ミラー交換の時にも書きましたが、PCXのハンドルまわりは車体に対して上に突き出た感じなのであまり見た目が良くありません。しかし乗車姿勢は楽だし操作性も良いので購入当初は低いミラーを装着して誤魔化していましたが、いよいよ我慢できなくなったので交換しますw

まず最初にハンドルは大きく分けて以下の2種類があります。

[バーハンドル]
・純正のハンドルと同じタイプ(通称バーハン)
・バーの曲げ具合によって様々なサイズがある
・太さが22.2mmと25.4mmの2種類がある(PCXは22.2mm)
・主にスチール製やアルミ製でセパハンに比べると安価
・ポジションの調整ができない


[セパレートハンドル]
・スポーツバイクなどに多く見られるタイプ(通称セパハン)
・バーを固定する部分が左右で独立していて一般的にストレートバーが装着される
・高さや引きや絞り角などの調整が可能
・アルミ削り出しで高価
・基本的にPCXに対応したものしか装着できない

どちらを選ぶかは好みですが、自分は単に少し下げて黒くしたいだけなので、今回はシンプルなバーハンドルでいこうと思います。


次にPCXの純正ハンドルバーのサイズを把握する必要があります。大体ですが幅670mm、高さ120mm、引き(プルバック)120mm、絞り角24度、引き角87度、外径(太さ)22.2mmです。この数値を参考にしてハンドルバーを選ぶわけですが、例えば幅が640mmなら左右が15mmずつ短くなりますし、引きが150mmならグリップの位置が約30mm手前に来ると言うわけです。

しかしここで気をつけないといけないのは、純正ハンドルバーの幅と高さと引きの合計が910mmなので、この数値を大幅に越えるとケーブル類の長さが不足してしまいます。少しくらいなら越えてもケーブルの取り回しを変えるなどして対応できないこともないですが、あまりケーブルがパツパツになるとトラブルの原因になりますので、なるべく幅と高さと引きの合計が910mm以内になるバーが良いと思います。また、低さに関してもあまり下げてしまうとハンドルを切った際にケーブル類がカウルに接触するので、バーの形状にもよりますが高さは100mm以上にしておいたほうが無難です。

ちなみにバーの幅が広いと操作性が良くなり、引きが多いと乗車姿勢が楽になるという感じですが、PCXは元々が万人向けのゆったりとしたポジションなので、10mm程度の変化では違いを感じる人は少ないと思います。しかし30mmを越えると想像の範囲を超えた結果になることが結構ありますので注意してください。絞り角もあまり変えてしまうと操作性に大きく影響が出ます。

以上のことに気をつけて数あるハンドルバーの中から理想の商品を探してくださいw

なお、PCXの純正ハンドルバーは初期型からずっと変わっていないので、PCX専用とかPCX対応と記載された商品は基本的に現行型にも装着可能です。ただし中には装着できない商品もあるかもしれないので、対応型式の記載がないものは念のためメーカーに問い合わせることを推奨します。

そんなわけで長々と書きましたが、以下のハンドルバーにしました。


カムストック オリジナルハンドルバー
定価:4,500円(税抜)
品番:J3-001
適合:PCX全車種
高さは約25mm低く、セットバック約25mm、ハンドル幅はほぼ純正と同サイズ
※スイッチボックス用の穴あけが必要



【レビュー】

ハンドルの高さが25mm低くなることによって非常にスポーティーで、まさに理想的なスタイリングになって大満足です。幅は純正とほぼ同じで引きが25mm増えましたが、操作性は良いままで肩への負担が若干軽減されたような気がしますw


材質は肉厚のアルミでバー単品だと軽いですが、操作性や耐震性に関しては特に純正の時と違いを感じませんでした。カラーは梨地のブラックでセンター部分にはブランドのURLやメモリなどが白地でマーキングされていて、独特の渋さや高級感があります。(自分はスマホホルダーで隠れますがw)


少し垂れ角を付けたのでハンドルを切った際にスロットルワイヤーがカウルに当たる結構ギリギリのところまで下がりました。タイラップで固定して垂れないようにしたのでカウルに擦れるようなことはありませんが、なんとなく数値以上(25mm)に低くなっているような気がします。


純正ハンドルバーにはバーエンドを固定するネジ山がありますが、ほとんどの社外品はこのように貫通しているのでバーエンドも新たに用意する必要があります。しかしこのバーは内径が約13mmと非常に小さいのでバーエンド探しにかなり苦労します。(社外品は内径14mm以上に対応するものがほとんどです)


Dimotiv ハンドルバーエンドキャップ
品番:D000224-RD
パイプ内径φ13mm~18mmに対応



見た目を重視するあまり、予想外の痛い出費でしたw 付属のゴムを交換することによって幅広い内径に対応します。


高額なだけあってアルミ削り出しとジュラコンで構成されているので高級感があります。分解も出来て赤い部分を取り外した状態でも装着可能です。

Part2へ続く