2023年06月04日

日本塗装技術協会第6回プロフェッショナルセミナーのご紹介

日本塗装技術協会で塗装工程のゴミ異物対策セミナーが開催されます。
今回はプロフェショナルセミナーということで、元日産、いすゞで大活躍されたスーパー塗装技術者の田村吉宣さんがご講演されます。
日時 :2023年8月4日(金)午後1時〜午後4時45分
会場 : Zoomによるオンライン講演です。
テーマ:工業塗装最大の敵「ゴミブツ」撲滅作戦
講師 :久保井塗装株式会社 塗装改善研究室 室長 田村吉宣様

長年お付き合いさせていただいている田村さんにさっそくコンタクトさせていただき、私も聴講させていただく事をご報告させていただきました。
内容は長年田村さんが秘蔵されたとっておきのごみ異物対策の内容です。
これは聞き逃す手はありません。
開催はしばらく先になりますが、今から待ち遠しいです。
私はすでに参加申し込みを完了いたしました。

幸せの神様の頭には後ろ髪がなくてつるつるなんだそうです。
そのため幸せの神様がこちらを向いているときに神様の髪の毛をつかまないと、幸せは逃げてしまうそうです。
これはビジネスセミナーではよく出るたとえ話です。
現場でごみ異物対策に取り組んでおられる塗装技術者の皆様は、このチャンスをしっかりつかんではなさないようにしましょう。

今週は、埼玉県美里町、埼玉県嵐山町でコンサルの他、大阪府工業協会で講演します。
土曜日は家内とユーミンの長野コンサートに行きます。  
Posted by pe_hirata at 20:20Comments(0) 学び | 塗装技術

2023年05月28日

セミナーのご案内

例年通り今年も年末に向かって私の講演が続きます。
1.大阪府工業協会 
日時:6月7日(水)午前9時45分〜午後4時45分
場所:大阪府工業協会 研修室
講師:平田技術士事務所 平田政司   CEL湯澤 智 氏
湯澤さんとのコラボ講演です。

2.NCC(株) Webセミナー
日時:6月29日 (木)午後1時〜午後4時
1)入り込み性と高塗着効率を実現する塗装機器のご紹介 (45分)  / サメス株式会社 丹野様
2)塗装の工程短縮、乾燥温度の低温化を実現する塗料のご紹介 (45分) / ナトコ株式会社
3)不良原因の見える化および塗装直行率向上とコストダウン (60分)  / 平田政司

3.(株)R&D支援センター
日時:10月12日(木) 10:30〜16:30
場所:名古屋 東桜会館 1F 第1会議室

4.その他の予定
。隠鰻遑隠憩 大阪府工業協会 Webセミナー
そのほか、産学協会で講演も計画されています。
よろしくお願いいたします。

今週は群馬県玉村町、岐阜県垂井町でコンサルティング。
月末なので経理と請求書作成発送があります。  
Posted by pe_hirata at 15:41Comments(0) 講演 | 現場管理

2023年05月22日

ミクロ観察のすすめ

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異物不良対策の第一歩は、デジタルマイクロスコープによるミクロ観察です。

この写真はDinoLiteAF4515ZT4により460倍で観察した異物不良の断面写真です。
ブツの頭を#1500のペーパーで削って観察すると、白い斑点状の異物が現れました。
現場観察の結果、この白い斑点はプライマー塗料配管から離脱したコレステロールであることがわかりました。

私も駆け出しの技術員のころは、異物不良を目視だけで観察していました。
しかし目視で原因を判断することは無理です。
私の駆け出しの40年前はパソコンもデジタルマイクロスコープもありませんでしたので、ミクロ観察は光学顕微鏡で観察するしか手段がありませんでした。
光学顕微鏡は現品をチップに切り出してステージに乗せる作業が必要なので、リアルタイムな観察はできません。
現在はDinoLiteをハンドヘルドパソコンにつないで、現場で制御盤のような大きな製品の異物も観察することができます。
価格もそれほど高額では無いので、異物不良の費用対効果を考えると十分なメリットがあります。
これからは目視よりも一歩踏み込んだ現物観察をおすすめいたします。

今週は、埼玉県美里町、埼玉県嵐山町、埼玉県川越市でコンサルティングします。  
Posted by pe_hirata at 18:38Comments(0) 現場管理 | ツール

2023年05月14日

周東選手と周辺視目視検査法

少し古い話題になりますが、WBCの時に周東選手が盗塁術のインタビューを受けていました。
そのときに私がとても驚いたことがあります。
周東選手がスタートを判断するときに、どこを見ているのかをアナウンサーが質問しました。
するとピッチャーの細かい動きを凝視するのではなく、観客席も含めた全体の光景をばくぜんと眺めているとのことでした。
全体を見ているとタイミングが分かるそうです。
これはまさしく周辺視目視検査法の核となる部分です。

検査工程に新人が来たが、不合格品の流出を怖がり検査基準よりはるかに厳しいレベルの製品も不合格になっており、管理者がそのリジェクト品の再検査に工数を取られてしまっているという事例があちこちで起きています。
そのような検査員に限って見逃しが発生します。
なぜなら必死になって凝視するため、視野がピンポイントになってしまっているからです。
またダブル検査にすることも有効には働きません。

佐々木章雄先生の周辺視目視検査法は、周東選手の状況判断の通り全体を漠然と眺めて正常状態との差異をつかみます。
自分の周りに虫が飛んでいても雰囲気で分かることと同じです。

検査員に一生懸命検査しなさい、見逃すな、しっかり見ろと指導することは検査のメカニズムから言うと逆です。
検査のばらつきでお困りの際は、周辺視目視検査法の修得を強くおすすめいたします。

今週は、兵庫県加西市、兵庫県高砂市のあと、浜松でコンサルです。
長距離移動が続きますが、コロナに感染しないよう引き続き予防します。  
Posted by pe_hirata at 18:13Comments(0) 学び | 現場管理

2023年05月07日

暑熱対策

私の住む北関東の熊谷市では連休中に31.3℃を記録し、はやくも真夏日となりました。
フィルム製造工程も塗装工程も熱炉がありますので、これから厳しい季節になります。
現場では様々な暑熱対策がおこなわれていますが、作業場が熱源が近い場合はあまり効果が得られません。
床を介して2階に焼付炉がある場合や、壁を通って別の部屋に焼付炉がある場合は、比較的良い環境に保たれています。
また排気の有圧ファンが熱源とは別の場所に位置している場合も熱がこもっています。
メカニズムを考えると、作業領域に給気して熱源近くの壁や天井から排気することが良いでしょう。
毎年暑熱対策の検討ツールとしてサーモカメラが役に立っています。
熱の分布を可視化することは、確実な効果を得るための近道だと思います。
またサーモカメラは熱流出の場所の調査にも極めて有効です。
最近は値段もかなり下がっていますので、会社に1台サーモカメラの購入をおすすめいたします。

今週は埼玉県美里町で5S観察、群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインのゴミ異物コンサルティング。
埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインのゴミ異物コンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 13:51Comments(0) 見える化 | 自然

2023年04月23日

製造ライン周辺の整理整頓

あと数日で5月連休が始まります。
連休中の作業員のリフレッシュも大切ですが、連休前後の製造ラインメンテナンスも大切です。
製造ラインも私たちと同じようにリフレッシュが必要です。

搬送のレールやコロや十字の清掃、コロの抜け点検、ブースのカス取りや排気ファンとダクトの清掃など、普段できないメンテナンス項目を事前にリストアップして抜けが無いようにしましょう。

それ以外にこの連休で実施が必要なのが、「整理」と「整頓」です。
整理とは、「要る物と要らない物をはっきりと分けて、要らない物を捨てる」ことです。
整頓とは、「要る物を所定の場所に使いやすいようにきちんと置き、誰でも分かるように明示する」ことです。
このことをしっかり理解すると、連休などラインが止まっているときが整理整頓の実践のチャンスであることがわかります。
整理と整頓が実践できれば、場内はすっきり空間が生まれ作業がやりやすくなり作業効率が向上します。
またゴミの溜まりが少なくなるので、異物不良も減ります。
まさに一石二鳥です。
これからも材料や電気ガスの値上げが進むことが予想されますので、製造現場のコスト削減が必須です。
5月連休のチャンスを逃すと次は夏休みですが、比較的涼しい5月連休がおすすめです。
トップダウンで整理整頓の計画と実践をおこないましょう。

4月最後の週は、埼玉県嵐山町で電着ラインの異物対策コンサルティング。
岐阜県で異物対策コンサルティング。
カティサークの押切社長様からWebマーケティングのオンライン指導を受けます。  
Posted by pe_hirata at 19:39Comments(0) 5S | 現場管理

2023年04月16日

水パンには育苗箱がおすすめです。

春になり、ホームセンターで育苗箱を見かけるようになりました。
育苗箱とは、稲を発芽させて田植えまで育てる樹脂製のトレイ状の箱です。
この育苗箱を、ラインのセッティングなどの水パンに使うことをおすすめします。

育苗箱の大きさは、60僉滷械悪冂度で高さは数僂任后
これをセッティングなどに並べて水を貯めておきます。
すると浮遊ゴミを捕捉する水パンの代用として使えます。
なぜ今、育苗箱の話を持ち出したかというとシーズン物なので安いときは1ヶ80円ぐらいの時があります。
ところがシーズンオフの時は数千円します。
ですので安いこのチャンスで買いだめをしておくことをおすすめします。

なお育苗箱には穴が開いているのと、穴が無いものがありますので、確認しましょう。
間違えて穴が開いているのを買わないようにしましょう。

今週は埼玉県美里町で粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。
新規のお客様向け2社の資料作りをしています。
新しい塗装ラインの構想をマインドマップで作っています。
これが結構楽しくて夢中になっています。  
Posted by pe_hirata at 19:25Comments(0) ツール | 現場管理

2023年04月09日

日本塗装技術協会のセミナーのご紹介

日本塗装技術協会で2023年度の第1回講演会が開催されます。
テーマ:工業用塗装の最新技術動向 〜実践可能な 環境 対応 技術の探索 〜
日時 :2023年 6月 9 日(金)9:50 〜16:15
オンラインセミナーです。

工業塗装の最新環境対応技術について、JR東海様から新幹線車両の水性塗装事例、塗装機メーカー様、乾燥機メーカー様から新技術のご講演があります。
そのほか、水素バーナーやインクジェットのお話もあります。
様々な環境対応要素技術の情報を入手し、自社に沿う形で取り込んでいきましょう。

今週は兵庫県加西市で粉体塗装ラインと電着塗装ラインのゴミ異物コンサルティング。
兵庫県高砂市で溶剤塗装ラインのゴミ異物コンサルティング。
群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインのゴミ異物コンサルティング。
品質改善オンラインセミナー受講。
埼玉工業塗装協同組合のパーティーに参加します。  
Posted by pe_hirata at 11:18Comments(0) 塗装技術 | 学び

2023年04月01日

坪田実先生のセミナーのご紹介

私が公私に渡りご指導をいただいております坪田実先生のセミナーが開催されます。
かなりご多忙な中、内容が異なる二つのセミナーが予定されています。
1)技術情報協会主催
テーマ : 塗料・塗膜における不良・欠陥の発生メカニズムとその対策(2日間開催)
日時  : Zoomによるオンラインセミナーです。会場での講義はありません。
【1日目】2023年4月13日(木) 10:30〜16:30
【2日目】2023年4月14日(金) 10:30〜16:30
リンクさせていただいたホームページでお分かりのように、塗料塗膜で発生するほとんどの欠陥のメカニズム解説と対策をご講義されます。
すごいボリュームです。
私もそうでしたが、塗装工程に配属された新人は社内の講習だけでなく塗料メーカー様や前処理メーカー、設備メーカー様からいろいろな事を教えていただいています。
しかしメーカー様もお忙しいので、系統立てた教育をお願いすることは難しいと思います。
本セミナーは、この春配属された新人にゼロから最先端まで学ばせられるうってつけのセミナーだと思います。
難しい内容もありますが、辞書のように最初に全貌が手元にあれば後日課題にぶつかるときに必ず役立ちます。
2)サイエンス&テクノロジー主催
テーマ : 環境対応型塗料と新技術へのアプローチ
      〜VOC削減型塗料の課題、新技術への取組み〜
日時  : こちらもオンラインセミナーです。出張せずに事務所の机で受講できます。
2023年4月27日(木) 10:30〜16:30
こちらは私たちがこれから取り組まなくてはならない環境対応型塗料の特徴や環境面で効果などを詳細に学ぶことができます。
ハイソリッド、水性、粉体塗料の基礎から高度な技術内容まで幅広く学ぶことができます。
ですので新人よりは中堅技術者向けのように思いますが、新人がこれからの業務範囲全貌を見渡すにも有効だと思います。

私が塗装業界にはいった約40数年前はこのようなすばらしいセミナーはありませんでした。
坪田先生の著書のようなわかりやすい塗装技術専門書もありませんでした。
塗装技術に関する書籍はほとんどありませんでした。
そのため先輩や塗料メーカー様や塗料商社様から口述で教えていただきました。

なお坪田先生から講師割引申込書をいただいておりますので、ご希望がございましたら私のホームページから講師割引申込書希望と記載してメールをお送りください。
折り返し、申込書を添付して返信いたします。
お名前、会社名などの記載は不要です。
坪田実先生の貴重なセミナーのチャンスをご活用されることをおすすめいたします。

今週は埼玉県美里町と嵐山町でごみ異物コンサルティングと、カティサークの押切先生からWebマーケティングのコンサルティングを受けます。
  
Posted by pe_hirata at 18:16Comments(0) 学び | 塗装技術

2023年03月26日

移載場の湿度

この冬は屋外の湿度低下が著しく、私のお客様でも異物不良率へ影響した現場が少なくありませんでした。
私の指先は毎年冬場はひび割れが起きますが、今年は特に期間と程度がひどかったです。
そうした中で移載場の湿度を上げて不良率の悪化を小さく留めることができた現場があります。
方法はドライミスト散布です。

ドライミストは夏場の散布をよく見かけますが、冬場は寒さを感じるということで敬遠される場合がほとんどです。
しかしやってみると体感での違和感はありませんでした。
湿度上昇は5%程度でしたが、不良率に対する効果はそれ以上のようでした。
埃の沈静化と言うよりは、静電気の影響を抑えた効果の方が大きいのかもしれません。

なおいろいろなメーカーのドライミスト発生器がありますが、ミストの粒径分布に差があるようです。
しっかりデモ機で確認して採用することをおすすめします。

今週は埼玉県川越市で企業内ゴミブツセミナーをおこない、そのほかは事務所で経理と請求書発行です。  
Posted by pe_hirata at 18:19Comments(0) 塗装不良率 | 現場管理

2023年03月22日

屋外の埃のデジタルマイクロスコープ観察

最近、目の中がゴロゴロしたり、鼻がむずむずすることが多くなっています。
私はまだ花粉症ではありませんが、人体の許容量はどんな人でもほぼ同じと聞いたことがありますので近いうちに症状が出るかもしれません。

そこで現在屋外でどれぐらいの浮遊異物があるのかと思い、オムロン粗粒子パーティクルセンサZN-PD-SとDinoLiteデジタルマイクロスコープの460倍で観察してみました。

方法は、屋外にきれいな黒いABSシートを30分間暴露し、同時にオムロン粗粒子パーティクルセンサZN-PD-Sで浮遊異物数を測定しました。
測定時は晴れで、23℃、湿度40%、風速3m/sで少し風がありました。

まずオムロン粗粒子パーティクルセンサZN-PD-Sの測定値は、5μm以上のパーティクル数が1800ヶ/CF(キュービックフィート)、20μm以上が90ヶ、50μm以上が4ヶ/CFでした。
私はお客様の工場内のパーティクル数を測定するときには屋外のパーティクル数も測定していますが、一般に5μm以上は1000ヶ/CF程度で、20μmは数個程度です。
それからすると本日はやはり浮遊異物が多いと思います。
次にデジタルマイクロスコープの460倍写真をご紹介いたします。
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この異物は80μm×180μmでした。
花粉では無く、砂粒のように見えます。
A007 - 20230322_135501
こちらも砂粒と思われ、大きさは200×300μmでした。
私の自宅は市街地にありますが、国道沿いで、周囲には麦畑が多くあります。
少し風が強いと空が黄色くなりますので、このような大きな砂が舞い上がっていても不思議ではありません。
A006 - 20230322_135324
これは繊維ごみでしょうか。
A005 - 20230322_135234
こちらの大きさは50×100μmでした。
溶剤塗装の膜厚は20〜30μmですから、こんなに大きなゴミが被塗物の上に乗っかっていたら外観不良になります。
塗膜にくるまれると5〜10倍になりますから0.5mmの異物不良になる可能性があります。
A002 - 20230322_134922
これも大きく100×200μmでした。

念入りに観察しましたが、あいにくスギ花粉と思われる異物は見当たりませんでした。
スギ花粉は30〜40μmで金平糖のような外観のようです。
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A003 - 20230322_135031
460倍ではよく分かりませんでしたが、これがスギ花粉かもしれません。

クリーン環境が必要な製造現場では、風の強い日は工場の扉をしっかり閉めてこまめに散水が必要であることがわかります。
冬場の強風は収まりましたが、引き続き環境対策を進めていきましょう。

今週は埼玉県美里町と嵐山町で粉体塗装ラインと溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
経理の他、春のお彼岸で、父のお墓参りに行ってきます。
  
Posted by pe_hirata at 14:57Comments(0) 見える化 | 自然

2023年03月12日

異物不良に対する湿度低下の影響

この冬は塗装外観不良率が悪化する事例が散見されました。
外気の影響としては、屋外の強風が室内へ影響したことが考えられます。
1年間の不良率と気象台データを重回帰分析すると、風速が関係していることが少なくありません。
もう一つは湿度低下があります。
たとえば私が住む熊谷はつい先日まで湿度が20%を切る日がありました。

この湿度低下の影響としては、一つは静電気の影響があります。
私のセミナーでも、冬場はホコリの帯電実験が成功します。
夏は雰囲気の湿度が高いためホコリの静電気が空中放電してしまい、実験が成功しにくくなっています。
冬場はホコリが雨のように飛び交う様子を観察することができます。

もうひとつ私が観察している現象は、ドライミストがパサパサになっており飛散しやすい状態にあることです。
デジタルマイクロスコープで異物不良を観察すると、ドライミストが多くなっています。
対策としては、ロボットジャケットや屋根壁、給気フィルタ、インデクサーのこまめな清掃ということになります。
春になると不良率が良くなる現場は、環境を見直してみることをおすすめします。

今週は兵庫県加西市で電着、溶剤、粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
兵庫県高砂市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 18:47Comments(0) 塗装不良率 | 現場管理

2023年03月05日

アニオン電着塗装の塗料異物外観不良

アニオン電着塗装はカラークリヤーの場合が多く、外観不良が目立ちます。
特に金属表面が鏡面仕上げの場合は、0.1〜0.2mmでも目視で目立ってしまいます。
アニオン電着異物外観不良
このような場合、研磨しても直らないので剥離、再塗装となり損失コストが小さくありません。
アニオン電着塗料槽の塗料固まり
アニオン電着塗料槽の塗料をフィルタでろ過すると、このようにキャンディ状の破片が観察されます。
つまり溶剤塗装の場合と同様に、塗料中に塗料の固まりが浮遊しているということが分かります。
電着塗料は循環ろ過していますが、フィルタに圧力が掛かるため通り抜けるようです。
この現象も溶剤塗装の場合と同じですので、圧力が掛からないろ過が有効です。
塗装工程は空気も水も塗料も分離が重要な鍵ということになります。

税理士の先生の事務所に確定申告の最後の確認でおうかがいいたします。
そのほか、埼玉県美里町で粉体塗装のゴミブツコンサルティング。
埼玉県嵐山町で電着塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
埼玉県小川町で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 17:33Comments(0) 見える化 | 現場管理

2023年02月26日

電気亜鉛メッキ鋼板の塗装のはじき

最近耳にする機会が多くなった不具合現象に、電気亜鉛メッキ鋼板の塗装のはじきがあります。
あるときから突然はじきが発生するという現象です。
この不具合にはもちろん塗装現場側からの原因調査が重要ですが、鋼板側の調査も同時に進めましょう。

たとえば生地研磨すると発生しないとか、アルカリ脱脂では発生するがトリクレン脱脂すると発生しないという現象も見受けられます。
ある程度原因が分かってきましたが、ここには記載できません。
塗装現場には原因が無いという証拠が揃ったら、成形部門経由で鋼板メーカーさんへのお問い合わせをおすすめいたします。

今週は月末月初なので埼玉県嵐山町の溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティングと経理と請求書発行をおこないます。  
Posted by pe_hirata at 17:53Comments(0) 塗装技術 | 塗装不良率

2023年02月19日

上吊りラインの搬送装置からの落下ごみ

上吊りラインのレールやチェンやコロ、あるいは回転装置や十字から落下するごみ異物の対策はとてもやっかいです。
そこにゴミが付着しているのが見えるのに、清掃する方法がそれほど無いからです。
回転装置や十字は、ワイヤーブラシやエアーニードルスケーラーなどで清掃するしかありません。
ただし回転装置は筒の内部も清掃しましょう。
意外と盲点になっています。

問題はレールとチェンとコロです。
駆動するので手作業で走行面を清掃することはできません。
これまでスクレーパーやワイヤーブラシなどで試行錯誤しましたが、決定打は打てていません。
仕方なくエアブローという選択肢もありますが、異物の完全除去には至りません。

また傘を装着している事例もありますが、これは定期的に清掃する必要があります。
長い間付けっぱなしの場合だと、溶剤塗料のドライミストが異物原因になっていることが少なくありません。
この場合、取り外しができる傘が販売されており、不良率改善に大きな効果が出ています。
落下ごみ対策は難しい問題ですが何もしなければ一歩も改善は進みません。
それぞれの現場に即した対策を模索しましょう。
  
Posted by pe_hirata at 18:34Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2023年02月11日

オムロン粗粒子パーティクルセンサZN-PD-S

オムロンZN-PD-S
今日は私のコンサルティングの最大の武器であるオムロン粗粒子パーティクルセンサZN-PD-Sをご紹介いたします。

半導体製造のクリーンルームでは0.5μmの粒子数を測定するパーティクルモニターを使って浮遊粒子数を測定しています。
しかし私たち粗粒子を相手にしているフィルム製造や工業塗装現場では0.5μmの粒子数を測ってもあまり参考になりません。
なぜなら数値が大きすぎて判断できないからです。

このオムロン粗粒子パーティクルセンサZN-PD-Sは、5μm、20μm、50μmという粗粒子のパーティクル数を計測できます。
またパーティクルモニターはポンプで吸引しているため握りこぶしぐらいの空間の数値を表示していますが、このオムロンセンサは吸引ファンを使っているので大きな体積のパーティクル数を計測できます。
つまり微分値では無く、積分値を把握することができます。

私の経験では異物が塗膜に埋まり込むと大きさは塗膜一層当たり3〜10倍になります。
50μmの異物は10倍の場合は500μmですから0.5mmとなり、一般的な外観検査の閾値になります。
ですから50μmの浮遊異物はゼロにしなくてはならないことが分かります。

私はこの写真のようにセンサをパソコン用の外部バッテリーで駆動してポータブルにしています。
別売りの温湿度ステーションを接続して5、20,50μmのパーティクル数と温度と湿度をSDカードに保存するときもあります。
上吊りラインや下搬送のラインに載せてラインを一周してどこのパーティクル数が高いかをグラフで判断することもやっています。
この写真のセンサは真新しい外観ですが、実は2台目です。
それだけいつも酷使しているので更新しました。
皆さんもオムロン粗粒子パーティクルセンサZN-PD-Sの活用をおすすめいたします。

今週は兵庫県加西市の電着と粉体と溶剤塗装ラインのゴミ異物コンサルティング。
兵庫県高砂市の溶剤塗装ラインのゴミ異物コンサルティング。
群馬県伊勢崎市の溶剤塗装ラインのゴミ異物コンサルティング。
税理士の先生の事務所で確定申告と続きます。
  
Posted by pe_hirata at 11:04Comments(0) ツール | 見える化

2023年02月05日

焼付炉壁のサーモカメラ観察

FLIRサーモカメラ

FLIR E4

ガス代の高騰に伴って、焼付炉壁やボイラー配管の熱流出を観察、測定することが多くなりました。
私はFLIR社のE4というサーモカメラを使っています。
少し高額ですが、リアルの写真と赤外線の写真を一度に撮影するのでとても便利です。

サーモカメラで焼付炉の壁や山形炉の底を観察すると、炉体の梁がくっきりと赤く映し出されている時が少なくありません。
これは梁の上に断熱材が無く、炉壁の鉄板が梁と直接接触していることから炉内の熱が梁を通して外に逃げていることを示しています。

このような焼付炉がある場合、断熱材が少ないためガスのランニングコストは悪く、昇温時間にも時間が掛かっています。
また夏場は現場が暑くなるという点もあります。
ボイラー配管についても、とくに接続部分の熱流出をよく見かけます。

昨今は住宅の高断熱仕様にも目が向けられていますが、断熱材はランニングコストが掛からない省エネ設備と言われています。
見えない熱流出を可視化して、光熱費のランニングコストを抑えましょう。

今週は埼玉の粉体塗装ライン周辺の風向風速とパーティクル数測定と、溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。
  
Posted by pe_hirata at 11:00Comments(0) 見える化 | コスト

2023年01月26日

日本塗装技術協会講演会のご紹介

来週となりましたが、日本塗装技術協会のセミナーが開催されます。
2022年度第3回講演会「塗装業界のカーボンニュートラルへの挑戦」 
〜 自動車塗装システムでの試み 〜


開催日:2023年2月3日(金)10時5 0分 〜1 6時15分
会 場:オンライン開催

自動車メーカーや塗料メーカー様、設備メーカー様の、カーボンニュートラルの取り組みについてのご講演です。
私たち塗装業界の皆様には頭の痛い問題ですが、果敢に挑戦されておられる皆様から最先端のお話を聞くことができるチャンスです。
オンラインですので、出張しないで聴講することができます。
ほとんどの塗装現場でカーボンニュートラルに対する投資はまだ先のことになると思いますが、将来構想の一助になると思います。
私も申し込みました。

今週は、埼玉県美里町で粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティングと嵐山町で電着塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。
異物欠陥部分のミクロ観察で、いろいろ分かってきました。  
Posted by pe_hirata at 12:58Comments(0) 学び | 塗装技術

2023年01月18日

周辺視目視検査法のセミナーのご紹介

佐々木章雄先生の「周辺視目視検査法」のセミナーが開催されます。

周辺視目視検査法は、従来の体育会系の目視検査法とは一線を画す外観検査法です。
一般的な外観検査法は、一生懸命見ろ、見落とすな、一回で見落とすならダブル検査をしろというやり方を取ります。
私もサラリーマン時代はその方法でした。
見逃しが発生し外観不具合品がお客様に流出したときは、お客様からもダブル検査を要求されました。
これはすなわち体育会系の目視検査法だと私は言っています。

周辺視目視検査法は、人間の医学的なメカニズムに基づく科学的な外観検査法です。
一生懸命見たときや、ダブル検査をしたときほど、誤判定や見逃しが発生します。
これを発見したのが佐々木章雄先生です。

私は15年ぐらい前に佐々木先生の検査方法に驚き、以来先生から直接ご指導をいただいております。
現在では佐々木先生の周辺視目視検査法は、自動車メーカー様では当たり前の検査方法として採用されています。
また自動車メーカー様では、部品サプライヤーに周辺視目視検査法を広めておられます。

今回、日刊工業新聞社でリアルとオンライン同時配信のセミナーが開催されます。
佐々木先生は多忙を極めておられ、これはめったにないチャンスだと思います。
私がサラリーマン時代に経験した体育会系の無駄な目視検査法から脱却して、科学的な外観検査法を採用することを強くおすすめします。
腰が抜けるほど驚かれて、いままでやってきた検査法はなんだったのだろうかとくやしくなることをお約束いたします。  
Posted by pe_hirata at 18:16Comments(0) 学び | 講演

2023年01月14日

塗装現場の火災原因

関東は湿度が30%前後の日が続いています。
太平洋側ではあちこちで火災が発生しています。
そこで今回は塗装現場の具体的な引火事例をお知らせいたします。

1)ハンドの静電ガンの内部をシンナー洗浄している際に、シンナー容器がアースされていなかったため、スパークして引火した。
塗料缶、シンナー缶、洗浄容器を置く台は、アースが必要です。
グレーチングやエキスパンドメタルに塗料が付いて絶縁されている時もありますので、定期的に塗料剥離をしましょう。

2)レシプロ塗装機で金属部品にプライマーを塗装中に、部品の吊り下げ治具の引っかけ部に塗料が固着してアースが取れておらず、金属部品に静電気が溜まってスパークして引火した。
治具と製品の接触部分は、しっかりアースを取りましょう。
テスターで確認する手もあります。
万が一引火したら、すぐにブースの給排気を非常停止しましょう。
稼働が続くと酸素が供給されるので、燃え広がります。
天井のフィルタに引火したら消火は不可能ですから、すみやかに避難しましょう。

3)乾式ブースでフタル酸塗料を塗装していたが、昼休みにブースを停めたところ部分的に加熱、発火してブースが全焼した。
サーモカメラで検証したところ、ブースを停めると数分で赤く加熱していることが確認できた。
フタル酸塗料を乾式ブースで塗装するのは適切ではありません。
フタル酸塗料を拭いたウエスを空の一斗缶にいれておいたところ、発火した事例もあります。
ブース設備メーカー様の注意書きにもありますが、フタル酸塗料を含んだウエス等はドラム缶に入れて水を掛けて蓋をしてしっかりボルト締めします。

4)排気ファンに塗料が詰まり、突然大量の煙が発生した。

冬期はエアーマットに挟まれた部品をラインに掛けると、人体に静電気が溜まりビリッとくる時があります。
その場合には、静電靴と木綿の混紡の靴下を履いて、なおかつ床に散水しましょう。
これで人体の静電気が逃げるので解消できます。
最近は静電気引火の防止のために、ガソリンスタンドでも散水が推奨されているそうです。

火災に注意している現場では火災は発生しません。
火災が発生するのは、関心を持っていない現場です。
うちは大丈夫と思わないで、点検が必要です。

先週は埼玉3件、群馬1件のコンサルティングでした。
今週は、兵庫2件、茨城1件と続きます。
金曜日は、3年ぶりに埼玉工業塗装協同組合の新年会に出席します。  
Posted by pe_hirata at 16:49Comments(0) 安全 | 静電気

2023年01月05日

YouTubeのご案内

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年はコロナ禍に加え、原材料費の高騰という苦しい経営環境になり、あっという間に一年が過ぎました。
今年も光が見えない状況にありますが、変化に柔軟に対応して乗り切っていきましょう。
私も今まで以上に皆様のお役に立てるよう、精進してまいります。

今年最初の投稿は、私のYouTubeのご案内です。

昨年末、私のホームページからリンクして見られるようにしました。
いままでメルマガの読者の皆様だけに公開していましたが、このたび限定配信を外しました。
動画は文章より情報量が多いので、もっと多くのことをお伝えできるかと思います。
このYouTubeが皆様のお役に立てましたら幸いです。
  
Posted by pe_hirata at 17:19Comments(0) Web | 見える化

2022年12月26日

坪田先生のセミナーのご紹介

今日は、坪田実先生のセミナーをご紹介いたします。

先日あるセミナーで、塗装技術に携わる人たちの人材育成について議論する機会がありました。
私たちの周りだけで無く、諸外国においても同じ悩みを抱えていることがわかりました。
その悩みとは、高度な塗装技術を学ぶ場が無いことです。
私たちも諸外国もOJTに頼っているのが実情です。

私は長年、坪田先生の著書を愛読しております。
これまで私は先生の著書で何度難局を助けていただいたことか、地べたに頭を何回こすりつけても足りません。
しかし日々塗装現場で仕事をしながら坪田先生の著書を読み込むことは簡単な話ではありません。

今回ご紹介する坪田先生のセミナーは、高度な塗装技術者育成にとても役立ちます。
自社内での教育では偏りが出てしまいますが、本セミナーでは塗装業界全体に通用する教育を受けることができます。

テーマ:塗料・塗膜の基礎知識及び塗装技術【入門:2日間講座】
日時 :2023年1月23日(月) 10:30-16:30    
    2023年1月24日(火) 10:30-16:30    
    Zoomによるオンラインセミナー

内容 :
第1章 塗料とはどんな材料か
第2章 塗料用樹脂のはなし
第3章 塗装・乾燥方法と塗料物性
第4章 塗膜に必要な性能と試験法
第5章 環境対応型塗料の問題点とその改善
第6章 塗料・塗膜の欠陥対策

内容からすると、ある程度塗装実務を経験している人材の教育に向いているように思います。
オンラインですので全国どこにいても受講できます。
しかも当日の都合が付かない方には見逃し視聴のコースも用意されています。
なお、講師紹介割引申込が用意されているとのことですので、私のホームページから私にメールをお送りいただけましたら講師割引の申し込み方法をお知らせいたします。
メールには、「坪田先生のセミナーの講師割引希望」と書いていただけるだけで大丈夫です。
会社名やお名前の記入は不要です。

あと数日で今年が終わりますが、どうぞ皆様よいお年をお迎えください。
  
Posted by pe_hirata at 17:00Comments(0)

2022年12月17日

パソコン用電源アダプター

PD対応充電器

水曜日は大阪府工業協会でオンラインセミナーをおこないました。
全国から聴講くださり、まことにありがとうございました。
実はこのときパソコン用電源アダプターを自宅に忘れてしまっていました。
慌てましたが、会場で予備のアダプターをお借りして実害はありませんでした。

前日の夜ホテルでパソコンでメールを確認しようとしたところ、電源が無いことに気がつきました。
そこでコンビニを廻ってスマホ用の充電器を2台買ってきてパソコンに接続してみました。
ところが2台とも電源供給してくれませんでした。
帰宅後もう一回確認したところ、Power Delivery(PD)という電源供給規格のポートに接続する必要があることが分かりました。
なるほど、パソコンにも充電器にも電源供給ポートに小さくPDと明示してありました。
ただしどちらもUSD-Cのポートでしたので、両端がUSB-Cのケーブルを買ってきて接続したところしっかり電源供給ができました。
知らないと、こういうことになるという見本でした。
せっかく買ってきた充電器を使っていこうとiphoneにつないだところ、1台はつながりませんでした。
USB A端子-Lightning端子は非対応の可能性がありますが、もう1台の方はつながったので原因はよく分かりません。
今回揃えた充電器とケーブルは予備としてトランクに入れっぱなしにしてリスク管理することにしました。
独立開業18年目ですが、小さい忘れ物はこれまでもありますがこれほど重大な忘れ物は初めてです。
かなりショックでした。
65歳になりましたので、これからは慎重に出張準備をいたします。
しっかり持ち物リストも作りました。

今年はあと4社のコンサルティングで終わります。
兵庫県加西市、高砂市、埼玉県美里町、嵐山町と廻り、金曜日は人間ドックを受診します。
  
Posted by pe_hirata at 18:15Comments(0) ビジネス | ツール

2022年12月11日

冬場の異物不良対策

12月にはいって格段に湿度が下がり、北風が強くなってきました。
湿度が下がると静電気が発生しやすくなり、また屋外の風が工場内へ吹き込みやすくなります。
昔私も、ホコリのような小さな粒子が飛行するほど帯電するのかなという疑問を持っていました。
しかしこの現象は、塗装面の上に繊維ごみが立っている場合に実感できました。
あるいは塗装完成品の近くで布をパタパタ振ると塗装面に繊維ごみが飛びつきます。
物質が離脱するときに電子がどちらかに引っ張られるので、引っ張られた方がマイナス、抜けた方がプラスに帯電します。
私のセミナーでは、帯電したほこりの飛行の様子を皆様にご覧いただいております。
びっくりするほどの飛行距離です。

冬場の対策としては、
1)床面にこまめな散水
2)大とびらは、しっかり閉める。
特に上下開放の場合、少し空けているときを見かけます。
すると床から大きな風速で風が場内に吹き込みますので、しっかり閉めましょう。
3)除塵除電ガンでエアブローする。
恒久対策としては工場内の給排気バランスを取ることがありますが、費用がかかります。
このブログでも書いたことがありますが、給気や排気ダクトの出入り口が北風の風上を向いている場合は修正が望ましいです。
実際に塗装不良率が屋外の風や湿度の影響を受けているかどうかは重回帰分析をやってみましょう。
私の経験ではほとんどのお客様で影響がありました。
以前にも増して不良を抑える必要が出てきた昨今ですので、取れる対策はすぐに取り込みましょう。

今週は大阪府工業協会のセミナーが開かれます。
コンサルティングは、埼玉と群馬県で溶剤塗装ラインのゴミ異物対策をおこないます。  
Posted by pe_hirata at 18:22Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2022年12月02日

塗装工程のごみ異物不良対策セミナーのご案内

私が講演する塗装工程のごみ異物不良対策セミナーをご案内いたします。
今回はオンライン開催です。
主催:大阪府工業協会
日時:2022年12月14日 午前9時45分~午後4時45分
Zoomによるオンラインセミナーなので、日本全国どちらでも聴講できます。
参加費:26,400円(会員)/31,900円(非会員)

私の講演の前に第一部として1時間ほどダイハツ工業株式会社様による「ゴミ・ブツ対策の具体例に学ぶ」という事例紹介のご講演があります。
その後、私が午後4時45分まで講演します。
とても貴重な自動車メーカー様のごみ異物対策の具体的事例が聴講できます。
皆様の聴講をお待ち申し上げます。

埼玉県美里町、埼玉県嵐山町、埼玉県川越市、埼玉県小川町で塗装工程のごみ異物コンサルティングします。
金曜日は東京で人間ドックを受けます。  
Posted by pe_hirata at 17:38Comments(0) 講演 | 現場管理

2022年11月29日

デジタルマイクロスコープのご紹介

本日の日本経済新聞にパソコン接続タイプのデジタルマイクロスコープの記事が出ていました。
GOKO映像機器「ハンディーウルトラ・マイクロスコープ」
約590倍 126g 
被写界深度が深く、ピントが合う範囲が広いそうです。
価格は20万3500円とのことです。

同レベルのDinoLiteを探してみたところ、800倍の新製品がありました。
私がいま使っているDinoLiteは470倍なので、魅力的です。
Dino-Lite Edge S AXH/FLC 800x
どちらもセンサーは130万画素です。
DinoLiteのLEDは8灯で解像度は2592×1944ピクセルつまり500万画素ですが、ハンディーウルトラ・マイクロスコープの方は記載が無いためわかりませんでした。

私は開業当初から10年以上200倍のDinoLiteを使っていましたが、470倍に変えてからは200倍は倍率が小さいため使わなくなりました。
590倍や800倍の威力がとても気になります。

今週は月末なので埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティングと、カティサークの押切社長様からWebコンサルティングを受けます。
週末は日本塗装技術協会のセミナーを受講します。  
Posted by pe_hirata at 10:41Comments(0) ツール | 見える化

2022年11月20日

JISK5500塗料用語

先日の色材協会の塗装欠陥講座で、私自身がとても反省したお話しがありました。
それは、塗料塗装に関する用語はJISで決められた用語を使うというものです。
塗料用語はISOと対応させてJISK5500塗料用語で規定されています。
私が長年使ってきて最も冷や汗をかいたのは、「ブツ」です。
これは「異物」が正解です。
ブツは業界用語なので、標準語では無くて方言です。
講師の先生から一覧表が示されておりますので、一部抜粋します。
ブツ × → 異物◎
あわ × → 泡◎
タレ × → たれ◎
ハジキ × → はじき◎
みかん肌 × → ゆず肌◎ 英語でorange peelと書くのは大丈夫ですが
カタカナでオレンジピールと書くのは適切では無いようです。
ワレ × → 割れ◎
ムラ × → むら◎
ワキ × → わき◎
錆び × → さび◎
剥がれ ×、はがれ × → はがれ◎
ヘコ ×、ヘコミ × → へこみ◎
ガンから出るひげ × → 糸引き◎
フクレ ×、ふくれ × → 膨れ◎
キズ × → 傷◎
さっそく私の講演資料もすべて修正しました。
私自身40年以上も一部の人しか分からない業界用語を使っていることを深く反省いたしました。
確かにブツって変ですよね。
これからは講演でもコンサルティングでも、正しい用語を使うようにいたします。

今週は兵庫県加西市と高砂市、群馬県伊勢崎市で溶剤、粉体、電着ラインの異物対策コンサルティングをします。
  
Posted by pe_hirata at 18:46Comments(0) 塗装技術 | ものづくり

2022年11月12日

色材協会の塗装欠陥講座

昨日は色材協会の「欠陥対策講座」で講演しました。
聴講くださった皆様に、心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。

開催場所は東京大学生産技術研究所コンベンションホールでした。
さすが東大で、座席は座り心地がよく、階段状になっており、前の席の背面から引き出せる机もあり、さらには各座席に電源コンセントとLANポートがありました。
こんなホールは初めてで、驚きました。
東京大学生産技術研究所
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色材協会「欠陥対策講座」

私の演題は「見える化で進める異物不良の原因究明と対策」でした。
塗装工程の異物不良対策についてお話ししました。
新宿から小田急に乗っていく場所なので普通電車でラッシュアワーにレーザーを運べないかと思い、レーザーの実演をするかどうかを最後まで迷いました。
結果的には実演して良かったです。
グリーンレーザーシート光源は最近ではテレビで目にする機会は増えましたが、実際にご覧になられた方はほとんどいらっしゃらないと思います。
今回はテキストを夏休み前から書き始め、脱稿後にあらためてパワーポイントを作成するという久しぶりの長丁場でした。
聴講くださった皆様のアンケート結果を拝見して、次回につなげてさらに改良したいと思います。

今週は埼玉県嵐山町、滋賀県東近江市、埼玉県美里町のコンサルティングのほか、金曜日は日本塗装技術協会のセミナーを聴講します。  
Posted by pe_hirata at 14:35Comments(0) 講演 | 塗装技術

2022年11月07日

溶剤塗装のノズルの超音波洗浄のすすめ

超音波洗浄機
溶剤塗装現場の塗料ホースの内部には、コレステロールが溜まります。
コレステロールは塗装中に離脱して異物不良の原因になります。
そのため溶剤塗装の配管系は定期的にシンナー洗浄が必要となります。

シンナー洗浄してもコレステロールが取り切れない場合は、ホース交換をします。
ところがここで見落としがちな事があります。
それはめったに交換しないエルボーなどの金属部品の内部にべっとり付着しているコレステロールです。

溶剤塗料の経路にはエルボーやガンのノズルもありますが、これらの部品のコレステロールの除去は容易ではありません。
その場合に効果を発揮するのが超音波洗浄機です。
超音波洗浄機は脱脂槽にはいっている場合もありますが、めがね洗浄でも知られている通りやるとやらないでは雲泥の違いです。
注意点は、超音波洗浄機に直接シンナーを入れるのは厳禁です。
火災の発生の可能性がありますので、写真のように蓋がある樹脂容器にIECのペイントオフなどの水性洗浄剤と金属部品を入れて、水を張った超音波洗浄機に投入しましょう。
※超音波洗浄機とシンナーの取扱いについて、火災予防の観点で記載を修正いたしました。(11/10)

超音波洗浄機してもコレステロールが取れないときは選定した洗浄剤がコレステロールの溶解に合わないわけですから、洗浄剤の見直しをしましょう。
年末年始のラインメンテナンスまでに準備されると良いと思います。

週末の色材協会のセミナーに向けて、ぎりぎりまでパワポの見直しをすすめています。  
Posted by pe_hirata at 11:19Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2022年10月30日

静電気が出始めました。

湿度が下がり始め、普段の生活の中で身体に発生した静電気を感じることが出始めました。
そこで懸念されるのが静電気で引火する塗装現場の火災です。

新潟のせんべい工場の火災原因は、メーカーのホームページでも明確には特定できていないようです。
ひとつ明確なことは、せんべい工場も京都アニメーションの災害も避難経路が確保できなかったことがあります。

火災は点火源、可燃物、酸素の供給が重なったときに発生します。
ひとつでも欠けると火災は発生しません。
私のこれまでのコンサルティング経験で最も多い火災発生原因は、シンナー洗浄容器のアース不良でした。
冬場にはいるまえに現場の点検をおすすめいたします。

今週は、埼玉県本庄市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
埼玉県美里町で粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティングのほか、
人間ドックがあります。  
Posted by pe_hirata at 21:49Comments(0) 静電気 | 安全

2022年10月23日

日本塗装技術協会のセミナーのご紹介

毎年下期はセミナーが目白押しになります。
私も色材協会のセミナーのほかに、もうひとつ大阪府工業協会のセミナーが予定されています。
講師だけで無く聴講もあるので、スケジュールの調整がたいへんです。

今日は、日本塗装技術協会のセミナーをご紹介いたします。
1)2022年度第2回講演会
日時 :11月18日(金)9:50〜16:15 オンライン開催
テーマ:塗料塗装分野の評価の数値化とDXを目指して

内容はかなり高度のようですが、すぐには理解できなくてもかまわないと思います。
頭の中に目次を作るのには適していると思います。

2)第5回プロフェッショナルセミナー
日時 :12月2日(金)13:00〜16:45 オンライン開催
テーマ:欧州自動車技術国際会議に見る、塗装技術動向

講師 :田村吉宣 様
こちらは自動車塗装技術に携わる皆様には必聴のセミナーだと思います。
高度成長期にできた塗装設備の老朽化が始まっています。
つぎのラインの設計に対して参考になるお話かと思います。
私は両方のセミナーを聴講いたします。

今週は、兵庫県加西市で粉体と溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
兵庫県高砂市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
オンラインセミナーの講師が一つあります。  
Posted by pe_hirata at 19:15Comments(0) 学び | 塗装技術

2022年10月16日

色材協会欠陥対策講座「塗装と塗膜の欠陥対策」

色材協会で塗装と塗膜の欠陥対策講座が開催されます。
私も異物対策で講演いたします。

第4回 欠陥対策講座「塗装と塗膜の欠陥対策」

主催:(社)色材協会
日時:2022年11月11日(金)9:45〜16:40
会場:東京大学駒場リサーチキャンパス生産技術研究所コンベンションホール
演題:
9:45〜 9:50 オープニング 欠陥対策講座実行委員長
9:50〜10:50 見える化で進める異物不良の原因究明と対策 平田技術士事務所 平田 政司
11:05〜12:05 塗装欠陥解明に役立つサイエンス 元 職業能力開発総合大学校 武井 昇様
12:05〜13:00 【 昼休憩 】
13:00〜14:00 欠陥解明の分析・解析法 (株) クボタ 赤堀 雅彦様
14:15〜15:15 【事例 杤屠豹塗装の欠陥と対策事例 関西ペイント(株) 末廣 明様
15:30〜16:30 【事例◆杣動車塗装ライン・補修塗装における欠陥対策事例 塗料塗装技術研究所 奴間 伸茂様
16:30〜16:40 【 アンケート記入・閉会挨拶 】
受 講 料: 会員20,000 円、会員外33,000 円(テキスト、消費税込)
塗装現場に携わる皆様のご聴講をお待ち申し上げます。

今週は、埼玉県美里町で塗装現場の5S診断
埼玉県嵐山町で電着塗装ラインのごみ異物対策
木曜日は、日本塗装機械工業会のオンラインセミナーを受講します。
  
Posted by pe_hirata at 20:27Comments(0) 講演 | 塗装技術

2022年10月09日

スプレーガンのハンドワークのデジタルによる見える化

塗装ガンのモーションキャプチャ

ものつくり大学の塗装技術の実技演習です。
こちらの大学には、塗装ブースがありません。
そのため塗料のスプレーはできないため昨年まではガンのタンクに水を入れて珪藻土状の壁にスプレーさせてガンのパターン幅や軌跡を体感させてきました。
その様な中、担当していただいている先生がモーションキャプチャーでガンの軌跡を可視化するシステムを提案してくださいました。
ぶっつけ本番でしたが、例年よりはるかに学生たちの受けが良かったです。
軌跡と運行速度が表示され、ほかの人との違いを見える化することができます。
ガンの距離も面直かどうかもわかります。

今年も学生たちにもプラモデルを作ったことがあるかを聞いてみましたが、50名ぐらいのうち3名ぐらいでした。
趣味も遊びもリアルではなくて、デジタルに進んでいます。
製造現場の人材育成にもデジタルの波が来るような予感がします。
デジタルを取り込めない現場は若い人材が集まらないかもしれません。

月曜日は4人目の孫のお食い初め。
埼玉県川越市で溶剤塗装のゴミブツコンサルティング。
富山県上市町で、溶剤と粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 13:13Comments(0) ツール | 塗装技術

2022年10月02日

ものつくり大学の塗装技術講座

ものつくり大学
今年も埼玉のものつくり大学で塗装技術の集中講義が始まりました。
例年9月で終わりますが、今年はコロナの影響でずれたそうで10月まで続きます。
授業は1時半から5時までの長丁場です。
教室

私の講座は今年で16年目になります。
最初に受講された学生たちはそれぞれの企業で中堅になっていると思います。

今週は前半の3時までスプレー塗装のメカニズムを講義した後、後半の5時まで実際のスプレー演習をおこないます。
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このブログでも何回か書かせていただいた気象データの統計解析について、塗装工程の異物不良に関係しそうなデータが掲示してありました。
今年もこれから北風が強くなって、不良率に影響する季節になってきました。
私も注意深く不良率データを観察していきます。

今週は、埼玉県美里町で塗装工場の風向風速パーティクル数測定。
埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
埼玉県本庄市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
ものつくり大学で塗装技術演習の指導です。  
Posted by pe_hirata at 16:42Comments(0) 学び | 塗装技術

2022年09月27日

溶剤塗装の使用残塗料の垂れ

朝と昼間の気温の変化が大きくなってきましたので、溶剤塗装のタレ不具合をたまに見かけるようになりました。
溶剤塗装のタレは、シンナーの選定と塗装技能の両方の連立方程式をピンポイントで攻めなくてはならないうえに、気温が刻々と変化するところに難しさがあると思います。

そのなかで、昨日の使用残を使って塗装したところ粘度は合わせたのに垂れてしまった事例を耳にすることがあります。
このメカニズムは、明白です。
シンナーは複数の溶剤を混合しているため、使用残の粘度が上がっていたらそれは低沸点溶剤の揮発が原因です。
ですから粘度を合わせるためには低沸点溶剤のみを使って調整しなくてはならないわけです。
ところが一般には元のシンナーで希釈してしまうため高沸点溶剤の濃度が高くなり垂れてしまいます。

溶剤塗装の原理原則から言うと希釈は濃度管理でやらなくてはなりませんが、ほとんどの現場で粘度管理をしているのが実情です。
粘度管理ということは、温度によって希釈塗料の濃度が変わりますので膜厚も変わってしまいます。
しかし簡便性の点で、私も現場勤務の頃は粘度管理でした。
希釈率管理に変えようと試みましたが、作業が繁雑になるため結果的にはできませんでした。

粘度を合わせたのに垂れてしまったことがあったら、作業員の技能を叱る前にシンナーの成分を確認してみましょう。

月末なので群馬県伊勢崎市の溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティングと栃木県栃木市の溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
塗装を止めて空で廻して搬送経路のパーティクルプロフィールをオムロン粗粒子パーティクルセンサで測定します。
今週からものつくり大学の非常勤講師の集中講義も始まります。
今年で15年勤続です。ありがたいです。  
Posted by pe_hirata at 11:07Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2022年09月19日

日本塗装技術協会「塗装入門講座」のご紹介

今年も日本塗装技術協会の「塗装入門講座」が開催されます。
今年で第13回目との事です。

今年も2日間に渡りオンラインで開催されます。
前処理、塗料、塗装機器、塗装欠陥、安全や法規まで、広範囲に学ぶことができます。
私はこれまで5回ぐらい受講しましたが、いずれも東京へ通っていました。
現在はオンラインなので、皆様の事業所で受講することができます。
今年は私のお客様の戸産業(株)様が特別講演をされます。
SDGsをかなり以前から活動されておられますが、工業塗装経営に携わる皆様にご参考になると思います。

本講座は入門と書かれていますが、内容はかなりハードです。
新人から経営層の皆様まで、私も自信を持っておすすめいたします。

先週は2回も関西でしたが、台風に遭わず助かりました。
今週は、埼玉県美里町で粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
埼玉県小川町でゴミブツコンサルティング。
埼玉県嵐山町で静電塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
金曜日はお墓参り。
土曜日は長女の安産祈願に行ってきます。  
Posted by pe_hirata at 12:48Comments(0) 学び | 塗装技術

2022年09月11日

現場の清掃は始業時か終業時のどちらが良いか。

清掃のタイミングは、始業時と終業時のどちらがクリーン雰囲気の維持に対して適切かという質問を受けるときがあります。
この問題については、私はオムロン粗粒子パーティクルセンサの24時間測定を行い、不良率の変化と見比べて結論を出しています。

私の見解は「始業時」です。
ただし寝た子を起こさないように清掃することが必要です。

この結論は夜間は稼働が止まる現場が対象で、24時間操業の現場は対象外です。

複数の現場で確認しましたが、終業後はみるみるうちに現場のクリーン度が良くなります。
ところが始業後、製品の搬送が始まり、ラインが回り始め、掛け作業が開始するたびにクリーン度が悪化していきます。
ある程度までパーティクル数が上昇すると、そのままの高止まり状態が終業まで続きます。
そして夜間停止の時間に飛散したホコリが床に舞い降りてきます。
この状態で清掃しないでいきなり操業を始めると一気にクリーン度が悪化します。
ですから操業前の静かな状態で寝た子を起こさないように清掃することで、場内のクリーン度が改善できるというメカニズムです。
また逆に終業時に清掃しても、夜間に現場の床はホコリだらけになるわけです。

よく耳にするのが、月曜病という言葉です。
これは月曜日の不良率が最も悪く、その後徐々に不良率が下がり、土日のライン停止の後でふたたび月曜日の不良率が悪くなるという現象です。
これは上記のメカニズムの一端を示しています。
寝た子を起こさないように清掃する方法については私のお客様を守るため、ここには書きません。
私のセミナーを受講ください。

次週は兵庫県加西市で電着ラインと溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
兵庫県高砂市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
滋賀県東近江市で粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 17:02Comments(0) 見える化 | 現場管理

2022年09月06日

日本塗装機械工業会セミナーのご紹介

今年も日本塗装機械工業会のセミナーが開催されます。

第22回 技術シンポジウム2022.10.20(木) オンライン開催

今回のテーマは、「塗料・塗装のSDGsとカーボンニュートラルへの革新技術」とのことでとても期待できます。
最新の塗装装置、塗装設備の講演です。
今年もオンライン開催ですので、時空を気にせず参加できます。
私も聴講させていただきます。

先週末は次男家族と十和田湖と小岩井農場へ旅行に行っていましたので、ブログの投稿が遅れました。
今週は、埼玉県美里町でデジタルマイクロスコープによるブツ観察、埼玉県嵐山町で電着塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
4回目のワクチン接種と、技術士会のセミナー受講があります。
秋の講演の原稿作成と、技術評価もすすめます。  
Posted by pe_hirata at 10:30Comments(0) 学び | 塗装技術

2022年08月28日

電着塗装工程の異物対策

コロナが再燃しており、私の周りにも足音が近づいているように感じています。
私は連休中はお墓参り程度でほとんど動きませんでしたので、体調の変化はありません。
さらに念のため8月16日と24日に抗体検査を行い、陰性を確認しています。
4回目のワクチンも、9月4日にモデルナを接種予定です。
これでファイザー→ファイザー→モデルナ→モデルナになります。

普段の体調においても、少し頭が痛いときにはすぐに体温とパルスオキシメータで異常ないことを確認しています。
お客様にいらぬ心配をお掛けせぬよう、これからも考えられるすべての対策を実施していきたいと思います。

ところで今から20年ぐらい前は日本塗装技術協会のセミナーでも電着塗装工程の異物対策のご講演が頻繁にありました。
ところがそれ以降、さっぱり耳にしていません。
講演は主に自動車メーカー様が発表されておられましたが、すでに確立された技術であるということだと思います。
しかし中小企業の電着塗装工程では、異物に悩んでおられる現場が少なくありません。
それなのに電着塗装後に研磨をして、次工程に送っておられます。
つまり研磨も普通の工程として取り込まれています。

本来電着塗装後はノンサンディングで上塗りに送るべきなのに、無駄なコストが掛かっています。
私が若かった頃は電着塗装は異物付着は当たり前で、多少ハジキがあってもあまり問題になりませんでした。
しかし昨今は電着塗装は意匠面のことが多く、従来と同じ管理方法では対応できなくなっています。
電着塗装工程の異物対策は、溶剤塗装工程とほとんど一緒です。
つまり前処理各工程の異物除去、電着槽の異物除去、焼付炉内の異物除去、搬送装置の異物除去などです。
電着槽は塗料をセットリングタンクに移し替えるときろ過します。
電着槽には前処理から異物が来るので、前処理工程で異物除去が必要になります。
もちろんカチオン、アニオンともに同じです。
私は現在もアニオン、カチオン両方の塗装工程の異物対策をコンサルティングしています。

電着工程の異物は当たり前という発想は変えなくてはいけない時期になったと思います。

9月は中旬から後半に仕事が集中しています。
今週は埼玉県嵐山町で静電塗装ラインの異物対策コンサルティングと、カティサーク様からWebマーケティング指導を受けます。
9月26日納期の講演原稿を書き始めています。  
Posted by pe_hirata at 18:31Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2022年08月21日

消費税インボイス制度の適格請求書発行事業者の登録が完了しました。

令和5年10月1日からインボイス制度が始まります。
これはお客様が「適格請求書」を保存しないと、支払った消費税を控除できなくなります。
かなり激変な制度変更ですが、一般にはあまり知られていないようです。
またその適格請求書発行事業者登録の期限が令和5年3月31日です。

このたび平田技術士事務所は、令和4年7月21日付けで適格請求書発行事業者の登録が完了いたしました。
そのため私のお客様は今まで通り令和5年10月1日以降も消費税の控除ができます。
適格請求書発行事業者は請求書に登録番号の記載が求められます。
まだ早いと思いますが、私は今月分から登録番号を記載いたします。

インボイス制度を知らないで登録しなかった中小企業や個人事業者は、お客様が消費税を控除できないので取引きができなくなる可能性がでてくると予想されています。
登録には時間が掛かるので、今後取引業者様とのすりあわせが必要だと思います。

今週は、埼玉県美里町で5S観察。
埼玉県川越市で火災予防のミニセミナーと溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
特に静電ハンドガンの予防策についてお話しする予定です。
群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
オムロン粗粒子パーティクルセンサでライン搬送経路のパーティクル数を測定します。
金曜日は、事務所から日本鋳造協会の表面処理セミナーをオンラインでおこないます。  
Posted by pe_hirata at 17:55Comments(0) ビジネス | コンサルティング