2020年06月04日

デスクトップパソコンが壊れました。

直接私の仕事とは関係ありませんが、皆様も注意が必要かと思い投稿いたします。
私の自宅の共有パソコンのハードディスクが突然壊れました。
仕事用のパソコンのバックアップは毎週取っていますが、うかつにも家族の共有パソコンの方は取っていませんでした。
家族の共有パソコンなので、子供達が小さい頃からの家族の写真や年賀状の住所録がはいっており、かなりショックでした。
特にコツコツ書き溜めていた家族史の消失にはがっかりしました。
パソコン修理をネットで調べると、ほとんどの修理が初期化でした。
そのような中で、データの修復とパソコンの修理をセットでおこなう会社がみつかりました。
PCFixsという秋葉原の会社です。
この会社の売りは、データもハードも両方元に戻すということでした。
そこでパソコンを車に積み込み秋葉原に持ち込んで修理してもらいました。
結果は、「大満足」です。
すべてのデータが元に戻りました。
データの破壊状況はひどかったそうです。
一般にハードディスクの寿命は3〜4年だそうです。
いままでこのような経験は無かったので、これには驚きました。
また起動速度やソフトの起動が遅くなったら要注意だそうです。
この現象は今から思えばその通りで、昨年から気になっていました。
ネットもメールも使えるようになり、本当に助かりました。
さっそく外付けハードディスクを繋いで、バックアップを取るようにしました。
どうぞ皆様もお気を付けください。
  
Posted by pe_hirata at 15:28Comments(0) ものづくり | Web

2020年06月02日

社員教育

新型コロナウイルスの影響で経済が止まり、ラインの稼働が減っています。
「寄せ止め」で生産をまとめて(寄せて)、止めることが必要です。
少量のためにラインを動かすのはムダです。

そこでラインを止めたときに何をするかですが、5Sやメンテナンスと合わせて重要なのは社員教育でしょう。
メンバーがそろって教育を受けさせる機会はそう多くはありません。
今がチャンスです。
私もお客様の会社でセミナーを開催する機会が増えました。

普段私がお客様の会社でお話ししている講演メニューをご紹介します。
〇製造現場のゴミほこり対策(溶剤塗装、粉体塗装、電着塗装、フィルム製造工程など)
〇溶剤スプレーとシンナーのメカニズム
〇5S改善
〇溶剤塗装現場の火災予防
〇溶剤塗装の表面張力とハジキ
〇現場でできるVOC対策
〇塗装外観品質に影響するコンプレッサーエアー品質と見える化
〇金属の腐食と表面処理
などです。
時間は90分前後です。
ゴミ対策については、最長6時間まで可能です。
ご契約いただいているお客様へは無料で対応させていただいております。
単発でお伺いする場合は、ホームページに記載のとおりです。
人づくりがこれからの製造現場の鍵になると思います。  
Posted by pe_hirata at 14:26Comments(0) 講演 | 塗装技術

2020年05月29日

カツラe-コネクト

塗装ラインの設備の稼働情報をセンサで取り込み、一括で集計解析するシステムが期待されています。
今回ご紹介する「カツラe-コネクト」は、焼付炉のメーカーの株式会社桂精機製作所が開発したシステムです。
取り込める管理データの一例は、以下とのことです。
前処理 蒸気水量, 水洗水量, 水質・水位
水切り乾燥炉 エネルギー使用量, 排気風量
塗装ブース 塗装使用量, 排気風量, 排気VOC濃度
焼付乾燥炉 エネルギー使用量, TVOC濃度, 熱交換器出入口温度, 塗膜性能
設備全体 異常履歴, 省エネ率, 原単位, 生産量, 生産種類, 稼働時間, 不良率, 消費電力
この中で塗膜性能とありますが、詳細はわかりませんでした。
私はこの項目以外に前処理のモーター電流値やブースの給排気のモーター電流値、インバーター周波数、差圧、ブース温湿度も取り込むと良いと思いました。
設備の更新、新設に合わせて導入を検討する価値はかなり大きいと思います。  
Posted by pe_hirata at 12:09Comments(0) ツール | 現場管理

2020年05月28日

エアブローの基本

今月はエアブローの基本から外れている作業を見かける場合が少なくありませんでした。
エアブローの基本はハンドガンの塗装の基本と同じです。
被塗物との距離、運行スピード、面直が基本です。

ですが、まるでうちわで扇ぐようにエアブローしています。
これでは中央と両端では被塗物との距離が異なってしまいます。
両端では被塗物との距離が遠くなり、除塵効果が落ちます。
しかも両端では面直にもなっていません。
というよりも現実はもっとひどく、被塗物面に当てていません。

分かりやすく基本を述べると、「ハケで塗装するようにエアブローする。」です。

ハケで塗る場合は、被塗物との距離が離れると塗れません。
運行スピードが変わると、透けたり垂れたりします。
ハケで塗装するようにエアブローすることを頭にいれると、うまくエアブローできます。
適当にガンを動かしても除塵はできません。

会社はエアブローに配置された作業員に対して、エアブローに賃金を支払っているので無くて、除塵に対して賃金を支払っているわけです。
私は適当に円弧でガンを動かして、エアーが製品に当たっていない場面を見るとこの人は勘違いをしていると考えます。
作業ではなくて、付加価値に賃金を支払いましょう。  
Posted by pe_hirata at 14:29Comments(0) 現場管理 | 見える化

2020年05月26日

アイリスオーヤマのサーマルカメラ

私は緊急事態宣言下でも遠距離出張が続いています。
そこで、新幹線や駅の待合室で、周囲に感染者がいることを可視化できないかと考えていました。
そのような中、アイリスオーヤマから体温測定専用のサーマルカメラが発売されました。
ハンディタイプと固定式がありますが、固定式はモーショントラッキングで人を追尾して温度表示できます。
ハンディ式はトラッキングできないようですが、軽量コンパクトです。
サイズは私がいま持っているFLIRのサーモビュアーの半分程度の大きさです。
私は固定式を使うことはありませんが、ハンディ式は魅力的です。
ただし測定温度範囲が45℃までなので、焼付炉壁面などの温度測定にはつかえません。
会社の従業員の体温監視には有効だと思いました。  
Posted by pe_hirata at 18:44Comments(0) ツール | 見える化

2020年05月23日

マスクのフィルタをデジタルマイクロスコープ観察してみました。

サージカルマスク
やっと市中でマスクを買えるようになってきました。
ただし日本製はまだ限られています。
マスクは一般に3層構造です。
表と裏側は目の粗い不織布で、写真の下の部分のように分解すると透けて見えます。
したがって大きなホコリは捕捉できますが、花粉は30〜40μmなので捕捉できません。
ましてやウイルスの捕捉機能はありません。
捕捉の機能は中央のフィルタが担っていますが、2種類の中国製マスクのフィルタをデジタルマイクロスコープで観察してみました。
倍率は200倍です。
若干薄いサージカルマスク
こちらは若干薄めのマスクです。
写真のようにフィルタの厚みにバラツキがあり、所々透けて見えます。
透けて見えている孔径を計ってみたところ10μm前後でしたので、ウイルスの捕捉率はかなり低いと思います。
通常厚みのサージカルマスク
こちらは手で触ると普通の厚みのマスクのフィルタ映像です。
中央のフィルタも厚く、透けて見えるところはありませんでした。
これならば、しっかりウイルスを捕捉できると思います。

マスクが値崩れしていますが、製造元が分かるマスクの購入をおすすめいたします。
  
Posted by pe_hirata at 18:37Comments(0) ものづくり 

2020年05月21日

エアリークの可視化装置のご紹介

お客様からエアリークの可視化装置をご紹介いただきました。

JFEアドバンテック株式会社製「エアリークビューアー MK-750」

原理はエアリークで発生する音波を検出して画像化しているようです。
様々な受賞もされているので、各方面から注目されている機器だと思います。
離れた場所から観察、検知できるので魅力的です。
周囲に騒音があっても大丈夫だとあります。
塗装工程はコンプレッサーエアーの配管とガス配管があります。
ガスについてはリーク量はわずかなので難しいかもしれませんが、コンプレッサーエアーについては検知可能でしょう。
レンタルもあるようなので、試してみることもできると思います。

コンプレッサーエアーもお金ですから、ムダが無いように管理をしていきましょう。  
Posted by pe_hirata at 09:58Comments(0) ツール | 見える化

2020年05月16日

新型コロナウイルス感染対策グッズ

感染防止グッズ
ブログやフェイスブックで私の動向をご紹介していますが、緊急事態宣言の中でもコンサルティングがそれほど止まっておりません。
4月は3回、5月も2回ほど関西へ出張し、その間で関東のお客様の現場を訪問しております。
関西の出張は新幹線乗車とホテル宿泊を伴っております。
毎日朝晩の2回以上体温測定をおこない体調管理に留意していますが、人に接触する機会が多いため私が感染源にならないよう人一倍注意しています。
写真は私の感染対策グッズです。
左から除菌用アルコール(エチルアルコール65%)、アルコールジェル(エチルアルコール80%)、体温計、マスク予備、市内で着用する登山用高機能手袋、現場で着用する作業手袋(品管手袋)です。
予備マスクの上に置いてあるのは、エレベーターボタンやクレジットの暗証番号ボタンを押す際に使用する金属部品ですが、モンベルのミニカラビナを使っています。
マスクの在庫はまだ少しありますが、モンベルから洗って繰り返し使えるマスクが新発売されたので到着次第使う予定です。
訪問前に伺って良いかご相談して訪問しております。
この数ヶ月は、単発訪問のお客様も増えました。
お客様からご相談があり次第、これからも感染リスクに注意しておうかがいいたします。  
Posted by pe_hirata at 13:57Comments(0) 人とのつながり | コンサルティング

2020年05月13日

オムロン粗粒子パーティクルセンサのオーバーホール

長年愛用しているオムロン粗粒子パーティクルセンサをオーバーホールすることにしました。
どれぐらい使っているかと履歴を調べてみると、なんと11年間でした。
私の場合ほぼ毎週使いますので、かなり過酷な使用条件です。
もうちょっと早めにメンテナンスをすべきでした。
得られたデータはどちらのお客様でもとても役立っており、問題点の見える化に大きく貢献してくれています。
私はもうすぐ独立15年になりますので、このセンサー無くしては私の仕事は語れません。
私と苦楽を共にした相棒です。
パーティクル数と大きさを計測するレーザーとファンは消耗部品なので、今回交換します。
オーバーホールの間はパーティクル数測定はできませんが、完了次第、実戦配備いたします。
今後も現場の見える化でゴミブツ対策を進めていきます。  
Posted by pe_hirata at 16:21Comments(0) ツール | 見える化

2020年05月12日

新しいクリーンチェックライト「ZEUS」(ゼウス)

浮遊ゴミや付着ごみの可視化にとても有効なLEDライトがNCCさんから新発売されました。
クリーンチェックライト「ZEUS」
ゼウスと呼びます。
私もデモ機を拝見しましたが、驚きました。
何に驚いたかというと、光が広がらないのです。
LEDライトで集光するタイプはありますが、それでも光の拡散はあります。
しかも丸い光の周囲はぼけています。
ところがこのゼウスは、まっすぐにピタッと光が進み、丸い光もくっきりです。
なぜそうできるかというと、レンズで集光しているからだそうです。
このため、ライトの大きさが小さいのに強い光が照射されます。
私はいまLEDLENSERのX21Rを使っていますが、故障したら間違いなくゼウスに買い換えます。
この製品はNCCのオンラインショップで発売されています。
浮遊ゴミの可視化ライトをお探しのお客様におすすめいたします。  
Posted by pe_hirata at 09:03Comments(0) ツール | 見える化

2020年05月06日

答えは現場にある

本日は連休最終日です。
今年は、あすから生産開始の会社と来週の月曜日から始まる会社に分かれるようです。
緊急事態宣言も延長され、製造業も厳しい局面を迎えています。
この状況下においてテレワークが叫ばれていますが、やはり製造業は無縁だと私は考えます。
なぜなら製造業は答えは現場にあるからです。
現場から離れたところでパソコン画面で議論したところで、結果は得られません。
製造装置に各種センサーを取り付けて、現場から離れた事務所で製造装置の状況をリアルタイムで把握することはありです。
しかし最後は自分の目と手で把握することが必要です。
テレワークが進む昨今ですが、なおさら生身の人が肌で感じる行動も重要になるはずです。
私自身、お客様とのビデオ会議はありません。
この緊急事態宣言化でも現場のコンサルティングがほとんど減らないのは、経営者の皆さんはよく分かっていらっしゃるのだと考えています。
あすも広島でコンサルティングをしてきます。
現場に答えがあります。  
Posted by pe_hirata at 16:02Comments(0) ツール | 現場管理

2020年04月26日

この連休は工場の整理整頓に集中しましょう。

29日から連休が始まります。
私は連休前日の28日に大阪でコンサルティングをおこなって連休にはいります。
連休明けの7日は広島でコンサルティングがあり、5月はほぼコンサル日程で埋まっています。
ただしコロナウイルスの動向によっては延期もあると思います。

景気後退で時間がある今だからこそ、メンバーのちからを結集して工場の整理整頓をおこないましょう。
まず最初に不要品を捨てましょう。
その為には経営者の行動、判断、決断が必要です。
というのは一般に、経営者は従業員より捨てる決断ができないからです。(私も同じです。)

先日ご紹介した「すごい工場」にあるように、お客様だけでなく従業員の皆様の家族にも自慢できるぐらい整理整頓をおこないましょう。
工場の整理整頓はゴミブツ対策だけで無く、工場内の動線の見直しにも有効であり、一粒で二度おいしい改善活動です。

この連休が皆様の工場経営に有益であることを願っています。  
Posted by pe_hirata at 18:56Comments(0) 現場管理 | 5S

2020年04月17日

果敢に挑戦

いま縮こまること無くコストダウンに果敢に取り組んでいる会社は、景気が上向きになった時点で大きな利益を得ることを私は確約いたします。
立ち向かっていきましょう。  
Posted by pe_hirata at 21:50Comments(0) ものづくり | 現場管理

2020年04月15日

「すごい工場」書籍のご紹介

最近とても感銘を受けた書籍をご紹介いたします。
「すごい工場」出口弘親 著 あさ出版 1,500円+税

工場の5Sに関する本は数多くありますが、この本は具体的な仕掛けが詳細に書かれています。
全部とは言いませんが、実際の現場で取り込めやすいアイデアが多いです。
しかもそんな簡単な事でも実際にやっている会社を見たことはほとんどありません。
私は主に、社員が自発的に動く仕掛けがとても興味深かったです。
お金が掛かる事例もありますが、それを差し引いても得るものが多いと思います。

5Sに関する書籍は数多く読んでいますが、自慢話的な本がほとんどのため皆さんにご紹介しておりません。
自宅で過ごす時間が多い今、工場経営に携わる皆様に本書をご紹介いたします。  
Posted by pe_hirata at 17:41Comments(0) 書籍 | ものづくり

2020年04月09日

金額の明示と掲示

緊急事態宣言が出ましたが、
生産量が減った今こそが絶好の改善活動タイミングです。
大上段に構えず、できることから始めることをおすすめします。

たとえば以下のように会社の経営指標に金額を明示して掲示するのはいかがでしょうか。
〇塗料在庫管理ボードを塗料倉庫に掲示し、品名と一缶当たりの単価を記入する。
在庫缶数は数字を記入するのでは無く、小さいマグネットなどを缶数分貼り付け、倉庫から持ち出したらマグネットを外す。
塗料やシンナーは貴重な副資材であることが分かる。
〇不良率と合わせて、手直しの経費つまり良品なら必要無かった損失金額の推移グラフを掲示する。
本来得られた利益がこれだけ失われていることが分かる。
〇日々の生産予定表にもロット毎の売上金額を明示する。
自分が携わっている仕事の重要度が分かる。

様々な指標にお金を明示して公開することで、改善活動の推進エンジンにしていくという考えです。
どうぞお試しください。  
Posted by pe_hirata at 17:22Comments(0) 現場管理 | コスト

2020年04月01日

床の直置きをやめよう

コロナウイルスの嵐が一向に収まりません。
展示会やセミナーも次々に中止となっています。
私もセミナーは中止でした。
しかし現場のコンサルティングは2社ほど5月に延期となった以外は実施となっています。
私のお客様は、このような時期だからこそ改善活動を加速させておられます。

いまほとんどの現場の稼働時間が落ちていますので、「寄せ止め」でラインを止めて改善活動をおこないましょう。
狙い目は現場の整理整頓による物流改善と不良率改善です。
この効果は極めて大きく、だれでも実感できます。
特に現場の整理整頓は普段できないのでおすすめです。
不要品を撤去し、メンバーで人と製品の動線を検討しショートカットできるようにレイアウトを変更します。
床の直置きは動線の変更を阻害しますので、徹底的に無くしていきましょう。

ここで何もしない会社は、未来永劫何もしない会社となるはずです。  
Posted by pe_hirata at 12:25Comments(0) 現場管理 | 5S

2020年03月23日

父が老人ホームに入居しました。

ブログの投稿がほとんどできなくなってしまい、申し訳ございません。
タイトルにも記載した通り、本日父が老人ホームに入居しました。
この1ヶ月はホームにはいる事を承諾したあと、ちゃぶ台返しで実家に戻ると言ったり大変でした。
特にこの2週間は病院での相談や新たな老人ホームの入居審査、契約や病院退院などが次々とありました。
こんどのホームは今までの病院よりもっと遠くなりました。
片道3時間では行けない場所です。
本人の希望なので仕方ないと思い決めましたが、今日は本人から「ここは誰が決めたのか?」と発言がありガッカリしました。
というのは独身寮を老人ホームに改装した設備なので、老人にはかなり生活が厳しいからです。
本人も行ってみて驚いたのだろうと思います。
帰り際に、「以前検討していたホームの方がずっといいから、嫌になったら代わろう。」と話しました。
いままでは週に何回か通いましたが、これからは少しあいだを空けることができます。
施設の方に聞くと、まったく来ない方もかなりいらっしゃるそうです。
これからの日本は老人介護が大問題になると思います。
特に私のように父と母が同時に介護が必要になった場合、一人っ子では絶対に対応できません。
このことにあまり気が付いていないと思います。  
Posted by pe_hirata at 18:13Comments(0) 人とのつながり | 学び

2020年03月12日

今こそ改善活動を。

先日のぞみで兵庫に行きましたが、1車両に行きは20名ぐらい、帰りは10名ぐらいでした。
土日でもこのような状況は見たことがありません。
経済が停滞していますが、時間がある今こそ現場の改善活動が望まれます。
特に現場の整理整頓と不良改善活動は、コスト低減に直結します。
生産量が増えたときに、すぐに効果が実感できます。
私のところにも先月からお引き合いが多く、経営層の皆様も同じ事をお考えなのだと思いました。
このチャンスを生かして、全員でモノのムダ、場所のムダ、動線のムダ、不良のムダを無くしていきましょう。  
Posted by pe_hirata at 17:24Comments(0) 現場管理 | コスト

2020年03月03日

風を読み切る

コロナウイルスの猛威で、空気感染が注目されています。
この問題をクリーン技術から考えてみると、「風を読み切る」ことが重要だと思います。
閉鎖空間ではウイルスがこもってしまい感染してしまいますが、換気されている空間ならばウイルスは排気されます。
たとえば各駅停車の電車ならば扉が頻繁に開くので感染リスクはかなり低いと言えます。
私が現在も頻繁に乗っている新幹線は長時間扉は開かず、排気による熱ロスを小さくするためエアコンの排気も小さいと思われます。
このため各駅停車の電車よりは感染リスクは大きいと言えます。
また、レストランや病院など閉鎖空間に滞在する場合は、室内の給気と排気の位置を見て、必ず風上に位置するようにしましょう。
レストランの場合は排気は主に厨房なので、入口付近の席が風上になることが多いです。
これらの知見は製造現場のごみホコリ対策にも有効です。
暑くなって窓を開けることが多くなる季節になれば、コロナウイルスは収まると予想します。
漫然と怖がるのでは無く、メカニズムを考えて対処すればリスクは減ります。

父の入院先の病院もコロナウイルス対応で面会禁止となり、老人ホームの件は前にも後ろにも行けない状況に陥りました。  
Posted by pe_hirata at 19:24Comments(0) 安全 | 現場管理

2020年02月18日

ウエアの管理

クリーンエリアにはいる際には、クリーンスーツの着用が必要です。
いまテレビでよく見かける白い防御服は、汚染物質から身を守るウエアであり、低発塵に対する作りではありません。
実際にライトを当てながら手で振ると、著しい発塵が確認できます。
白い防御服を着用している場合は、不良現品をデジタルマイクロスコープで観察しましょう。
繊維が多い場合はすぐに使用を取りやめ、クリーンスーツの導入をおすすめいたします。
またこのクリーンスーツの管理ですが、毎日洗濯が必要です。
さらにその保管は、クリーンスーツ専用庫にハンガーで吊して保管しましょう。
たまに普段着と一緒に入れている場合もありますが、交差汚染が発生します。
せっかくきれいなクリーンスーツにほこりが大量に付着してしまいます。
管理を仕組みに落とし込むことで、クリーン環境を維持していきましょう。

ほとんどブログが投稿できなくなってしまいました。
楽しみにしてくださっている皆様に申し訳なく思っております。
現在父の転院の手続きでばたばたしております。
あと1ヶ月ぐらいしたら落ち着くかなという感じです。
もうしばらく、申し訳ございません。  
Posted by pe_hirata at 11:00Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2020年02月04日

上吊り搬送のレール清掃

またしばらく間が空いてしまいました。
今週末から来週に掛けて老人ホームの見学や担当医から状況説明を受けたりと、父の関連が続いております。
病院からは、現在のリハビリ病院から出なくてはならないという話しを受けると思います。
MAX3ヶ月なので、それまでに父の同意が必要です。

ところで上吊り搬送は生産性が高い利点があります。
そこでいつも課題になるのが、レールの清掃です。
レールにはH鋼のようなオープンタイプと、Cチャネルのようなクローズタイプがあります。
どちらも清掃は難しいです。
しかし清掃しなければいつまで経っても落下ごみは収まりません。
土曜日などの出勤日に生産を止めて、全員で清掃作業をおこなうケースが多いです。
落下ごみが多い場合は後回しにしないで清掃に取り組みましょう。  
Posted by pe_hirata at 10:52Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2020年01月22日

しっかり散水しましょう。

ブログの更新が止まってしまい、申し訳ございません。
皆さんが日々覗いてくださっていることは、アクセス解析でわかっております。
ご期待に沿えず、すみません。

空いている時間は熊谷から浦安のリハビリ病院へ3時間掛けて行くようにしております。
退院の目処はありませんが、昨日から老人ホームの検討も始めました。
さらに時間が無くなりそうですが、お客様のコンサルティングはお客様のご協力によりきっちりこなしております。
しばらくこんな感じですが、よろしくお願いいたします。

湿度がかなり下がっています。
インフルエンザも大流行していますが、繊維ゴミ不良も大幅に増えています。
すぐにできる有効な対策は、ずばり散水です。
朝一番で撒いても、お昼前には乾いています。
じょろでは無く、現場の近くにしっかり配管して作業負担を減らしましょう。
ドライミストも有効ですが、上水を使っている現場で最近配管が詰まってしまいました。
純水か、あるいは最低でも軟水が必要でしょう。
さらには空間の広さの問題もあります。
そのような事を考えると、手軽なのは散水に軍配が上がります。
レトロな対策ですが、キッチリやることで効果は確実です。
現場の散水状況がいまいちでしたら、管理の見直しをおすすめいたします。  
Posted by pe_hirata at 19:27Comments(0) 塗装技術 | 現場管理

2020年01月07日

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

私事ですが、11月に私の91歳の父が転倒して骨折し入院いたしました。
そのため仕事の合間に片道3時間掛けて週に何回か病院へ通っています。
午前中のコンサルティングが終わってそのまま熊谷駅に向かって作業着のまま病院で様子を確認し、自宅に戻ってお客様の報告書を作成する日が続いています。
幸い骨折は回復しましたので、年末にリハビリ病院へ転院いたしました。
ただし一人では生活できなくなったので、リハビリ病院のあとの事をこれから本人と相談しなくてはならなくなりました。

よく言われることですが、足がしっかりしていれば車が無くても生活できることがよく分かりました。
逆に、足が弱くなると一人では生活できません。
私は普段散歩していないので1日数千歩がやっとです。
病院へ行く日は、東京駅の京葉線の乗り換えが遠く、舞浜駅で降りてからもなるべく歩いて病院へ行くようにしているので、1万歩以上はいきます。
私も62歳になったので、そろそろ足腰を鍛えなくてはこれからのコンサルティングに耐えられないと思います。
英語の勉強は続いていますが、それを削ってでも散歩の時間を作らなくてはならないようです。
そんなことを実感した年末年始でした。  
Posted by pe_hirata at 17:43Comments(0)

2019年12月27日

エアー漏れを確認しよう

あすからほとんどの工場が停止すると思います。
工場の設備が止まると、とても静かなことに驚かれると思います。
この静寂を利用して、コンプレッサーのエアー漏れの調査確認をおすすめいたします。
エアー漏れもムダの固まりです。
しっかり止めて、ムダを無くしていきましょう。  
Posted by pe_hirata at 17:25Comments(0) ものづくり | コスト

2019年12月25日

メイン電源を切りましょう。

長期連休になるといつも思い出す事があります。
設備メーカーさんが塗装ラインの工事をしているとき、搬送のメイン電源を入れたまま搬送の工事に取りかかりました。
その工事担当者さんがリミットに触ってしまい、搬送が動いて自分の腕を骨折されました。

工事やメンテナンスはイレギュラーな作業なので、何が起きるかわかりません。

かならずメイン電源は切って、制御盤に「電源入れるな!」と札を掛けましょう。

安全にはくれぐれもご留意ください。  
Posted by pe_hirata at 17:27Comments(0) 現場管理 | 安全

2019年12月22日

最新鋭お掃除ロボット

いよいよ今年もあと1週間と少しとなりました。
今年は27日の金曜日までの会社と28日が最終大掃除の会社に分かれているようです。
最後の週はお客様が多忙のためコンサルティングは前倒しとなり、私は24日が今年のコンサルティングの最終日です。
この1年間お仕事をご依頼くださったお客様に、心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。

さて床の清掃作業のロボット化は、清掃レベルの向上、人手不足や残業時間の削減対策として極めて有効です。
すでにお掃除ロボットを投入している現場もありますが、能力がまだ弱い点があります。
そのような中、最新鋭のお掃除ロボットが開発されました。

サイバーダイン株式会社「MB-CL02」

すでに導入が始まっているようで、この大きさなら広い製造現場でも使えそうです。

来年は機種も増えて床面清掃作業のロボット化元年になるような気がします。
性能が向上し価格も下がって大きな費用対効果が得られると思います。
私も本機に注目いたします。  
Posted by pe_hirata at 12:40Comments(0) ツール | 5S

2019年12月17日

今年稼働率が高かった見える化ツール

今年もあと2週間になってしまいました。
私も最後の追い込みで関東と関西を行ったり来たりしています。
月末はお客様がお忙しいので前倒しにしたため、私は25日から冬休みにはいります。
と言っても1月納期の15枚程度の執筆があるのと、91歳の父が入院したため数日おきに片道3時間掛けて病院通いになると思います。実は先月から通っています。

少し早いのですが、この1年間でよく使った現場の見える化ツールをご紹介いたします。
まず第一位は、レッドレンザーの高光量LEDライトです。
私のは3200ルーメンですが現在は下市しており、5000ルーメンの新製品がリリースされています。
電池の持ちもよく、LEDは球切れの心配がないため、とても重宝しております。
難点は本体が長い点ですが、私のように日々持ち歩かないのであれば問題無いと思います。
ちまたではグリーンフィルタがあるとホコリがよく見えるという話しも聞こえてきますが、私はまったく不要と判断しております。
グリーンフィルタの有り無しでチェックしていますが、グリーンフィルタがあると光量が減少しホコリが見えにくくなります。
グリーンフィルタをお持ちでしたら、フィルタ無しで観察する方が良いと思います。

次の第二位は、なんと言ってもオムロン粗粒子パーティクルセンサです。
私はパソコン用のリチウムイオンバッテリーで駆動させて、ラインのハンガーに吊したり、手で持って廻って現場の各所のホコリの分布を調べたりしています。
データロガーとの合わせ技で、ラインの工程のどの部分のホコリが多いかが分かります。
これも搬送経路のホコリの見える化技術です。

第三位は、カトウ光研のグリーンレーザーシート光源です。
購入して10年以上経ちますが、大活躍しています。
先日はTBSの番組作成会社から貸してくれないかとご相談がありましたが、丁重にお断りいたしました。
グリーンレーザーシート光源で現場を観察すれば、腰を抜かすほど驚くホコリの挙動を目にすることができます。

このほかにも風速計や超小型超音波ミスト発生器やデジタルマイクロスコープにも助けられましたが、稼働率という点では上記3つがダントツでした。
年末にはメンテナンスをおこないたいと思います。

では皆さん一緒に最後まで突っ走りましょう。
  
Posted by pe_hirata at 21:12Comments(0) ツール | 見える化

2019年12月08日

ウエアの管理

ごみ異物対策の基本のなかでもウエアの管理はとても重要です。
大項目としては、ひとつは発塵しないウエアを選定すること。
もうひとつは、ウエアの維持管理です。

そもそも発塵しないウエアの選定が間違っている現場が少なくありません。
代表的な事例としては、使い捨ての防塵衣です。
私も見える化技術が無かったサラリーマン時代は、この使い捨て防塵衣は発塵しないと思っていました。
ところがLEDライトやレーザーで発塵を確認してみると新品でもすさまじいホコリが飛散することがわかりました。
念のため大手メーカーさんへ問い合わせしたところ、発塵を抑制している使い捨て防塵衣はメニューとしてあるが、表面がコーティングしてありかなり暑く蒸れることがわかりました。
また価格もクリーンウエアと変わらないぐらい高いこともわかり、とても使い捨てはできませんでした。
つまり正解としては、クリーンウエアということになります。
なかでもガードナーさんに代表されるような吸湿性と通気性のあるクリーンウエアが適しています。

つぎにそのウエアの維持管理です。
クリーンウエアは購入すればクリーンが維持できるわけではありません。
適切な洗濯が必要です。
私が普段お手伝いさせていただいている塗装工程やフィルム製造現場などのセミクリーン現場ならば洗濯業者に出して洗濯してもらう必要はありません。
現場で自分達で洗濯することで十分です。
狙うところはコストもありますが、その回数です。
毎日交換、洗濯しましょう。
ウエアは半日でゴミが表面に付着して発塵が始まりますので、理想的には昼休みにも交換しましょう。
洗濯業者に毎日出すことはコスト的にも難しいと思います。

またクリーンウエアをロッカーに入れることも避けましょう。
交差汚染(クロスコンタミネーション)が発生してしまいます。
おすすめは、塩ビパイプとビニールで囲いを作り、天井にFFU(ファンフィルターユニット)を置いて、ミニクリーンルームを自作することです。
FFUは100V駆動で、ネットで数万円で買えます。
このミニクリーンルーム(クリーンロッカー)に洗濯後のハンガー掛けすることで、ウエアをクリーンに維持することができます。

現場を観察すると、ウエアに関しては目を覆いたくなることが少なくありません。
ウエア管理はセミクリーン製造現場の基本です。
皆さんで取り組まれることをおすすめいたします。
  
Posted by pe_hirata at 17:22Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2019年11月27日

現場の気流の変化を観察する。

季節が冬に向かい、外観不良率が悪化している現場が多くなっています。
これは、現場の環境が変わっているということです。
一般に温度に目が向きがちですが、大きな要因としては気流の変化が上げられます。
なぜなら寒くなって窓などの開放部が閉じられたからです。
工場の天井に排気ファンは設置されていますが、工場そのものに給気装置がある現場は多くありません。
ブースの給気と排気のバランスが取れていても、工場は排気だけなので給気は窓などから自然給気で取り入れられているのが一般的です。
すると、窓を閉めると給気がないためホコリが場内にこもってしまいます。
この現象を見える化するのが、場内の気流観察です。
不良率は結果ですが、原因となる環境変化を可視化することで原因と結果を結びつけることができます。
普段から現場の気流の変化を観察することをおすすめいたします。  
Posted by pe_hirata at 19:23Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2019年11月17日

溶剤塗装現場の火災予防

先週、現場の温度と湿度、ならびに風向、風速、パーティクル数の測定をおこなったところ、屋外の湿度が30%になっていました。
関東では北風も日増しに強くなっており、いよいよ冬到来という感じです。
そのため溶剤塗装現場では、今まで以上の火災予防が必要です。

先日、溶剤塗装現場の火災予防の注意点についてメルマガを発行しました。
通常は1ヶ月後にバックナンバーを公開しますが、今回は早めに本日公開いたしました。
こちらでご覧いただけます。
溶剤塗装現場における点火源、可燃物、酸素という火災の三要素について、具体的に書きました。
どうぞご参考ください。  
Posted by pe_hirata at 17:01Comments(0) 安全 | 現場管理

2019年11月15日

塗装ブース周辺の加湿

日々、湿度が下がっています。
それに伴い、ゴミ不良も増加傾向にある現場が増えてきました。
こまめな散水も必須ですが、雰囲気の加湿も浮遊ゴミの沈静化に効果があります。
また、これから始まる静電気に対しても期待できます。
最近は駅などでドライミスト散布を頻繁に見かけるようになりましたが、これを荷掛場で散布します。
メーカーとしてはスプレーイングシステムやいけうちがあります。
デモ機もあるようですが、短期間の効果判断は難しいです。
しっかりと場内の風向風速パーティクル数を調査し、効果的な場所へ設置をして長い目で効果を見るのが良いです。
私はドライミストを現場へ設置することを強くお勧めいたします。  
Posted by pe_hirata at 09:59Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2019年11月05日

シンナーの成分の確認

朝昼晩の温度差が大きい季節になり、溶剤塗装の希釈調合が難しくなってきました。
多くの塗装現場は、夏用、冬用、春秋用というメーカー推奨のシンナーを使っておられます。
ところが、そこに落とし穴があります。

というのは、シンナーは複数の溶剤が混合されており、その溶剤成分によって揮発温度が異なるからです。
つまりたくさんの溶剤が含まれているシンナーは、それぞれの揮発温度で揮発するので気温の変化にとても敏感になっているということです。

この対策として、シンナーの安全シートの溶剤成分一覧を確認することをおすすめいたします。
それぞれの溶剤にはCAS番号が記載されています。
これを検索すれば沸点がわかります。
完全蒸発まで沸点温度がつながっているようなシンナーは、温度感受性が非常に高く、気温を一定に保つことができない現場では極めて使いにくいシンナーであることがわかります。

メーカーさんから提供されるシンナーの中身を確認することで、スケタレをふせぐことができます。
どうぞお試しください。  
Posted by pe_hirata at 18:20Comments(0) 現場管理 | 塗装技術

2019年10月23日

季節の変わり目の工場内環境変化

今年は台風が多いので、温度と湿度の変化が大きい日が続いています。
塗装工程のタレスケやゴミ不良は、外気の環境変化を大きく受けるので注意が必要です。
特に窓を閉め始めたので、工場内の気流とごみ雰囲気が変化しています。
日々、不良率と不良現品を観察して変化を把握しましょう。
不良現品は目視だけで観察すると判断を誤ります。
DiniLiteなどのデジタルマイクロスコープを使って、200倍に拡大して観察しましょう。
現品を見れば、ある程度原因を絞り込むことができます。
環境変化と製造ラインの品質結果を見比べて、全体を俯瞰して判断しましょう。  
Posted by pe_hirata at 10:50Comments(0) 見える化 | 現場管理

2019年10月14日

台風19号

台風19号は、東日本に大きな被害を残しました。
被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
私の街の熊谷は利根川と荒川という大きな河川に挟まれている地域で、一時はレベル5の避難指示が出ました。
ご近所と電話で何回も相談し合い、大雨の中を避難することはかえって危険と判断してそれぞれの自宅で待機することにしました。
自宅の前には農業用水が流れているので、窓からレッドレンザーX21Rで水位を観察していきました。
普段はほとんど水が流れていない用水の水位が夕方から2mぐらいになりましたが、夜10時を過ぎた頃から少しずつ下がっていきました。
情報把握にはテレビよりNHKの防災アプリと国土交通省の河川ライブビューとツイッターがとても役に立ちました。
なぜこのような大きな台風が発生するのかと考えると、地球温暖化の影響は小さくないと思いました。
塗装技術者のひとりとして、皆さんと力を合わせて次世代のためにやらなくてはならない仕事を進めていきたいと思いました。  
Posted by pe_hirata at 16:47Comments(0) 自然 | 環境

2019年10月10日

ものつくり大学の今年の集中講義終了。

ものつくり大学
先月から週一回通っていたものつくり大学の塗装技術講座が終わりました。
毎年これが終わるとあっという間に年末になってしまいます。
今年の講義で最も好評だったのは、なんと塗装工程のゴミブツ対策でした。
教室にレーザーを持ち込んで、ホコリの可視化の実演をおこないました。
その次によかったのが、私のサラリーマン時代から独立開業を経て現在に至るまでのお話しでした。
金属の錆のメカニズムやスプレーやシンナーのメカニズムについては、寝ている人が多かったです。(笑)
やはり教科書に載っていないお話しが面白いようです。
目をキラキラして聞いてくれました。
質問もいろいろありました。
来年は担当してくださる教授が替わるので、ブラッシュアップして臨みたいと思います。

年末の埼玉工業塗装協同組合若手経営者忘年会では、溶剤塗装工程の火災予防を技術面から考えてお話しします。
組合に加盟すると面白い話しが聞けると思っていただけたらうれしいなと思い、私から提案しました。
湿度が日に日に低下していますので、皆様も現場でも十二分にご注意ください。

今晩は兵庫にいます。
土曜日に大きな台風が関東に来る予報ですが、あす夕方には帰宅できるので助かりました。  
Posted by pe_hirata at 21:02Comments(0) 講演 | 塗装技術

2019年10月06日

ハジキが出始めています。

ハジキの原因のひとつにレベリング剤の相溶性不足があります。
気温が変わり、シンナーを変える今の時期に発生するときがあります。
特定の塗料、特に特定のクリヤーで発生する場合は要注意です。
通常は相溶性に問題がなかったのに、シンナーを代替にしたときや撹拌が弱かったなどが要注意です。
攪拌機を使わず、手撹拌の現場も少なくありませんが、あまりよい方法とは言えません。
小分けに調合する4リットル缶やPポットは攪拌には、アクアテックスの4リットル用攪拌機が最適です。
ハジキが発生しない製品との工程を比較すれば、原因はつかまるはずです。
しっかり現場で耳をすまして観察してみましょう。  
Posted by pe_hirata at 19:54Comments(0) 現場管理 | 塗装技術

2019年09月25日

今日から塗装技術の集中講座

IMG_9332
今年もものつくり大学で塗装技術の集中講座がやってきました。
これから3週間、若い人達に塗装の面白さをお話しします。
ひとつ驚いたことがあります。
途中でプラモデルを作ったことがある人と聞いたところ、50名もいるのにひとりも手を上げませんでした。
しばらくしてさらに、自分のくるまが欲しい人と聞いたところ、誰もいませんでした。
あれこれ聞いてみると、「もの」より、ゲームする「こと」に興味があるようです。
これではモノは売れませんね。
車が売れないことも納得がいきました。
数年前の学生は、モーターショーの話しをすると目を輝かせていました。
今年モーターショーがあるよと話しても、興味が無さそうでした。
日本はもう手遅れかもしれません。  
Posted by pe_hirata at 18:33Comments(0) ものづくり | 塗装技術

2019年09月23日

人材教育のすすめ

製造現場のコンサルティングを続けていると、日本の製造業の形態が大きく変わりつつあるように思います。
私がサラリーマンの頃の製造業は、どこも生産量を競い合う時代でした。
次々に巨大工場が建てられ、量を増やしてコストを下げていました。
その時代は作業員も管理者も工程毎に細分化され、特定の工程の高い技能技術が求められました。
そのため人材もたくさん必要でした。
ところが今は需要が頭打ちの時代になり、生産能力が余ってしまい逆にコストが上がっています。
少量多品種となり、高度で複雑な製造技術と技能が必要になりつつあります。
製造形態が変わりつつありますから、それに対応して工場のしくみと人材能力も変えていく必要があります。
管理者も作業員も、昔のようにひとつの工程だけ熟知していれば良い時代では無くなりました。
つまり人材教育が極めて重要になったと思います。
ひとりひとりの能力を高めるためにお金を使う時代だと思います。
今までのように現場で見ながら身体で覚えるのでは限界があります。
教科書や外部を使った教育計画が必要です。
また社内においても積極的な配置転換により、すべての工程を把握できる人材育成が求められます。
人材教育により少数精鋭部隊による強い製造現場の構築が急務だと思います。
  
Posted by pe_hirata at 14:35Comments(0) 現場管理 | ものづくり

2019年09月16日

不良率の重回帰分析

レシプロ塗装機で溶剤塗装をされておられるお客様の過去1年間のゴミブツ不良率に対する気象台データとの重回帰分析をしてみました。
すると、Pー値が最も小さい変数、つまり不良率との関係が信頼できる変数が湿度となりました。
湿度が1%高くなると不良率がその分小さくなるという結果でした。
一般には言われていることですが、今回私は夏休みの時間を使って1年間のデータを取りまとめてエクセルで計算してみました。
結論が見える化できて、今後の方向を明らかにすることができました。
重回帰分析はエクセルで計算できますので、皆様も活用されると良いと思います。
別の会社では風速との関係が最も大きい結果となったこともあります。
これは大扉の開放の影響が大きかったと考えています。
普段の現場の勘も重要ですが、統計的手法をやってみることもおすすめいたします。  
Posted by pe_hirata at 18:04Comments(0) 自然 | 見える化

2019年09月12日

溶剤塗装の火災予防

湿度が少しずつ下がってきました。
それに伴って静電気の発生も大きくなりますので、溶剤塗装現場の火災の危険性が日々高くなっています。
火災の三要素は、点火源、可燃物、酸素が重なった場合のみで発生します。
したがって、どれかを外せば火災にはなりません。
静電気としては、静電塗装機、治具、アースがあります。
そのほか、フタル酸塗料をドライブースで塗装した場合や排気ファンの清掃不足による過負荷、加熱による火災もあります。
普段から初期消火や避難の訓練をおこない、万が一のときの対処を身につけておく必要があります。
さらには避難ルートの確保も必要です。
まだ比較的湿度が高い今が、見直しのチャンスだと思います。  
Posted by pe_hirata at 11:24Comments(0) 安全 | 現場管理