先日山葉蝉を捕獲し、寄稿していただいた富吉氏より、
その後のメンテについて寄稿を頂戴した。
旧型山葉蝉には独自規格のパーツが多いと聞く。
同様の蝉を飼育している蝉愛好家にとっては必読書といえる。




お世話になります。
富吉です。

度々の寄稿で恐縮です。

私と山葉絵末七百、先日に運命の出会いを果たし
早一週間が経とうとしております。

この一週間本当にあっという間でした。
山葉絵末七百とずっと寄り添っていた、そんな一週間でした。

寄り添って具体的に何をしていたのかと申しますと…
ずっと眺めていました笑(←弾けって感じですよね…)

僕は中古で楽器を買ったら、まずはクリーニングからはじめるのですが
今回の蝉は出会ったばかりにも関わらず何故か愛着がすでに湧いていて
自然とメンテナンスにも力が入りました。

(人それぞれ、好みの問題ですが、僕は中古でも傷が少なくて綺麗なギターが好きなのです)

まずはパーツを全部外し、金属の錆を徹底的にとって磨き上げました。
ブリッジなんて、もうピッカピカになりました(^^)

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駒を調整するネジ穴がバカになっていた為、
本当は新しいブリッジにしようかと思ったのですが、
ネットで探しても合うサイズが見つからない…
しょうがないので、バカになったネジ穴を埋めたら復活するかもと思い、
金属パテでバカになったネジ穴を埋めました。

そして…

駒を調整するネジが完全に機能しなくなりました…泣

結局、何とかオクターブ調整は出来ました。
そして、ネジ穴は決して埋めてはいけないものだと心に刻みました(^^;)

その他、エスカッションとピックガードの黒いネジが色が剥げていたので
一つ一つ、塗装してつけ直しました。

sa700a


で、作業の一つ一つ終わる度に眺めていました笑
それも色々な角度から…

今まで、中古でギターを買ってもここまでした事はありませんでした。

今ではこの蝉の親のような気持ちでおります。

恐らく、心の何処かで年末蝉企画で我が子を褒められたい、
そんな気持ちがあるのかもしれません…
授業参観に参加する親のような気持ちでしょうか?
(僕は独身なので親の気持ちは分かりませんが…汗)

音に関しての記述が一切ありませんが…
ぜひ、弾いてその耳で確認をして頂けたら幸いです(^^)

それでは、長くなりましたが、
この辺で寄稿を終りにさせて頂きたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。




捕獲した蝉に精一杯の愛情を注いでいる富吉氏に敬服する次第だ。
やはり蝉も心もメインテナンスが大事である。
(ちなみに私は心のメンテで、昨日は箱根から富士を眺めていた)

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年末蝉企画では、さまざまな蝉の音を楽しむ予定だ。
山葉蝉の音もたっぷりと堪能したい。

ちなみに蝉-1グランプリに関して沢山のご質問をいただいている。

■蝉の音を正確に聴き分けられる耳
(たとえばアブラゼミとクマゼミを正確に判別できるかなど、)
■蝉の重量を正確に推定できる手秤力
上記二点と、最終的にはビンゴにて、勝者を決定する予定だ。




牛乳を1しずく水面に垂らすと、
遠目には一様に円状に広がっていく。
しかし、牛乳の小さい粒子をじっくり観察すると
それぞれが全く無軌道に動き回る。
そこに何の計画性も無い(この現象をブラウン運動と呼ぶ)。
このブログもそれに似て、
一つ一つの寄稿は、ある意味無軌道である。
モグラタンクがどこから顔を出すのか誰にも分からない。
しかし、大きな視点で捉えれば、
必ずやどこかに向かって進んでいるはずだ。
その終着駅がどこにあるのか、
管理人の私ですらつゆ知らぬことであるが、
蝉企画が終わった暁には、その全容がいくらか見えてくるはずだ。