突発性発疹は赤ちゃんに今でもよくみられる疾患です。突然発熱して2−4日間持続して、熱が下がる前後に首筋から体幹にかけて淡い発疹が出現します。時には顔面や四肢に広がることもあります。
最近の突発性発疹に関する小児科の話題を記載しておきます。まず第一はこの病気の高齢化です。高齢化といっても老人が発症するわけではありません。それまでは9割以上が一歳未満だった突発性発疹の患者さんですが、和歌山、三重の調査では1990年代に平均発症月齢が9か月だったものが、2011年に15か月になっていたのです。他の報告でも1994年から2012年にかねて0歳例の発症の割合が88%から41%と減少していました。なぜ高齢化しているのは謎です。
また、この病気の主たる原因ウイルスはヒトヘルペスウイルス6b(HHV6b)なのですが、このウイルスに感染すると発症数週間後から唾液腺の中でこのウイルスが複製されます。その上感染した人は生涯に渡りこのウイルスを排泄し続けます。排泄量は多い人もいるし少ない人もいます。同じ人でもいろいろで多かったり少なかったりします。そのため赤ちゃんの周りにいる兄弟や大人が主たる感染源になることも判明してきました。赤ちゃんに口うつしで物をあげたり、キッスをするのはこのウイルスの感染機会を増やすことになります。
新型コロナのパンデミックのため、RSウイルスやインフルエンザなどの呼吸器疾患、ノロ、ロタ、アデノなどの消化器疾患は発症が減少したことは明白です。しかしながら突発性発疹は減少しなかったことが話題になりました。これは前述のようにごく親しい家族からの経口感染なので減少しなかったのではないかと推定されます。
突発性発疹の原因ウイルスにはもう一つ人ヘルパスウイルス7型(HHV7)があります。このウイルスは2度目の突発性発疹の原因になり、より遅い年齢での発症が多いことが知られています。 HHV7はHHV6と異なり、母乳からの感染がることがわかってきました。ただ、全体的にHHV6よりも軽症で終わることが多いです。
最近の突発性発疹に関する小児科の話題を記載しておきます。まず第一はこの病気の高齢化です。高齢化といっても老人が発症するわけではありません。それまでは9割以上が一歳未満だった突発性発疹の患者さんですが、和歌山、三重の調査では1990年代に平均発症月齢が9か月だったものが、2011年に15か月になっていたのです。他の報告でも1994年から2012年にかねて0歳例の発症の割合が88%から41%と減少していました。なぜ高齢化しているのは謎です。
また、この病気の主たる原因ウイルスはヒトヘルペスウイルス6b(HHV6b)なのですが、このウイルスに感染すると発症数週間後から唾液腺の中でこのウイルスが複製されます。その上感染した人は生涯に渡りこのウイルスを排泄し続けます。排泄量は多い人もいるし少ない人もいます。同じ人でもいろいろで多かったり少なかったりします。そのため赤ちゃんの周りにいる兄弟や大人が主たる感染源になることも判明してきました。赤ちゃんに口うつしで物をあげたり、キッスをするのはこのウイルスの感染機会を増やすことになります。
新型コロナのパンデミックのため、RSウイルスやインフルエンザなどの呼吸器疾患、ノロ、ロタ、アデノなどの消化器疾患は発症が減少したことは明白です。しかしながら突発性発疹は減少しなかったことが話題になりました。これは前述のようにごく親しい家族からの経口感染なので減少しなかったのではないかと推定されます。
突発性発疹の原因ウイルスにはもう一つ人ヘルパスウイルス7型(HHV7)があります。このウイルスは2度目の突発性発疹の原因になり、より遅い年齢での発症が多いことが知られています。 HHV7はHHV6と異なり、母乳からの感染がることがわかってきました。ただ、全体的にHHV6よりも軽症で終わることが多いです。
毎年11月は妻の実家の墓参りを兼ねて、九州場所の観戦を行っています。大相撲の人気がとてもあって、大阪場所も、会場が新しくなった名古屋場所ともチケットが取れませんでした。
九州場所こそはチケットを取りたいと思っていたところ、運良くチケットを取ることができました。
大相撲は今年は波乱の多い年でした。なんといっても白鵬の相撲協会からの離脱です。確かに大横綱に相応しくない言動がありましたが実績は申し分ありませんでした。本人も相撲協会の理事長を狙って大相撲の改革に取り組みたいと思っていたようです。最近は大横綱と呼ばれた力士の中で理事長になったのは北の湖だけのような気がします。大横綱と言われた大鵬、北の富士、千代の富士、貴乃花なども理事長には就任していません。勝負事と協会の運営には別な労力が必要なのでしょうが、何か釈然としません。
大関が琴桜一人しかいないので大関候補と言われる力士があまりいないのも心配です。若隆景、若元晴の兄弟、ウクライナ出身の安青錦、幕内に上がった時には一気に大関になるかと思われた琴勝峰、つっぱりと推しが豪快な大栄翔などが挙げられますが、安青錦以外は星取が不安定です。安青錦は十八歳になる前に、戦火を逃れて祖国を離れ相撲を続けられる環境を求めて来日し、大相撲の世界に飛び込みました。レスリングで培った低い姿勢、強い足腰などで前に倒れることがありません。大関が一人の今、東西の大関が早く揃って欲しいと思います。九州場所で10勝以上すれば大関の声がかかりそうです。
大相撲にはもう一人ウクライナ出身の力士がいます。不器用ですが大柄で力の強い獅司です。獅子も頑張って欲しいものです。
九州場所こそはチケットを取りたいと思っていたところ、運良くチケットを取ることができました。
大相撲は今年は波乱の多い年でした。なんといっても白鵬の相撲協会からの離脱です。確かに大横綱に相応しくない言動がありましたが実績は申し分ありませんでした。本人も相撲協会の理事長を狙って大相撲の改革に取り組みたいと思っていたようです。最近は大横綱と呼ばれた力士の中で理事長になったのは北の湖だけのような気がします。大横綱と言われた大鵬、北の富士、千代の富士、貴乃花なども理事長には就任していません。勝負事と協会の運営には別な労力が必要なのでしょうが、何か釈然としません。
大関が琴桜一人しかいないので大関候補と言われる力士があまりいないのも心配です。若隆景、若元晴の兄弟、ウクライナ出身の安青錦、幕内に上がった時には一気に大関になるかと思われた琴勝峰、つっぱりと推しが豪快な大栄翔などが挙げられますが、安青錦以外は星取が不安定です。安青錦は十八歳になる前に、戦火を逃れて祖国を離れ相撲を続けられる環境を求めて来日し、大相撲の世界に飛び込みました。レスリングで培った低い姿勢、強い足腰などで前に倒れることがありません。大関が一人の今、東西の大関が早く揃って欲しいと思います。九州場所で10勝以上すれば大関の声がかかりそうです。
大相撲にはもう一人ウクライナ出身の力士がいます。不器用ですが大柄で力の強い獅司です。獅子も頑張って欲しいものです。
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