーブルが必要になります。
ちなみにWindows3.1時代のHDD容量は40〜500MB程度。
「MB(メガバイト)」ですよ!
500MBは今どきの500GBの1000分の1で、CD-ROM 1枚より少ないです😓
windows3.1

Windows1.0から3.0まではほとんど普及していないので、世に出回った最初のWindowsがWindows3.1と言っていいと思います。
Windows95が登場するまでの1992年から1995年まで、今では当たり前ですけどマウスで操作ができる本格的なOSとして一気にパソコンが普及するきっかけになったOSと言えるのではないでしょうか?
Windows

USBが使えるようになったのはその数年後、Windows95登場から2年後のWindows95 OSR 2.1から。
と言っても、実際USBが使い物になったのは1999年のWindows98SEからですかね・・・
その時代、USBメモリは挿すだけでは使えず、ドライバのインストールが必要でした。
容量は確か512MB(1GBの半分)が限界だったと思います。
Windows_2

タイプライターのメンテナンス

長期間眠っていたタイプライターを使えるようにメンテナンスして欲しいという依頼です。
軽くバラして綺麗にして、可動部にミシンオイルを塗布する程度の軽いオーバーホールでスムーズに動作するようになりました。
タイプライター_1

何か違和感を感じませんか?
「1」と「0」がないんです。
実はタイプライターでは珍しいことではなくて、数字の「1」の代わりにアルファベットの小文字の「l(エル)」(または大文字の「I(アイ)」)、数字の「0」の代わりにアルファベットの大文字の「O(オー)」を使用します。
今のプリンタに比べれば文字が荒いので全く区別がつかないので問題なしです。
機械式のタイプライターは、キーを1つ増やすごとに、金属製のアームやバネ、活字のパーツが丸ごと必要になります。
キーを減らすことは、本体を安く、軽く、故障しにくくするための重要な工夫でした

タイプライターは文字を印刷するだけの機械なのでこれでも問題ないのですが、パソコンは文字と数字は区別する必要があり、例えば「1+5」と「I+5」は全く別の意味ですから別々にする必要があります。
本来キーボードに「012345679」と並べるべきだったんですけど、あとから「0」を追加したので「9」の右側に「0」で「1234567890」になったと言われています。
タイプライター_2

NEC PC-8001 過去最古の修理品

19年間で1万台以上修理をしてきましたが、その中でも最も古いパソコンの修理が入ってきました。
「懐かしい!」と思ったほとんどの方・・・たぶんそう思ったパソコンよりずっと古いですよ。
1979年9月発売ですから47年前のパソコンです。
ブラウン管モニタはいいとして、左にあるのはデータレコーダー。CDでもフロッピーでもなく、記憶媒体はカセットテープです。
例えばゲームはカセットテープで売られていて、ゲームを読み込むのに数分待つんです。
1面クリアしたら2面のデータを読むためにまた数分読み込んで・・・で、やられてしまったらタイトル画面に戻るので最初まで巻き戻して数分読み込んで・・・って感じです😓
OSはMS-DOSでしょ?と思った方・・・OSなんてないです。
BASICです。
PC-8001_1

で、その機種は「NEC PC-8001」です。
「PC-8001mkII」でもなく「PC-8801」でもなく「PC-9801」でもなく、初代「PC-8001」です!
CPUは「μPD780C-1  4MHz」、メモリは16KB。
16KB(キロバイト)ってわかりますか?
今どきの16GBの100万分の1です。
HDDやSSDなどのストレージはありません。
カセットテープから必要な部分だけメモリに読み込んで動作します。
PC-8001_2

側面には何のインターフェースもなく裏に集約されています・・・と言ってもこれだけ。
電源スイッチ、リセットスイッチ、データレコーダ端子、白黒ディスプレイ端子、カラーディスプレイ端子、プリンター端子、外部バス端子のみです。
PC-8001_3

プリンタは中からケーブルが伸びてきていてここに接続します😅
PC-8001_4

ブラウン管モニタ懐かしい!と思った方・・・甘いです!
たぶん解像度640x480くらいのブラウン管モニタのことを言っていると思います。
このモニタ・・・というかPC-8001の最大解像度は160x100です😆
荒いので指さしてドット数を数えられます😆
PC-8001_5

これが160x100ピクセルの実力です😆
CITY HERO

モニタ側の接続端子。
モニタが壊れたら大変です😓
PC-8001_6

データレコーダー。
プログラムを2進数(高い音と低い音の2値)で読み書きするので、要はFAXのあの音がカセットテープに録音されています。
低い音なら0、高い音なら1、例えばデータ「81」を保存するとしたら「81」は2進数に変換すると「10000001」なので「高い音1回+低い音6回+高い音1回」をテープに録音します。
で、前置きがあまりに長くなり過ぎました😅
今回はパソコンとモニタは問題なさそうで、データレコーダーの再生ボタンを押すとすぐカチャンとボタンが戻ってしまうという修理品です。
PC-8001_7

気持ち悪い液晶割れ

普通、液晶が割れるとこんな感じになります。
液晶割れ_0

先日無料引き取りしたパソコン、パッと見で液晶が割れているような気がしたので電源を入れてみると・・・
液晶割れ_1

気持ち悪い割れ方です😓
液晶割れ_2

見方によっては宇宙を感じます😅
液晶割れ_3

黒丸の部分に衝撃があって割れたということでしょうけど、どうやったらこうなるんでしょうね?
エアガンで撃ったとか?
液晶割れ_4

スマホ・タブレットも感染します

Windowsパソコンに比べるとMacはウイルス感染しにくいと言われています。
OSの構造上の問題や、OS標準搭載の高度なセキュリティ機能のお陰というのもありますが、一番は出荷台数がWindowsパソコンより圧倒的に少ないことにあると思います。
ウイルスを作る人はできるだけ被害を拡大させたいわけですからシェアの大きなWindows用に開発した方が効率が良いです。
スマホはどうでしょう?
2025年、パソコンの出荷台数は約1700万台に対し、スマホは約3200万台、倍近いです。
と考えるとスマホを狙った方が効率が良さそうですね。
でもスマホの感染はあまり見たことがないです。
スマホはアプリができる権限に限りがあり、システムファイルを書き換えることができない構造になっているせいです。
Windowsなんて素人でもやる気になればレジストリまでいじれちゃいますからね・・・
それでもマルウェア感染とか迷惑広告出まくりで使い物にならなくなったとか、そんな修理品はたまに入ってきます。
タブレット

MacBook スペースキー不調

スペースキー、ど真ん中を押せば反応するんですけど、中心を少しずれると反応が渋いという修理品です。
実はこれ、2016年前後のMacBookで良く起こる持病みたいなものです。
結構安く直せますのでご相談ください😊
MacBook

DOS版 JW CAD

無料のCADソフト「JW CAD」を使用しているお客様は多いですけど、今回はWindows版ではなく「DOS版 JW CAD」のフロッピーを持ち込まれ、「これが使えるパソコンを5台用意して欲しい」という依頼です。
当店の倉庫にPC-9801・PC-9821が山ほどあるのでそれで用意する手もありますけど、30年も40年も前のパソコンを販売するのはどうかと思います。
そこで、「DOS版 JW CAD」が動作する可能な限り新しいパソコンは何か、実験したところ・・・
DOS_2

参考までにDOS版というのはWindowsが登場する前、30年以上前のMS-DOSで動作するソフトです。
Windows95/98/Meは実はMS-DOS上で動作しているのでいけそうです。
XPからはようやくMS-DOSから解き放たれ32bitで動作するようになり一気に性能アップしましたが、その分互換性が落ちたのでDOS版ソフトで動作しない物が増えたハズです。
結論から言うとXPは無事動作し、色々こねくり回さなくても普通に安定して動作する最も新しいOSはWindowsXPであることが検証してわかりました。
WindowsXPは基本的に2006年までのパソコンですが、それでも20年前。
できるだけ新しいパソコンを用意したいのでこれも色々検証し2012年製造のNEC Mate、本来はWindows7機なんですけどダウングレードでWindowsXPをインストールしました。
ちょうど5台ありましたし・・・
今どきのと違ってドライバ当てがすごく大変なんですよね〜😓
これより新しい機種でも可能な機種は探せばあるんですけど、ほとんどの機種はWindowsXPをインストールするとコケます。
それでもCore i5/4GB/SSDと、DOS版ソフトを動かすにはこれ以上ない超贅沢仕様です😊
DOS_1

iMacのデュアルブート

ほとんどのパソコン修理屋はMacお断りです。
受け入れてくれたとしても知識も経験も少なく、完璧に元の状態には戻らないことが多いです。
当店には異常なレベルのMacのスペシャリストがいますので安心して預けてください😊

今回預かったiMac、なんか違和感を感じませんか?
そうです!
BootCampでWindowsをインストールしました。
それならWindowsのパソコンを買えと聞こえてきそうですけど・・・
iMac_1

MacOSとWindowsのデュアルブートです!
電源を入れると選択画面になります。
iMac_2

MacOS側。
iMac_3

このiMac、古いんですけどなんと5Kの超高解像度液晶です。
改めて一番上の写真を見てください。
450%表示にしてもこの細かさです😅
iMac_4

修理預かり品

修理が完了し、お客様が取りに来るのを待っているパソコンを置くコーナーです。
当店は1年延長保証のオプションがあり販売時に勧めると「パソコンってそんなに壊れないですよね?」とよく言われます。
当店で預かる修理品はどんなに少なくても1日3台、多い日は10台以上です。
電気屋で新品購入したばかりのパソコンだってしょっちゅう持ち込まれます。
もちろん新品の場合は保証で直せば無料ですが、メーカー修理に出されるので数週間かかりますし、ほとんどの場合データが消去されて戻ってきますので、お金がかかってでも当店で直すという方が多いです。
「パソコンって壊れるんですか?」という質問も多くて、これはちょっと驚きです。
この世に永久に壊れない機械は存在しません。
それが早いか遅いかに個体差があるだけです。
パソコンの場合は機械の故障以外にシステム障害もあるので更に故障率は高いです。
絶対にやめて欲しいのは、パソコンが調子悪くなった時にネットで調べて自分で直そうとすること。
同じような症状に見えても原因は様々。
熱が出て咳が出たら風邪と決めつけているような素人診断です。
かなりの確率で余計悪化させて持ってこられます。
ネットで調べた指示通り、まずこれをやって、それでダメならこれをやって、それでもダメならこれをやって、それでダメなら初期化しましょう・・・で初期化して持ってきて、「データがなくなっているみたいなんですけど・・・」って持ってくる人がすごく多いです😓
修理預かり品

ノートパソコンのキーボード修理

タオルで拭いていたらキーが外れたという修理品がたまに入ります。
あとは物を落としたとか・・・
キーボード修理_1

ノートパソコンのキーボードにはパンタグラフという部品が使われているんですけど・・・
キーボード修理_2

大体これですよ😣
キーが外れたら皆さん力ずくで押し込んではめようとするんですよね。
これ絶対やめてください。
左右の赤丸の違い、わかりますよね?
無理やり押し込んでここを折って持ってくる方がものすごく多いんです。
これが折れたらもう組み立てられません。
キーボード修理_3

そこで・・・
当店ではキーボード交換した時に、壊れた方のキーボードを保管しています。
この中に同型のキーボードがあればそこからパンタグラフを頂けばいいわけです。
全く同じキーボードでなければまず流用できません。
キーボード修理_4

ありました!
もうすでに数回お世話になっているようです😅
合うのがあったからいいですけど、なければ新品キーボードを取り寄せて丸ごと交換になってしまいます。
キーボード修理_5

108分の1の確率の故障

電源を入れると・・・
AH45X_1

BIOS画面になってしまうという修理品です。
SSDクラッシュでこうなる機種もありますけど、富士通ならSSDクラッシュしても基本的にはOSが見つからない類のメッセージが出るだけのハズ・・・
これは難航するかも・・・
AH45X_2

原因がわかりました。
[F2]キーが陥没して押しっぱなしの状態になっていました。
パソコンに詳しい方ならご存じかと思いますけど、富士通のパソコンは電源を入れて[F2]キーを押すとBIOS画面に入ります。
このパソコンは108のキーがあるんですけど、よりによって[F2]・・・他の107のキーならこの症状は起こりませんでした。
ネタとしか思えず大笑いしました😅
AH45X_3

キーを直したら無事起動するようになりました😊
AH45X_4

年に1回の4連休

年末年始の4連休は8割以上仕事をして終わりました。
溜まった経理もそうですけど、普段できない長時間集中しないとできない修理が中心でした。
例えばキーボード不良のノートパソコン5台のキーボードを交換しました。

例えばこんな感じでキーボードがはめてあるだけのような機種は楽勝です。
キーボード交換_2

HP ProBook 450 G6、これは最悪です。
二十数点のパーツ全てバラし、更にプラスチック溶接してあるキーボードをニッパーで溶接個所をプチプチ切って外します。
付けるときはもちろん溶接する必要があります。
写真でパーツ数を見て難しそうだと思ったでしょうが、実際やってみると見る10倍は難しく、恐らくほとんどの人は戻せなくなると思います。

これで休みが終わりって寂しいような気もしますけど、考え方によっては難しい修理5台成功させたのは、休み中にゲームをクリアした、プラモデルを完成させた、DIYでリフォームをしたとか、それと同じようなものではないでしょうか?
と言い聞かせて切なさを押し殺しています😅
キーボード交換

日本語キーボードに交換

外国人から買い取ると英語配列キーボードであることがたまにあります。
一応日本語入力はできますが当然[半角/全角]キーはありません。
記号の配列も違うので、特にキーボードを見ないで打つ人はいつも通り打つと違う記号が出てきます。
そのため安くして叩き売ってしまうことが多いのですが、このパソコンは高性能だったので日本語キーボードを取り寄せて交換することにしました。
最近はキーボードがプラスチックで溶接されている機種が増えてきてなかなか大変な作業です。

この機種はキーボードフレームは外れないのでそこにキーボードを裏からはめて溶接するタイプなんですけど、英語配列キーボードと日本語配列キーボードではキーの割り方が違って面白いです🙂
英語配列_1
英語配列_2

結構人の役に立っています

壊れたHDDのデータ復元技術が日に日に上がっています。
次々新しい手法を考え、過去には諦めていたパターンも成功するようになってきています。
今回は某ジャム屋さんの壊れたHDD。
このパッケージデザイン等、数千のファイルがHDDの故障で吹っ飛びました。
結構苦労しましたが9割以上復元できました。

先日は北見に新築でできるそこそこの規模のお店の設計データ(CADデータ)が吹っ飛び、それも復元できました。
復元できなかったら着工がかなり遅れ、相当な損失が出ていたと思います。

某大学の長年の研究データとか、会社の数十年分の経理データとか、子供が生まれた時からの写真とか、結構人様のお役に立っていると思います😉
データ復元は障害度合いが高いと本当に作業が嫌になるほど苦労するんですけど、無事復元できると涙を流して喜んでくれるお客様も多く苦労が吹っ飛びます😊
ジャム
月別に表示
プロフィール

まめ太

記事検索
tripadvisor
QRコード
QRコード
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ