PCXはサイドスタンドを出した状態だとエンジンが始動しません。これはニュートラルギアのないスクーター特有の安全対策ですが、普段はサイドスタンドで駐車する人にとっては暖機運転の度に毎回センタースタンドを立てるのはすごく面倒です。そんなわけで今回はサイドセンターを出した状態でもエンジンを始動できるようにセンサーを解除します。


【加工作業】
※作業内容はPCX(JF56)、PCX150(KF18)ともに共通です


[手順1]
バッテリーのマイナス端子を外します。



[手順2]
左側のサイドカバー(アンダーカウル)を取り外し、サイドスタンドの付け根にあるボルトを外します。



[手順3]
センサーを引っ張り出してニッパーなどで配線を切断します。



[手順4]
センサーを元の位置に固定します。むき出しになった2本の配線を接続(通電する状態)させて、邪魔にならない場所にタイラップで固定します。バッテリーのマイナス端子を戻して一連の動作が問題ないか確認したら終了です。

なお、配線の接続は様々な方法がありますが、配線コネクター(通称カニ)の使用はトラブルの原因になるのでオススメしません。自分の場合は確実に固定するために2本の配線をひとまとめにしてギボシ端子のオスでかしめ、さらに防水対策としてギボシ端子のメスカバーをかぶせています。ギボシ端子についてはエーモンのサイトでわかりやすく紹介しています。


解除後は以下のことに注意してください
・サイドスタンドを出した状態でも走行できるようになるので上げ忘れると大変危険です。
・配線が外れた状態になるとエンジンが停止するので確実に接続してください。
・アイドリング中に他人が勝手にアクセルをふかして暴走する可能性があります。



サイドスタンドのセンサー解除はこのやり方以外にも、センサーをオンにした状態のままタイラップで固定したり、配線の途中にあるカプラに別途コネクタを付けて通電させるパターンもあります。配線加工に自信のない方は以下のカプラをご使用ください。


キタコ サイドスタンドスイッチキャンセラー
品番:676-9000910
※2型以降に対応(JF28前期は不可)


取り付けはフロントロアカバーの内側辺りに緑のカプラがありますので、これを抜いてキャンセラーを差し込むだけです。