平和なレジャーぶろぐ

こんにちわギター弾きの宮脇です。音楽と関係無いネタ満載ですが、何卒ご了承ください(*´д`*)

卓球イズム

RM卓球倶楽部練習試合

新宿は風林会館にて、

RM卓球倶楽部練習試合を敢行。

01OMEGAラバーに張り替えた加茂氏。



02変化球を自在に操る無形の卓球屋



03ラリー対戦では加茂氏が優勝。
トーナメント練習試合では宮脇が優勝。
加茂氏がOMEGAを手なずけることができれば、
無敵の存在になるであろう。




当日の動画↓
極めてマニアックな淡々たる卓球の様子なので、
期待しないで下さい(笑)
(ラストに外部から二名友情出演有り)。









2月8日になって、参加者である加茂氏から寄稿が届けられた。
彼は今まで、織りなす苦難の道を卓球というキーワードによって、
克服を遂げてきた。
時折踏む心のエフェクターは「Metal Zone」とのこと。
(※ギタープレイ時は別のエフェクターを使用)

それでは加茂氏による渾身の寄稿を楽しんでいただきたい。

−−

寄稿

あの「T.T.J」からどのくらい時間が経過したのだろうか。
私は、またあの風林会館の前に立っていた。
風林会館にたどり着くには様々な勧誘をくぐり抜けなければならない。
まさに卓球への真っ直ぐな気持ちがあるのかを試される踏み絵のようなものだ。

「T.T.J」を作った後の自分は散々な状態が続いた。
特に体調不良には随分苦しんだが、
やっとラケットのラバー交換とギターの弦交換に踏み切る事が出来た。

卓球ショップに入ったら
「あ、あのぅ、卓球を趣味でやりたいんですけど…。
最新のラバー欲しいんです。OMEGAとか。」

「あ?あなたどのくらい強いの?」
「うっ、ですから趣味で…」

こんなやりとりに心打たれつつもなんとかラバーを交換出来た。 
(宮脇注:よくぞこの時、Metal Zoneを踏まなかったものだ)


宮脇氏と新宿で会うのも久しぶりだったが彼も色々と荷物を持ってきたようだった。
風林会館卓球場に着くと既に三人の猛者がスタンバっていた。

リットーミュージック取締役K氏。
数々のヒット作教則本はK氏のリーダーシップの元生まれているわけだ。
シェイクハンドの技巧派でもある。

宮脇さんの著作を編集者として手掛けるH氏。
回転鋭い編集テクニックとドライブが特徴だ。

速弾きがうまくなる理由ヘタな理由のプロデューサーO氏。
今やDVD以外の現場で活躍しつつも回転かかったカットを持ち味とする。

そんな猛者が集まったわけだから当然すぐ試合が始まるのかと思いきや、
宮脇氏から提案が。
「あの〜、卓球の新ルールを作ったのでそれでやりましょう」と。
ルールはラリーをひたすら続けるというものなのだが、
さすが宮脇氏、細かい(笑)。

最低20秒続けなければならなく、ミスした方には点が入らないシステムだ。
1分以上続けると得点が二倍、2分以上なら三倍になるというのがニクい。 

いきなりの提案に皆が動揺したが、私はなんとか勝利することが出来た。

その後はやはり試合が行われた訳だが、
今回は宮脇さんの切れ味がすさまじく、圧倒されてしまった。

いつものシェンカーフレーズというよりはクリーントーンのソロが太い音だった印象だ。
途中、指弾きも織り混ぜていたため変化がありエッジが効いた球が放たれていた。
(宮脇注:要するに、ピン球がラケットではなく指に当たり予想しない方向に飛んだということ)

自分はと言うと、まだOMEGAラバーを使いこなす前に試合が終わってしまった。
せっかくメタルゾーン買ったのにソロのところでうまく踏めなかった、みたいな。。。

孤高のジャズギタリスト天野さんにもう一度1から教わって、
アンプ直で練習してこようかな、と。
そういえば天野さん最近どうしてるかなあ。

打ち上げでは、「T.T.J」のエンディングパートの「ハーモニクス・クロマティック・ラン」奏法の話題になったが、ゲイリーからの影響なんだ、と話した直後にショッキングなニュースが飛び込んできてとても悲しい気持ちになったが、私にとってゲイリー・ムーアは最も影響を受けた存在だ。

ゲイリーの思い出を大事にしながらも、これからも楽しいギター、楽しい卓球をやっていきたい!


寄稿は以上

戦い前日の特訓動画(卓球)

2月3日にちょっとした卓球の集いがあるので、
息子に頼んで練習につきあってもらいました。
すいません、
それだけの話です(^_^;)。。。
リビングに無理矢理置いてるんで、ラリーしかできません。。








夜は、西山さんとさしで飲み! → CANSBAND 西山さんのブログ
生きる上での確かなヒントを沢山いただきました☆
なんて充実した時間!
ありがとうございました☆

nisiyamasan




自宅卓球

自宅に卓球台が届いた。

miyaIMGP8446想像以上にでかい( ゜ω゜`)
置けるのか不安になってきた。。



miyaIMGP8475狭いながらも、
どうにか置き、
いざ、親子決戦の火ぶたが!




卓球対戦〜folksy note〜酔態な夜(*´д`*)

miyaHI380070 アキハ近くの秘密の卓球場にて、
野村氏 I社長と大決戦。
画像は熱闘中の野村氏とI氏。



miyaHI380072因縁の対決!



miyaHI380074rこの秘密の卓球場も今宵が最後。
記念写真パシャッ!



miyaHI3800732人の戦いは今後も、続く。



打ち上げは、神田小川町にある、
ダイちゃんなじみのお店、
folksy noteへ。

miyaHI380075ここでの話題は、
ギターはともかくとして、
コンフィグシス、
OS-2、バッチファイル。C言語(笑)。
マスター最高っす!



miyaHI380076完全に酔っぱらった。
どうやって帰ったのか、
イマイチ不明。



楽しい1日でした!
またマスター行きますね!!




BAR folksy note

Table Tennis Jam YouTubeにうp〜☆

2009年夏が蝉三昧であったのは記憶に新しい。
そして2008年夏は、まさに卓球イズムであった。
その結晶ともいえるT.T.J.(テーブルテニスジャム)が、
このほどYouTubeへの上場を果たした。
Rittor Music portにうpされているのと同じ映像作品であるが、
画像サイズも大きくなったので、
ペンホルダーグリップとピッキング・フォームとの差異を
今一度確認していただければ幸いだ。





年末忘年卓球?大会

世の中は忘年会も終わりかけている頃、
野村氏始め、音楽仲間が秋葉原近くの一室に集まりました。
会議室なのに、、なぜか卓球台が置いてある(笑)。

HI380077総当たり方式で対戦。
画面向かって右は野村氏。
接戦につぐ接戦でしたが、
なんとか勝利できました。




でも、、野村氏に(ハンデ付きとはいうものの)なんと負けてしまった。
その時の彼のうれしそうな顔といったら。。
う〜ん、、まじでくやしい( ゜ω゜`)


HI3800792009年も機会あれば
卓球やっていく予定です。
音楽人で卓球得意な方、対戦お待ちしています!

超薄型の土屋さまと再会

土屋アンナの訴えかけるような表情がたまらなく懐かしくなり、
先日、友達を誘って会いに行きました。
もちろん、本物に会えるはずもなく、
超薄型の土屋アンナですが。

photoうれくって。。。つい。
もちろんwithラケットです。


photo4うれしそうな人、その2。
この卓球場は歌舞伎町のど真ん中で、
ウルフなお兄ちゃんとお姉ちゃんがワンサカ。



この日も例によって真剣勝負三昧。
一連のTTJ卓球イズムが、すごい昔に思えました。

TTJ総括2:天野氏からの寄稿 その2

さきほど起床しメールをチェックしたところ、
全く予想だにしなかったこの展開に、
椅子から転げ落ちそうになった。
ジャズに生まれ、ジャズを愛し続けるギタリスト、
天野氏から寄稿再びである。しかも早朝に。
まずは届けられた以下の寄稿をとくと読んでいただきたい。


寄稿2 by 天野丘

再びの寄稿がこんな時間になってしまったのも(只今2:00AM)、
再度の寄稿をしたくなってしまったのも、他ならぬ卓球、
並びにこの私を再び音楽でも
・・・ずっと帰りたかった「子供の世界」へ誘った
加茂氏、宮脇氏、野村氏・・・そしてあの場に集った
無類の音楽好き、(じゃないか)卓球好きの素晴らしき人間達
によるところが大きい。

そもそもギター・テクニックなるものに対し限りなき懐疑心と
「ジャズにはそのようなもの要らない」
などと自分のテクの無さを嘆こうともせず
無駄に人生のある大切な時期を過ごしてしまった私にとって
加茂氏、宮脇氏との出会いはあまりに衝撃が大きく
かつ自分を内向的な性格へと(爆)誘うに十分すぎるほど
キツイ一撃であった。

しかしながら彼等はあの日、
まるでギターを「まさに」弾くように卓球をし、
演奏を「する」が如く試合に没頭していた!

それを目の当たりにしながら、
「自分にこの際、出来る"ジャズ"」とは何だろう!?
などと考えながら、素晴らしい展開を見せる試合の数々を
自分なりに分析していたようである
(要するに、そんな自分に気が付いたってことである)。
つくづくそういう性格なのだ。困ったものである(笑)。

しかしまたある一面、
両氏との出会いからムクムクと頭をもたげてきていた
「Jet To Jet」への憧れ(ヒロシ〜〜マ・・・、も大好きである)を
捨てきれない自分への悲しい思慕の心から
加茂氏のピッキングを研究し続ける自分を何とも情けなく(笑)
2部リーグのリベンジを誓い、うっかり宮脇氏に対し
心に微塵も思ってはいない形ばかりの挑戦状を
送ってしまうきっかけとなった卓球・・・
あぁ卓球・・・あぁ音楽・・・インギー・・・愛するジャズ・・・
私の人生は何処へ行くのだろうか?・・・

なにしろ寄稿がこの時間になってしまったのは、
そう、歴史的な加茂氏との「著者の語らい」の
ギター・バトル音源レコーディングの後の、
加茂氏からの心優しき、しかし厳しい教えが原因である・・・

レコーディングを終えた帰宅後、突然の加茂氏からの電話で
加茂:「天野さん、さっきちょっとブリッジから手首浮いてたから、
フル・ピッキングはレス・ポールでも練習した方が良いですよ。
家だとストラトで弾く方が多いようなフォームに見えましたね。」

天野:「えぇ〜〜!?ストラトじゃダメっすか?」
加茂:「ストラトは当然練習やるんですが、レスポールの方が
ボディーの形状的にフル・ピッキングに関しては難しいっすから。
ストラトとレスポールで両方やっといた方が良いっすね。」

天野:「わ、わかりましたぁ〜〜」

とばかりに練習フレイズを練習し直したからに他ならない(苦)。

・・・目指す道は遠い・・・

天野 丘




お気づきの輩も多いと思われるが、
天野氏より届けられた寄稿、その際立った個性ある文体は特筆に値する。
一般的な地上人が考え得る文章の形態というのは、
短歌、俳句よろしく、起承転結、あるいは三段論法の形態を成している。
例を示そう。

「〜〜〜は、〜〜〜と考えられる。ゆえに〜〜〜であり、
 同時に〜〜〜が導き出されるというわけだ」

このように、言葉が次へ向かってかかっていき、
エンディングでは誰しもが予想できるリズム点にて着地するのである。
これをコード進行で示すと、
(臨時記号を含まない)ダイアトニック・コードによるケーデンス
ということになる。
もちろん時として部分転調を使用することもあるが、
セカンダリー・ドミナント、もしくは、同主調程度の浮遊感であり、
それはリスナーにとって、
予想の範疇から外れるほどのものではない。
つまり主軸たる調性はどこにいても存在しているのである。

ところが天野氏の寄稿は、
それらの一般的形態から著しくスケールアウトしている。
まさに彼自身が敬愛するキース・ジャレットそのもの。
この一句がどこにつながるのか、
この文体はどこに着地しようとしているのか、
読んでいる途中ではエンディングが全く予想できない。

私は執筆を仕事としていることもあり、
その個性極まりない文章展開、部分転調の嵐に、
完全に振り回され、しかし行間からしっかりと醸し出されてくる
天野氏のジャズ、ロックに対する愛情や、
こだわりなく色々なプレイを吸収されようとする柔軟さ勤勉さに
涙が止まらないのである。

パット・メセニー、オランダのイケメン、ジェシ・ヴァン・ルーラーなど、
個性的な弾き方をするギタリストがジャズには大変多い。
それは何よりもジャズが個性というものを
ことのほか大事にするからであり、
弾き方の合理性を追求することの多い速弾き系ロック・ギタリストとは
その帰結が異なることは当然といえば当然だ。

加茂氏が私にたびたび電話で語ることがある。
「天野さんのジャズ、ほんと完璧で、とにかく素晴らしい。
何も言えない。でもディストーションのロック・ギターの弾き方とか、
すごい謙虚な感じで聞いてくるんです。本当に頭が下がるというか。」

先日も加茂氏が天野氏とセッションやってる譜面を見せてもらったが、
トーナリティーがどこにあるのか、
即断できないほど激しい転調の嵐だった。
私ならスケールアウトに挑戦する手前でスリーアウト・チェンジである。

天野氏のギター、卓球、寄稿、そして人間性と邂逅し、
つくづく思うことがある。
我々は、無意識のうちに1つの調に縛られていることが
あまりに多すぎるのではないか。
臨時記号が付けば、そりゃ尻込みするだろう。
しかしそれは、
メジャー・スケールを前提とした譜面表記から見た話であって、
音楽、いや人生は元来もっと自由なものであるはずだ。
-------------------------------
もっといろんなギター・ソロがあるんだよ
コード進行だって、ほらこんなに多彩なのもあって。
調? 大丈夫だよ、ほら飛んでごらんよ!
背中を見てごらん、翼が付いているだろ?
思い切って、そう、そうやって羽ばたかせてみればいいいんだよ!
ジャズやロックというちっぽけな垣根を跳び越え、
調を飛び越え、
そして国境さえも無い世界へ行けるんだよ。

-------------------------------
BGMとして「Imagine/John Lennon」が聴こえたような気がする。
天野氏が羽根(4ビート的ハネ?)を付けた天使に見えてきた。
そういえば天野氏の本名は、天 野 丘 

→ 天の丘である。天界人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!




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■ガイド:あのT.T.J.を徹底的に楽しんじゃおう!
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■TTJに関する当事者以外の寄稿から
■TTJ LAST SOLO PLAY ANALYZE(譜面有り)
■T.T.J. 激闘を振り返る(加茂氏による寄稿・譜面有り)
■TABLE TENNIS JAM REC SCORE(手書き)
■TABLE TENNIS JAM 動画の絵コンテ
■ギター・マガジン・オンライン対談ー2
■ギター・マガジン・オンライン対談ー1
■渾身のプレイがギター忍者より届く(納品書有り)

■卓球ギター普及キャンペーン・ソング(注文書発送)
■卓球は心を映し出す鏡(対戦を終えて)
■加茂氏からの寄稿(動画有)
■ピッキングを卓球的に科学する(実践篇)
■トーナメント前の最終調整
■27年ぶりの卓球 with加茂選手
■ギター忍者動画(知り合い)
■ピッキングを卓球的に科学する(スキャロップ加工画像有)
■卓球ラケットキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
■卓球用具を発注してしまった。。。

→加茂フミヨシ式 一歩先を行くギター・トレーニング
卓球とギターの関係!?
著者たちの語らいーー宮脇俊郎&加茂フミヨシ(3)
著者たちの語らいーー宮脇俊郎&加茂フミヨシ(2)
著者たちの語らいーー宮脇俊郎&加茂フミヨシ(1)


TTJ総括2:天野氏からの寄稿 その1

寄稿 by 天野丘

ギターを志したまま、
ここまで大人になってしまったが
ギターをきっかけとして、
ここまで子供に還されるとは
思いもよらなかった(笑)。

そもそも、ある夏の日に
加茂氏とギターでセッションをしていただけなのに、
その帰り道、自分の機材車が大破し
瀕死の状態で修理工場になんとかたどり着いた時に、
いきなり宮脇氏から電話がかかってきて、
「ペンホルダー買ったよ!」と言われ、
何が何だかさっぱりわからなかった(笑)。
一体、自分はこれからどこに連れて行かれるのか・・・・
と疑惑の念を隠しきれなかった。
(できれば、関わりたくなかった)

加茂氏とはお互いのフィールドである
「all the things you are」や「Jet to Jet」
の弾き方を確認しあったりする仲なので
ギターバトルは良くやるのだが、
セッションを繰り返すうち、
ギターバトル終了後にいつの間にか、
卓球場へ誘われるようになってしまった。
そして、いつの間にかラケットまで買わされている
自分がそこにいた(借りりゃ良いじゃん・・・)。

宮脇氏、野村氏、加茂氏、と僕には奇妙な因果関係があり、
宮脇氏と加茂氏は「Giant Steps」を練習していて、
野村氏と加茂氏はロベン・フォード・セッションをやっていて、
僕は加茂氏のピッキングを眺めながら、
「Jet to Jet」の右手のスタイルを一生懸命研究している(今頃)。

中学時代の卓球経験を加茂氏に話すのはとても恥ずかしく、
卓球部と卓球クラブの違いを理解してもらうのは、
僕にとっては、ハード・ロックとハード・バップ位違う、
という事を伝えたかったのだが(笑)
(※宮脇注--卓球部と卓球クラブ、ハード・ロックとハード・バップ
というコントラストが実に鮮やかである。
ちなみにハード・バップは、バード・ウォッチ並に
ハード・ロックとは意味合いが異なる。)

そのまま卓球をやりたくなってしまった自分は一体何なのか、
今でも良くわからない。

リットーミュージックのH氏とは、
「アルト・サックスのしらべ」
のレコーディングで知り合ったが、
まさか、卓球場で再会し、
しかもシェイクハンドだったとは思わなかった・・・。
あのT.T.Jの収録日、
一体何人の音楽関係者が現場にいたのか・・・
みんな一生懸命になりすぎである(爆笑)

これが後にそれぞれの音楽に影を落とす事を切に祈る(笑)。
そして、T.T.Jのエンディング・ジャズ・パートでは
宮脇氏とバトルし、
卓球大会の借りを返したいと考えている。(笑)

天野 丘


hajijagui天野氏は日本のコンテンポラリー・ジャズ・シーンで欠かすことのできないアーティストである。類い希なハーモニー感覚とグルーヴにより、独創性に溢れつつも温かいトーンを紡ぎ出す。また「はじめてのジャズ・ギター/天野丘著」(株式会社リットー・ミュージック)など、ギター教則にも力を入れている。ジャズに対して未だ苦手意識が払拭できない(というかこのままだと一生続く予感がする)自分にとっては、まさに雲の上の存在なのだ。
それが卓球というご縁によって親しくしていただき、TTJをやって良かったなぁと改めて思う今日この頃である。


8月下旬の対戦では、
幸いにも天野氏に勝利することができた。
その要因はいたってシンプル、一言で表すなら“仕込み”だ。
私と加茂氏は中学時代に卓球のスウィング動作を仕込まれたこともあって、
ピン球が飛んでくると半ば機械のようにラケットを打ち出せる
(というか気付くと打ち出している)。
またカットボールについても脊髄レベルの反応によって
リターンすることが可能だ。
この現象は、
幼少にピアノを仕込まれた人が、記憶喪失になった場合でも、
ピアノの前に座ると自動的に指が演奏を始めてしまうのと似ている。
つまりこれらの能力は、私自身の努力によってではなく、
物心つく前の段階に於ける修行の産物ということなのだ。

TTJはハード・ロック・インストに終わらず、
後半部分でジャジィなコード進行が顔を出す。
これは私にとって、そういうのも弾きたいという願望から
投入したところが大きい。
しかし悲しいかな、自在に弾けてるとはまだまだ思えない。
そう、余裕が無いのでプレイしていて苦しいのだ。
しかし天野氏は日常のセッション活動に於いて、
この手のコード進行、いやもっと複雑なコード進行の迷路を、
才能のみならず自らの努力によって切り抜けてきた。
その努力の量は半端ではなく、
常人では決して真似のできる代物ではない。

天野氏の寄稿の最後は、そのコード進行部分
--つまりそれは土俵外相撲ともいうべきバトル
への誘いで締めくくられている。
しかも文章の末尾は、
「借りを返したいと考えている。(笑)」
というように、(笑)が添えられているのだ。
なんという余裕。

正直に言おう(現代的に言うならカミングアウトということになる)。
現段階では私はそのバトルに対峙する勇気がない。
たぶんツーコーラスも弾いたら、投了だろう。。
いと悲しい。。自分で作った曲なのに。。
しかし、
天野氏のソロ・アルバムを始めとする
珠玉のアドリブ群を聴いてしまうと、
多くの人は私と同じ思いを抱き、尻込みするはずだ。
格が違うとはまさにこのことを指す。
それほど天野氏のプレイは、ジャズに於いて強力無比である。
卓球に於けるオメガラバーの威力と酷似していると言えるだろう。

天野氏の宣戦布告とも言える寄稿を掲載しようかどうか、
一瞬ではあるが、迷ってしまった自分がここにいる。
敵前逃亡に近い。
しかし天野氏とて、あの日の対戦の敗北感、
および屈辱感を忘れたわけでは無いようだ。

私のギターが今よりレベルアップした日には、
是非お手合わせ願いたいところだが、いつになるか、
現段階では全く見えてこない。
しかしそのXデーに向け、
「はじめてのジャズ・ギター」をまずはきちんと練習し、
天野氏のツーファイブ・フレーズをしっかり攻略しておきたいと思う。
ひたすらに戦々恐々な今日この頃だ。

なお、天野氏はギター・マガジン・オンライン「著者たちの語らい」に
近々登場するとのこと。また同時に、
加茂氏との仮装(あ、それはオレか、仮想ね)ジャズ・セッションも
アップされるらしい。
視聴者、そしてファンの一人として公開日を楽しみにしている。



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TTJ総括1:野村氏からの寄稿

寄稿 野村 大輔

TTJの公開により、友人などからも
「カツラ??」とか
「最初誰だか分かんなかったよ!」とか
色々なメッセージを頂きました。
その他にも関係者の方々も結構見ているようで、
最近は至る所で卓球の話が尽きない状態です。
今回素人である僕を卓球に誘ってくれた
加茂氏には本当に感謝したいです。
ありがとうございます!

今回のような卓球ムーヴメントは
実は予想していた動きというか、
慣れていた事もあって純粋に楽しんでいた自分がいました。
慣れていたというのは失礼かもしれないですが、
宮脇氏とは僕が17歳の高校生のときからの16年という
長いお付き合いをさせて頂いているので、
今までにも何度もこういったムーヴメントを
体験していたからなのです(笑)。

47最初は→ビリヤード
これは死ぬほど本気になっていまして、Fender USAのストラトが買えるほどのMyキューを買い、夜な夜な試合をしていました。。。気がついたら朝、、、というのを何度経験したことか、、、、。


47次に→ラジコン
これもどれだけ軽量化できるかなど、アルミ・パーツ等の変更を山ほどして凄まじい人数で走らせまくり(^^;;


47続いて→野球
これは全員ギタリストという異色なチームを作って、早朝6:30に集合して本気でゲッツーの練習とかしてました(笑)しかも、ユニフォームは
という


47更に→ネットゲーム(笑)
Diabloという全世界でも相当売れたオンライン・ゲームで音楽業界の方々もかなりやっていました。これに参加し2人で潜ってました。


48そして→Macintosh
これはどっちの方が性能のいいMacを使っているかという単純な意地の張り合いだけでしたが、当時、僕が秋葉原で「G4のMACを今から買います!」という勝利宣言を電話にてしたところ「ちょっと!まって!1時間後に行くから、、、」と言っておんなじG4を買っていたのには流石に感服&完敗でした
( ※宮脇注--あの日、秋葉原から電話で「今、マック買いに来てるんですよ!」と語る、勝ち誇ったような声が今でも鮮明に耳に残っている。ところで「おんなじG4」と文中にあるが、これは野村氏の記憶違いで、実際には、野村:G4 233MHz(当時の最新機種G4)、宮脇:G3 250MHz(G3型最終)である。同じ機種を避け、あえて異なる武器、しかも古典的なタイプで勝負を挑みたかったのは毎度のことだ。)


コレだけを読んでいるといったい、
いつギターの話が出るのか?
と思うのはごもっともですが(笑)、
ギターと向き合いながらも
コレだけ遊びに本気になれるというのは
素晴らしい事だと思っています。

実際僕が今まで見てきた「仕事の出来る人達」は
常に遊び全精力を注ぎ込んでいる人たちばかりでした。
(↑周りからみたらアホか!と思うくらい)。
だからこそ仕事が楽しいという方程式を
ちゃんと理解しているんですよね。
まぁ、コレは宮脇氏の実績を見れば分かる事ですね。

さてさて、長くなりましたが(^^;;
こういった流れから
今回の卓球の件にも慣れていたという事なんですが、
予測できなかったのが加茂氏の参加です。
加茂氏はプロデューサー気質というか、実業家タイプなので
事の運びが非常に早くなります。
(※宮脇注:↑これは非常に重要な点である)
まさに彼のスタイルと同じスウェーデン方式。
TTJの動画やブログ、人の集まり方など
宮脇氏と加茂氏がガツガツ引っ張っていってくれたお陰
というのを感じています。
僕は相変わらず楽しそうだね!と乗っかっていくだけですが、
それを何も言わずに「やろうよ!やろうよ!」と
引っ張っていってくれたお二人に本当に感謝をしたいです。
ありがとうございます!!!
そして、リットーミュージック社の皆様
本当にありがとうございましたm(_ _)m

また次の動きが楽しみな温泉卓球金髪野郎の野村大輔でした。
03




親愛なる野村氏の寄稿に感謝したい。
しかし同時に友好平和な気分にばかり浸ってはいられない。
温泉卓球と自ら表明してはいるが、
先日電話があり、
「あのぉ、オメガのラバーの厚みはどれがいいですかね。」
と聞いてきたのだ。
オメガというと加茂氏の寄稿にある通り、最新鋭ラバーである。
彼は対戦当日にもオメガ購入をにおわせていたが、
それが現実のものになろうとしているのだ。
しかもラケットは、あえて現代に於いてマイノリティと化した
ペンホルダー・スタイルをチョイスするらしい。
これは、
「卓球っぽくてカッコ良く映る。」という一点に尽きるそうだ。
「カタチから入り、カタチで終わる。」
まさに彼と私にとっての座右の銘を徹底している。
とにかくスキを見せたら終わりだ。
ふとした油断から、何度足をすくわれたことか。
iPhoneの件もしかりである。
彼との対戦を心待ちにしている今日この頃だ。



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■ピッキングを卓球的に科学する(スキャロップ加工画像有)
■卓球ラケットキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
■卓球用具を発注してしまった。。。

→加茂フミヨシ式 一歩先を行くギター・トレーニング
卓球とギターの関係!?
著者たちの語らいーー宮脇俊郎&加茂フミヨシ(3)
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