2021年05月09日

私のYouTubeのご紹介

私のYouTubeを視聴回数順にご紹介いたします。
第1位 6,598回

私のセミナーのダイジェスト版です。
この撮影は2008年ですが、現在のセミナーはバージョンアップしております。
第2位 3,070回

軍手からの発塵映像です。
私が保有しているカトウ光研のグリーンレーザーシート光源で撮影しました。
塗装現場で軍手は御法度です。
第3位 2,182回

ミストを利用した気流可視化の事例です。
実際の装置はすみませんがマスキングしています。
第4位 1,886回

静電気の見える化実験です。
この動画はメルマガで配信したものですが、内容が分かりやすかったと高評価をいただきました。
ただし音声がちいさく、お聞き苦しい点があります。
のど元にマイクを装着していますが、うまくいきませんでした。
YouTubeの動画撮影はカメラ、照明、マイク、シナリオがあるレベル以上にないと公開できません。
また撮影の途中で言い間違いをすると最初から撮影をやり直しています。
そのような難しさから、今現在は撮影を躊躇しております。
第5位 1,461回

グリーンレーザーシート光源による新聞紙からの発塵の可視化映像です。
ダイカスト素材は新聞紙が緩衝材になっている場合がありますが、発塵がひどいため新聞紙は不適格です。
第6位 1,359回

気流解析シミュレーションの解析事例です。
気流が床をはっていくコアンダ-効果が観察できます。
第7位 1,184回

通気性が乏しいクリーンスーツは、作業時にスーツ内の空気が首などからほこりと一緒に放出されます。
これをポンピング現象といいます。
この動画はガードナーさんが撮影してくださいました。
ガードナーさんの工業塗装用クリーンスーツは通気性があるため、ポンピング現象がほとんど発生しません。
第8位 957回

スプレー塗装の軌跡解析事例です。
お客様のご了解をいただき、公開させていただきました。
ガンをトレーサーとして、軌跡解析しています。
この動画は私自身もかなりお気に入りです。
第9位 701回

私のコンサルティングの重要な装備のひとつであるオムロン粗粒子パーティクルセンサの紹介動画です。
スイッチを入れるだけで5μm、20μm、50μmなどのパーティクル数を測定できます。
半導体現場でよく使われているパーティクルモニターはポンプで空気を取り入れるため空気量が少なく数値がばらつきやすい傾向があります。
また0.5μmの数値なので、塗装やフィルム製造などのセミクリーン現場では参考になりません。
このオムロン粗粒子パーティクルセンサはファンで大容量の空気を取り入れて、粗粒子を計測するためセミクリーン現場では強力な武器になります。
第10位 653回

デジタルマイクロスコープの解説動画です。

動画の方が情報量が多いためこれからの情報発信はYouTubeだと思いますが、不器用という点もあり映像作成に苦慮しているのが実情です。
簡単に作成できる方法を模索していきます。
  
Posted by pe_hirata at 17:25Comments(0) お客様の声 | 見える化

2021年04月26日

デジタルマイクロスコープが揃いました。

100円玉200倍
前報でデジタルマイクロスコープのDinoLiteの最新型を買い直したことを書きました。
この写真は新しいDiloLiteで撮影した100円玉です。
新しい機種は偏光レンズがある機種にしましたが、画像がとても鮮明だったので500倍の高倍率のスコープも買い直しました。
今回あらたに購入したDinoLiteは、次の通りです。
1)10〜230倍 偏光レンズ搭載の標準モデル
  DinoLite Premier M AM-4113ZT ポラライザー偏光フィルター付き
200倍 AM4113ZT

2)430〜470倍 偏光レンズ搭載の高倍率WiFiモデル
Dino-Lite Edge M AF4515ZT4 ​Polarizer(偏光) 400X
470倍 AF4515ZT4

それぞれの機種で撮影した異物の写真を載せます。
200倍偏光レンズ操作前
こちらは200倍で撮影した異物です。
ハレーションを強くするため、鏡の上のゴミを撮影しました。
200倍偏光レンズ操作後
こちらは偏光レンズを操作した写真です。
異物の表面がはっきり観察できます。
470倍偏光レンズ操作前
こちらは450倍で撮影した異物です。
470倍偏光レンズ操作後
偏光レンズを操作すると表面がよく観察できます。

私の経験では、塗装表面の外観不良のブツが0.5mm以上の場合は230倍の標準モデルで良いと思います。
一方、外観検査基準のブツの大きさのしきい値が0.2mm程度の場合標準モデルでの観察は厳しいです。
その場合は、高倍率スコープにしましょう。

今回ここに投稿した写真は画像サイズを20KB程度に小さくしています。
実際の写真は3MB程度ですので、かなり鮮明です。

外観不良対策の強力な武器としてDinoLiteを強くおすすめいたします。




  
Posted by pe_hirata at 10:19Comments(0)

2021年04月18日

タブレットパソコンによるDinoLite観察

DinoLiteAM4113ZT [DINO−LITE PREMIER M POLARIZER
先日、タブレットパソコンでデジタルマイクロスコープのDinoLiteが動かなかったと投稿しましたが、改善できました。
原因は、旧タイプのDinoLiteのドライバーがWindows10で認識されないためでした。
そこで現在販売されているDinoLiteを購入したところ、写真のように稼働しました。
仕様は次の通りです。
タブレットパソコン:NECタブレットパソコンVersaPro J タイプVU Windows10 Pro
DinoLite:DinoLite Premier AM-4113ZT ポラライザー偏光フィルター付き
これで現場でのデジタルマイクロスコープ観察がかなり軽量化できて、機動力が向上できました。

今回偏光フィルターがついているDinoLiteにしてみました。
この偏光フィルターはハレーション(光の反射)が改善できるフィルタです。
使ってみましたが、フィルタ無しのものよりいい感じです。

USB内視鏡カメラ
以前からCチャンネルなどの搬送レールの内部を観察してみたいと思っていましたが、写真のようなUSBの内視鏡カメラを購入してみました。
直径は5ミリなので、狭い部分の観察ができそうです。
このカメラもタブレットパソコンで使ってみます。
ふたつの新しい見える化ツールを実戦配備して、現場と現物の見える化を強化いたします。

月曜日は埼玉県美里町でコンサルティング。
火曜日は、茨城県結城市でコンサルティング。
水曜日は、埼玉県嵐山町でコンサルティング。
木曜日は、富山県上市町でコンサルティング。
金曜日は、お客様のデータ解析と経理、請求書作成し、26日から少し早めの連休にはいらせていただきます。  
Posted by pe_hirata at 17:02Comments(0) ツール | 見える化

2021年04月11日

焼付炉の中の浮遊ゴミ

焼付炉や乾燥炉の内部には熱風が循環しています。
大手や、樹脂塗装ラインでは間接炉が一般的ですが、ほとんどの塗装ラインは熱風循環炉です。
バッチ式のブースでそのまま乾燥炉になる場合もあり、その場合も熱風が循環します。

これらの熱風循環炉はフィルタが不完全あるいは設置されていない場合が少なくありません。
焼付炉内のパーティクル数をオムロン粗粒子パーティクルセンサで測定すると、卒倒しそうな数値を示す場合も少なくありません。
焼付炉の前半は塗装表面にゴミが付きやすく、ごみがグルグル廻っている炉内にはいれば不良になるのは必須です。
炉内のゴミは焼付炉の隅に溜まるか、製品に付くまで回り続けます。

焼付炉内を観察していない現場が少なくありませんが、1ヶ月に1回は高光量のLEDライトなどで観察することをおすすめいたします。
もちろん焼付炉前のセッティングゾーンのクリーン度も重要です。

あす月曜と火曜日は、兵庫でコンサルティング。
水曜日は埼玉、木曜日は群馬でコンサルティング。
金曜日は、仕事のお願いを検討している先生にご挨拶。
土曜日は、私の父の一周忌の法要で浦安に行きます。  
Posted by pe_hirata at 18:37Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2021年04月05日

塗装専業会社のSDGsの取組み

今年は企業のSDGsの取組みが増えつつあります。
塗装専業会社様でも例外では無く、私のコンサルティングのお客様である戸産業株式会社様が中小企業基盤整備機構から取材を受け、事例紹介としてYouTubeにアップされました。

【SDGs】地球にやさしい塗装 戸産業株式会社

戸産業様では、SDGsの17の目標のうち、特に「つくる責任 使う責任」について持続可能な消費と生産の形態を確保する取組をされておられます。

この動画では粉体塗装の事が取り上げられていますが、実際の活動は多岐にわたっています。
私がお手伝いしている不良率低減を始め、膜厚目標に対する実績値の精度アップ、エネルギーと上水使用量低減、廃棄塗料削減など、具体的な施策を推進されておられます。

コンサルタントの視点から見ると、これらの活動はコストと連動していることがポイントです。
コストと離れたSDGs推進活動は、うまくいきません。
戸産業様はコストとの連動を考えた取組をされておられるところが、とても重要だと私は捉えています。
会社を強くする取組のひとつとしてSDGsの取組みは今後広がっていくと思います。  
Posted by pe_hirata at 20:04Comments(0) 環境 | 粉体塗装

2021年04月04日

現場の不良発生メカニズムの可視化

コロナ禍は収まる兆しが見えませんが、経済は廻り始めています。
それどころか、とたんに製造能力がパンクしてしまっている現場が出始めています。
従来の仕事が増え、それに加えて量が少ないときにいただいた仕事が増えたためとのことです。

この難局を乗り切るには、ラインの稼働率を上げること、つまり空ハンガー無くすこととライン停止時間を無くすことが重要です。
塗装現場の作業員の皆さんは、被塗物に塗料が塗着している時間しかお客様からお金はもらえないということをよく認識する必要があります。

また同時に不良率を下げることも効きます。

空ハンガーやライン停止時間は目で見えますが、なぜ不良が発生するかは目で見えません。
そこで強力な助っ人となるのが、不良発生メカニズムの見える化です。

気流や浮遊ゴミや静電気の可視化もさることながら、現場によっては不良箇所を目視でしか観察していないため答えを見誤っている事例が少なくありません。

不良対策をモグラ叩きでおこなう時代は終わりました。
竹槍戦術では無く、近代兵器で不良対策をおこないましょう。

月曜は埼玉でコンサルティング。
火曜は広島でコンサルティングのあと、日帰りは無理なので泊まります。
木曜と金曜は埼玉でコンサルティングです。
先週の富山と兵庫の日帰りコンサルティングは、疲労困憊でした。  
Posted by pe_hirata at 21:46Comments(0) 見える化 | 塗装不良率

2021年03月29日

黄砂に注意しましょう

日本全国に黄砂が飛来しています。
文献によると日本に飛来する黄砂の粒度は平均5ミクロンで、大きいのものは数十ミクロンのようです。
異物が塗膜に取り込まれると塗膜が山の裾野のように広がって、ブツの大きさは1層当たり5〜10倍程度に大きくなります。
たとえば50ミクロンの黄砂が塗膜にはいると10倍になった場合は0.5mmになります。
コート数が増えると、さらに大きくなります。
またやっかいな話しがあり、黄砂の表面に付着している化学物質によってハジキが発生した事例も報告されています。

すぐにできる対策は扉を閉めることです。
特に、大扉を開けっ放しにしている現場は閉めましょう。
さらに、こまめな散水をおこないましょう。
給排気バランスが陰圧になっている場合は、特に注意が必要です。
ブースが浮遊ゴミの集塵機になっています。

春から急にハジキが出た現場は、黄砂も疑ってみましょう。

今週は期末期初ということで富山と兵庫のコンサルティングだけですが、どちらも日帰りなのでハードです。  
Posted by pe_hirata at 22:06Comments(0) 自然 | 現場管理

2021年03月21日

DinoLiteデジタルマイクロスコープが、Windows10Proのパソコンで稼働しなかった件の続報

DinoLiteデジタルマイクロスコープが、Windows10 Proのパソコンで稼働しなかった件の続報です。
結論は、NECのタブレットパソコンでの稼働はできませんでした。

まずDinoLiteのメーカーの台湾のAnMo Electronics Corp.に問い合わせしたところ、すぐに返信がありました。
メールをやりとりしてデバイスマネージャーで確認したところ、ドライバーの不具合であることが分かりました。
ドライバーのアンインストールとインストールをはじめ、プライバシー設定なども確認しましたが、それでもドライバーは正常にインストールできませんでした。

AnMo Electronics Corp.の担当者は極めて誠実で、TeamViewerによるリモートで台湾から私のパソコンを操作して4時間もトライをしてくれました。
セキュリティ的には、DinoLite専用にしようと思って他に何も入力していなかったのでよかったです。

その間、私の手元にあったタブレットで先方の操作でマウスが動いて、感動的でした。

先方とのやりとりはチャット機能で英語でおこないました。
DinoLiteを付けてとか、外してとか、再起動してとかその都度こっちで操作をして、台湾と日本でリアルタイムでこんな事もできるのかと驚きました。

結局ドライバーが認識されない結果となり、私のタブレットパソコンは他に使う用途がないため宙に浮いてしまいました。
でも私はAnMo Electronicsの迅速で誠実な対応に、とても満足しています。

また前回のブログをごらんいただいた皆様から様々な暖かいアドバイスをいただきました。
この場をお借りして、深く御礼申し上げます。

いただいた情報によると、どうも機種によって動いたり動かなかったりしています。
私はWindows10 Proが原因かと思っていましたが、そうではありませんでした。
教えていただいた問題無くDinoLiteが稼働している機種は、次の通りです。
Dell XPS13 windows 10pro
東芝dynabook R734 Windows10 Pro
NEC LAVIE ProMobile Windows10 Home
Microsoft Surface Go Windows 10 Home

DinoLiteが動かなかった機種は、次の通りです。
パナソニックCF520  Windows10 Pro 
他のパナソニックパソコン機種は動いているそうです。
その他、今回私が新規購入したNECタブレットパソコンVersaPro J タイプVU Windows10 Pro

他に情報をコメントなどでいただけましたら、順次ここに追記いたします。

さて今後どうするかを思案中ですが、もう一回パソコンを買わなくてはなりません。
現在検討している機種は、HPのProBook635 AeroG7 Windows10 Homeです。
でも購入後にソフトの Dino Capture 2.0をインストールしてからでないと動くかどうかがわかりません。
まるでロシアンルーレットです。

NECのタブレットパソコンはDinoLiteの他に使う当てが無く、またパソコンを購入してだめだったら立ち上がれないです。
まいりました。

今週は、埼玉3社、茨城新規1社を廻ります。
結構日程が混み合ってきました。

( 続報です。2021年4月9日追記 )
私のDinoLiteは古いバージョンで、DinoLite Pro のAD-413Tという機種です。
結論は、これが原因でした。
お客様のDinoLiteをお借りしてみたところ、動きました。
DinoLite Premier のAD-4113Tです。
さっそく最新機種を購入手配いたしました。
今回は偏光レンズがついたものにしてみました。
パソコンやスマホは数年毎に買い換えが必要ですが、DinoLiteでもこんなことが起きることに驚きました。
皆様、お騒がせいたしました。  
Posted by pe_hirata at 20:46Comments(0) ツール | 見える化

2021年03月15日

日本塗装技術協会講演会のご紹介

日本塗装技術協会の講演会が開催されます。

テーマ「塗装のネックエンジニアリングへの挑戦」
副題  ゴミブツをはじめとする塗装欠陥対応

2021年 6月 18日(金) 10:00〜16:25 オンライン開催

私のビジネスパートナーの湯澤コンサルタントも講演されます。
その他、自動車塗装の欠陥対策や自動検査のご講演など盛りだくさんです。
オンラインですから出張しなくてもパソコンで聴講できます。
とても重要な講演会です。
私も聴講いたします。

本日月曜日とあすは兵庫でコンサルティングです。
水曜日は埼玉、木曜日は群馬でコンサルティング。
金曜日は事務所でゴミブツ測定結果の画像解析をおこないます。  
Posted by pe_hirata at 21:27Comments(0) 学び | 塗装技術

2021年03月13日

DinoLiteデジタルマイクロスコープは、Windows10Proのパソコンで稼働するのか?

私は塗装外観不良の観察に長年DinoLiteデジタルマイクロスコープを愛用しています。
安価で、パソコンで稼働し、200あるいは500倍で観察できるという優れものです。
現場にノートパソコンを持参して観察していましたが、パソコンが故障したので今回Windows10Proのハンドヘルドパソコンを購入してみました。
重量は600gなので、今までのノートパソコンの半分程度の重さです。
ところがこの数日間四苦八苦していますが、一向にDinoLiteデジタルマイクロスコープが写りません。
表示ソフトのDinoCaptureは稼働するのですが、画像が写りません。
どうもドライバーが認識されないようですが、解決に至っていません。
もう一台のWindows10のノートパソコンでは問題無く写るのですが、こちらのパソコンはWindows10Homeでした。
本日はやむなく台湾のメーカーへ英語で問い合わせをした次第です。
ネットで検索して、それっぽい解決策もトライしてみましたがだめでした。
もしかするとWindows10Proでは動かないかもしれません。
動かないのであれば、ハンドヘルドパソコンはあきらめてWindows10Homeのノートパソコンを買わなくてはならなくなります。
ちょっとへこんでいます。  
Posted by pe_hirata at 20:02Comments(2) ツール | 見える化

2021年03月08日

樹脂塗装現場のごみ異物対策

樹脂塗装製品は素材の廃却に関わる費用が大きいため、金属製品の塗装よりも厳しい現場管理が求められます。
長年樹脂塗装現場のコンサルティングに携わってきて、これはライン設計段階から大きく抜け落ちていると感じている点が二つあります。

一つは、ライン全体の給排気バランスが保たれていない点です。
ほとんどのラインが陰圧になっています。
バランスを調整できる設計になっていないわけです。
海外の塗装ラインも同じでした。
現場では、最初のブースに建屋内のゴミ雰囲気が目一杯吸い込まれている様子をレーザーでご覧いただきました。
お客様は、こんなはずでは無かったと驚愕されておられました。

もうひとつは、エアブローのゴミ雰囲気が劣悪という点です。
金属塗装は前処理と塗装工程がつながっている場合が少なくありません。
しかし樹脂塗装は前処理が無いため、塗装ラインの先頭でエアブローします。
そのエアブローの場所の雰囲気がかなり悪いです。
給気も排気も能力が弱いため乱流となっており、また除塵したほこりもすぐに排気されていません。
これではせっかく除塵してもほこりが再付着してしまいます。
塗装ブースの入口でLEDライトで確認すると被塗物にほこりがしっかり付着しているのを確認できます。

いまから樹脂塗装ラインを建設する場合は、ほこりのためのハード対策もしっかり盛り込みましょう。

今週は埼玉のお客様のコンサルティング訪問の間で、京都のお客様とWebコンサルティングがあります。
来週から遠方出張が始まります。  
Posted by pe_hirata at 21:37Comments(0) 塗装不良率 | 現場管理

2021年02月26日

溶剤塗装現場の火災予防

皆様ご存じの通り、現在栃木県足利市と群馬県桐生市で大規模な山林火災が発生しております。

そこでさきほど、溶剤塗装現場の火災予防に関する臨時のメルマガを配信いたしました。
また同時に私のホームページのメルマガのページに、そのバックナンバーをすぐに公開いたしました。

この溶剤塗装現場の火災予防に関するパワポのPDF版がありますので、ご希望の方には無料でメールで送らせていただきます。
このパワポは、ご契約いただいているお客様で都度ミニセミナーとしてお話しさせていただいている資料です。
皆様の職場でお使いください。

私のホームページから問い合わせメールを送信ください。
その際、「火災予防のPDF送信希望」とお書きください。

今一度、現場の確認をおすすめいたします。
  
Posted by pe_hirata at 11:55Comments(0) 現場管理 | 安全

2021年02月23日

エアブロー室の給気と排気はセットです。

目に見えないという事は恐ろしい事です。
普通の照明の下ではほこりが見えません。
そのため、たくさんのほこりが飛散している現場でほこりが付いたまま軽くエアブロしただけで塗装している事例が少なくありません。
これでは塗装外観不良が発生するのは当たり前ですが、作業工程のなかに普通に研磨と再塗装が組み込まれています。
塗装外観不良の修正作業が異常工程では無く、正常工程と認識されているわけです。
そのような現場を3000ルーメン以上のLEDライトで照らせば、事の重大さがすぐにわかります。

この第1工程のエアブローですが、移載場でエアブローしている事例も少なくありません。
当然移載場には、給気も排気もありません。
そのためエアブローで飛散したほこりが被塗物に再付着します。

排気だけがある現場も見かけますが、エアブローエリアに工場内のほこりが集まってきているので適切ではありません。
これからラインを建設する場合は、給気と排気を備えたエアブロー室を設置することを強くおすすめいたします。
塗装外観不良を研磨して再塗装するコストと比べれば、設置の費用対効果はかなり大きいです。

海外のコンサルティングをすると、設備更新のスパンやスピードに驚きます。
投資をすることで利益を大きくしています。
このような設備更新スパンでは日本は大変なことになるような気がしております。

月曜は埼玉、あすから広島、金曜日はふたたび埼玉でコンサルティングです。
コンサルがはいったため、金曜日の日本塗装技術協会のオンラインセミナー受講はやめました。  
Posted by pe_hirata at 18:09Comments(0) 塗装技術 | 塗装不良率

2021年02月14日

不良率の見える化の効用

塗装不良率管理グラフ

昨年から単発のコンサルティングのご依頼が増えました。
工場の塗装不良改善を手掛けたが、なかなか思うような結果が出ない。
そこで一回現場を診断してもらいたいというご依頼です。

現場にはいると活発な改善活動により、整理整頓はきちんと行われていることが多いです。
ところが結果が出ない現場では、掲示物、特に品質推移のグラフの掲示が無い場合が少なくありません。

長野県のとある塗装専業会社に行ったとき、不良率は専務さんが自分のパソコンで管理されておられました。
したがって日々の塗装不良率は専務さんが把握しているのみでした。
現場の作業員の皆様にヒアリングしてみると、「オレらは塗装するだけ。不良改善はオレらの仕事じゃ無い。」という回答に驚きました。
さっそくオブラートに包んで専務さんにお話しすると、専務さんは一言で全部を把握されました。
次の月に訪問すると、検査室の壁にA0の模造紙が貼られていました。
それは不良率のグラフで、日々の不良率を書き込むようになっていました。
専務さんの優れたポイントは、そのグラフを自分で書き込むのでは無く、塗装現場の班長さんに書かせたことです。
つまり、塗装現場の責任者が自分で不良率を書き込むことにより、つぎに何をすれば良くなるかを考えるようになりました。
さらに良かったことがありました。
それは、検査工程の皆様が昨日は良かったけど、一昨日は悪かった、
それはこれこれがあったからだと思うと、私に話してくれたことです。
一般に検査工程と塗装現場は近いので、いま何が起きているかをつかんでおられます。
ですので検査の皆様も不良率を自分達の事として考え、発言されるようになりました。

これは、私のコンサルティング経験の中でも衝撃的なことでした。
工場経営の肝を拝見させていただいた気がして、今でも鮮明に覚えています。
塗装不良率に限りませんが、私はあらゆる工場経営指標の現場掲示をおすすめしています。

月曜、火曜は、兵庫です。
水曜、木曜と、埼玉のお客様のコンサルティングをおこない、
金曜日は富山でコンサルティングです。
絶対にコロナに感染しない、また広めないよう、万全の対策で出張します。  
Posted by pe_hirata at 16:15Comments(0) 現場管理 | 見える化

2021年02月08日

冬場の屋外の強風に注意しましょう。

屋外は強風
屋外の風速が大きくなり、付近の田畑から砂ごみが場内に流れ込んで塗装外観不良に影響する事例が増えています。
私はお客様の現場のパーティクル数を定期的に測定していますが、通常はキュービックフィート当たり5μm以上の数は1,000ヶ、20、50μmは多くても数個です。
ところが冬場は5μm以上が数千個、20、50μm以上も数十個になる場合があります。
しかも2階のような高い場所でも同じような数値になることが少なくありません。
おそらく田畑から砂が2階以上まで舞い上がっているのだと思います。

このような状況で工場の大扉を開けっ放しにすると、工場内に砂が舞い込むだけで無く、風で工場建屋があおられて天井や壁のホコリも飛散してしまいます。
冬場は工場の電動シャッターや窓や入口の扉はしっかり閉めましょう。
さらには工場内にこまめな散水が求められます。

また、工場の天井から排気をしている場合は工場建屋内が陰圧になっており、ホコリが侵入しやすくなっています。
恒久策として、強制給気を設けて建屋内の陽圧化を検討することをおすすめいたします。

今週は埼玉のお客様の訪問です。
来週から兵庫、富山、広島と、怒濤の出張ラッシュが始まります。  
Posted by pe_hirata at 17:32Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2021年02月01日

ハジキと静電反発

湿度が下がってくると塗装不良でハジキが多くなる事例がありますが、現品をよく観察して真の原因を把握する必要があります。

というのは、ハジキと思っていたけど実際は静電反発である事が少なくありません。
原因は治具のアースが取れていなかったり、塗料抵抗値が合っていなかったりさまざまです。
テストで静電を切って塗装するとどうなるかで判断できます。

経験していないと右往左往しますが、落ち着いて現場を観察していきましょう。

今週は北海道の野鳥観察を予定していたので仕事を空けていましたが、緊急事態宣言を受けてすべてキャンセルしましたのでコンサルティングは埼玉のお客様のみです。  
Posted by pe_hirata at 10:32Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2021年01月24日

ウエアからの発塵に注意。

湿度が低くなり、繊維ゴミによる塗装外観不良が増加傾向にあります。
塗装しているときに繊維ゴミが被塗物に向かって飛んでいき、製品に付着するのを直に見る場合もあります。
そこでひとつ可能性が考えられるのが、ウエアです。
塗装工程は給気が風上で被塗物が風下ですので、塗装作業の腕の動きでホコリが飛散します。
あるいはホースがウエアに当たって飛散するときもあります。
ウエアからどれぐらいホコリが飛散するのかは、LEDライトの光をウエアに当てながらポンポンとウエアを叩いてみると飛散するホコリを観察することができます。

有効な対策は、ウエアの洗濯です。
毎日、いやできればお昼休みにも交換しましょう。
さらに霧吹きでウエアを軽く濡らすこともかなり有効です。
濡らすことで静電気の発生を抑えることもできます。

ウエアから飛散したホコリが被塗物に付着する様子を見ているなど、やはり現場の皆さんが一番良く分かっているということです。
このような現象があるかを、現場でヒアリングしてみましょう。

先週は兵庫から戻って再び広島に出張するなど怒濤の一週間でした。
土曜日に広島から帰ってきましたが、かなり疲れて今朝日曜の朝は7時まで起きることができませんでした。
今週は埼玉のお客様や自宅でのZoomミーティングです。  
Posted by pe_hirata at 18:07Comments(0) 塗装不良率 | 現場管理

2021年01月17日

気流観察をしてみましょう。

真冬にはいり、工場内の気流が変化しています。
ほとんどの工場では工場内の熱や臭気を天井ファンで排気しています。
排気するためには同量を給気しなくてはなりませんが、給気装置を備えている工場は多くありません。
特に冬場は寒さで窓が閉じられているため、隙間や工場入口の電動シャッターが開いたときに屋外の雰囲気が工場内に流れ込んでいます。

この現象は工場だけに留まりません。
レストランや家庭でも起きています。
臭いがこもってしまうとか、入口から冷たい風が絶えず吹き込んでいる場合が少なくありません。

最近のコロナ禍の報道でも分かりますが、雰囲気を改善するためには気流の可視化が必要です。
たとえばヤカンにお湯を沸かして、そのヤカンをいろいろな場所に持っていって湯気の方向を観察すれば簡単に気流が可視化できます。

気流を把握して対策をおこなっている現場では、浮遊ゴミによる製造不良は起きません。
屋外の風が強くなり湿度も低下しているので、ホコリによる不具合が生じやすくなっています。
できるところから改善していきましょう。

あすから兵庫2社のコンサルティングのあと真ん中で埼玉のお客様を訪問し、週末に広島でコンサルティングです。
緊急事態宣言の中ですが、しっかり対策をおこなっておうかがいいたします。  
Posted by pe_hirata at 13:34Comments(0) 見える化 | 現場管理

2021年01月10日

中小製造業の課題

関東の緊急事態宣言が出されたとたんに新幹線やホテルの運休の連絡メールが飛び込んでおり、予約の取り直しをおこなっています。
私は出張し宿泊しても、ホテルでレポートを作成する関係で従来からほとんどコンビニ弁当で済ませます。
朝もコンビニおにぎりですので、感染リスクはほとんどありません。
熊谷から東京駅経由で西日本に行く場合も、新幹線以外には乗車しません。
席は必ず窓側にして窓の上の給気を全開にします。(風上に座るという意味です。)
新幹線の座席やホテルでは、あらゆる接触箇所をアルコール消毒しています。
市中を歩くときは、手袋を着用します。
これらの対策により、今後もお客様もご依頼により引き続き出張を続けていきます。

さて私が考える中小製造業の今年の課題は、
1)場内の物流改善と情報の清流化と製造不良改善
2)デジタルデータに精通する社員の育成
3)各種製造データの取り込み
4)エネルギー改善
です。

1項については何回もブログに書いた通りですが、昨年業績が良かったお客様は苦しい中でもこのモノと情報の流れの改善を一生懸命推進されておられます。

2項と3項は、関連性があります。
これまで私は社外に外注すれば良いと思ってきましたが、やはり製造現場の内情をよく知っている技術者がやらないと推進が難しいと感じるようになりました。
3項の製造データの取り込みについては2項のデジタルに強い社員の存在が必要だと痛感したからです。
そのため3項の前に2項の社員育成が必要と思うようになりました。

4項については、コスト削減と環境改善の両立が成立するアクションが必要です。
特に塗装工程については電気とガスですが、コストが上昇する技術は長続きしないことを体験しています。
具体的には熱エネルギーの有効活用だと思います。

今年一年いろいろな角度からお客様の製造現場をご支援してまいります。


  
Posted by pe_hirata at 13:46Comments(0) ものづくり | コンサルティング

2021年01月04日

あけましておめでとうございます。

皆様、あけましておめでとうございます。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

新年早々、感染者数が増え続けております。
マスクや手洗いの励行をおこなっているのに感染者が減らないということは、感染メカニズムの解明に抜けがあるということだと思います。
私は出歩いても良いが人混みが多いところには出かけない事がポイントではないかと思います。

工場においては、寒さもありますが換気です。
定期的にお客様の製造現場の風向風速パーティクル数、温度湿度を測定、記録していますが、一般に冬場は窓が閉められ場内の換気が弱くなるためパーティクル数が増え、不良率も上昇する傾向にあります。
コロナウイルスは咳の飛沫や浮遊ゴミに付着して漂うメカニズムと考えられますので、換気をすれば拡散して薄まるので感染リスクが減らせることができます。

今年も厳しい工場経営になることは間違いありません。
工場内のモノと情報の流れを見える化してムダを無くし、不良を減らして工場原価を下げることがこの難局を乗り切る原点だと思います。
今年も一緒に頑張っていきましょう。
  
Posted by pe_hirata at 22:11Comments(0) 人とのつながり | ビジネス

2020年12月31日

今年1年ありがとうございました。

あと数時間で激動の2020年が終わります。
今年1年ブログをご覧くださり、誠にありがとうございました。

先日も書きましたが、この1年は私にとっても厳しい1年でした。
父の入院から始まり、リハビリ病院への転院、老人ホームへの入居後1ヶ月での死去と続きました。
その後も葬儀、お墓の手配、相続手続きと、あっという間の1年でした。

仕事もコロナ禍の中で進めていきましたが、とてもありがたい事に私の事業は持続化給付金をいただかないで終わることができました。
個人事業者は売上げ昨年比50%減が1ヶ月でもあれば100万円が給付されます。
しかし私の事業は最大で43%減、平均で13%減でしたので、この12月の売上げを持って正式に給付対象外となりました。
コンサルタントの中には給付されたことを自慢していらっしゃる方もおられますが、同業としてとても恥ずかしい行為だと思いました。
私は仕事がそれほど減らなかったことは、お客様からいただいた私の仕事に対する信頼の証しだと感じております。
継続して仕事をご依頼くださったお客様に、心から御礼申し上げます。
今年は継続契約のお客様以外にも、1日だけのスポット訪問のご依頼もたくさんいただきました。
しかも上場会社様が多かったです。
これは工場経営としていま何をしなくてはならないかが問われた1年間だったということだと思います。
特にモノと情報の流れの改善と製造不良改善活動に取り組まれたお客様は、成果を上げておられます。
私自身も自分の仕事をさらに磨いて、お客様の収益改善に貢献していきたいと思います。

4月27日東京駅
4月27日東京駅新幹線改札口
非常事態宣言下の東京駅の写真ですが、あさのラッシュアワーにも関わらず誰もいない光景に衝撃を受けました。
広島は屈しない
本日12月31日も衝撃的な感染者数ですが、私たちは必ず克服できます。
私のクリーン技術はコロナ対策と同じ面がありますが、メカニズムが分かれば解決できます。
街中でもマスクをしていないひとはおらず、どこでもアルコール消毒ができます。
対策をしっかり守り前を向いて活動をしていけば、コロナ禍は克服できると確信しています。
1年後は自由に活動できるよう、皆さんと一緒に頑張っていきましょう。
今年1年ありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。  
Posted by pe_hirata at 22:13Comments(0) 人とのつながり | ビジネス

2020年12月24日

浮遊ゴミ捕捉粘着樹脂ネットの情報(重要)

本日はいった情報では、ある自動車メーカーの塗装ラインで所轄の消防署から撤去の指示があったそうです。
不燃では無いということだそうです。
この樹脂ネットをお使いの塗装現場は少なくありませんが、所轄の消防署の見解によっては今後撤去の指示があるかもしれません。
このブログでもたびたびお話ししていますが、私は金網を推奨しています。
アルミか、あるいは亜鉛引きの鉄金網がよいです。
目粗さは15〜20メッシュがよいです。
粗すぎるとゴミが通り過ぎますし、細かすぎると気流が通り抜けてくれず迂回してしまいます。
通り抜けることでゴミが捕捉されます。
また金網の利点は静電誘導(誘導帯電)にあります。
つまり金網は電気を通すので、帯電したホコリをしっかり捕捉してくれます。
この効果は私のすべてのお客様で実証済みです。
疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ステンの静電粉体塗装ブースの壁には粉体塗料がこびりついてしまい色替えが不可能であることはご存じだと思います。
つまり金網で浮遊ゴミを捕捉する場合も、同じように静電誘導が発生しているからしっかりごみが捕捉できるわけです。
しかも安い。
なお、本日の記載はこの樹脂ネットを否定するものではありません。
私はすべての講演やコンサルティングでこの樹脂ネットをご紹介し、実際に施工していただいています。
施工が簡単なので、多用しています。
しかし今回のような消防署の見解が出てくることは想定しておりませんでした。
今後消防署がどのような指示をしていくか分かりませんが、要注意だと思います。  
Posted by pe_hirata at 23:42Comments(0) 安全 | 現場管理

2020年12月23日

メンテナンスの際の安全にご注意ください。

いよいよ年末となりました。
私のお客様は26日の土曜日にラインを止めてメンテナンスを実施する会社が多いです。
非定常作業ですので、くれぐれも安全にご注意ください。
関東は湿度が20%台の日が続いています。
火災にも注意しましょう。

この1年は世界中の人達が忘れられない年になりました。
私は父の死去が重なり、苦しい1年になりました。
しかし長男として実家の近くにお墓を作ることができましたので、今は気持ちが落ち着いています。

仕事の方はとてもありがたい推移で終えることができました。
お客様からコロナ禍の中でも継続してお仕事をご依頼いただきましたことに、心から御礼申し上げます。

私は本日の午後のコンサルティングで今年の業務を終了いたします。
どうぞ皆様よいお年をお迎えください。
ありがとうございました。  
Posted by pe_hirata at 11:54Comments(0) 現場管理 | 安全

2020年12月18日

ドライミストによる塗装外観不良

今日は溶剤塗料のドライミストによるブツの写真をご紹介いたします。
ドライミストによるブツ
これはブツを塗装表面の上からデジタルマイクロスコープで観察した写真です。
倍率は200倍です。
塗膜の上に異物が付着しているので、異物(ブツ)は塗装後に付着したことがわかります。
また、様々な色の粒子が見えるので溶剤塗装のドライミストであることがわかります。
ブツの研磨後
こちらは上記のブツを研磨した写真です。
塗膜に食い込んでいることがわかります。
ドライミストですからブースの出口付近の天井か壁から落下したものと思われます。

お正月休みにはブースの屋根や壁やインデクサーの徹底清掃をおすすめいたします。

来週は月火水の3日間埼玉のお客様を訪問し、24日から冬休みにはいります。  
Posted by pe_hirata at 17:14Comments(0) 見える化 | 現場管理

2020年12月14日

松田 宏也さんとの思い出

今週は今年最後の関西出張で、いま東京駅の新幹線ホームです。
コロナ禍のなか、細心の注意をはらって1年間通いきりました。
いろいろなマスクを試したり、イソジンや喉スプレー、手袋、ドアオープナーなど感染対策が積み上がったように思います。
毎回のぞみの座席や肘掛け、ホテルのドアやリモコンなどにアルコールを噴霧しています。
大不況の中、ずっとお声かけくださったお客様に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

昨日NHKのBSのヒマラヤトレッキングの番組を見ていたところ、懐かしいお顔を拝見することができました。
松田 宏也さんです。
松田さんとは、私がプレコート鋼板メーカーの大洋製鋼で日本ペイントの松田さんと一緒に仕事をさせていただきました。
当時、顧客対応や住友重機械工業との赤外線オンライン膜厚計の開発でかなりご無理を申し上げました。
また独立前に勤めた日立金属ではクロムフリー開発のN自動車様対応でご一緒させていただきました。

番組ではお名前は出ず一瞬でしたが、お変わりなかったのですぐに分かりました。
お元気でヒマラヤ登山をされておられ、とてもうれしかったです。
まだ塗料のお仕事をされておられるかどうかは分かりませんが、もし仕事でお会いすることがあれば当時の感謝をお伝えしたいと思います。

では、兵庫に行ってきます。  
Posted by pe_hirata at 09:09Comments(0) 人とのつながり | 自然

2020年12月10日

極めて細い繊維ゴミによる塗装外観不良

異物ゴミに見える繊維ゴミ
塗装工程のゴミ不良対策が進んでくると、繊維ゴミが少なくなり異物系の外観不良が増えてきます。
ところがそこで注意が必要なのが、極めて短く細い繊維ゴミです。
なおこの製品はクリーンルームで塗装しているUVクリヤー塗装です。
この写真のように、ゴミの大きさは0.5mm程度ありますが、繊維が細いため異物系と見誤ってしまいます。
一般に対策が進むと不良原因が変わってきますが、しっかりとモノを見て判断しましょう。

今週は埼玉と群馬のお客様の訪問が続いていますが、本日は京都のお客様とのTeamsによるWebコンサルティングでした。
食品材料のクリーン指導ですので、万が一の事を考慮しWebでおこなっています。
現場を診断できない点が悩ましいところですが、数値化で判断しています。
来週は関西に出張し、最後の週は関東で今年の業務を終わります。
  
Posted by pe_hirata at 19:00Comments(0) 見える化 | 塗装不良率

2020年12月05日

素材の錆による塗装外観不良

塗装外観欠陥、ブツ欠陥
今回もデジタルマイクロスコープによる塗装外観欠陥観察事例をご紹介いたします。
この写真は、ブツ欠陥をそのまま上から200倍で観察した写真です。
塗膜の下に異物があり、塗膜が凸状に盛り上がっています。
これは塗装後に付着した異物ではなく、塗装前に素材表面にあった異物であることを意味します。
研磨後のブツ断面観察、素材錆
この写真は1500番で研磨した後のブツの断面観察写真です。
異物は赤いため、素材の赤さびと推定しました。
搬送の錆であれば、さびの廻りに黒い油状のごみで囲われているからです。

目視では塗装外観欠陥、特に異物、ブツ欠陥の原因判断はできません。
塗装不良対策のため、デジタルマイクロスコープを現場に常備してすぐに手軽に観察できるようにしましょう。  
Posted by pe_hirata at 19:56Comments(0) 見える化 | 塗装不良率

2020年11月30日

プライマーのコレステロール

プライマーのコレステロール
このデジタルマイクロスコープ写真は、溶剤上塗り塗料の下のプライマーのコレステロールです。
写真は、ブツの研磨後です。
溶剤プライマーは配管内にコレステロールを形成しやすく、同一配管でいろいろな塗料を通す場合は注意が必要です。
プライマーの場合、配管清掃にもノウハウが必要です。
塗料中のコレステロールによる塗装外観不良は少なくありません。
浮遊ゴミ、落下塵だけでなく、塗料中の異物にも注目しましょう。
今週は兵庫の会社が延期になったため、埼玉のお客様のみです。  
Posted by pe_hirata at 14:50Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2020年11月26日

色つきの繊維ゴミ

色つきの繊維ゴミ
塗装外観不良の繊維ゴミを観察していると、繊維に色がついている場合があります。
この写真の場合は、青です。
制服の色の繊維ゴミはよく確認できますが、なかには赤とか周囲には見られない繊維ゴミの場合があります。
その場合は、発塵源を特定することができる時もあります。
昨日の大阪府工業協会のセミナーでもお話ししましたが、やはり第一歩は現物の観察です。
昨日はコロナ禍のなか、13名も聴講くださいました。
朝から夕方まで目一杯お話しさせていただきました。
ありがとうございました。  
Posted by pe_hirata at 18:58Comments(0) 見える化 | 塗装不良率

2020年11月23日

日本塗装技術協会のセミナーのご紹介

日本塗装技術協会からオンラインで2つのセミナーが開催されます。
1)2020年度 第1回講演会「塗装のネックエンジニアリングへの挑戦」
〜 自動車メーカーが牽引する塗装プロセスイノベーション 〜
自動車メーカー及び自動車塗装設備メーカーの最新技術開発状況を紹介
日時:2021年 2月 26日(金) 10:00〜15:20 オンライン開催

2)塗装入門講座
前処理から塗料、塗装装置に至るまで塗装に関するすべての技術が学べます。
日時:2月9日、10日 オンライン開催

どちらのセミナーもオンラインですので自分のデスクから聴講できます。
ステップアップが必要な現在の状況において、最適なセミナーだと思います。
どうぞご参考ください。

あすから大阪に移動し、水曜日に大阪府工業協会で講演します。
木曜日は日本鋳造協会で表面処理の講演をZoomでおこないます。
数年前までは予想もしなかったオンライン講演が増えて驚きです。
3週間連続で西日本に出張、宿泊しておりますが、いままで以上に新型コロナウイルスに注意します。  
Posted by pe_hirata at 17:46Comments(0) 学び | 塗装技術

2020年11月15日

大阪府工業協会ゴミブツセミナーのご案内

2020.11.25 塗装工程のゴミブツ対策
2020.11.25 塗装工程のゴミブツ対策_0001
大阪府工業協会で塗装工程のゴミ異物対策セミナーが開催されます。
日時 2020年11月25日(水)午前9時45分〜午後4時45分
場所 大阪府工業協会研修室 大阪市中央区南本町2-6-12サンマリオンNBFタワー4階
私の講演に続いてダイハツ工業(株)ユニット生技部の神澤様から具体的事例のご講演もいただけます。
直前になりましたが、ご案内申し上げます。
  
Posted by pe_hirata at 20:24Comments(0)

2020年11月11日

溶剤塗料配管のコレステロールによる異物外観不良

今日は溶剤塗料配管のコレステロールによる塗装外観不良をご紹介します。
塗装後の異物外観不良(研磨前)
この写真は異物の上に塗料がかぶさっていますので、落下ごみのように見えます。
このブツを研磨すると、下の写真のようになりました。
研磨後の異物外観不良、塗料配管のコレステロール
異物の中に白と赤の層が見えます。
層の厚みは数μmです。
私はこのブツを溶剤塗料配管のコレステロールがはがれて塗料と一緒にガンから吐出されて製品に付着したと判断しました。
このような積層のゴミは治具でも可能性がありますが、治具の積層ゴミの場合はもっと層の厚みが厚くなります。
この写真の異物は層の厚みが薄いので、配管のコレステロールと判断しました。
私の経験では、配管内部の清掃がおろそかだとこのような塗装外観不良がよく発生します。
また溶剤だけで無く、粉体塗装においても配管のコレステロールのブツは発生します。
地道な観察で犯人を捕らえていきましょう。  
Posted by pe_hirata at 17:38Comments(0) 見える化 | 現場管理

2020年11月07日

繊維ゴミに見える素材の凸による塗装欠陥

素材の凸による塗装外観不良には、皆さんも悩んでおられると思います。
私も新日鉄の子会社のプレコート鋼板時代から日立金属のアルミ鋳物に至るまで、この素材欠陥による塗装不良には悩まされました。
なぜなら素材原因なのか塗装原因なのか、パッと見ただけでは見分けがつかないからです。
その一例をご紹介いたします。
繊維ゴミに見える塗装欠陥
この写真では、繊維ゴミに見えます。
ところが研磨すると素材がピカッと光って見えました。
研磨後に素材の凸と分かった塗装欠陥

ポイントは、研磨です。
研磨しなければ、素材の欠陥だとは判断できません。
当然塗装では対策できないので、素材部門へのフィードバックが必要です。
この素材欠陥による塗装外観不良は、数%にも達する場合が少なくありません。
しかし目視検査で判断している場合は、塗装起因の不良であるとカウントされているケースがほとんどです。
これではいくら塗装部門が頑張っても成果は得られません。
しっかり不良を観察することがとても重要です。

今週は前半は兵庫で2社、後半は埼玉のお客様でコンサルティングです。
新幹線で移動してホテルに泊まりますので、コロナ対策に万全を期します。  
Posted by pe_hirata at 17:50Comments(0) 塗装不良率 | ツール

2020年11月02日

汚れている繊維ゴミの塗装不良外観

汚れている繊維ゴミの塗装外観不良
前回はきれいな繊維ゴミによる塗装不良をご紹介いたしました。
今回は黒く汚れている繊維ゴミによる塗装不良をご紹介いたします。
この写真のように繊維ゴミに黒い粒子状のゴミが付着してます。
洗濯したウエアから直接飛散した繊維ゴミは比較的きれいな繊維です。
このように黒いゴミが付着している状態は、床などから飛散したゴミか、
あるいは汚いウエアから飛散したゴミと考えられます。
ウエアの管理と塗装ブースの床の清掃、散水などの対策が必要です。
  
Posted by pe_hirata at 18:47Comments(0) 塗装不良率 | 現場管理

2020年10月27日

塗膜の上の繊維ゴミによる塗装外観不良

先日は塗装ブースの中で付着した繊維ゴミによる塗装不良をご紹介しましたが、今日は塗膜の上に付着した繊維ゴミによる塗装外観不良をご紹介いたします。
塗膜の上の繊維ゴミ
このように塗膜の上に繊維ゴミが付着しています。
塗料の硬化前に付着していることから、繊維ゴミが付着した工程は塗装直後からセッティング、焼付炉の入口周辺と考えられます。
繊維ゴミが塗膜にわずかに埋まり込んでいる箇所もあるので、セッティングの入口付近である可能性があります。
この繊維ゴミですが、ブースの壁や床から飛散した繊維ゴミの場合黒く汚れていることがほとんどです。
ところが今回の繊維ゴミはきれいなので、衣服から直接飛散し、浮遊後に塗膜に付着したと考えることができます。
縮れているので、人工繊維ではなく綿などの天然繊維と考えられます。
色も付いていないので、制服などではなく白い下着ではないでしょうか。
このように画像を観察することで、いろいろなことが分かります。

アクセス解析を見ると、皆さんのご興味が大きいことが分かりましたのでデジタルマイクロスコープの画像解説を続けてみます。  
Posted by pe_hirata at 19:22Comments(0) 見える化 | 現場管理

2020年10月21日

ブツ、異物による塗装外観不良

塗膜のブツ欠陥
前回に引き続いてデジタルマイクロスコープによる塗装のブツ欠陥観察写真をご紹介いたします。
倍率は200倍で、今回のブツの大きさは0.2mm程度です。
この写真は溶剤塗装の塗膜に異物が付着したものです。

一見、塗装後の上に異物が付着したようにも見えますが、拡大すると異物に塗料が染みこんでいることが分かります。
つまり異物は塗装前に付着しており、その後塗装され、異物の高い部分が塗膜から露出したと考えることができます。
もうひとつの可能性は、ブースの中間部分のインデクサーから落下した塗料ゴミです。
たとえばレシプロ塗装機の1番、2番ガンの後でインデクサーで回転し、その際にゴミが付着し、その後3、4番ガンで塗装された可能性が考えられます。

さらに異物をよく見ると異物の形状がごつごつしているので、ねっとりしたゴミがある搬送よりはインデクサーか治具のドライミストだろうと推定しました。
まとめると、発生源は搬送かインデクサーか治具のドライミストが考えられます。

ミクロ観察すると、ゴミが答えを教えてくれます。  
Posted by pe_hirata at 12:19Comments(0) ツール | 見える化

2020年10月18日

塗装不良対策にミクロ観察を。

繊維ゴミ
塗装不良の中で大きな要因のひとつに繊維ゴミ、糸ゴミがあります。
この写真は、DinoLiteで200倍で撮影した繊維ゴミ不良です。
この写真を見ると、この繊維ゴミがどこの工程で付着したかが分かります。
繊維の一部が塗膜から露出しており、また一部は塗膜に埋まり込んでいます。

塗装前に素材に繊維ゴミが付着していた場合は、繊維は塗膜に埋まり込んでしまいます。
逆に塗装後に繊維ゴミが付着した場合は、繊維は塗装面の上に乗っかりますので埋まり込むことはありません。
すなわちこの写真の繊維ゴミは、塗装中に付着したことが分かります。
つまり原因は塗装ブースの中にあると判断できます。

これらの分析は、肉眼では無理です。
DinoLiteなどのデジタルマイクロスコープを使って初めて判断できます。
塗装不良対策には、ミクロ観察が必ず取り入れましょう。

今週は埼玉のお客様を廻ります。  
Posted by pe_hirata at 19:29Comments(0) 見える化 | ツール

2020年10月14日

ものつくり大学で塗装実習

ものつくり大学
今日もものつくり大学で講義でした。
新型コロナ対策
例年なら学園祭の準備でわさわさしていますが、今年はコロナで静かです。
製造業務フロー
製造業務フローが掲示されていました。
これらの授業もあります。
企画開発から製造までの流れ
企画開発から製造までの流れの授業もあります。
塗装実習
今日は屋外でガンを持って塗装実習でした。
数年に一回は雨で実習はできませんが、今日は曇りで助かりました。
塗装不良に関するメカニズムも説明しました。
学生の皆さんが塗装技術の世界を心に留めてくれたらうれしいです。

今週は月火で兵庫に行き、本日はものつくり大学の非常勤講師でした。
あすから広島に出かけます。
9月と10月は少しハードです。
動き回っているので、新型コロナウイルスへ絶対に感染しないよう万全の体制で取り組んでいます。  
Posted by pe_hirata at 18:17Comments(0) 人とのつながり | 塗装技術

2020年10月11日

第4回粉体塗装研究会のセミナーご紹介

日本パウダーコーティング協同組合粉体塗装研究会のセミナーが開催されます。
日時: 2020(令和2)年11月10日(火) 13:15−16:00
会場: 東京塗料会館 地下会議室 JR山手線恵比寿駅より10−15分
1)乾燥炉の基本構造と廃熱回収システム 蠏棒叉\什扈衢
2)スイス国Coatmaster社製非接触型膜厚測定器のご紹介 螢魁璽譽鵐考
3)業界報告他 事務局
コロナについては万全の対策を施されるそうです。
  
Posted by pe_hirata at 07:27Comments(0) 学び | 粉体塗装

2020年10月08日

ものつくり大学で塗装技術の授業

ものつくり大学
今年もものつくり大学で塗装技術の授業が始まりました。
今年は新型コロナウイルスの関係で集中講義の開始が例年より1ヶ月遅れました。
ものつくり大学授業科目
ものつくり大学では製造工程に関する様々な授業がおこなわれています。
即戦力が期待できる授業が網羅されています。
ものつくり大学はトヨタ自動車も全面的にバックアップしており、トヨタ自動車出身の教授の皆様も多いです。
このことからもトヨタ自動車のものづくり技術がバックボーンであることが分かります。
ものつくり大学図書館

教室の前のアルコール除菌

事前にオンライン授業ですかとお尋ねしましたが、対策は十二分にやっておられ今年も対面式でおこないました。
ものつくり大学の授業
しかしクラスター対策のため学生数は例年の半分程度に限定され、窓も開放、換気も最大でおこなわれていました。

授業では塗装とは、から始まり、塗装不良のメカニズムまでお話しします。
学生の皆さんは社会に出て直接塗装に携わる機会は少ないと思いますが、目次が分かるようにテキストを揃え、写真や動画を多用して塗装技術に興味を持ってもらえるように内容を組んでいます。
特に塗装不良に関しては製造現場で経験した人しか話せない生々しいストーリーをお話ししています。

学生の皆さんもとても真面目で、一生懸命に聞いてくれています。
授業以外の学生さんに廊下ですれ違っても、全員が私に挨拶をしてくれます。
このことからも、他の大学とは一線を画していることが分かります。
正直私の出身大学ではありえません。(T.T)
ものつくり大学の学生の皆さんは、製造現場で大活躍することを私は確信しています。  
Posted by pe_hirata at 11:45Comments(0) 学び | ものづくり