2024年02月25日

焼付炉内の浮遊異物

焼付炉内の浮遊異物はあまり気にされていないことが少なくありません。
熱風循環炉の場合、熱風はバーナーと炉内をぐるぐると循環するのでその経路に燃焼生成物などのゴミが溜まります。
一部は吹きだまりに溜まったり屋根や壁に付着しますが、当然製品にも付着します。
塗膜の上に付着している茶色の異物は焼付炉内のゴミと考えて良いと思います。

その炉内の浮遊異物の可視化手法は、ふたつあります。
ひとつは酸欠に注意してセッティングから炉内を高光量のLEDライトで照らします。
すると吹雪のようにゴミが飛散している様子が見えます。

もうひとつの方法は、炉内温度が下がっているときにオムロン粗粒子パーティクルセンサを投入して炉内のパーティクル数を計測する方法です。
私は別売りの温度湿度ステーションをデータロガーとして炉内を搬送してプロフィールをグラフ化しています。
すると、経路のどの部分が悪いかが明確になります。
ピークの部分を特定して炉内観察すると、ダクトが裂けていたりフィルタに隙間があります。

焼付炉内をブラックボックスにして蓋をすることはやめて、見える化することをおすすめします。

今週は税理士の先生と確定申告の準備、うち合わせ、月末の経理と請求書作成、群馬県玉村町で溶剤塗装のコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 18:11Comments(0) 塗装不良率 | 見える化

2024年02月18日

不織布のウエア

函館から帰って次の日から兵庫でコンサルティングをしてきました。
そのためブログの投稿が滞り、申し訳ございませんでした。
確定申告の準備も重なり、少し無茶をしました。
函館の大沼やその周辺で3日間バードウオッチングをしましたが、シマエナガには出会えませんでした。
またの機会につなげます。

前回は粉体塗装現場のウエアの事を書きましたが、もう一つ現場でアドバイスすることがあります。
それは使い捨ての不織布のウエアは塗装工程では不適切であるということです。

私はコンサルティングでウエアから飛散するゴミをレーザーやパーティクルセンサで可視化しています。
通常の照明ではホコリは見えないので、ウエアから発塵していることに皆様とても驚かれます。
そこで使い捨ての不織布のウエアを試してみると、びっくりするほど発塵しています。
その件をメーカー様へご相談したところ、発塵しない不織布のウエアは商品として取り扱っており、表面にコーティングしているそうです。
試してみたところ、ビニールを着ているように蒸れてしまい、とても塗装工程では使えないと思いました。
空調がしっかりしている製造工程ではまったく問題ないと思います。

つまり塗装工程やフイルム製造工程では、吸汗性や通気性がある専用のクリーンスーツが望ましいわけです。
使い捨ての不織布のウエアは汚れてもそのまま捨てれば良いので簡便ですが、何回も洗って使うクリーンスーツの着用を強くおすすめいたします。

今週は、埼玉県美里町で塗装ラインの5S診断。群馬県伊勢崎市でラインの給排気バランスなどの観察をします。  
Posted by pe_hirata at 11:44Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2024年02月04日

粉体塗料の色替えの後は、ウエアを交換しましょう。

塗装専業会社さんでは常識のお話ですが、粉体塗装工程で色替えの後ではウエアを交換しましょう。

目視ではコンタミが見えないという理由で、前の塗料の時のウエアをそのまま着用している場合が見受けられます。
しかしスコープで塗面を拡大してみると、しっかりコンタミが付着しています。

粉体塗装は膜厚が厚いので異物不良があまり目立たないという思い込みもあるようで、ウエアの管理が良くない現場が少なくありません。
特に白い使い捨てのつなぎ服を着用している現場は、私は不適切と考えています。
白い使い捨てのつなぎ服は、発塵が大きいです。

粉体塗装の不良率でお悩みの現場は、ウエアの管理の見直しをおすすめいたします。

今週は、埼玉県美里町で電着、粉体塗装工程の異物対策。
ライン搬送経路のパーティクル数を計測し、ライン内の変化を観察します。
茨城県茨城町では、企業内ごみ異物対策ミニセミナーをやります。

根室でバードウォッチングをして帰ったばかりですが、今度は函館でシマエナガを探してきます。  
Posted by pe_hirata at 18:22Comments(0) 現場管理 | 粉体塗装

2024年01月31日

粉体塗装の配管のコレステロール

ほとんどの溶剤塗装現場では、こまめに塗料配管の清掃をおこなっています。
ところが粉体塗装現場では、たまに配管清掃をまったくおこなっていない現場に出くわします。
粉体塗装においても、配管清掃は重要です。

溶剤配管の場合は、コレステロールを溶かす溶剤を探す必要がありますが、粉体塗装では必要ありません。
粉体塗装の配管のコレステロールはかさぶたのようにこびりついています。
これを衝撃を与えて割ると簡単に除去できます。
曲げたりたたいたりして皮膜を割って、その後エアブローで吹き飛ばしましょう。

ねむろバードフェスティバル2024に参加して、めったに見られない野鳥を撮影してきました。
探鳥ツアーでは野鳥写真家の菅原貴徳さんと一緒に、少人数で風蓮湖や春国岱周辺をバードウォッチングしました。
菅原さんのプロカメラマンの仕事を間近で拝見し、身体が震えるほどの衝撃がありました。

あすから石川県小松市でコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 18:00Comments(0) 塗装不良率 | 現場管理

2024年01月23日

自分たちで研磨修正作業をしてみましょう。

本日は私のサラリーマン時代に実践してとても良かった経験談を投稿します。

私は日立金属で塗装工程を担当していましたが、異物不良対策で煮詰まったときは土曜日などの休日に自分で不良品の研磨修正作業をやっていました。
半日ぐらいやると、傾向や原因がわかってきました。

一般に塗装現場では、不良品の研磨修正作業を塗装担当がやっているケースをあまり見かけません。
研磨員は固定しているように見受けられます。

そこで数時間でも良いので、自分たちが出してしまった塗装不良を自分たちで磨いてみることをおすすめいたします。

これは研磨修正負荷を助けることが目的では無く、不良原因を塗装条件にフィードバックすることが目的です。
塗装作業員と一緒に塗装技術員も実施することをおすすめします。
研磨しながら原因を議論しましょう。

やはり製造現場は、現場現物ということです。

今週は埼玉県美里町、群馬県伊勢崎市でコンサルティングです。
金曜日から月曜日まで根室でバードウォッチングに行ってきます。  
Posted by pe_hirata at 17:55Comments(0) 学び | 塗装不良率

2024年01月13日

日本塗装技術協会の講演会のご紹介

日本塗装技術協会の講演会のご紹介です。

テーマ「自動車産業におけるカーボンニュートラル実現に向けた取り組み」〜 ビジョンとテクノロジーの最新動向 〜
日時: 2024年2月9日(金)9:50〜16:25
会場: 日本ペイントホールディングス株式会社 東京事業所 センタービル
これまではオンラインもありましたが、今回はリアルのみのようです。

カーボンニュートラルはこれまで皆様と携わってきたVOC対策とは次元が違う難題です。
VOC対策のような小ネタでは対応できません。
日本の塗装技術界で最先端を進んでおられる自動車メーカー様と関連する塗料メーカー様、塗装機メーカー様からご講演があります。
現在の最先端の動向を学んで、今後の方向を検討していきましょう。

今週は、兵庫県加西市で電着塗装ラインと粉体塗装ラインのごみ異物検討と新規品対応検討。
兵庫県高砂市で溶剤塗装ラインのごみ異物検討と塗装技能検討。
群馬県玉村町と藤岡市の2工場で塗装技術検討です。
週末はお客様と新年会です。  
Posted by pe_hirata at 17:46Comments(0) 学び | 塗装技術

2024年01月06日

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

新年早々大きな地震と航空機事故が重なりました。
富山、石川、福井県はかつてお手伝いさせていただいたお客様が多くおられますが、工場の稼働に影響が無いことを祈っております。
被災された皆様方におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。

大きな地震が起きるたびに工場の地震対策について議論がなされ対策をしていますが、私自身も時間と共に緊張度が薄れていっております。
かつては材料の鉄板の荷崩れ防止や塗料缶の転倒防止、前処理液の工場外への流出防止など様々な対策が議論されていました。
週明けから本格稼働の工場が多いと思いますが、最初に工場内の総点検が求められると思います。
私もしばらく地震対策の視点で現場を視察観察し、アドバイスさせていただきます。

本年第2週目は、埼玉県美里町、川越市、茨城でコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 18:43Comments(0) 自然 | 安全

2023年12月25日

平田技術士事務所の教育メニュー

今年もあと1週間となりました。
私のお客様も28日に大掃除やメンテナンスをされるところが多いです。
私も月曜日に今年最後のお客様を訪問いたします。

これまで私はお客様のご要望等に基づき、都度テーマを決めて企業内ミニセミナーをおこなってきました。
それぞれのお客様の実情に合わせていたため体系化しておりませんでしたが、このたびそれぞれの資料を見直して下記のように体系化いたしました。
社内の塗装技術者教育のお役に立てましたら幸いです。

1)表面処理
○表面処理の目的
○金属の腐食のメカニズム
○前処理 脱脂 化成処理
○陽極酸化 めっき

2)塗料と塗装
○塗装の目的
○塗料の材料
○塗料の製造工程
○塗料の分類
○塗装工法概要
○塗料樹脂の特徴

3)溶剤塗装とシンナーのメカニズム
○溶剤塗装のメカニズム
○塗着ノンボラ
○シンナーのメカニズム
○ハイ&ローシンナー
○蒸留曲線
○希釈率と塗料粘度
○温度粘度曲線
○スプレー作業のメカニズム
○スプレーミストの大きさとタレ
○一晩経った残塗料の粘度を調整して塗装すると垂れが発生するメカニズム

4)ゴミブツ対策
○塗装工程のゴミ異物不良対策
○雰囲気の異物対策
○落下塵の対策
○塗料中の異物対策

5)外観検査のメカニズム
○目視検査のメカニズムと検査方法

6)塗装工程に必要なコンプレッサーエアーの品質
○異物の見える化
○異物対策
○大気圧露点、圧力下露点
○配管設計の注意点
○JIS B8392-1 塗装用エアー等級

7)新設塗装設備のアイデア
○平田が考える新設塗装設備について解説します。
○前処理、溶剤塗装、粉体塗装など

8)5S
○5Sの基礎の解説、事例紹介

9)塗装現場の火災予防

今年最後の投稿になります。
一年間ご覧くださり、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
  
Posted by pe_hirata at 10:15Comments(0) 学び | 塗装技術

2023年12月17日

散水の効果

これまで様々な塗装現場を拝見していると、散水の効果をあまり認識されていない事に驚くことがあります。
散水は、最重要なホコリ異物対策です。
工場を照らしている蛍光灯などでは床はきれいに見えます。
また作業員が歩いたり台車が動いたりしたときに床から発塵する様子は目に見えません。
そのため、床から異物不良の原因となる発塵が起きているなど思いもしていないことがあります。
そのような時は、3000ルーメン以上のLEDライトなどで床に平行に光を当ててみましょう。
びっくりするほど床から発塵している様子が分かります。

対策としては日々の清掃ですが、それでも抑えることはできません。
やはり床からの発塵を完全に抑えるには、散水が有効です。
冬場はすぐに乾いてしまうので、朝、昼、夕方の3回以上の散水がおすすめです。
大手メーカーさんでは、庭の散水ホースを工場中に巡らした事例もあります。
じょろで撒くのは工数負荷が増えますので、どうすれば継続的に続けられるか知恵を出すことも必要です。
冬場の不良率が上昇する現場は、床の散水ルールの見直しもおすすめいたします。

今週は、兵庫県加西市と高砂市のコンサルティングです。
来週は、埼玉県嵐山町のコンサルティングに行って、今年のコンサルティング業務を終えます。  
Posted by pe_hirata at 19:37Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2023年12月10日

クリーン工程の陽圧化

冬期になり屋外の風が強くなりました。
湿度も熊谷では20%台の時もあります。
ごみが立ちやすく、静電気も発生します。
私が過去勤務した塗装現場も含めて一般に工場は天井から排気していますので陰圧になっています。
そのため資材搬入の大扉から外の雰囲気が工場内部に流れ込んでいます。
ひどいときには強風にあおられてほこりが舞い上がっている場面も見受けられます。

私は塗装工程の重要な異物対策のひとつとして、工場建屋の陽圧化を提唱しています。
強制排気に合わせて強制給気をおこなえば、工場の給排気バランスは若干陽圧に保たれ、雰囲気も置換されます。
お金を掛けた給気装置を設置するという策もありますが、有圧ファンとプレフィルタを使って低予算で構築するのが良いと思います。

四季で不良率が変動する現場は、検討の価値があると思います。

今週は群馬県伊勢崎市と埼玉県美里町でコンサルティング。
あとは年内納期の技術審査で目一杯です。  
Posted by pe_hirata at 17:54Comments(0) 塗装不良率 | 塗装技術

2023年12月03日

塗装設備のメンテナンス項目の見える化

今年もあと1ヶ月になりました。
そろそろ冬休み中の設備メンテナンスの計画の時期だと思います。
経営層に工業塗装の経験が無い場合、塗装工程のランニングコストの大きさに驚いたというお話を頻繁にお聞きします。
他の工程と異なり、塗装工程は設備導入するとすぐにランニングコストが発生します。
工程が長く、水処理や加熱工程や搬送設備もあるので維持管理に費用がかかります。
使いっぱなしでは、正常な稼働を維持することはできません。
モーターやVベルトも多く、突発停止すると稼働開始に時間が掛かってしまいます。

これらのランニングコストの平準化と突発停止防止のために、12ヶ月のメンテナンス計画を作成し、事前に予算取りをすることをおすすめします。
経営層が困るのは突発的な費用であり、予算化してあれば問題ありません。
ブース清掃、廃液のタンクローリー、治具剥離、レシプロのオーバーホール、ポンプ交換など、これまでの経験で計画できます。

塗装設備のメンテナンス項目の見える化と情報の共有化で、安定な設備稼働を構築しましょう。

今週は、埼玉県美里町、埼玉県嵐山町で電着塗装ラインと溶剤塗装ラインの異物対策。
オンラインで埼玉県本庄市のお客様とディスカッション。
カティサークの押切社長様からオンラインでWebマーケティングの定期指導をいただきます。  
Posted by pe_hirata at 17:34Comments(0) 現場管理 | 見える化

2023年11月27日

アルミホイールのつや消し塗装

本日はブリヂストンのタイヤ館でスタッドレスタイヤに交換しました。
タイヤ館ではタイヤクロークというシステムでタイヤを保管してくれるので、交換予約をして行くだけで夏冬タイヤ交換ができるのでとても楽です。
交換の待ち時間でアルミホイールを見ていたところ、昨年に比べて明らかにつや消し塗装が増えているので驚きました。
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モビリティショーではレイズのブースなどでつや消し塗装が展示されていましたが、実際に多くのつや消し塗装が売られている光景は驚きです。
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つや消し塗装は光沢を均一に仕上げるのが至難の業です。
光沢はマット仕上げレベルでは膜厚の影響を大きく受けるからです。
したがって塗料の吐出を少なくして、回転数を多くし、塗り重ね回数を増やす事が必要かと思います。
またつや消し剤の粒径も大きく、塗料容器の中で沈降しやすいため攪拌や循環で一工夫が必要です。

またユーザー側としても飾り孔の汚れが除去しずらく、洗車で擦りすぎると部分的に艶が出てしまいます。
アフターマーケットのアルミホイールで市販されているということは、そう遠くない時期に自動車メーカーでライン装着されるホイールのデザインに採用されるようになると思います。
今回のモビリティショーではデザインが一歩踏み出している感じを受けましたが、市場も動き出しているように思いました。

今週は岐阜県垂井町でシートのごみ異物コンサルティング。
群馬県玉村町と藤岡市で溶剤塗装工程の異物コンサルティングと塗膜性能改善です。
金曜日はハイメディックで2回目の人間ドックを受けます。
  
Posted by pe_hirata at 19:15Comments(0) 塗装技術 | ものづくり

2023年11月20日

冬場の製造現場のパーティクル数

一気に寒くなり、本日は熊谷も強風でした。
寒くなると湿度も低下し屋外の風も強くなりますので、塗装現場への影響が出ます。
特に浮遊ごみに対してはその影響は小さくありません。
こまめに散水して、しっかりドアや製品搬入口を閉めましょう。

本日お客様の塗装ラインで風向風速とパーティクル数を測定しましたが、季節の変化の様子を数値で捕らえることができました。
面白かったのは、川に近い方の屋外雰囲気のパーティクル数は5μmが500ヶ/CFと良好だったのに、川から遠い側のパーティクル数は5,000ヶ/CFと10倍の差がありました。
この現場ではいつも川に近い側のパーティクル数は低いので本日も川の影響と考えられますが、川から遠い側のパーティクル数は北風と建屋の向きとの関係も考えられました。
ライン周辺のパーティクル数も同様の傾向が示されました。

パーティクル数を測定されておられるお客様はお気づきだと思いますが、5μmが500ヶ/CFというのは驚異的なクリーン度です。
お分かりだと思いますが、建屋の中の方がクリーン度は劣ります。
皆様のクリーン度が求められる製造現場でも、オムロン粗粒子パーティクルセンサを使ってクリーン度を見える化、数値化されることをおすすめいたします。

本日は埼玉県美里町、あすは埼玉県嵐山町、水曜日は群馬県伊勢崎市でコンサルティングです。
週末は埼玉工業塗装協同組合若手経営者懇談会のメンバーで熱海に集まります。
私もミニ講演をさせていただきます。  
Posted by pe_hirata at 17:58Comments(0) 見える化 | 現場管理

2023年11月12日

塗装工程の火災防止

つい先日まで秋とは思えないほどの暑さが続いていましたが、やっと寒さが感じられるようになりました。
それに伴い、湿度も急激に下がってきました。
私の住む埼玉県熊谷市では、30%の日も出始めました。
テレビでも民家の火災の報道が多くなってきましたので、皆様の塗装工程の火災防止点検をおすすめいたします。
私のこれまでの経験では、溶剤塗装の静電ハンドガンのシンナー洗浄中に引火するケースが多いです。
一斗缶がアースされておらず、そこに洗浄シンナーを吐出した際にスパークして引火したという事例です。
という私の失敗談では、レシプロ静電塗装でハンガーの通電が悪く、プライマー塗装で厚塗りしたときに引火してしまった事があります。
火災は、引火物と発火源と酸素の3つが揃ったときに発生します。
つまりどれかが外れていれば、火災は発生しません。
塗装工程の場合、塗料やシンナーという引火物を無くすことはできませんから、スパークを止めるという策が重要です。
私の失敗談としては、治具の塗料の剥離がおろそかになっていたため引火しました。
つまり重要な火災防止策としては、
1)治具の塗料の剥離、通電の確保
2)グレーチングやエキスパンドメタルと塗料、シンナー缶の通電の確保
3)塗料、シンナー缶の蓋
が考えられます。
万が一の場合に備えて、消火器の場所の点検や消火設備の扉の前にものを置かないことも必要です。
昨年は私は塗装工程の火災は耳にしませんでした。
今年も安全第一でこの冬を乗り切りましょう。

今週はかなりハードです。
月曜火曜で兵庫県の加西市と高砂市でコンサルティングです。
水曜日は事務所で報告書を作成します。
木曜日から長崎県の佐世保に出かけ、金曜日の午前中にコンサルティングします。
お昼に佐世保を出ても、埼玉の熊谷に戻れるのは夜10時過ぎです。
精密測定機器を持って行くので飛行機では無く、新幹線で行きます。
日曜日は青山学院大学の自然愛好サークルのOBOG会に参加します。  
Posted by pe_hirata at 17:03Comments(0) 安全 | 現場管理

2023年11月05日

ジャパンモビリティショー

木曜日は日立金属の元同僚とジャパンモビリティショーに行ってきました。
毎回行っていますが、今年は平日にも関わらず大盛況でした。
特に高校生の制服を着た若い人が多く、驚きました。
ジャパンモビリティショー
10時前にゲートに行きましたが、30分ぐらいはいれませんでした。
日産
これまでのモーターショーでは量産車や新発売前の発表車の展示が多かったと思いますが、今回はコンセプトカーの展示がほとんどだったように思います。
各社のメッセージは、「電動」「自動運転」に加え、「デザイン」で訴える展示が多かったように感じました。
日産ホイール
フェアレディZ
植毛ダッシュボード
フェアレディZのダッシュボードは植毛でした。
BMWつや消し塗装
BMWパールつや消し塗装
今回は前回よりも更につや消し塗装が増えていました。
パールのつや消し塗装なんて、仕上げるのが大変だろうと思います。
量産されるのでしょうか?
BMW
ボディに模様が印刷?されています。
欧米ではインクジェットの塗装機械が実用化されています。
三菱アウトランダーつや消し塗装
三菱アウトランダーつや消し塗装です。
BYD塗装ライン映像
BYDは生産設備の動画を流していて、塗装の部分で慌てて撮りました。
BYDのブースも力が入って、広かったです。
ホンダ航空機エンジン
ホンダ
これはソーラーパネルでしょうか?
レイズホイール
レイズつや消し塗装ホイール
レイズホイール塗装映像
トピー工業
私の前職は日立金属のアルミホイール工場でしたので、どうしてもアルミホイールに目が行ってしまいます。
スバル
マツダ
トヨタブース
トヨタ
ダイハツ
ダイハツのシャレードは私が子供の頃好きなデザインでした。
いすゞ自動車水素エンジン
DSC06269
トラックは電気では無く、水素という方向になるほどと思いました。
やはり自動車はものづくりの総本山ですね。
とても面白くて、わくわくしました。
これからも自動車が日本のものづくりを牽引してくれることを期待いたします。

今週は、埼玉県美里町、埼玉県嵐山町、埼玉県本庄市、埼玉県川越市でコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 19:18Comments(0) ものづくり | 塗装技術

2023年10月30日

日鉄鋼板のOB会

昨日は東京で日鉄鋼板のOB会に出席しました。
私は日鉄に吸収される前の大洋製鋼に昭和56年から7年間在職し、その後プレス会社に転職しました。そのプレス会社も2年で退職して、日立金属に転職しました。
つまり大洋製鋼には40年前に7年間しかいなかったわけですが、このたび大変ありがたいことにOB会からお声かけくださり、参加いたしました。

私の塗装技術の原点は大洋製鋼にあります。
諸先輩方や前処理メーカー様、塗料メーカー様、塗料商社様から広く深く懇切丁寧にご指導いただきました。
その当時先輩から門間改三先生の「鉄鋼材料学」や塗料の物性工学や流動や「100万人の金属学」を紹介され、すぐに新宿の紀伊国屋で購入し、会社から帰宅後に夜な夜な読み込んでいました。
というのは私は理工学部の化学科出身なので、大学では金属工学や塗料を学んでいませんでした。
そのため同じ土俵で仕事をしていくにはそのままでは圧倒的に不利だと考えたからです。
亀のようにコツコツ勉強を続けたおかげで、金属部門の技術士にもなれました。
昨日は技術士事務所を開業していることを、門間先生の専門書を教えてくださった大先輩からほめていただきました。
門間先生の本や100万人の金属学はまだ売られているので、これからの塗装技術者の教科書としても見落とせないと思います。

日立金属に転職したときや技術士受験の際、あるいは日立金属在職中に自動車メーカー様とのディスカッションの際に、大洋製鋼の塗装技術レベルの高さを改めて認識した次第です。
ただひとつ心残りなのは、もっとも指導を受けて私が心酔したHさんが体調不良で欠席されお会いできなかったのはとても残念でした。
私は先輩方から育てていただいたのに、私自身は日立金属で塗装技術者を育てることができませんでした。
これは私の力量不足です。
大変申し訳なく思っております。
OB会はコロナで4年ぶりに開催されたとのことで、これからは毎年お声かけくださるそうです。
これからも参加させていただき、大洋製鋼の皆様に生涯感謝を申し上げたいと思います。

今週は月末なので経理と請求書発行、日赤病院で腎臓に入れたステント除去、たぶん麻酔は無いと思いますので痛いと思います。
その後、ハイメディックの人間ドックでPETCTによるガン検診。
木曜日は東京ビッグサイトでモビリティショー(旧モーターショー)に、古巣の日立金属の元同僚(現在技術士、コンサルタント)と行ってきます。

  
Posted by pe_hirata at 16:12Comments(0) 人とのつながり | 学び

2023年10月23日

日本塗装技術協会プロフェッショナルセミナーのご紹介

今回も塗装技術セミナーのご紹介です。
セミナーのご紹介が続き、申し訳ございません。
第7回プロフェッショナルセミナー
主催 :日本塗装技術協会
開催日:2023年12月21日(木)午後1時〜午後4時45分
会場 : 日本ペイントホールディングス(株) 東京事業所 センタービル1Fホール
     リアルセミナーです
テーマ: 塗装はダイナミックに変わる
講師 :タクボエンジニアリング株式会社
     代表取締役社長 佐々木 栄治様 他2名様
今回はタクボエンジニアリング様が塗装システムについてご講演されます。
現在の人手不足の打開策のひとつとして、とても有益な情報がいただけると思います。
皆様の聴講をおすすめいたします。

今週は、埼玉県美里町で粉体塗装ラインの異物対策コンサルティング。
埼玉県嵐山町で電着塗装ラインの異物対策コンサルティング。
脱脂工程の超音波振動装置の出力を検出器で測定し、調整します。
群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインの異物対策コンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 15:35Comments(0) 学び | 塗装技術

2023年10月15日

色材協会の欠陥対策講座のご紹介

色材協会で、塗装と塗膜の欠陥対策講座が開催されます。
直前のご案内になってしまいました。
申し訳ございません。

第5回 欠陥対策講座塗装と塗膜の欠陥対策
主 催 一般社団法人色材協会 関東支部 塗料部会
日 時 2023 年10 月20 日(金) 9:45〜16:50

会 場 東京塗料会館 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3 丁目12-8 TEL 03-3443-2811
JR 山手線・埼京線、東京メトロ日比谷線・「恵比寿」駅より徒歩12〜15 分
受 講 料 会員20,000 円、会員外33,000 円(テキスト、消費税込)

演題をご覧いただくとお分かりの通り、分野がとても広範囲に組まれています。
私も講演いたします。
締め切りを過ぎていますが、事務局に連絡していただければ大丈夫だと思います。

今週は兵庫県加西市と高砂市で異物対策コンサルティングの他、金曜日にこの講演をいたします。
ぎりぎりまでパワーポイントをブラッシュアップいたします。
  
Posted by pe_hirata at 20:58Comments(0) 講演 | 塗装技術

2023年10月10日

腎臓結石手術を受けました。

231005腎臓結石手術
先週の水曜日から土曜日まで日本赤十字病院に入院して、腎臓結石手術を受けてきました。
春までは結石は3mmだったので自然排出を待っていたのですが、夏に受診すると9mmになっていたため手術で取り除くことになりました。
手術は全身麻酔でおこなわれ、内視鏡でレーザー粉砕し取り除かれました。
7年前の膀胱ガンは術後の痛みがひどかったで心配していましたが、今回は痛みはほとんどありませんでした。
しかし手術後の24時間は点滴と尿管接続により身動きができず、かなり過酷でした。
もう二度と経験したくありません。
手術後2日で退院できましたが、いまも腎臓から膀胱までステントという管が挿入されています。
この管は手術により尿管が狭くなることを防ぐために挿入され、今月末に抜き取られます。

腎臓結石の原因は分かりませんが、水分摂取が少ないことと運動不足があるようです。
結石は人間ドックで見つかって、赤十字病院で定期診断を受けていました。
自覚症状が無かったため深刻には思っていませんでしたが、術後の先生のお話では腎臓の出口がほとんど塞がれ腎臓の機能劣化が数値に出ていたそうです。
実は手術の数日前に背中に激痛が走り、いよいよ来たなと思いました。
今から思うと、人間ドックを受診し、指示により赤十字病院に通院していたので助かりました。
退院後2日間は血尿も出ていましたが、昨日からそれも止まりました。
毎日水を2リットル飲んで過ごしています。
運動不足については、これまで一日2,000歩程度だったので、散歩を始めたいと思います。
運動しなくても何も変わらないと思っていましたが、身体の機能は変化していました。
しっかり反省して、健康に留意したいと思います。  
Posted by pe_hirata at 13:57Comments(0) 人とのつながり | 自己啓発

2023年10月01日

坪田先生のセミナーのご紹介

本日は坪田実先生のセミナーのご紹介です。
テーマ:粘弾性入門と塗膜強度の解析・その欠陥対策
〜塗料の割れ・はがれを引き起こす原因を理解し、どう対策するか〜

主催:日刊工業新聞社
日時:2023年 10月 25日(水)10:30〜16:30
場所:日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
受講料:38,500円(資料含む、消費税込)

塗装技術者を悩ます塗膜の割れとはがれの発生原因と対策について学ぶことができます。
皆様の聴講をおすすめいたします。

埼玉県美里町で塗装工場の5S診断、埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインの異物不良対策をおこないます。  
Posted by pe_hirata at 14:13Comments(0) 学び | 塗装技術

2023年09月25日

ものつくり大学の集中講義

今年も秋になり、例年通りものつくり大学の非常勤講師の集中講義と演習が始まりました。
毎年これが終わるとあっという間に年末です。
ものつくり大学
ものつくり大学の表面処理授業と演習の集中講義の中で、私は塗装技術を担当しています。
製造業務の流れ
ものつくり大学では製造業務の流れの授業があります。
私は理学部出身なので、こんな授業を受けられたらと思うとうらやましいです。
製品開発の流れ
製品開発の流れも掲示されています。
授業科目
授業明細
製造工程や製品開発の流れをしっかり学んだ学生は、工場で即戦力になります。
優秀な学生は3年生の後期に内々定がでているようです。
すばらしいですね。

今週は、群馬県伊勢崎市で粉体と溶剤塗装のごみ異物コンサルティング。
ものつくり大学の講義と演習。
モーションキャプチャで塗装技能の演習をおこないます。  
Posted by pe_hirata at 10:40Comments(0) ものづくり | 学び

2023年09月19日

ごみ異物対策セミナーのご案内

本日は私のごみ異物セミナーのご案内をいたします。

主催:R&D支援センター
日時:2023年10月12日(木) 10:30〜16:30
対面リアル開催です。
開催場所:名古屋市東区東桜2-6-30 東桜会館 1F 第1会議室

講師は私です。

私のセミナーは対策を話すだけではありません。
ほこり異物の様々な可視化手法をご紹介し、それによってつかめる不良発生のメカニズムを解説します。
原因とメカニズムが分かれば、お客様の実情に合った対策を構築することができます。
ほこり異物の見える化手法は、様々な応用が展開できます。
現場の設備によっては適応できない対策案でも、原因の可視化により新たな対策アイデアを生み出すことができます。
様々な異物対策セミナーがありますが、私のセミナーは系統だった可視化手法をご紹介しており現場にすぐに展開することができます。
モグラ叩きから脱却することができます。
皆様のご聴講をお待ち申し上げます。

今週は、埼玉県美里町でライン搬送経路のパーティクル数オンライン測定。
このやり方もセミナーでお話しいたします。
ものつくり大学で塗装技術の授業。
岐阜県垂井町で繊維シートの異物対策コンサルティング。
そのほか一日病院で検査がはいっています。  
Posted by pe_hirata at 18:45Comments(0) 講演 | 現場管理

2023年09月10日

日本塗装技術協会 第2回講演会のご紹介

日本塗装技術協会のセミナーが告知されました。
日本塗装技術協会 第2回講演会
テーマ:
「SDGsに向けた国内外の塗料・塗装技術と周辺動向」
〜 グローバルな環境配慮から品質までの最新アプローチ 〜
主催:日本塗装技術協会
日時:2023年11月17日(金)9:50〜16:15

オンライン開催
参加費 : 日本塗装技術協会及び協賛学協会 会員16,500円、非会員22,000円

今回もSDGsに対応する最先端技術のご講演が目白押しです。
私は検査員認定について聴講してみたいところですが、当日は私自身が大阪府工業協会様で講演するので聴講できません。
皆様の参加をおすすめいたします。

今週は、兵庫県加西市で電着と粉体塗装ラインの異物対策、兵庫県高砂市で溶剤塗装ラインの異物対策、埼玉県嵐山町で電着塗装ラインと溶剤塗装ラインの異物対策と続きます。  
Posted by pe_hirata at 14:49Comments(0) 学び | 塗装技術

2023年09月03日

塗膜はがれの観察ポイント

塗膜はがれは、悩ましい塗装不良です。
社内で確保できればまだ救われますが、お客様で発生するとかなり問題です。
いずれの場合もどこからどこまで発生しているのかという製造範囲の確認と同時に、迅速な原因調査が求められます。
その時に剥がれた面を一生懸命観察して原因を推定することが多いと思います。
しかし私は、剥がれた塗膜をセロハンテープで回収し、その裏側をよく観察することをおすすめしています。
剥がれた塗膜の両面を観察することで、それが素材と塗膜の界面で発生しているのか、あるいは塗膜層内の凝集破壊が発生しているのかが分かります。

破壊は、最も弱い部分で発生しています。
それがプライマー層内なのか、あるいは生地との間か、あるいは上塗りとプライマーの間かを判定することで対策を構築することができます。
剥がれた面を一生懸命観察して、はがれた塗膜を捨てている場合はもったいないです。
剥がれた塗膜の裏側もよく観察しましょう。

埼玉県美里町、埼玉県嵐山町、埼玉県川越市でコンサルティングのほか、日赤深谷で受診予定です。  
Posted by pe_hirata at 15:43Comments(0) 塗装技術 | 現場管理

2023年08月28日

日本塗装機械工業会技術シンポジウムのご紹介

今年も日本塗装機械工業会のシンポジウムが開催されます。
第22回技術シンポジウム
主催:日本塗装機械工業会
日時:10月19日(木)10時〜17時
テーマ:「カーボンニュートラルと人材減少社会への対応」
オンライン開催 
受講料:5,000円


塗装機械メーカー様、自動車メーカー様から最先端の塗装システムのご講演があります。
SDGsは、環境負荷低減とコスト削減の両立が求められます。
皆様の聴講をおすすめいたします。

月末なので経理と請求書作成。
埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインの異物対策、群馬県の玉村町と藤岡市で塗装技術コンサルです。  
Posted by pe_hirata at 10:37Comments(0) 学び | 塗装技術

2023年08月22日

「知っておくべきクリーン化の基礎」専門書のご紹介

皆様に自信を持ってご紹介できるクリーン技術の専門書です。

「知っておくべきクリーン化の基礎」清水英範 著 風詠社 2,420円

発売は今年の6月14日です。
私はこの本を新聞で見つけ、発売日に即購入しました。
私は10年以上前に清水先生のセミナーを受講し、とても感銘を受けその場で著書も購入したことがあります。
今回は2冊目の購入です。
清水先生は療養中との事で、今回は清水先生のノウハウの集大成という位置づけです。
清水先生は現場主義ですので、内容はかなり具体的で文章も平易です。
しかし400頁という大著のため、私も出張中の新幹線の中も含めこつこつ毎日読み進んでおりますがまだ半分しか読めておりません。
発塵などの不具合現象の原因と対策と理屈がセットで解説されているので、クリーン技術がまったく分からない人でも最先端の技術を修得することができます。
現在入手できるクリーン技術の専門書の中で私はベストワンだと自信を持っておすすめいたします。

今週は、埼玉県美里町で5S診断、群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインの異物対策、日本鋳造協会で表面処理の講演があります。  
Posted by pe_hirata at 17:33Comments(0) 書籍 | 現場管理

2023年08月16日

使っていない物を売却してみました。

今年のお盆休みは事務所の片付けをしました。
10年以上ほとんど乗っていなかったおりたたみ自転車をバイチャリ熊谷店に売却したところ、4万円になりました。
BD-1というドイツの人気機種だったのでもう少し高く売れると思っていましたが、長年のもやもやが無くなり部屋も心もすっきりしました。
そこで次にカメラバックや自転車ヘルメットやトラックボールマウスなどをハードオフに持って行ったところ600円になりました。
カメラバックはピークデザインという米国のもので、こちらも人気製品です。
ここでも金額にはがっかりしましたが、机の上がすっきりしました。
使っていないものを次のユーザーが使ってくれるので、廃却よりはずっとよかったです。
テントやガソリンバーナーやランタンなどキャンプ用品も押し入れの中で眠っていますので、次はキャンプ用品専門買取店に持って行ってみたいです。

あすは母の荷物の片付けで実家の浦安に行ってきます。
週末は長女と赤ちゃんが里帰りするので、子供たち家族が熊谷に集まります。  
Posted by pe_hirata at 11:13Comments(0) 現場管理 | 5S

2023年08月05日

溶剤塗装設備のテフロンホースの帯電について

昨日の金曜日は、日本塗装技術協会第6回プロフェッショナルセミナーが開催されました。
元日産、元いすゞ自動車の田村吉宣様のご講演は、しびれました。
田村さんとは田村さんがいすゞ自動車に在職されておられた頃からご指導いただいております。
一緒に講演させていただいた事もあります。
また最近ではFacebookでもつながっております。
私は数日前から予稿集を熟読し、事前に質問表をメールしていたところ、なんと講演直前に田村さんから直接ご回答をいただき、たいへん恐縮いたしました。
私自身が講演するときは気が張っていてそれどころでは無いのですが、田村さんの懐の深さに頭が下がりました。
しかも質問タイムでは田村さんから平田の声が聞きたいとご指名いただき、ただただひれ伏すばかりでしたと感想を申し上げました。
中には私が秘伝の対策ノウハウと思っていた事例も出てきて、私自身が井の中の蛙であることが明らかになりました。
その意味でもし欧州や米国に異物対策コンサルタントがいらっしゃればディスカッションしてみたいと思いましたが、私は日本語以外はまったくできないので不可能です。

聴講者の皆様からたくさんの質問がありましたが、その中でトルエンなどの絶縁性溶剤でテフロンホース内部のコレステロールを洗浄すると静電気が発生しスパークして火災になる場合があるので危険というお話に関し、具体的な溶剤について質問がありました。

これについてネットで調べてみたところ、具体的な文献が見つかりました。
ひとつは労働安全衛生総合研究所の「着火火災の原因となる液体の静電気帯電現象」というサイトです。
これによると、「流動帯電は、導電率10-8 S/m以下の導電性の低い液体において起こり、10-11 S/m前後で帯電量がピークを示します。」とあります。
また労働省産業安全研究所の静電気安全指針(1988)に各種液体の導電率の一覧表もあり、トルエンはまさに帯電がピークを示すことが分かります。

一覧表を見ると、シンナーによく含まれている酢酸エチルや酢酸ブチルは比較的導電率が高く、しかも真溶剤で溶解性もまずまずなので良いかと思いました。
今は湿度が高いので塗装工程の火災のリスクはそれほど高くないと思いますが、私自身も気をつけたいと思います。

次週は兵庫県加西市の電着塗装ラインと溶剤粉体塗装ラインの異物対策と、兵庫県高砂市の溶剤塗装ラインの異物対策に出向いて、私も夏休みにはいります。
私の夏休みの宿題としては、23日納期の国の技術審査があります。
土曜日は孫たちが熊谷花火大会を見にやってきますが、人混みを避けて我が家の屋上から眺めることになりました。ちょっと雨予報もあり、心配です。  
Posted by pe_hirata at 17:19Comments(0) 静電気 | 安全

2023年07月30日

日本塗装技術協会「塗装入門講座」

いま製造業の人材不足とともに盛んに叫ばれていることは、人材教育です。
少数精鋭のチームで塗装現場の仕事をおこなうためには、昔のように背中を見て覚えろでは通用しません。
材料から始まり、前処理、塗料、塗装装置、塗膜評価など、それぞれのカテゴリー毎に教育していく必要があります。
ところが工業塗装は工程も長く、範囲も広いため、すべてを網羅して教育することは容易ではありません。
また教育担当者もそれだけの時間を確保することができないという事情もあります。
そのような時に、今回ご紹介する日本塗装技術協会の「塗装入門講座」は強力な援軍です。
この入門講座は毎年一回開催されていますが、今年もそのアナウンスがありました。
第14回塗装入門講座
日時: 2023年10月5日(木) 9:00〜16:00            
            6日(金) 9:00〜15:55

オンライン開催なので、日本全国どこに居ても聴講することができます。
今回は第14回との事ですが、私もおそらく隔年で4、5回は聴講しています。
毎回内容が進化しており、塗装技術経験40年以上の私でも新しい知見が得られ感謝しております。
私が知りうる範囲では、これだけ広範囲に組まれている塗装技術講座はありません。
事務局の皆様のご苦労をお察しいたしますが、各界のこれだけ著名な講師の皆様にお願いし日程を調整するだけでも綱渡りだと思います。
つまり、いつ講座が無くなっても不思議ではありません。
いま目の前にあるチャンスをつかまれることをおすすめいたします。

お盆休み前のため、スケジュールが混んできました。
埼玉県美里町で夏休み前の5S診断、埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインの異物対策指導、カティサークの押切社長様からWebマーケティング指導を受けます。
金曜日は、日本塗装技術協会第6回プロフェッショナルセミナーを受講します。  
Posted by pe_hirata at 16:27Comments(0) 塗装技術 | 学び

2023年07月25日

オタリ(株)製 超音波検出器ソノセーバーW

オタリ(株)製 超音波検出器ソノセーバーW
前処理の脱脂槽に超音波振動子を設置して脱脂能力を強化している現場を見かけます。
ただし超音波は目に見えないので、正常に機能しているかどうかは確認が難しい面がありました。
あまり知られていませんが、超音波振動子には寿命があります。
音を聞いたり、アルミ箔を浸漬して破れるかどうかを観察する方法もありますが、定量的ではありませんのでそれがどれぐらいのパワーなのかはわかりません。
そこで今回、オタリ(株)製 超音波検出器ソノセーバーWを購入し、実戦配備いたしました。
購入はNCC株式会社上田支店様で手配いただきました。
この超音波検出器の測定原理は、振動子が発する音圧を圧電センサーで検出して電圧に変換し表示します。
操作は簡単で、棒状のソノセーバーWを脱脂槽に浸けるだけです。
この装置によって超音波の可視化ができましたので、引き続き脱脂結果と超音波振動装置の出力との関係をつかんでいきたいと思います。

今日は日本赤十字病院で腎臓結石の診察でしたが、大きくなって9ミリになっていました。
もう自然排出は無理なので、後日内視鏡手術で除去することになりました。
そのほか、川越で溶剤塗装工程の異物対策、群馬県玉村町で溶剤塗装工程の塗装不良対策指導です。  
Posted by pe_hirata at 16:55Comments(0) ツール | 前処理

2023年07月17日

JISB8392-1 圧縮空気の品質基準

あまり知られていませんが、コンプレッサーなどの圧縮空気にはJISB8392-1で定められたJIS規格があります。
この規格では、
1)固体粒子の粒子径レベル毎の粒子数など
2)圧力露点と水分濃度
3)オイルの総濃度
が決められています。

固体粒子とオイルは、適切なフィルタを設置することでほとんど問題になることはありません。
現場で携わっている皆様はご存じの通り、やっかいなのは水分です。
私の経験ではコンプレッサーや冷凍式ドライヤーの問題よりは、その後の配管や末端での処理方法に課題が多いように思います。
また塗装機に依っても必要なエアー品質が左右されます。
たとえばベルガンだと露点が高い場合、エアーがベル元で大気に放出されるとベルで結露する事例があります。
したがってベルガンの場合は数段低い露点温度が必要となります。
工業塗装現場は、雰囲気と塗料の異物対策だけでなくコンプレッサーエアーの品質にも目を向けましょう。

今週は、埼玉県美里町で粉体塗装現場の異物対策。
埼玉県嵐山町で電着塗装ラインの異物対策。
岐阜県垂井町でシート製造工程の異物対策です。  
Posted by pe_hirata at 16:08Comments(0) 現場管理 | 自然

2023年07月09日

ブース清掃による省エネ効果

現場ですぐにできる塗装工程の省エネ策は出尽くした感があり、これはという新しい削減案がなかなか見つかりません。
良い案と思っても手間や初期投資が掛かりすぎて、中小企業では現実的では無いのが実情です。
ヒートシンク式ベーパーライザーミキサーはなかでも私は目玉だと考えましたが、私のお客様での新規導入は1社に留まっています。

そのような中で、ひとつ良い策が見つかりました。
それは塗装ブースの清掃によるファンモーターの負荷低減です。
ブースの給排気のモーターの電流を毎月測定していると、ブースの清掃後に電流が激減することが分かりました。
ある現場では、清掃したブースではモーター1台当たり20Aが10Aに下がりました。
一般に塗装ブースは3つ以上あるところが多いので、給気と排気のモーターのブース台数分が期待できます。
ブースの電流値は簡単に測定できますので毎月測定、記録することをおすすめします。

兵庫県加西市、高砂市、群馬県伊勢崎市で異物対策指導をおこないます。
週末は6回目のコロナウイルスワクチンを接種します。  
Posted by pe_hirata at 10:27Comments(0) 現場管理 | コスト

2023年07月01日

塗装技術セミナー inWEB 2023「環境対応とコスト対応を両立するための技術」

木曜日はNCC株式会社伊那本社におうかがいし、オンラインセミナーで講演しました。
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塗装技術セミナー inWEB 2023「環境対応とコスト対応を両立するための技術」
私はNCC株式会社様と一緒に仕事をさせていただくようになったのは2007年からですので、かれこれ16年のお付き合いになります。
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これまで何回か長野県各地で講演させていただいていますが、今回は高価なレーザーなどの測定機器を使わないで身近なツールを使って不良発生のメカニズムを把握し対策するという内容をお話いたしました。
つまり環境対応とコスト対応を両立するというメインテーマに沿った内容にいたしました。
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聴講者は160名と大盛況で、全国から聴講いただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
私のコンサルティングのお客様のお名前も多数拝見いたしました。
お忙しい中、ありがとうございました。
製造工程の不良は、不良の原因という入力があって不良という出力が発生します。
したがってこの入力と出力の関係を把握しないで闇雲にモグラ叩きをしても不良は無くなりません。
いろいろやったけど不良が減らないという経験がお有りだと思いますが、それは自分の想定外に不良原因があるからです。
ですから不良発生のメカニズムを可視化、見える化してメカニズムを把握して、そのメカニズムに基づいた対策を構築すれば不良は減るわけです。
今回の講演が製造部門の異物不良対策のお役に立てましたら幸いです。

埼玉県美里町、嵐山町、小川町でコンサルティングします。

  
Posted by pe_hirata at 17:09Comments(0) 講演 | 見える化

2023年06月25日

おかげさまで開業18周年

6月21日は私の事務所開業の18周年でした。
これまでご契約いただきましたお客様に、心から御礼申し上げます。
また日々このブログをご覧いただいている皆様にも、厚く御礼申し上げます。
私は65歳ですが、最後に勤めた日立金属は外資に売却されてプロテリアルという会社になりました。
また私が担当していたアルミホイール事業は、数年前に撤退して存在そのものが無くなってしまいました。
人生は分からないもので、私が定年まで過ごしていたら現在のような暮らしは難しかったと思います。
おそらく60歳前に無職になっていたと思います。

この3年間はコロナ禍でしたが、私の事業の売り上げはあまり影響を受けず持続化給付金の対象となる売上減少に達しませんでした。
そのためコロナ禍関連の事業給付金はまったくもらっていません。
これはひとえに私のお客様のおかげであり、また私の仕事に対する品質保証書であると思っています。

18年前は、長男が浪人中で、次男は高校生、長女は小学生でした。
それが3人とも結婚し、子供も生まれて孫が5名です。
来月には6人目の孫が生まれます。
とてもありがたいことです。
年金暮らしではないため、子供たち家族との旅行にもでかけることができています。
もちろん費用は私と家内持ちです。

大学を卒業してはいった大洋製鋼は給料がかなり低く、家内のお父さんから9万円くんと呼ばれていました。
かなり貧乏な生活で、家内は本当にやっていけるのか心配だったそうです。
そのような中でも当時からこつこつと鉄鋼材料学や塗料や塗装工法や品質管理の勉強はずっと続けていたのがよかったです。
そのころ購入して毎晩読んでいた分厚い専門書は、いまだに捨てられずにいます。
同期の中で国立大学卒と私立大学卒の給料額に差があることが分かり愕然としましたが、それが自己啓発のエネルギーになりました。
技術士国家資格もそうですが、勉強を続けていて本当によかったです。

これまでの18年間でお客様からいただいたご恩を忘れず、これからもお客様の品質改善に全力で取り組んでまいります。

6月29日に開催されるNCCのオンラインセミナーはすでに定員オーバーの120名を超える勢いだそうです。
パワーポイントも毎日ブラッシュアップしています。
今回のセミナーのメインテーマは、「環境対応とコスト対応を両立する現場改善」なので、費用があまり掛からない目から鱗の改善事例を準備中です。
おそらくまだ受付はしていると思いますので、ご希望がございましたら申し込みください。
そのほか、実家の浦安に行くのと、新規のお客様の群馬県玉村町と藤岡市でコンサルティングです。
  
Posted by pe_hirata at 19:48Comments(0) ビジネス | コンサルティング

2023年06月22日

オークマ工塗さんがガイヤの夜明けで放映されます。

かつて私が異物対策でコンサルティングさせていただいた大阪のオークマ工塗さんが古家再生のテーマで放映されます。

6月23日金曜日22時日経スペシャル「ガイアの夜明け」

当時大熊社長様から古民家の壁塗り事業を始めましたとお聞きしていましたが、それがとても大きな事業に育ったそうです。

塗装専業会社として塗装技術を深掘りすることと、塗るという技術を水平展開するというマルチ経営かと思います。
塗装技術の深掘りの方は放映はされないと思いますので、オークマ工塗さんのホームページを参照ください。
私の写真も少し出ています。
普段は日本全国作業服と安全靴で出かけるのに、あのときはスーツでした。
スーツで現場にはいったのは、あのときだけです。
ご安心ください。

大熊社長様の益々のご活躍に期待いたします。  
Posted by pe_hirata at 18:01Comments(0) 人とのつながり | 学び

2023年06月16日

周辺視目視検査法のセミナーのご紹介

先日、ソフトバンクホークスの周東選手と周辺視目視検査法の考察を投稿しました。
その周辺視目視検査法の佐々木章雄先生のセミナーが開催されることが分かりましたので、ご紹介いたします。
主催:日刊工業新聞社
テーマ:
「周辺視目視検査法」による外観検査の進め方と導入事例・検査精度向上
〜外観目視検査を精度よく実施するための見逃し根絶、検査員の習熟、検査生産性向上のポイント〜
講師:佐々木章雄先生
日時:2023年 7月 20日(木)10:00〜17:00

会場:日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
   および、Zoomによるオンラインセミナーの同時開催
受講料:44,000円(資料含む、消費税込)

また同じ講演が大阪でも開催されます。
日時:2023年 8月 25日(金)10:00〜17:00
会場:日刊工業新聞社 西日本支社 セミナー会場

こちらはリアルの対面講演のみです。

周東選手と周辺視目視検査法の私のブログについては、こちらをご覧ください。
周辺視目視検査法の概要が分かると思います。
外観検査は体育会系のようにしっかり見ろ、見逃すな、という指導ではかならず見逃しが発生します。
すでにほとんどの自動車メーカーでも周辺視目視検査法が採用されています。
数ある目視検査法の理論やセミナーとは一線を画す、科学的な目視検査法です。
メカニズムに基づいた目視検査を採用すれば、大幅な検査コストの削減も可能となります。
皆様に周辺視目視検査法の修得を強くおすすめいたします。

週末に埼玉工業塗装協同組合の塗装コンクールの審査があります。
週明けは埼玉県美里町、埼玉県嵐山町、群馬県伊勢崎市で塗装工程のごみ異物コンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 17:20Comments(0) 現場管理 | ものづくり

2023年06月11日

50thAnniversary 松任谷由実コンサートツアーThe Journey

昨晩は家内と長野ビックハットの松任谷由実さんの50周年記念コンサートThe Journeyに行ってきました。
私たち夫婦はファンクラブに20年近くはいっていますが、今回はファンクラブの募集の前に新譜のCDの応募券で当選できました。
なぜ長野かというと、行きと帰りに上田の娘夫婦のところに寄って赤ちゃんに会うことができるからです。

今回のユーミンのコンサートはこれまで私たちが行った中で最高のパフォーマンスだったと思います。
毎回驚き、感激していますが、今回はそれらを凌駕する内容でした。
つまり松任谷由実さんのコンサートは常に進化をしていることを実感できました。
毎年ファンクラブを続けるかどうかを考えますが、すでに家内と次のツアーに行きたいという話になりました。

松任谷由実さんは2時間歌いっぱなしでした。
以前は途中でお話がありましたが、今回はおしゃべりは一切無く、コンサートを貫く物語に沿って歌が次から次へとつながっていきました。
歌声も進化されておられることが分かりました。

舞台ではレーザーやLEDやスモークマシンが多用され、私のコンサルティングのように気流が雲のように可視化できていました。
松任谷由実さんがこれまで停滞すること無く常に進化されておられる要因を考えましたが、それは
飽くなき興味だと思います。
またそのパワーの源泉は、まさしくこれまでの50年のご経験だと思います。
私を含め年配者は興味を栄養にして知力を育て、これまでの人生経験をその先につなげていくとすごいことができるように思います。
最後に松任谷由実さんはこれからも新人のように興味をもって新しいことに挑戦するとおっしゃっておられました。
私も引き続きごみ異物コンサルティングの深掘りを続けていきます。

兵庫県加西市、兵庫県高砂市、埼玉県小川町のコンサルティングが続きます。
6月は毎週関西にでかけています。  
Posted by pe_hirata at 19:42Comments(0) 学び | 自己啓発

2023年06月04日

日本塗装技術協会第6回プロフェッショナルセミナーのご紹介

日本塗装技術協会で塗装工程のゴミ異物対策セミナーが開催されます。
今回はプロフェショナルセミナーということで、元日産、いすゞで大活躍されたスーパー塗装技術者の田村吉宣さんがご講演されます。
日時 :2023年8月4日(金)午後1時〜午後4時45分
会場 : Zoomによるオンライン講演です。
テーマ:工業塗装最大の敵「ゴミブツ」撲滅作戦
講師 :久保井塗装株式会社 塗装改善研究室 室長 田村吉宣様

長年お付き合いさせていただいている田村さんにさっそくコンタクトさせていただき、私も聴講させていただく事をご報告させていただきました。
内容は長年田村さんが秘蔵されたとっておきのごみ異物対策の内容です。
これは聞き逃す手はありません。
開催はしばらく先になりますが、今から待ち遠しいです。
私はすでに参加申し込みを完了いたしました。

幸せの神様の頭には後ろ髪がなくてつるつるなんだそうです。
そのため幸せの神様がこちらを向いているときに神様の髪の毛をつかまないと、幸せは逃げてしまうそうです。
これはビジネスセミナーではよく出るたとえ話です。
現場でごみ異物対策に取り組んでおられる塗装技術者の皆様は、このチャンスをしっかりつかんではなさないようにしましょう。

今週は、埼玉県美里町、埼玉県嵐山町でコンサルの他、大阪府工業協会で講演します。
土曜日は家内とユーミンの長野コンサートに行きます。  
Posted by pe_hirata at 20:20Comments(0) 学び | 塗装技術

2023年05月28日

セミナーのご案内

例年通り今年も年末に向かって私の講演が続きます。
1.大阪府工業協会 
日時:6月7日(水)午前9時45分〜午後4時45分
場所:大阪府工業協会 研修室
講師:平田技術士事務所 平田政司   CEL湯澤 智 氏
湯澤さんとのコラボ講演です。

2.NCC(株) Webセミナー
日時:6月29日 (木)午後1時〜午後4時
1)入り込み性と高塗着効率を実現する塗装機器のご紹介 (45分)  / サメス株式会社 丹野様
2)塗装の工程短縮、乾燥温度の低温化を実現する塗料のご紹介 (45分) / ナトコ株式会社
3)不良原因の見える化および塗装直行率向上とコストダウン (60分)  / 平田政司

3.(株)R&D支援センター
日時:10月12日(木) 10:30〜16:30
場所:名古屋 東桜会館 1F 第1会議室

4.その他の予定
。隠鰻遑隠憩 大阪府工業協会 Webセミナー
そのほか、産学協会で講演も計画されています。
よろしくお願いいたします。

今週は群馬県玉村町、岐阜県垂井町でコンサルティング。
月末なので経理と請求書作成発送があります。  
Posted by pe_hirata at 15:41Comments(0) 講演 | 現場管理

2023年05月22日

ミクロ観察のすすめ

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異物不良対策の第一歩は、デジタルマイクロスコープによるミクロ観察です。

この写真はDinoLiteAF4515ZT4により460倍で観察した異物不良の断面写真です。
ブツの頭を#1500のペーパーで削って観察すると、白い斑点状の異物が現れました。
現場観察の結果、この白い斑点はプライマー塗料配管から離脱したコレステロールであることがわかりました。

私も駆け出しの技術員のころは、異物不良を目視だけで観察していました。
しかし目視で原因を判断することは無理です。
私の駆け出しの40年前はパソコンもデジタルマイクロスコープもありませんでしたので、ミクロ観察は光学顕微鏡で観察するしか手段がありませんでした。
光学顕微鏡は現品をチップに切り出してステージに乗せる作業が必要なので、リアルタイムな観察はできません。
現在はDinoLiteをハンドヘルドパソコンにつないで、現場で制御盤のような大きな製品の異物も観察することができます。
価格もそれほど高額では無いので、異物不良の費用対効果を考えると十分なメリットがあります。
これからは目視よりも一歩踏み込んだ現物観察をおすすめいたします。

今週は、埼玉県美里町、埼玉県嵐山町、埼玉県川越市でコンサルティングします。  
Posted by pe_hirata at 18:38Comments(0) 現場管理 | ツール