April 13, 2007

『アクセプタンス&コミットメント・セラピーの文脈』

記事おしまい☆のところ、追記したので、上げます。

ACTの文脈武藤崇編著 S.C.ヘイズ序文 『アクセプタンス&コミットメント・セラピーの文脈:臨床行動分析におけるマインドフルな展開』ブレーン出版, 2006
on ブレーン出版のページ
on 丸善インターネットショッピングのページ(内容説明、目次の概要、編著者紹介あり)
の、
第IV部 第16章は、
フォーカシングとの小さな一歩 〜 体験過程的アプローチとしてのACT
と題した、編著者の武藤崇先生による論述です(pp.311-327)。(ACT:アクセプタンス&コミットメント・セラピー)

章の構成は、
1.Gendlinからみた行動療法・認知療法
 1−1.アクション・ステップス
 1−2.認知療法
2.フォーカシングからACTへの示唆
 2−1.クライエントとセラピストの関係性
 2−2.「価値」の選択方法
 2−3.セラピストの養成
3.ACTからフォーカシングへの示唆
 3−1.フェルトセンスの視覚化−?何か?を実体化させる機序
 3−2.フォーカシングの使用方法−意味の構築における恣意性

Gendlin:ジェンドリン

ACTの視点を借りることで、フォーカシングならびに体験過程理論を、対象化して観ることに、役立つと思います。
フォーカシング指向サイコセラピストにご紹介したいと思い、細かな項を挙げました。
(個人的に、なるほどなあと思ったのはp.321、嬉しかったのはpp.315,318!!。)
コーチングその他、言語による対人援助をおこなっているフォーカサーの方々の中にも、関心を惹かれる方がいらっしゃるでしょう。
※体験過程を、ジェンドリンがいうところのexpreriencingではなく、体験の過程というような意味で使用している箇所があるように思われます。注意が必要と思います。【※追記:2007.6.7.】

【参考ブログ記事】
・sleepy_sheepさんの大学用ブログ Who is the Lord of the Links?の夏の推選図書(4)〜Blue & Orange
・裕さんの裕’s Object Relational Worldの2006-10-12 Thuの記事とコメント欄
・izugaeruさんの臨床心理学徒生態誌の第三世代の行動療法←2006.10.15.0:46追加
・psy-pubさんの心理学の本(仮題)第3世代ニンチコードーリョーホーって...←2006.10.16.追加
・当ブログ内参考記事
2006年9月6日memo:アクセプタンス&コミットメント・セラピー

M&A【追記:2006.10.16.】なお、この本に先駆けて出版された、ACTの論文集の邦訳書は、こちらの記事の、ふたつめです。

【追記:2007.3.14.】参考裕さんのブログ記事

☆つづきの記事は、こちらです。

☆sleepy_sheep先生のブログ内関連記事
自著を語る: 『アクセプタンス&コミットメント・セラピーの文脈: 臨床行動分析におけるマインドフルな展開』への招待~『海辺のカフカ』風
A&Mシリーズ第三弾ワークブック翻訳出版予定

初投October 14, 2006


pca_nana at 14:19│Comments(15)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote 本など | フォーカシング

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この記事へのコメント

1. Posted by nana   October 14, 2006 17:00
memo
https://canpan.info/open/news/0000000524/news_detail.html
http://blog.canpan.info/jitou/archive/57
2. Posted by sleepy_sheep   October 14, 2006 18:12
nanaさん、はじめまして。

ご紹介いただき、ありがとうございます。

このような交流が生まれるといいなぁ、という思いで書かせていただいたので、とてもうれしいです。

今後とも、よろしくお願いします。
3. Posted by nana   October 14, 2006 19:55
sleepy_sheep先生

ご訪問、恐れ入ります。
ジェンドリンに、この先生の論述のことを伝えたい、世界のフォーカシング指向セラピストに提示できたらいいなと夢想しています。
自分で英訳出来れば、即座にメーリングリストを通じて流せるのですが、私の英語力と認知行動療法についての知識では、実現むずかしく、残念です。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
4. Posted by nana   October 14, 2006 21:08
sleepy_sheep先生、追記です。

北西先生は、このご本のこと、ご存知かしら、
森田療法との章、ご紹介しようかなあと思っています。
5. Posted by izugaeru   October 15, 2006 15:05
トラックバックありがとうございました。
therapyにおいて効果的な側面をつきつめていったら,きっと同じようなことをやっているんだろうから,研究は統一して積み重ねていくのが効率的だと思います。
フォーカシングの領域での研究と第3世代行動療法領域での研究では,相互交流ってないんですかね?
全然ないものなら,なおさら,世界に向けて発信したい情報ですよね。
6. Posted by nana   October 15, 2006 21:07
izugaeruさま

お訪ねいただき、恐縮です。
対話ができるのがいいなあと思うのです。
コメントありがとうございました。
 
7. Posted by sleepy_sheep   October 16, 2006 13:55

nanaさん

Leslie Greenberg氏をフォーカシングの流れを汲む方とするなら(どのような関係はいまいちわからないのですが),

Hayes, et al. (Ed.) 1994 Acceptance and Change: Content and context in psychotherapy. Context Press.

の中で「交流」はあります(ちなみに,その本にはAlbert Ellisも寄稿しています)。私が知る限りは,それだけです。

また,北西先生のご著書や論文はいくつか読まさせていただいただけで面識はございません。おそらく拙編著もご存じないことでしょう。

nanaさんのお陰で「異なる立場の方々に,この本や前訳書がどのように捉えられているか」ということを垣間見ることができ,感謝しております。ありがとうございました。
8. Posted by nana   October 16, 2006 19:50
 
sleepy_sheep先生

コメント、ありがとうございます。
Context Pressのサイトで見ましたが、興味を惹かれました。
貴重な情報なので、後ほど記事にしたいと思います。
ご教示、ありがとうございました。
 
9. Posted by psy-pub   October 17, 2006 16:39
>nanaさま

古い(なおかつ薄い)記事なのにTBどうもありがとうございます。nanaさんがなんかアクティブだ! 一ユーザーとしてオモロイ展開,期待しておりますです。

社会構築主義からの側面があるとは(ボンクラなので)気づきませんでした。いわゆる心理療法の「ポストモダン」といわれる統合的な流れのひとつということでしょうかね。裕さんじゃないけど,こりゃあオモロそうですね。
10. Posted by nana   October 17, 2006 23:36
psy-pubさん
わざわざご訪問、かたじけないです。
最近は、トラックバックを送っただけで、コメント欄でご挨拶するのをはしょっていて、すみません。
ただ、その方が、フット(ハンド(笑)ワーク軽くできるので、初めましてでない場合は、そのようにさせていただいています。ご容赦ください。
>なんかアクティブ
私ができるのは、こんなのありますー!と、言って回るくらいのもので(^^;。
早晩ペースダウンすると思います(w。
 
11. Posted by 阿世賀浩一郎   April 03, 2009 03:22
4 nanaさん

私のサイト、あまりにへヴィーになりすぎて、投稿の際にトラックバックが飛ばせない場合が多いのですね。

 でも今回、明らかに内容が具体的に関連する記事になりましたので、古い記事へのコメントの形になって申し訳ありませんが、情報お伝えします。

2009/04/03:
もうひとつの予告:「第3世代」認知行動療法と、私のフォーカシング指向心理療法の現場実践の比較論を連載する!?(カウンセラーこういちろうの雑記帳)

http://kasega.way-nifty.com/nikki/2009/04/post-a4e6.html

書き上げた後で、nanaさんのこの1年以上前の記事に偶然気がつきました。

そして、ここでなされていた紹介について具体的に言及させていただきました。

第3世代認知行動療法とフォーカシング指向心理療法の類似については、誰が気がついてもおかしくないことと思います。

事例研究の次元で、こうした現場実践を報告する日本のカウンセラーが何人も出てくるのも、実は時間の問題だろうと、私は感じています(^^)
12. Posted by sleepy_sheep   June 30, 2009 09:06
お久しぶりです。

今年の8/29(土),京都で,Hayes博士ご本人によるワークショップを開催いたします(通訳つき)。詳しくは,行動分析学会のホームページ(http://www.j-aba.jp/)まで。またとない機会ですので,いかがでしょうか?(先着100名です)
13. Posted by nana   July 04, 2009 00:56
sleepy_sheep先生
ご案内くださり、ありがとうございます。
人間性心理学会の大会と日程が重なっているのが、あいにくなのですが、関心を持っている知り合いにも、知らせようと思います。
14. Posted by sleepy_sheep   July 06, 2009 12:45
そ,そうでしたか…

もともとヘイズさんの来日は,第73回日本心理学会(於;立命館大学)の招聘によるものです。その会期中に,27日(木)9:30〜(2時間)のレクチャー,28日(金)9:30〜(2時間)のシンポジウムが予定されています。もし,そちらでよろしければ…

15. Posted by nana   July 08, 2009 22:54
sleepy_sheep先生
恐れ入ります<_._>。
招聘レクチャーとシンポジウムについてお教えくださり、ありがとうございます。
実は、今回は、3件重なっています(*へ*;;
研修機会が重なることって結構あって、なかなかです

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