ギタリスト、アレンジャー、ギター講師、etc…と
多彩な活動で知られる四月朔日(わたぬき)氏から
寄稿が届けられた。
四月朔日氏はセミアコと見えて実はフルアコ構造の、
CASINO所有者である。
多数のレコーディングで実際にCASINOを使用している理由など、
詳細なデータに基づいた解析を、ここに掲載する。
-------------------------------
宮脇さん、こんにちは、四月朔日です!
最近、親知らずが痛み、いよいよ抜かなければ
いけないのか、と日々、オドオドしながら生きてますw
さて、チェリーと聞いて、スピッツしか思いつかない
僕ですが(※宮脇注:実に効果的なジャブである。)、
blogで紹介いただけるとのことなので、
皆様に最初に僕と宮脇さんの出会いを説明しなければいけません。
長い説明になりますが、最後までお付き合い下さい。
説明の前にここを参照下さい。
■TVで見たあの人やこの人との
パーティーで宮脇さんと出会いましたw
■僕が泥酔して、宮脇さんに介抱してもらった
夜のことです。しっかりしろ!と2、3発もらったような
もらってないような?事件
さて本題に入りますか。
ジョンレノンがホワイト・アルバムやリボルバーなどの
アルバムのレコーディングで使用したカジノは、
ロックやポップスはもちろん、
ジャズっぽいサウンドを出すことが出来ます。
…って知ったような事書きますけど、
僕は、ジョンレノンに憧れている訳ではありませんでした(笑。
どっちかというとポール派です(汗。
で、レコーディングやライブでこのCASINOを良く使用してるんですが、
こんなシーンで使ってますんで、今日はCASINOについて紹介しますね。
1)クランチ
このギターはクランチのときにシンプルにコードを
ジャーンって鳴らすだけでも、めちゃオケに乗ります。
壁になるんですよね。
周波数帯域なのだろうか?
と思って測ってみました。
ローコードのEをクランチで鳴らしてます。
■ストラト(LUMTRIC COMPANY.Sonic)

グラフを見るとわかるように、
62Hz-4000Hzの間でバランス良く鳴ってます。
5000Hzあたりにピークがあるのは
ここは倍音でしょう。
他に特徴的なピークはあまりないですが、
スタジオワークなどで、そつなくこなすのに
便利な1本といえるでしょう。
■CASINO

やっぱ違いますね。
特徴は、なんといっても250Hzあたりのピークです。
人の声の帯域がだいたい400Hzから上くらいとされて
いるので、中低域が鳴ってるんですね!
しかも、800Hzから4000Hzあたりまでバランス良く
鳴っています。
しかし、ストラトが60Hzくらいから落ちてきているのに対し
CASINOは100Hzあたりから早くも落ちてきています。
なので、帯域は狭いけど、250Hzのピークがあるように
ローがブリッと鳴って、しかも、中高域もパリッと鳴ってくれる
ギターなのであります。
だからギターボーカルの人がよく使ってるのも分かります。
声と帯域的にマスキング起こしにくいギターですね。
3ピースやる人なんかにはオススメです。
2)アルペジオ
1〜3fのローコードで1本目のギターを弾く時、
ペダルトーンを使用したようなアルペジオでコードを
つなぐように弾く時とか、
他のギターでは細くなっちゃうんですけど、
カジノだと、オケにめちゃ馴染ます。
ストラトとかだと、よほど、良いギターじゃないと
弱く弾いた時のトーンがしょぼくなるんですよね。
3)シングルライン
ちょいクランチで、単音で裏メロとか(スライドバーでも)
弾いて、コンプ強めにかけると、音が太いまま、伸びてくれるので
オケに埋もれにくいです。
さっきの250Hzのブリッとしたサウンドです。
ソリッドギターだと、他の楽器とマスキング起こして
存在感がちょっと薄れちゃうんで、そんな時、オススメです。
4)カッティング
カッティングっていうとソリッドギターなイメージを
勝手に持ってたんですが、昔、レコーディングで
某有名スタジオミュージシャンAさんが、これで
パーカッシブなカッティングを弾いていて、
その魅力に取り憑かれました。
そういや、アルマッケイが335使ってたなぁ、
って箱モノはカッティングに良く合います。
これも250Kzのピークによって、
ブラッシング音が太くなりやすいんですね。
5)フィードバック
ハウリやすいギターなんで、そこを逆手に取って、
ハウリング音を録音して、Pro toolsなどのDAWで
加工したりします。
リバースさせたり、エフェクト処理させて混ぜると、
なかなか面白いオケが出来たりします。
ルーパーとディレイを使って、
ハウリング音をリアルタイムで加工して
それをループさせて、新しいハウリング音を混ぜながら、
ブライアンイーノっぽくしたりとか楽しいです。

という訳でCASINOもオススメですよ!
(ほんとは335も欲しい・・・orz)
CASINOはギブソンES-330と同じく、フルアコ構造のギターだ。
カールトン的リードソロの使用例が少ない割に、
バッキングで愛用されることの多い理由が、
見事に綴られている。
レコーディングに忙しい合間を縫って、
詳細なデータと共に寄稿していただいたことにへらちょんぺ!
…じゃなくって、感謝の意を表したいm(_ _)m
ちなみに最近の四月朔日氏制作の
逸品はこちら↓
「カッティング練習せんかい!」
…あ、じゃなくって、
「カッティング練習専科DVD」 →紹介ページはこちら
これからも四月朔日氏の動向には目が離せそうにない。
なお、宇宙刑事ギャバンについての考察など、
マニアックな知識について知られるH氏より、
含蓄のある言葉を頂戴した。
カジノとES-330は同じ工場で作られた同じギターで、
違いはヘッドストックだけ、
とあるビンテージ研究家が言っていました。
なので、
ES-330を使っていたグラント・グリーンのように
ジャズの人が使っても良いはずなのですが、
カジノは発売前にビートルズメンバーに贈られたため、
ビートルズのイメージが強すぎて敬遠されたようです。
そう言われると、
高いES-330もいいですが、カジノもアリなのかなと。
またプチ寄稿しますね。
多彩な活動で知られる四月朔日(わたぬき)氏から
寄稿が届けられた。
四月朔日氏はセミアコと見えて実はフルアコ構造の、
CASINO所有者である。
多数のレコーディングで実際にCASINOを使用している理由など、
詳細なデータに基づいた解析を、ここに掲載する。
-------------------------------
宮脇さん、こんにちは、四月朔日です!
最近、親知らずが痛み、いよいよ抜かなければ
いけないのか、と日々、オドオドしながら生きてますw
さて、チェリーと聞いて、スピッツしか思いつかない
僕ですが(※宮脇注:実に効果的なジャブである。)、
blogで紹介いただけるとのことなので、
皆様に最初に僕と宮脇さんの出会いを説明しなければいけません。
長い説明になりますが、最後までお付き合い下さい。
説明の前にここを参照下さい。
■TVで見たあの人やこの人との
パーティーで宮脇さんと出会いましたw
■僕が泥酔して、宮脇さんに介抱してもらった
夜のことです。しっかりしろ!と2、3発もらったような
もらってないような?事件
さて本題に入りますか。
ジョンレノンがホワイト・アルバムやリボルバーなどの
アルバムのレコーディングで使用したカジノは、
ロックやポップスはもちろん、
ジャズっぽいサウンドを出すことが出来ます。
…って知ったような事書きますけど、
僕は、ジョンレノンに憧れている訳ではありませんでした(笑。
どっちかというとポール派です(汗。
で、レコーディングやライブでこのCASINOを良く使用してるんですが、
こんなシーンで使ってますんで、今日はCASINOについて紹介しますね。
1)クランチ
このギターはクランチのときにシンプルにコードを
ジャーンって鳴らすだけでも、めちゃオケに乗ります。
壁になるんですよね。
周波数帯域なのだろうか?
と思って測ってみました。
ローコードのEをクランチで鳴らしてます。
■ストラト(LUMTRIC COMPANY.Sonic)
グラフを見るとわかるように、
62Hz-4000Hzの間でバランス良く鳴ってます。
5000Hzあたりにピークがあるのは
ここは倍音でしょう。
他に特徴的なピークはあまりないですが、
スタジオワークなどで、そつなくこなすのに
便利な1本といえるでしょう。
■CASINO
やっぱ違いますね。
特徴は、なんといっても250Hzあたりのピークです。
人の声の帯域がだいたい400Hzから上くらいとされて
いるので、中低域が鳴ってるんですね!
しかも、800Hzから4000Hzあたりまでバランス良く
鳴っています。
しかし、ストラトが60Hzくらいから落ちてきているのに対し
CASINOは100Hzあたりから早くも落ちてきています。
なので、帯域は狭いけど、250Hzのピークがあるように
ローがブリッと鳴って、しかも、中高域もパリッと鳴ってくれる
ギターなのであります。
だからギターボーカルの人がよく使ってるのも分かります。
声と帯域的にマスキング起こしにくいギターですね。
3ピースやる人なんかにはオススメです。
2)アルペジオ
1〜3fのローコードで1本目のギターを弾く時、
ペダルトーンを使用したようなアルペジオでコードを
つなぐように弾く時とか、
他のギターでは細くなっちゃうんですけど、
カジノだと、オケにめちゃ馴染ます。
ストラトとかだと、よほど、良いギターじゃないと
弱く弾いた時のトーンがしょぼくなるんですよね。
3)シングルライン
ちょいクランチで、単音で裏メロとか(スライドバーでも)
弾いて、コンプ強めにかけると、音が太いまま、伸びてくれるので
オケに埋もれにくいです。
さっきの250Hzのブリッとしたサウンドです。
ソリッドギターだと、他の楽器とマスキング起こして
存在感がちょっと薄れちゃうんで、そんな時、オススメです。
4)カッティング
カッティングっていうとソリッドギターなイメージを
勝手に持ってたんですが、昔、レコーディングで
某有名スタジオミュージシャンAさんが、これで
パーカッシブなカッティングを弾いていて、
その魅力に取り憑かれました。
そういや、アルマッケイが335使ってたなぁ、
って箱モノはカッティングに良く合います。
これも250Kzのピークによって、
ブラッシング音が太くなりやすいんですね。
5)フィードバック
ハウリやすいギターなんで、そこを逆手に取って、
ハウリング音を録音して、Pro toolsなどのDAWで
加工したりします。
リバースさせたり、エフェクト処理させて混ぜると、
なかなか面白いオケが出来たりします。
ルーパーとディレイを使って、
ハウリング音をリアルタイムで加工して
それをループさせて、新しいハウリング音を混ぜながら、
ブライアンイーノっぽくしたりとか楽しいです。
という訳でCASINOもオススメですよ!
(ほんとは335も欲しい・・・orz)
CASINOはギブソンES-330と同じく、フルアコ構造のギターだ。
カールトン的リードソロの使用例が少ない割に、
バッキングで愛用されることの多い理由が、
見事に綴られている。
レコーディングに忙しい合間を縫って、
詳細なデータと共に寄稿していただいたことにへらちょんぺ!
…じゃなくって、感謝の意を表したいm(_ _)m
ちなみに最近の四月朔日氏制作の
逸品はこちら↓
「カッティング練習せんかい!」
…あ、じゃなくって、
「カッティング練習専科DVD」 →紹介ページはこちら
これからも四月朔日氏の動向には目が離せそうにない。
なお、宇宙刑事ギャバンについての考察など、
マニアックな知識について知られるH氏より、
含蓄のある言葉を頂戴した。
カジノとES-330は同じ工場で作られた同じギターで、
違いはヘッドストックだけ、
とあるビンテージ研究家が言っていました。
なので、
ES-330を使っていたグラント・グリーンのように
ジャズの人が使っても良いはずなのですが、
カジノは発売前にビートルズメンバーに贈られたため、
ビートルズのイメージが強すぎて敬遠されたようです。
そう言われると、
高いES-330もいいですが、カジノもアリなのかなと。
またプチ寄稿しますね。

