バイクのペイントで一般的なものといえばオールペン(全塗装)がありますが、自分は純正ライクなスタイルの追求をしているのでなるべく外装には手を加えません。しかしカラーバランスの調整を行うためにパーツをペイントして周辺と調和させたり、メリハリをつけたり、質感を高めたりします。そんなわけで今回は部分塗装の紹介です。

塗装の方法はプロに任せるか、自家塗装(自分で塗ること)をするかの二択です。過去に何度か費用を抑えるために自家塗装に挑戦したことがありますが、所詮は素人なのでどうしても納得のいく仕上がりにはならず、結局はプロに任せることにしましたw ちなみに素人とプロの違いは技術やノウハウはもちろんのこと、塗料と機材と設備に大きな差があります。(話せば長くなるので省略w)


自分の場合は知り合いの板金塗装屋に直接パーツを持ち込み、具体的な色を指定してペイントしてもらっています。あまり知られていないようですが、どこにでもあるような個人経営の自動車修理工場(塗装ブースを完備していることが前提)に直接依頼したほうが費用はかなり安く済みます。参考までに自分は単色だと1点8千円と比較的安価でペイントしてもらっています。傾向としては数が増えるごとに安くなりますし、大きなものや手間が掛かるもの(複雑な形やめずらしい色)は高くなりますが、相場はあってないようなものなので要は交渉次第というわけです。




スイングアーム、プーリーケースカバー、ハンドルポスト、社外マフラーのステーをマットブラック(艶消しの黒)にペイントしました。スイングアームはボルトを通す部分とブッシュはマスキングをしてもらっています。色合いはインナーカウルの質感に似せた感じにしてほしいと伝えただけで、あとはすべてお任せですw




スイングアームとマフラーのステーをペイントすることにより、メリハリをつけてサイレンサーを引き立たせました。PCXの購入当初からこのスイングアームは気に食わなかったのでスッキリしましたw




こちらも別のマフラーに交換した際に付属のステーが無駄に主張していたので、スイングアームと調和させつつサイレンサーを引き立たせました。




この部分では脇役に当たるプーリーケースカバーを周辺のパーツと同じ色にすることによって一体化させています。そして主役のエアクリーナーはピアノブラック(艶ありの黒)にペイントしてメリハリをつけました。ちなみにボルトで固定するパーツは装着の際にワッシャーを間に入れないとネジ穴周辺のペイントが剥がれてしまうので注意してください。




テールランプはライトスモークにペイント、エンブレムはピアノブラック(艶ありの黒)にペイントすることで高級感を出しました。個人的にはメッキパーツやクリアレンズなどを使うよりも、こういったシックな雰囲気にして高級感を演出するほうが好みですw




ハンドルポストもメッキからマットブラック(艶消しの黒)にペイントして一体感を出しました。このように黒で固めることをブラックアウトといいますが、艶ありだと高級感が出ますし、艶消しだとスポーティーな雰囲気になります。メッキのように劣化が気になることもなく、掃除も外装と同じようにすれば良いので手入れも楽です。




また、ペイントとは異なりますが、自分はキタコ(K-CON)のビビッドボルトや、POSHのキャップボルトホルダーやアルミユニバーサルカラーなどを多用しています。ステンレスやアルミにすることで錆びの心配がなくなりますし、細部を詰めることによって車体の印象が底上げされるので、ドレスアップカスタムにおいては重要な部分だと思います。

トータルバランスを意識して「すごい」よりも「きれい」を目指すカスタムも奥が深くて楽しいですよw