【再生野菜について 再び】

野菜の再生栽培を始めたきっかけは、テレビのバラエティー番組でした。
余りにいい加減に見ていたので、今となっては番組名も思い出せません。

そのため、再生栽培を始めたものの、詳しい知識が足りないので、疑問点が多々出てきました。

そこで、検索エンジンでググってみたんです。

すると、野菜が再生されるということは、私が知らなかっただけで、意外とポピュラーなことみたいなんです。
世間では、「キッチンガーデニング」の一形態としてよく知られているようですね。

それだけではなく、イモ類が種芋から栽培され、ショウガも種生姜から栽培されるなど、あれも野菜の再生栽培に当たる訳なんです。

さらに、「豆苗」を食べた後、水耕栽培で何度も収穫するなんてことは、うちでも以前から当たり前にやっていたことでした。

あれこそが、良く知られた再生野菜の典型だったんですね。

そこで、私がやろうとしている再生栽培を一度整理してみることにしました。

1.「再生野菜」とは:

ネギやホウレンソウなどの購入した野菜の根を捨てずに栽培して、そこから食べられる部分を再生した野菜のこと。

2.最も易しい再生栽培の方法は、「水耕栽培」です。

3.水耕栽培による再生栽培に適した野菜

   葉物野菜:コマツナ、チンゲンサイ、ミズナ、セリ、ミツバ、クレソン、キャベツなど
   薬味野菜:ネギ、ニンニクなど
   根菜:ダイコン、ニンジンなど
   豆類:豆苗(エンドウ豆)など
      ただし、ニンニクや根菜は、根ではなく葉の部分を再生させて食べます。

4.水耕栽培で再生させた葉や芽をある程度育てたら、その都度収穫して食べるのが一般的のようです。

植木鉢やプランターに植え替えたり、直植えする方が長く大きく収穫できますが、実際にやる人は多くはないようですね。
難易度が高くなるからでしょう。
でも、私がやりたいのは、「植え替え」であり「直植え」です。
『完全再生栽培』とでも呼びましょうかね。

5.キャベツを例にすると、直植えして大玉まで再生した例が一つ載っていました。

6月に栽培を始めて、年を越えた2月に完全な大玉として収獲したそうです。
その間8か月。通常の栽培から考えると時間はかかるみたいです。
  
私がキャベツの再生栽培を始めたのは真冬のこと。
8か月先とすれば、真夏を通り越して秋口に収穫と言うことになりますね。
先は長いですが、チャレンジし甲斐はあると思うのです。

【再生野菜の現状】

先日記事にしたキャベツに続けて、すでに「ネギ」と「ホウレンソウ」で実験を始めました。

12月の21日のことです。

まずは再生ネギから・・・



再生ネギ1221小



次に再生ホウレンソウ・・・



再生野菜1221小


中央が、再生キャベツの第三弾です。
右が、再生ホウレンソウ。
(左が、再生ネギです。)

うちではこの季節になると、ネギは「泥付きネギ」を買い求めるので、根っこが丸々残っています。
それが有利に働けば良いのですが・・・

第三弾の再生キャベツは、第一弾・第二弾から比べると、生育が遅いと思います。
暖冬とは言え、冬の寒さのせいだと思われます。
再生ホウレンソウは5日経って、すでに新しい葉が出てきました。

再生ネギは22日にもう2本追加しました。
3本とも中心部が突き出てきています。
これが新しい芽として伸びてくるのでしょうか?



再生野菜1226小


記事が長くなったので、後は次回に続くということで・・・
・典型的な水耕栽培の方法
・さらに詳しい生育状況
・「いつ」「どこに」植え替えるか
などについてご報告させていただきたいと考えています。


最後までお読みいただき、有難うございます。
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