2022年05月22日

塗装ブースの虫対策にはホルモン抑制剤を。

今年も虫が塗装直後の塗装面に付着する季節になってきました。
風物詩のように粘着式のハエ取り紙を見かけるようになりました。
塗装ブースの水槽から出てくるときがあります。
このように発生源が分かっているときに目にする間違いがあります。
それは殺虫剤を使うことです。
なぜ間違いかというと、殺虫剤は次に生まれる昆虫を止めることができないからです。
殺虫剤を撒き続けているけど止まらないというのは、このためです。

そこで効果的なのは、ホルモン抑制剤です。
ホルモン抑制剤をブースの水槽に入れるだけで、水槽の水を交換するまで効果が持続します。
びっくりするほどピタッと虫がいなくなります。
使う薬の量も数錠程度なので、コストパフォーマンスも抜群です。
塗装ブースだけでなく、ホコリの飛散防止の水パンに発生するボウフラにも有効です。
最寄りの塗料商社さんで入手できますし、薬品メーカーさんでは昆虫の種類を判断して薬剤も推奨してくれます。
大量発生する前に、おすすめいたします。

月曜日は、埼玉県美里町で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
デジタルマイクロスコープでブツ観察をおこないます。
火曜日は、富山県上市町で溶剤、粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
遠方ですが、日帰りします。
水曜日は、埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
連休中に測定したパーティクルセンサの結果の検討会です。
木曜日は、栃木県栃木市で樹脂塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
金曜日は、事務所で経理です。  
Posted by pe_hirata at 11:25Comments(0) 現場管理 | 自然

2022年05月15日

塗装ラインの不具合箇所の全体最適化のすすめ

今回の連休中は、数社の塗装ラインで搬送経路のパーティクル数を調査しました。
これは、塗装ラインが空の状態で、ブースの給排気や焼付炉の循環ファンを動かしてオムロン粗粒子パーティクルセンサを搬送させてラインの搬送経路のパーティクル数を測定します。
今回は付着塵落下塵ロガーを同時に搬送させました。

オムロン粗粒子パーティクルセンサは雰囲気を吸引してパーティクル数を測定しますので、搬送経路の浮遊ゴミのパーティクル数の推移を把握することができます。
結果はX軸に時間、Y軸にパーティクル数がグラフ化できます。

一方、付着塵ロガーはガラスプレートの上に落下したゴミを時系列でカウントします。
ゴミの大きさ毎にカウントします。
結果はX軸に時間、Y軸に落下したゴミの数がグラフ化できます。

するとどんなことが分かるかというと、ラインの入口から出口までの搬送経路の中でどこの工程で浮遊ゴミや落下ゴミが多いかが分かります。
すでにご存じの通り、比較的粒径が小さい微粒子ゴミと粗粒子とは挙動が異なります。
そこで二つのセンサーを流して調査しました。

結果はみごとにゴミの多い工程の特定箇所が把握できました。

今回特定箇所が把握できたので、ゴミ不良はその工程の状況で左右されると判断できます。
つまりその箇所を対策することで全体最適化ができるわけです。
逆に言うと、全体を俯瞰しないでそれほど悪くない箇所を対策しても結果は変化しないわけです。
それではいくら対策しても結果は変わりません。

皆様の塗装ラインも全体を数値で俯瞰し、良くない箇所を特定して対策することをおすすめします。

あす月曜日は、兵庫県加西市で電着ラインと溶剤、粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。
火曜日は、兵庫県高砂市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
水曜日は、両社の報告書作成。
木曜日は、群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
デジタルマイクロスコープでブツ観察を予定しています。
金曜日は事務所で報告書作成と助成金の審査をします。
  
Posted by pe_hirata at 17:13Comments(0) 見える化 | 塗装不良率

2022年05月09日

坪田先生のセミナーのご紹介

塗装業界の皆様なら誰でもご存じの坪田先生のセミナーをご紹介いたします。

テーマ : 塗膜の強度評価と割れ・はがれに対する欠陥対策
開催日時: 2022年05月31日(火) 10:30〜16:30
主催  : (株)R&D支援センター

坪田先生は、膨大な著書を出版されておられます。
私も手垢が付くぐらい愛読させていただいております。
ただし本を読む時間を確保するのが、日々現場で最前線に立っておられる皆様には頭が痛い話だと思います。
私も業務時間中に読むことはできなかったため、土日を潰して確保していました。
そうした中で、セミナーの受講は大きな武器になります。
高度な塗装技術を、坪田先生からじかに拝聴することができます。
皆様が学校でご経験された通り、専門書を自分で読むより授業で学ぶ方が情報量が多いため格段に理解がすすみます。
しかも今回のセミナーはライブ中継なので、会場に出かける必要がありません。
会社のパソコンで聴講することができます。
聞くだけで無く、めったにお会いすることができない坪田先生に直接質問をすることができます。

このセミナーを受講されれば、なるほどそういうことかと皆様の塗装技術力がまた一段向上することをお約束いたします。
申込書もいただいておりますので、ご希望の方は私のホームページからメールをお送りください。
折り返し、申込書を返信いたします。

本日月曜日は、埼玉県美里町で5S診断でした。
先月末にバタバタと繰り上げ訪問でしたので火曜日から金曜日までは空いてしまいました。
連休中はそのデータ解析や審査などが重なりましたので、1週遅れの休みを取ります。
  
Posted by pe_hirata at 19:03Comments(0) 学び | 塗装技術

2022年04月24日

電気を使わない空温式ベーパーライザーミキサーのご紹介

先日、私のお客様で電気料金の地道な改善活動をされておられることを書きました。
その中で、群馬県のお客様から電気を使わない空温式のベーパーライザーミキサーを教えていただきました。

I・T・O株式会社空温式ベーパーライザーミキサー
I・T・O(株)ベーパーライザーミキサー
これまでのベーパーライザーミキサーは電気でヒーターを暖めて液体のLPGを気化しますが、本製品はヒートシンク状のフィン式熱交換パイプで気化します。
そのため電気を使いません。
屋外気温で気化

お客様の工場は関東平野の北に位置し、赤城山の近くです。
冬期はかなり寒い日が続きますが、気化できなかった日は無いそうです。
お客様では電着と溶剤と粉体の焼付炉のガスを本設備で供給されておられます。
価格はランクル程度だそうですが、投資効果はとても良く満足されておられます。
私はベーパーライザーミキサーは電気を使うのが常識だと思っていましたが、大きなヒートシンクのような熱交換パイプを拝見しなるほどこの手があったかと脱帽いたしました。
すごい技術がありますね。

本情報をご教授くださったN社長様、この場をお借りし御礼申し上げます。

火曜日は茨城県結城市で設備停止を利用して、樹脂塗装ライン全工程のパーティクル数を測定します。
オムロン粗粒子センサと付着塵落下塵ロガーのふたつのセンサーを同時にライン投入します。
これらのふたつの測定ができるのは、私が知りうる範囲では世界でも私とCELの湯澤さんだけだと思います。
連休前日の木曜日は、埼玉県川越市で溶剤塗装ラインのゴミ不良診断。
こちらもラインが止まっているので、普段できない箇所を調査します。
土曜日も埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインの停止に合わせてオムロン粗粒子センサと付着塵落下塵ロガーのふたつのセンサーを同時にライン投入します。
連休中も審査やこれらのデータ解析などがありますが、時間をやりくりしてバードウォッチングに出かけたいと思います。
皆様も非定常作業になると思いますので、くれぐれも安全にご留意ください。
  
Posted by pe_hirata at 21:15Comments(0) ものづくり | コスト

2022年04月17日

色材協会「各種塗料の最新動向」講演会のご紹介

色材協会の講演会をご紹介いたします。
主催 :色材協会テーマ:各種塗料の最新動向(環境)
日付 :2022 年 5 月 20 日(金)
時間 :9:40〜16:40(受付開始時間 9 時 10 分より)
会場 :東京大学 駒場リサーチキャンパス・オンライン(Zoom)同時開催


製造業はSDGsの対応が必須になってきています。
足下の電気やガスの対応はセミナーも活発に開催されています。
しかし数年先の塗料開発については塗料メーカーさんから個別に入手するのが一般的です。

このたび色材協会様では、最新塗料動向について講演会を企画されました。
プログラムのように、塗料の開発動向の全体像をつかむことができます。
私は残念ですがこの週は関西に出張がはいっているので、受講できません。
どこかで挽回したいと思います。

月曜日は、埼玉県美里町で塗装工場内の風向風速パーティクル数を測定し、マッピングします。
水曜日は、埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
木曜日は、群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
金曜日は、事務所で経理と請求書の発行です。  
Posted by pe_hirata at 17:02Comments(0) 学び | 塗装技術

2022年04月09日

連休中の設備メンテナンス

ゴールデンウィークまで1ヶ月を切りました。
私のコンサルティング先のお客様では、すでに休み前後のメンテナンス計画を作成されておられます。
また塗装工程専門の清掃業者さんをいれる現場も少なくありません。

前処理や焼付炉内やブースやセッティングゾーンなど、普段では清掃ができないところを長期休みでメンテナンスしましょう。
忙しいという理由で休み前ぎりぎりまでラインを廻してスパッと停止し、連休明けからそのままラインを立ち上げるのは良くありません。
塗装不良や設備トラブルは、ラインのメンテナンスと連動しています。
無理をさせると、必ず反動があります。
頭の中で計画するのでは無く、しっかりとメンテナンス計画書を作成しましょう。
現場の作業員にも相談して、スタッフには気がつかなかった項目も拾い上げましょう。
その計画書は年間計画書にしてそれぞれの月の経費も書いておけば、突出した月をならして経費を平準化することができます。
抜けの無いメンテナンスをおこなって、連休明けにスムーズな立ち上げと品質確保をおこないましょう。

月曜日は、兵庫県加西市で電着、粉体、溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
火曜日は、兵庫県高砂市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
水曜日は、事務所で経理。
木曜日は、滋賀県東近江市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
金曜日は、1週間の指導報告書作成。
土曜日は、浦安で父の三回忌法要です。
  
Posted by pe_hirata at 19:00Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2022年04月03日

日本塗装技術協会のセミナーのご紹介

日本塗装技術協会のセミナーが開催されます。

2022年度第1回講演会
テーマ:
コーティングにおけるSDGsの考え方とアクティブなアプローチを目指して(供
〜 環境取り組みへの従来塗装のヤリキリと革新技術 〜
開催日:2022年6月17日(金)
会 場:オンライン開催

SDGsは、私たち塗装業界のメンバーにとって頭が痛い課題です。
塗料もボイラーも焼付炉もCO2の固まりです。
今回の講演では様々な方向からの解決策を提案されておられます。
個別の技術のハードルは低くは無いので、まずは情報を集めてそれぞれの皆さんの実情に合わせて取り込んでいくことになるかと思います。

今回の講演にはありませんが、ボイラーの省エネと焼付炉の水素ガス燃焼炉も今後の技術開発に期待したいと思います。

あす月曜日は、埼玉県美里町で塗装ラインの5S診断。
水曜日は、埼玉県嵐山町で電着塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県本庄市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 17:41Comments(0) 学び | 塗装技術

2022年03月28日

電気のデマンドに気をつけましょう。

ガスや電気料金がじわじわと上昇しています。
東日本大震災から数年間は電気料金を低くするためデマンドに気をつけていましたが、最近はいかがでしょうか。

契約電力は30分間の電気使用量を計測して、その月を含めた12ヶ月間の最大電力でデマンド値が決まります。
そのためいろいろな機械を一度に動かすとデマンド値が大きくなり、契約電力が高くなります。

現場によっては1分間隔でスイッチの投入順序を決めて、手順を現場に貼りだしているところもあります。
今年はガスや電気料金をはじめ、シンナー、溶剤塗料、粉体塗料の値上げは避けて通れません。
今まで以上の現場管理が求められると思います。

火曜日は、茨城県結城市で樹脂塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
水曜日は3回目のワクチン接種を受けます。
月末なので経理と請求書発行です。
  
Posted by pe_hirata at 14:24Comments(0) コスト | 現場管理

2022年03月21日

鎌倉製作所様の、工場内の陽圧化実験映像のご紹介

この冬は屋外の強風の影響でゴミ不良が増えた事例が少なくありませんでした。
大扉をできるだけ閉めることや、工場の給排気口の向きの影響もお話ししました。
そのような中、給気装置メーカーの鎌倉製作所さんからいただいたメルマガにとても興味深い実験映像が出ていたのでご紹介いたします。

工場内を給気でバリア【CRF】陽圧化の効果(実演)

給気装置で工場内を陽圧化することで、大扉から屋外の雰囲気が工場内に流れ込まないというメカニズムを、シャボン玉で「見える化」しています。
とてもすばらしい見える化映像です。
私は長年気流の見える化の方法を追っかけていますが、シャボン玉は思いつきませんでした。
そういえば私の孫もおもちゃのシャボン玉発生器で遊んでいました。

私はこれまでも塗装ブースの給排気バランスを取ることだけで無く、工場内の給排気バランスを取ることも重要であることをお話ししてきました。
この映像を見ると、いかに重要かと言うことがよくわかります。
どうぞ、ご参考ください。

あす火曜日は、埼玉県本庄市で粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
水曜日は、埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
重回帰分析でゴミ不良率と気象データとの関係を繰り返し計算しています。
木曜日は、群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
金曜日は、富山県上市町で溶剤、粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 18:43Comments(0) 見える化 | 環境

2022年03月12日

「環境対応型塗料・塗装技術」書籍のご紹介

昨年から原油の価格が上昇し、電気とガス代がうなぎ登りです。
また私たち塗装業界でもシンナーと塗料の値上げが続いています。
この4月からシンナーが大幅値上げの情報もありました。
これまで以上に塗料の使用原単位を下げて、かつ塗装不良も無くしていかなくてはならないと思います。

このような背景の中で、工業塗装経営にSDGsを取り入れたお客様が出始めています。
トータルで環境負荷を低減し、合わせてコストも下げるという取り組みです。
私は、環境対策はコストとの両立が無ければ成り立たないと考えます。
現実的には、ここが難しいところです。

そうした状況において、このたび現時点の環境対応型塗料と塗装技術の最新情報の書籍が発刊されました。
書籍名:「環境対応型塗料・塗装技術」
出版社:サイエンス&テクノロジー株式会社


工業塗装の経営に携わる皆様は日々の経営に追われ、世の中にどんな対応策があるのかを知ることにとても苦労されておられます。
今回出版される書籍は著者をご覧いただけるとおわかりの通り、塗料塗装業界の超一流の執筆陣です。
しかもセミナーでこれだけの講師を一度に拝聴することは不可能です。
その意味において、この書籍は時間とお金を大幅に節約でき、コストパフォーマンスが抜群です。
環境対応経営で迷ったら、まずはこの書籍を手に取って全体を俯瞰してみましょう。
その中で自分たちに合う技術をブラウジングして、個別にアプローチしていきましょう。

あらゆる原料、副資材が値上がりしている昨今ですので、一段高いところから全体像を眺めてみることをおすすめいたします。

月曜は兵庫県加西市で電着、溶剤、粉体塗装ラインのゴミブツ対策コンサルティング。
火曜日は、兵庫県高砂市で溶剤、粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
先月感染者が出たため延期となりましたが、今月は行きます。
木曜日に東京でセミナーが予定されていましたが、コロナの影響で中止になりました。
  
Posted by pe_hirata at 13:50Comments(0) 塗装技術 | 書籍

2022年03月06日

「塗料・塗膜における不良・欠陥の発生メカニズムとその対策」セミナーのご紹介

尊敬する坪田先生が塗装技術の極意を学ぶのにうってつけのセミナーを開催されます。
しかも今回は受講生の皆様にじっくりと理解を深めていただくために2日間の特別セミナーとなっています。

テーマ:塗料・塗膜における不良・欠陥の発生メカニズムとその対策
講 師:元・職業能力開発総合大学校 専門基礎学科 准教授 工学博士 坪田 実 先生
日 時:2022年4月18日(月) 10:30〜16:30 【1日目】
    2022年4月19日(火) 10:30〜16:30 【2日目】
会 場 : Zoomを利用したLive配信
主 催:技術情報協会

私は坪田先生の著書「塗装の実務Q&A」を手垢が付くぐらい愛読させていただいております。
ブログでも何回もご紹介させていただいておりますし、私のコンサルティングのお客様にも必須教科書として紹介しております。

ところがリンク先の通り出版社の日刊工業新聞社にも在庫が無いと出ています。

そうなるとこの2日間のセミナーを聴講するしか手がありません。
しかもオンラインセミナーなので会場に行く必要がありません。
皆様の会社で聴講できるわけです。

2日間という貴重なセミナーは、坪田先生のスケジュール確保の点から考えても今後ふたたび開催されるかどうかはわかりません。
塗装業界は慢性的な人手不足ですので、今まで以上に人材育成が必要です。
このチャンスを、守りから攻めへの工業塗装経営の足がかりとしてご活用されることを強くおすすめいたします。

なお、聴講をご希望の方は私のホームページから私に「講師紹介割引きパンフ希望」と記載してメールをいただけましたら、折り返し「講師紹介割引き」パンフを返信いたします。
お名前や会社名などの記名は不要です。

あす月曜日は、埼玉県本庄市でゴミブツコンサルティング。
ゴミブツ解析を予定しています。
水曜日は、埼玉県嵐山町で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県川越市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
金曜日は、事務所で経理です。
  
Posted by pe_hirata at 17:01Comments(0) 学び | 塗装技術

2022年02月27日

排気ダクトの排気口の位置

関東は少し気温が和らいできましたが、屋外の風はまだ弱まっていません。
私が住んでいる関東北部の熊谷は本日も風速10m/sという強風でした。
熊谷や隣街の深谷は田畑が多いので、これぐらいの風になると上空まで砂でかすんでしまいます。

先日、排気ダクトの排気口の向きについて記載をしました。
たとえば熊谷の場合は「赤城おろし」という北風が吹き荒れます。
そのため排気口が北側を向いていると赤城おろしの突風が押せ押せの状態になってしまいます。

そこで向きを変える必要があるわけですが、ひとつ注意点があります。
それは、労働安全衛生法では排気口の下面が屋根面から1.5m以上であることが必要であるということです。
屋根の上では無くて壁から少し離れているときでも、屋根の延長線上から1.5m以上である必要があります。
向きについては、私が調べた範囲では特に制約は無いようでした。
また給気口についての制約もなさそうでした。

今冬の工事は間に合いませんが、来冬に向けてダクトの確認をおすすめいたします。

今週も蔓延防止法によりお客様の訪問予定の延期がはいりました。
月初ということもあり、水曜日に埼玉県小川町のコンサルティングだけになりました。  
Posted by pe_hirata at 18:22Comments(0) 塗装不良率 | 環境

2022年02月20日

ゴミ不良率と気象台のデータの重回帰分析のおすすめ

引き続き、ゴミ不良率と屋外の強風との関係についてお話しします。

日々のゴミ不良率を眺めていると、なんとなく風が強かった日が悪いという感じを持たれることが少なくないと思います。
そのような感じを持たれたら、お近くの気象台の気象データとゴミ不良率をエクセルにまとめて、重回帰分析を実施することをおすすめいたします。

私はコンサルティングのお客様のデータで気がついた場合は計算してみています。
自然相手なのでばっちりP−値が5%未満になることはほとんどありませんが、どの変数の影響が考えられるかは判断できます。
私の経験では、最大瞬間風速との関係がある場合が少なくありませんでした。
湿度は予想に反し、それほどでは無いことが多かったです。
つまりP−値がどの変数も大きい場合は、不良率の悪化の犯人は外にはおらず現場の中にいると判断すれば良いと思います。

エクセルには重回帰分析は組み込まれていますので、データさえ揃っていれば簡単に計算できます。
学術には使えないレベルかもしれませんが、私は不良を減らすという結果を出すためにしばしば使っています。
何が影響しているかを「見える化」するツールとして、スタッフの皆様におすすめいたします。

あす月曜日は、埼玉県本庄市で塗装ラインの搬送経路にオムロン粗粒子パーティクルセンサーとデータロガーを載せてライン経路のパーティクル数を測定します。
火曜日は、滋賀県東近江市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県嵐山町で電着塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
金曜日は、群馬県伊勢崎市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティングです。

金曜日に税理士の先生に確定申告の諸データを提出完了しました。  
Posted by pe_hirata at 17:47Comments(0) 見える化 | 塗装不良率

2022年02月13日

オムロンハンディ吸入器 NE-S20

先日来、屋外の強風対策を書いています。
大扉をしっかり閉めることや、給排気口の向きの検討などです。
そこでやらなくてはならないのが、気流の可視化、見える化です。

私が独立した17年前は手元に見える化ツールが何もありませんでしたので、お湯を沸かしたやかんを持って現場をうろうろしたこともあります。
今から思えばとても恥ずかしい思い出です。

今日はちょっとかっこいい気流の可視化ツールをご紹介いたします。
オムロンハンディ吸入器 NE-S20
私は長年オムロンのネブライザーを愛用していますが、このたびオムロンからネブライザーより安価なハンディ吸入器が新発売されました。
作動原理の記載はありませんが、見た感じでは私が使っているオムロンのネブライザーと同じように超音波ではないかと思います。

これがあればポケットから装置を出してすぐに気流を確認することができます。
本来の使い方とは異なりますが、皆様におすすめいたします。

コロナの蔓延防止法により、月曜と火曜日の兵庫の出張と金曜日の富山の出張は中止しました。
木曜日は、埼玉県本庄市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティングを予定しています。  
Posted by pe_hirata at 19:25Comments(0) ツール | 見える化

2022年02月05日

塗装ブースの給排気ダクト

先日、屋外の風が強くなっているので工場の大扉を閉めましょうとご提案をいたしました。
それには盲点があります。
それは、塗装ブースの給排気ダクトです。
具体的にお話ししてみます。
私が住んでいる熊谷は北関東に位置します。
この北関東は冬期は北から乾燥した冷たい強風が流れます。
熊谷は赤城山方向から吹き下ろすので、赤城おろしと呼ばれています。
上州空っ風とも言っています。
日によっては畑の砂を巻き上げて砂嵐のようになり、遠くから見ても上空が黄色くなっています。

そのため塗装工場の給排気ダクトの出入り口は、山とは反対側の風下を向いているのが一般的です。
風上側を向いていると、風が吹き込んでラインに影響します。
ダクトや給気フィルタを振動させます。
自然排気ダクトはもっとやっかいです。
休み明けに焼付炉内の自然排気ダクトの口の下にゴミがたまっていることで影響がわかります。
ですから焼付炉やセッティングゾーンのダクトも同様な確認が必要です。

ラインができた後では改造工事が大変なので、新設時は地域の事情をご存じない設備会社さんと十分なすりあわせをおすすめいたします。

月曜日は、埼玉県美里町で粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
場内の風向風速とパーティクル数を計測いたします。
火曜日は人間ドックの検査結果に基づいて、病院で検査をおこないます。
水曜日は、埼玉県嵐山町で電着塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県本庄市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
金曜日は建国記念日でお休みします。  
Posted by pe_hirata at 18:51Comments(0) 自然 | 塗装不良率

2022年01月30日

クリーンチェックライト「ZEUS(ゼウス)」

先日、外の強風と湿度低下により浮遊ゴミが増えていることを書きました。
ところが浮遊ゴミは目には見えないため、現場に携わる皆様には実感があまり無いようです。
そこで一発で状況を理解してもらえるツールが、浮遊ゴミを可視化するライトです。
仕事柄私はグリーンレーザーシート光源のほか、様々なライトを使って皆様に製造工程内の浮遊ゴミの挙動をご覧いただいています。

なかでも最近特に活用しているのが、NCC株式会社から発売されているクリーンチェックライト「ZEUS」(ゼウス)です。

なぜゼウスを活用する機会が多いかというと、まず第一にその小型軽量にあります。
首から下げても、遠距離出張のときに鞄に入れても苦になりません。
私は様々な測定装置を持って現場にはいりますので、このハンディーなライトは離せなくなりました。

もうひとつ重要な点は、小型軽量にも関わらず高光量な点です。
過日ご紹介したように、大型ボディのレッドレンザーより光の直進性が優れているので浮遊ゴミの可視化距離が長いことが利点としてあげられます。

現場の作業員へ散水を指示するときに、しっかりと現場の浮遊ゴミの挙動を見せて理解させることが重要です。
理屈で説得するよりも、はるかに説得力があります。
設備メンテナンスにも有効です。
現場に設置して活用しましょう。

今週は根室が中止になったので、コンサルティングは栃木市の樹脂塗装ラインのコンサルティングのみです。
オムロン粗粒子パーティクルセンサをラインに流して、ライン全長のパーティクルプロフィールを測定します。  
Posted by pe_hirata at 11:32Comments(0) 見える化 | ツール

2022年01月23日

工場の大扉をしっかり閉めましょう。

年末からゴミ不良が増えている現場が多くなってきました。
現場の管理は何も変わっていないとのことですが、意外と盲点があります。
それは、工場の大扉や電動シャッターの開閉です。

皆様の地域でも同じだと思いますが、屋外の風がかなり強くなっています。
私が住んでいる熊谷では、ほぼ毎日風速5m/s以上になってきました。
そのような状態で、塗装前後の製品の頻繁な出し入れにより大扉や電動シャッターの開放時間が増えている事例も少なくありません。
扉から塗装ラインまでの距離が離れていても、扉の開放の影響は受けます。
電動シャッターが開くたびにビニールカーテンが揺れる様子を目にすることが多く、レーザーや高出力LEDライトで観察すると多数のホコリが飛散していることがわかります。

2重シャッターにすれば解決しますが、投資が必要です。
扉の開閉を最小限にすることで、不良率が大きく下がった事例は少なくありません。
2月いっぱいまではこの状態が続くと思います。
メンバー全員で、扉の開閉について気をつけてみましょう。

あす月曜日は、東京豊洲で人間ドックを受けます。
火曜日は、埼玉県川越市で溶剤塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
水曜日は、群馬県伊勢崎市で塗装不良コンサルティング。
木曜日から北海道の根室へバードウォッチングに出かける予定でしたが、蔓延防止法によりキャンセルしました。
事務所でおとなしく仕事をします。  
Posted by pe_hirata at 13:28Comments(0) 塗装不良率 | 環境

2022年01月16日

電着塗装の2次ダレ対策

1月になり、一段と厳しい寒さが続いています。
そのような環境下で、電着塗装の2次ダレ不良が増えています。
そもそもこの2次ダレ不良はどうして発生するのか、以前はあまり知られていませんでした。

2次ダレ不良は、溶接合わせ面から涙状の小さなタレが出ています。
その接合部を剥がしてみると、内部に電着塗料が侵入していることがわかります。
また、合わせのクリアランスが大きい場合は2次ダレは発生していません。

一般的に取られている解決の方法は、
1)電着塗装後のセッティングゾーンでエアブローで合わせ部の水分を吹き飛ばす。
2)セッティングゾーンを加温し、湿気を抜いて乾燥雰囲気にする。
3)純水洗を加温する。
などです。

2次ダレを研磨して上塗り塗装に送ることは、研磨粉の除去や残留などの問題があるため良くありません。
しっかり元を絶ちましょう。

あす月曜日は、兵庫県加西市で溶剤、粉体、電着塗装のゴミブツコンサルティング。
火曜日は、兵庫県高砂市で溶剤塗装と粉体塗装のゴミブツコンサルティング。
水曜日は、埼玉県嵐山町で溶剤塗装のゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県美里町で、電着塗装と粉体塗装のゴミブツコンサルティング。
金曜日は、90歳の母が入院したので浦安順天堂病院へ先生の診断を聞きに行きます。  
Posted by pe_hirata at 17:02Comments(0) 現場管理 | 塗装不良率

2022年01月10日

気流と浮遊ゴミの可視化

3連休でやっとクラウドの新しい経理システムへの移動が終わりました。
勘定科目を設定し、1月1日から入力を開始しました。
これで休み中の作業目標がすべて終わりました。

この2年間のコロナ対応で、気流と浮遊微粒子の可視化技術が普通にテレビで見られるようになりました。
一般の人にも、室内の空気を入れ換えるには1カ所では無く2カ所必要であることが知識として広まったと思います。
特にこのコロナ禍における気流の可視化技術の殊勲賞は、グリーンレーザーシート光源だったと思います。
あまりにも頻繁にテレビ番組で出たので、私が現場でグリーンレーザー光源を使う頻度が少なくなったほどです。
私がコンサルティングにグリーンレーザーシート光源を導入したのは2007年12月です。
今から15年前はまだ気流や浮遊ゴミの可視化技術はあまり知られていませんでした。
グリーンレーザーシート光源も、文献に一言「レーザー活用の事例もある。」と記載があるだけでした。
このレーザーによる可視化とはなんだろうかと調べていったところ、カトウ光研さんに巡り会ったわけです。
あれから15年、世の中にこれほどまでに気流と浮遊ゴミの可視化技術が広まるとは思いもしませんでした。

ただ一方、一部大手の製造現場以外で気流と浮遊ゴミの可視化が浸透したかというとまったくそのようなことはありません。
テレビでは見たことはあるが、自分たちの現場の実態はわかっていないのが普通です。
その意味で、私はこれからもグリーンレーザーシート光源やオムロン粗粒子パーティクルセンサや落下塵ロガーなどの可視化装置を実際の現場に持ち込んで現場の皆さんに現状を見ていただくことを続けていきます。
コロナもそうですが、見えていないことを可視化して対策につなげていくことが極めて重要です。
見えないまま、もぐら叩きをしても意味がありません。
それでは消耗戦になって時間と無駄なお金が失われていきます。
なぜゴミ不良が減らないのかわからない場合は、私をご活用ください。

水曜日は、カティサークの押切社長様からWebマーケティングのコンサルティングを受けます。
木曜日は、埼玉県嵐山町で静電塗装ラインのゴミブツ対策コンサルティング。
金曜日は、富山県上市町で溶剤塗装と粉体塗装のゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 18:39Comments(0) ツール | 見える化

2022年01月03日

あけましておめでとうございます。

ほぼ2年間東海道新幹線は1車両に数名から多くても20名程度の乗車でしたが、昨年12月からいきなり増えてきました。
2列シートはほとんどふさがり、3列シートは真ん中の座席も所々ふさがっています。
この2年間は隣に誰も座らないので2列シートの窓側を予約していましたが、1月から3列シートの通路側の予約に戻しました。
この人の動きは12月下旬まではほとんどビジネス客でしたから、商談などで人の動きが活発になっているのだと思います。
他社よりも早く契約を取るということだと思います。
今年の塗装業界ですが、サプライチェーンが切れていますので数はあまり期待できそうにないように思います。
しかし私の周りでも新規の話が数多く聞こえてきますので、声がかかったときに応えられる技術力が重要になると思います。
この技術力はいきなり付くわけではなく、昨年までのコロナ禍のなかでいかに工場力を蓄えてきたかが勝負の分かれ目になるように思います。
仕事がない中でもコツコツ改善活動を進めてきた会社と、日々の仕事をこなすだけで終わった会社では大きな差ができています。
これは新規のお客様が工場見学をされれば、一目でわかります。
現場に自信がある会社は積極的に工場を見せています。
現場が磨かれていれば、これが品質力であり価格差であると納得してもらえるはずです。
結論をお話しすると、今年は工場の力が収益に大きく反映される年になるように思います。
製造現場は金のなる木です。
これからも磨いていきましょう。

私の年末年始は新しいパソコンの設定で終始しました。
キーボードもELECOMの静音タイプに変え、マウスもKensingtonのトラックボールにしてみました。
これが秀逸で、バッチリでした。
アウトルックの設定はこれまでのパソコンではマニュアルも読まずにやっていましたが、どうもおかしいと思いマニュアル本を通読してやっと設定が終わりました。
そのため経理のクラウド設定はこれからです。
あすの火曜日と水曜日でやってみようと思っています。
木曜日は、埼玉県嵐山町で静電塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
金曜日は、埼玉県美里町でゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 19:20Comments(0) ビジネス | 現場管理

2021年12月28日

パソコンを更新しました。

事務所のメインパソコンを更新しました。
更新といってもOSはWindows11ではなく、10にしました。
リリース直後のトラブルや、現在使っているソフトが動くかわからないためです。
引っ越しソフトを使わなかったためメールの設定に苦労しましたが、無事移管が終わりました。

CPUはCorei9 32GBメモリ 2TBHDD 1TBSSD というイージス艦級のスペックにしました。
野鳥写真のRAW現像をするため、グラフィックスプロセッサAMD Radeon™ 520を載せました。
32GBメモリとSSDの効果で、起動が速く快適です。
特にRAW現像はDxO PhotoLab 5という米国の重いソフトを使っていますが、今までの10倍ぐらい速い処理スピードではないかと思いました。
カメラもLogiの最新型に更新しましたが、ディスプレイは昨年更新したEIZOをそのまま使いました。

最近はデジタルマイクロスコープの画像や現場の写真のサイズが大きくなっていたので、たまにフリーズすることがありましたが、今後は大きく改善できると思います。

これまで何台のパソコンを買い換えたか思い出さないくらいです。
更新の時はその当時の最新スペックを購入していますが、何年かすると問題が発生して都度買い換えています。
パソコンとスマートフォンは、これからも更新は仕方がないのでしょう。

パソコンの更新が終わったので、次は経理システムを新しくします。
16年前の独立開業以来会計ソフトは弥生でしたが、今回JDLのクラウドにします。
年明けから切り替えなので、休み中に設定や操作方法を覚えたいと思います。
  
Posted by pe_hirata at 14:47Comments(0) ツール | ビジネス

2021年12月19日

塗装現場の火災予防

大阪で痛ましい事件が起きました。
事件に巻き込まれた被害者の皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
また、ご遺族、関係者の皆様には心よりお悔やみを申し上げます。

私や私のブログをご覧くださっている工業塗装業界は、湿度が日増しに低くなっているこの時期は火災予防に神経をとがらしています。

今回の事件は京都アニメーションの事件を連想されると思います。
ふたつの事件で共通していることは、出入り口で爆発性の火炎物を撒かれてしまい一瞬で火が広がったこと。
もうひとつは、その出入り口しか避難経路が無かったことです。

塗装現場においても出入り口がひとつしか無い現場を拝見することがあります。
塗装現場はクリーン環境を維持するために出入り口を少なくしたいという考えがあります。
しかし火災の時の避難を考えると、入口と反対側に非常口が必要です。
また2階以上にい塗装ブースがある場合は、外階段の避難経路が必要です。
内階段だと1階で火災が発生した時に階段が煙突になってしまい避難できないからです。
京都アニメーションの建屋も内階段でした。

また火災と同時に停電になった場合は、窓が無い現場の場合避難口が分かりません。
真っ暗でも避難口が分かるような蓄光塗装の表示が求められます。

塗装現場の火災予防は、一にも二にも塗料缶とシンナー缶の蓋です。
蓋をしないで操業している現場は少なくありません。
自分達は大丈夫という考えは捨てましょう。
またアースも忘れないようにしましょう。
コンクリートの床に縞鋼板を置き、その縞鋼板をアースして、その上に塗料缶を置くようにすれば塗料缶には帯電しません。

塗装ブースで火災が発生した時には非常停止ボタンでラインを停めますが、そのときにブースの給排気が止まらない場合が少なくありません。
それは非常停止ボタンとブースの給排気のインターロックを取っていないからです。
ブースで火災が発生して給排気が止まらない場合は、酸素の供給が続きますので延焼します。

京都市消防局が火災の時の避難方法を解説していますので、印刷して朝礼などで皆さんと読んで確認することをおすすめいたします。

冬休みの現場のメンテナンスなどこの時期は非定常作業があります。
安全第一で皆様と良い年を迎えましょう。

月曜日は、埼玉県美里町で5Sコンサルティング。
火曜日は、栃木県栃木市でゴミブツコンサルティング。
水曜日は、埼玉県嵐山町で電着塗装のゴミブツコンサルティング。
木曜日は、群馬県伊勢崎市でゴミブツコンサルティング。
24日から冬休みにはいりますが、この冬休みはメインのパソコンの入れ替えと経理システムの大幅変更があります。
経理はいままで弥生でやっていましたが、来年からクラウドにします。  
Posted by pe_hirata at 11:15Comments(0) 安全 | 現場管理

2021年12月11日

コーティングジャパンに行ってきました。

211210コーティングジャパン
展示会に参加するのは2年ぶりです。
前回は何の展示会に行ったのかさえ忘れてしまいました。
今回のコーティングジャパンは、塗料、塗装装置、塗装会社、研究所、コーティング会社などが出展されておられました。
人出は多く、情報を渇望されておられることがよく分かりました。
気のせいかもしれませんが、隣のフィルムや金属のブースの方がブースも見学者も元気があったように思いました。
カメラを持っていきましたが、撮りたいなというブースは撮影禁止でした。
展示会で撮影禁止というのは、残念でした。
私が注目した展示は、塗装ロボットと可視化システムと絶縁コーティングでした。
塗装というよりも精密コーティングと言った方がよいかもしれません。
これからは膜厚や塗装部位の精密化が進むと感じました。
絶縁コーティングはその代表例だと思います。
可視化システムは、ラインのいろいろな管理数値をオンラインで可視化するというシステムです。
価格が下がって、かつ汎用性が進めば、塗装業界でも広がると思います。
本田技研工業株式会社の都築先生のご講演「夢の塗装工場を求めて」も拝聴してきました。
塗装現場に応用できそうなネタ満載のとてもすばらしいご講演でした。
概要については、私のコンサルティングのお客様へご報告したいと思います。

今週もハードなスケジュールが続きます。
月曜は、兵庫県加西市でゴミブツコンサルティング。
今春能力アップしたばかりですが、あっという間にさらに新規顧客が増え、再び電着と溶剤塗装の能力アップが急務になっています。
火曜日は、兵庫県高砂市でゴミブツコンサルティング。
火曜日の夜に自宅に戻り、水曜日にふたたび大阪へ向かいます。
木曜日は、大阪府工業協会で塗装工程のゴミブツ対策講演。
帰宅はかなり遅くなります。
金曜日は、日本鋳造協会で表面処理の講演です。
土曜日は、東京で人間ドックです。
今年の人間ドックは詳細診断のものにしました。
目に下に隈を作って受診します。  
Posted by pe_hirata at 20:22Comments(0) 学び | ものづくり

2021年12月07日

冬に向かって

12月にはいり、不良率とその内容に変化がでています。
近頃は朝と昼の気温差が大きく、シンナーの選定が追いつかずタレや透けが増えている現場が見受けられます。
シンナーの選定に輪を掛けて、今年は酢酸エチルやMEKの品不足も逆風になっています。
低沸点溶剤が不足気味なので、これからのシーズンに向かって思いやられます。

また雨が少なく湿度も低下傾向にあり、ゴミ不良も増えています。
床のゴミの飛散を防ぐため、こまめな散水を心がけましょう。

湿度が低いときに気をつけなくてはならないのは、火災です。
ガンや人体などに溜まった静電気がスパークして、空のシンナー缶に引火する事故が少なくありません。
私もサラリーマン時代にプライマーの静電塗装中に引火してしまったことがあります。
塗料容器は床に縞鋼板を敷いたりしてアースを取ることに加え、容器には必ず蓋をしましょう。
静電靴を履いていない現場をよく見かけますが、今一度見直しが求められます。

気温の変化を捉えて、後追いでは無く攻めの管理をしていきましょう。

月曜日は、埼玉県美里町でゴミブツコンサルティングでした。
火曜日は、埼玉県小川町でゴミブツコンサルティング。
水曜日は、埼玉県嵐山町でゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県本庄市でゴミブツコンサルティング。
金曜日は、幕張メッセのコーティングジャパンを見学します。  
Posted by pe_hirata at 10:52Comments(0) 現場管理 | 静電気

2021年11月29日

塗料・塗装設備展「コーティングジャパン」

コロナ禍のなかで展示会の参加は見送っていましたが、幕張でおこなわれる「コーティングジャパン」展に行ってみることにしました。

第4回 コーティング ジャパン(塗料・塗装設備展)
会期:2021年12月8日(水)〜10日(金)
会場:幕張メッセ


オミクロン株の懸念もありますが、すでに参加票も入手したので万全の対策で行ってみたいと思います。
本田技研工業株式会社様の「−生産技術挑戦の歩み− 夢の塗装工場を求めて」というご講演も予約してみました。
今後の1週間のコロナ動向によって最終的に参加を決めたいと思います。

今週は月初なので3社のみです。
あす火曜日は、滋賀県東近江市で粉体塗装ラインのゴミブツコンサルティング。
京都、草津経由で単線2本乗り継いで米原方面まで戻るという日帰り強行出張です。
水曜日は先週生まれた3人目の孫の退院のサポートで次男宅に向かいます。
木曜日は、火曜日のお客様の指導報告書を事務所で作成。
金曜日は、富山県高岡市でゴミブツコンサルティング。
8年前にコンサルティングさせていただいていたお客様から再オーダーです。
こんどは最新塗装ラインのご依頼です。
土曜日は、富山県上市町で塗装ラインの搬送経路のパーティクル測定です。
前回は焼付炉内などの清掃前の測定でしたが、今回は清掃後の測定です。
両データの比較で、問題点を明らかにしていきます。
  
Posted by pe_hirata at 15:47Comments(0) 学び | 塗装技術

2021年11月21日

日本塗装技術協会の講演会のご紹介

先週金曜日に、埼玉工業塗装協同組合若手経営者懇談会が開催されました。
私のコンサルティングのお客様とはコロナ禍の間もお会いしていましたが、お客様以外の皆様とお会いするのは2年ぶりでした。
厳しい経営下ですが、久しぶりに皆様とお会いできたことをうれしく思いました。
同時に製造業の力強さを感じることができました。
やはりメールやWebミーティングでは深い意思疎通が難しいと思います。
デジタルで仕事がやれるとの話しもありますが、これまで以上に実際に会って話し合わないと雰囲気からくる情報をつかむことはできないと思いました。

その中で、ご子息の大学の授業がいまだにオンラインというお話しがありました。
特に大きい大学ほど、その傾向が強いようです。
私が非常勤講師を務めているものつくり大学は、私が知っている範囲では100%対面授業です。
廊下ですれ違っても全員が私に挨拶をしてくれます。
このような雰囲気からも、この大学の学生は企業で即戦力になるなと感じることができます。

その他、今年のボーナスは厳しいとの話しもありました。
私のブログは工業塗装に携わる従業員の皆様もご覧いただいていますが、中小企業の社長さんは皆様苦しんでおられます。
社長さんが皆様の前で苦しいとのお話しはできないと思いますが、社長さんのお心をお察しいただければと願っています。

また皆さんとの話題で、やはりカーボンニュートラルが出ました。
SDGsならば現場の改善で進めることができますが、カーボンニュートラルは設備の再構築が必要です。
したがってしばらくの間は情報収集が必要です。
ちょうどタイミング良く、日本塗装技術協会のオンライン講演会が開催されます。
2022年 2月 18日(金) 10:45〜16:30
先日のNHKスペシャルの電気自動車の番組は、衝撃的でした。
あまり時間の猶予はないと思いました。
皆様の聴講をおすすめいたします。

月曜日は、群馬県伊勢崎市でゴミブツコンサルティング。
水曜日は、茨城県結城市でゴミブツコンサルティング。
木曜日は、事務所で報告書まとめ。
金曜日は、事務所でお客様の1年間の成果報告書を作成します。
  
Posted by pe_hirata at 16:45Comments(0) 学び | 塗装技術

2021年11月15日

大阪府工業協会様のゴミブツ対策セミナーのご紹介

前回年末のメンテナンスと掃除の事を書きましたが、タイムリーに大阪府工業協会様で私のゴミブツ対策セミナーが開催されます。
「塗装工程の“ゴミ・ブツ”対策セミナー」
開催日  2021年12月16日(木)
開催時間  午前9時45分〜午後4時45分
開催場所  大阪府工業協会 研修室
申込締切日 2021年12月14日
価格(税込み)26,400円(会員)/31,900円(非会員)

対策事例を具体的にお話しいたします。
ゴミブツの見える化、可視化ツールも実物を操作してご覧いただきます。
ダイハツ工業株式会社車両生技部様から事例紹介のご講義もいただけます。

素材や塗料の値上げが続いており、ますます不良対策が重要になってきています。
本講座が皆様の現場の改善活動にお役に立てる事をお約束いたします。

月曜日は、埼玉県美里町でゴミブツコンサルティングでした。
火曜日は、事務所で経理。
水曜日は、埼玉県嵐山町でゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県川越市でゴミブツコンサルティング。
金曜日は、埼玉工業塗装協同組合若手経営者懇談会に出席します。  
Posted by pe_hirata at 19:28Comments(0) 講演 | 塗装不良率

2021年11月07日

年末の整理整頓計画

いよいよ今年もあと2ヶ月を切ってしまいました。
そろそろ現場のメンテナンス計画を作り始める時期になりました。
年末はメンテナンスと同時に、現場の整理整頓をおこなうチャンスです。
この整理整頓ですが、普段毎日現場を見ていると整理ができていないことに気が付きません。
その対策として、現場の気になるところをデジカメで撮影することをおすすめいたします。

これは「フレーム効果」といって、写真(フレーム)に撮ることによって見えなかったことが見えるようになるという可視化の手法です。
試しにご自身のデスクを撮影してみましょう。
仕事の効率が妨げられていることがよく分かります。

整理整頓が進むと動線が短くなり、モノと情報の流れが良くなります。
毎日の仕事ですので、わずかな差が大きな作業効率の向上につながります。

もうひとつのポイントは、改善したい場所の写真をA4に印刷して現場に貼り出しましょう。
改善後にも撮影して貼り出せば、改善前と後の比較ができます。
この差を見える化することも、現場をまとめる技術です。

月曜は、兵庫県加西市でゴミブツコンサルティング。
火曜日は、兵庫県高砂市でゴミブツコンサルティング。
水曜日は、事務所で改善提案書を作成。
木曜日は、経理です。  
Posted by pe_hirata at 21:29Comments(0) 5S | 現場管理

2021年11月02日

焼付炉内の清掃

朝と昼の気温差が大きくなり、タレ不良が増えていますのでシンナーの選定に注意しましょう。
また中国で生産している一部溶剤の確保が難しくなっているため、シンナー成分の変更が始まっています。
気温の変化とシンナー成分の変更というダブルパンチですが、塗装直後のウエットの塗面をよく観察して乗り切りましょう。

もうひとつ私の複数のお客様で変化が出ているのが、焼付炉内のゴミが原因のブツ不良です。
外気温の変化が関係しているのかどうかが分かっていませんが、炉内のゴミの溜まりが増えています。
熱風循環炉や間接炉の両方で起きています。

このゴミは塗料の硬化過程で出るものと搬送から出るものがあります。
ところが発生源を止める事が難しい面がありますので、清掃が重要と言うことになります。

清掃のポイントは、照明の設置です。
薄暗い炉内でやみくもにパパッと清掃しても、ゴミが暴れるだけで不良は減るどころか増えてしまいます。
増えると「清掃しなければ良かった。」という意見が出て、清掃しない方がよいというとんでもない方向に進んでしまいます。
それを防ぐ方法として、清掃時にはがっちり照明を設置してゴミを見逃さない工夫が必要です。
清掃用具としてはタッククロスとかケルヒャーの掃除機といった武器がありますが、まずは照明です。
また、ダクトの内部だけでなく、自然排気口も奥まで清掃しましょう。

私のお客様では、私がラインが止まっている日に訪問して清掃前後の焼付炉内のパーティクル数を計測して清掃の効果を可視化、数値化する場合もあります。

理想的には1ヶ月に一回の清掃をおすすめいたします。
暑くないのでいまが清掃タイミングです。
不良率の変化を観察して、攻めのメンテナンスをおこないましょう。

月曜日は、埼玉県美里町でゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県嵐山町で電着ラインのゴミブツコンサルティングです。
90歳の母が入院したので、月と木以外は毎日浦安に通います。
  
Posted by pe_hirata at 09:55Comments(0) 塗装不良率 | 現場管理

2021年10月25日

日本塗装技術協会 第2回講演会のご紹介

先週の日本塗装機械工業会のオンラインセミナーは、とても有意義な内容でした。
日本の塗装技術の最先端のお話しを、出張せずに聴講できる世の中になったことに感謝しました。
110名の皆様が聴講されたとのことですが、リアル対面のセミナーと変わらず理解できました。
それどころか、周りに誰もいないのでリアルより集中できたと思います。
内容については、費用がかかる改善や大手しか採用できなさそうな事から、中小企業でもすぐに採用できる技術まで多彩でした。
これからしばらくの間は素材や塗料、シンナー、電気、ガスの値上げが続くと予想されていますので、原材料とエネルギーのムダを削っていくアクションが必須となりました。
自動車メーカーでは塗膜厚の下限値狙いの精度アップにより、塗料の値上げ分を吸収できつつあるそうです。
このようなアクションは、中小企業こそ、今やらなくてはならないことだと思います。
そのような背景の中で重要なことは、情報収集です。
うまくいった事例を参考にして自職場に取り込むことは、時間と費用を大幅に削減できます。
まさにタイムリーに日本塗装技術協会の講演会が開催されますので、ご紹介いたします。

テーマ「コーティングにおける SDG s の考え方とアクティブなアプローチを目指して 」
    〜量産ラインのスマート化とエネルギーロス低減技術の紹介 〜

主催:日本塗装技術協会
日時:20 2 1 年 11 月 1 2 日(金) 10 0 0 〜1 6 0 0
   オンライン開催
まさに今が旬の内容です。
皆様のご聴講をおすすめいたします。

今週月曜日は、滋賀県のお客様の訪問を予定していましたが延期となりました。
火曜日は、検査照明のオンラインセミナーを聴講します。
水曜日は、事務所で経理。
木曜日は、事務所でデータ解析。
金曜日は、群馬県伊勢崎市でライン内のパーティクル数をオムロン粗粒子パーティクルセンサで測定します。
  
Posted by pe_hirata at 12:03Comments(0) 学び | 塗装技術

2021年10月17日

ニッサン インテリジェント ファクトリー

日産自動車が次世代の自動車生産工場として「ニッサン インテリジェント ファクトリー」を発表しました。

最新のデジタル技術をフル投入した意欲的な製造工場です。
私が特に注目した点は、金属素材のボディと樹脂素材のバンパーを同時に塗装している点です。
硬化メカニズムが異なる金属用塗料と樹脂用塗料を同時に塗装するためには、ボディ全体を2液硬化型塗料で塗装していると考えられます。
すると焼付炉の温度を80℃程度に下げられるので、CO2排出抑制にも貢献します。
反面、塗装機のメンテナンスが大変になると思います。
これらの点については、今後技術講演があると思いますので皆さんと注目していきましょう。

少し気になる点は、これまでバンパーはサプライヤーが供給してきたわけですが、それが無くなることです。
SDGsもありますので、バンパーやバックドアやバックミラーなど樹脂製品の商流や供給体制が一気に変わる可能性が考えられます。
今後も注目していきましょう。

あす月曜日は、埼玉県美里町で5Sコンサルティング。
火曜日は、栃木でゴミブツコンサルティング。
水曜日は、埼玉県嵐山町でゴミブツコンサルティング。
木曜日は、日本塗装機械工業会のオンラインセミナーを受講。
金曜日は、経理と請求書作成。
土曜日は、富山県上市町で塗装ラインのオンラインパーティクル数測定に行ってきます。
アフターコロナで、観光シーズンでもあるので、新幹線は混むでしょうね。  
Posted by pe_hirata at 13:28Comments(0) ものづくり | 塗装技術

2021年10月12日

大阪府工業協会の無料Webミニセミナーのご紹介

今日は、大阪府工業協会の無料Webセミナーをご紹介いたします。
大阪府工業協会では、無料のものづくりセミナーや技術・技能セミナーなど64本の動画を配信しています。
ものづくりセミナーは、5S、ムダ取り、品質管理入門、トヨタ生産方式の基礎、工場の省エネなど工場スタッフにとても役立つセミナーで構成されています。
その他、電気や制御、センサーの基礎基本、からくり、在庫管理、鉄鋼材料など専門的なお話しもあります。
面白い内容として、指示書などに使うポンチ絵の書き方講座もあります。
このたび私も「塗料と塗装の基礎」というテーマでお話しさせていただきました。

聴講は無料ですが、登録が必要です。
皆様でご活用ください。

この日曜日は、長女の結婚式で香川県の豊島に行ってきました。
海を望む高台で無事おこなうことができました。
入籍は昨年終えていますが、身内で式を行うことができてよかったです。

今週は木曜と金曜日に兵庫県加西市と高砂市でゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 17:34Comments(0) 講演 | ものづくり

2021年10月02日

塗装・コーティング現場のゴミブツ対策セミナーのご案内

私とCELの湯澤さんとでおこなうゴミブツ対策セミナーをご案内いたします。
今回はWebセミナーですので、日本全国で皆様のデスクなどで聴講いただけます。
オンラインですが、対面式と同じようにグリーンレーザーシート光源や各種ライトでホコリの可視化実演をおこないます。
ゴミの発生メカニズムを解説し、映像でご覧いただけます。
私達のセミナーは、しゃべるだけではありません。
実際のコンサルティングに使っている実物の測定器や可視化装置を使って実演し、皆様にご覧いただきます。
私達がゴミブツ対策指導に使っている装置のリストもご提供いたします。
このリストだけでも、聴講の価値があります。

テーマ :「塗装・コーティング現場のゴミ・ブツ対策実践セミナー」
講師  : 平田技術士事務所 平田政司 CEL(Clean Environment Lab) 代表 湯澤 智
日時  : 2021年10月22日(金) 10:30〜16:30
主催  : 株式会社R&D支援センター
聴講料 : 55,000円
ただし今回は、1名につき36,300円(税込、資料付き)となる講師割引申し込みをご用意いただいております。
私のホームページからメールをお送りください。
折り返し、講師割引申し込み書を添付して返信いたします。

ブログでご覧いただいている通り、このコロナ禍のいまが塗装不良対策を実施しなくてはならない時だということです。
皆様の現場の不良対策の手がかりがつかめることをお約束いたします。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。

9月はこのコロナ禍の2年間で最高売上げでした。
遠隔地のコンサルティングの他、大学の講義、大阪府工業協会でビデオ撮りなど多忙を極めました。
月曜日は、埼玉県美里町でゴミブツコンサルティング。
オムロン粗粒子パーティクルセンサでライン内のパーティクル数を測定します。
水曜日は、埼玉県嵐山町でゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県本庄市でゴミブツコンサルティング。
日曜日は、香川県の豊島で長女の結婚式です。


  
Posted by pe_hirata at 22:29Comments(0) 講演 | 見える化

2021年09月26日

製造現場の風向風速パーティクル数のマッピング

季節が変わり、場内の雰囲気が変化しています。
外気の変化に伴い、窓の開閉やエアコンの使用が変わっています。
そのような時、私はお客様の製造現場の各所の風向と風速とパーティクル数と温度、湿度を測定し、数値を現場の地図に記録しています。
すると、場内の雰囲気の変化を可視化することができます。

エクセルの表ではなく地図に落とし込むところがポイントで、手間は掛かりますが変化を一発で捉えることができます。

漠然と不良率の変化を眺めていても何も分かりません。
現物のデジタルマイクロスコープ観察と共に、現場の変化を可視化することが極めて重要だと思います。

あす月曜日は、富山県上市町でゴミブツコンサルティング。
火曜日は、群馬県伊勢崎市でゴミブツコンサルティング。
水曜日は、ものつくり大学で塗装技術の授業と演習。
実際にガンを持たせます。
木曜日は、先週金曜日にお伺いした滋賀県の上場会社へふたたび訪問し、塗装ラインのパーティクルプロフィールを測定します。
金曜日は、月末の経理と請求書作成です。
9月は仕事がかなりハードでした。  
Posted by pe_hirata at 22:15Comments(0) 見える化 | 環境

2021年09月20日

ISO14644-17

ISO14644-17は、2021年に制定されたクリーンルーム関連規格です。
単位面積の単位時間に落下や付着する粒子(ゴミ)の数を規定しています。
PDRと粒径の関係

グラフのPDRL(パーティクルデポジションレートレベル)は、単位時間に落ちてくる粒子をレベル分けしたものです。
これまでは浮遊ゴミの測定が先行していましたが、この規格の通り製品表面に付着するゴミの数を測定して対策を構築するというステップにはいりました。
2021年制定ということからも分かるように、クリーン技術も日々進化しています。
なおこのISO14644-17はまだ英語版とフランス語版しか無いようなので、私も全ぼうはまだつかめていません。
引き続きアンテナを高くして最新情報を皆様へお知らせいたします。

今日は浦安の父のお墓に行ってきました。
火曜日は、埼玉県美里町でゴミブツコンサルティング。
水曜日は、ものつくり大学の塗装技術の授業。
木曜日の秋分の日は、うちに孫が来ます。
金曜日は、滋賀県でゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 18:51Comments(0) 見える化 | 現場管理

2021年09月11日

日本塗装機械工業会 オンライン講演会のご紹介

日本塗装機械工業会主催のオンライン講演会が開催されます。

テーマ:「SDGsに向かう塗装の自動化と環境対策」
日時 : 2021年10月21日(木)10:00〜16:50
受講料: 10,000円


これからの塗装業界はカーボンニュートラルの取組が必須になります。
SDGsを避けて通ることはできません。

この問題は担当レベルのボトルアップでは解決しません。
経営層のトップダウンが求められます。
経営層の聴講だけでなく、経営層に最新動向を伝えるために担当者の聴講が必要だと思います。
オンラインセミナーなので、日本全国どこからでも自分のデスクで聴講できます。
私も事務所から聴講いたします。

先週は3日間も大阪で仕事でしたが、月曜から再び関西です。
月曜は、兵庫県加西市でゴミブツコンサルティング。
火曜日は、兵庫県高砂市でゴミブツコンサルティング。
水曜日は、埼玉県嵐山町で電着ラインのゴミブツコンサルティング。
木曜日は、埼玉県川越市でゴミブツコンサルティング。
金曜日は、茨城県結城市でゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 19:00Comments(0) 学び | 塗装技術

2021年09月05日

鉄素材の錆にご注意ください

お盆休みから続いている長雨の影響で野菜の価格が上昇していますが、塗装工程のお客様では鉄素材の錆が増えています。
素材搬入後に確認するとすでに錆が出ていたとか、一晩おいていたら錆びていたという事例です。
素材メーカーによってはラップにくるんで運搬していることもありますが、現場が高湿度なのでくるむことで蒸れて錆が出やすくなります。
一晩室内に置いていたら錆びていたというのは、濡れていたか、あるいは結露が原因です。
結露を防ぐためには、保管時に扇風機で風を送りましょう。
一度出た錆は研磨するしかありませんが、少しでも錆の核が残っていると塗装後に錆がでてしまいます。
徹底的に錆を取り除いて、錆の粉も完全に拭き取る必要があります。
搬入後に錆が出た場合は、塗装工程の責任で錆を除去しなくてはなりません。
ムダな作業になりますので、事前に目をつぶすように管理していきましょう。

あす月曜日は大阪へ移動し、火曜日は大阪府工業協会のスタジオでミニセミナーの撮影があります。
公開されましたら、皆様へお知らせいたします。
水曜日は、大阪府工業協会で湯澤コンサルタントと終日オンラインセミナーです。
木曜日は、埼玉県嵐山町でゴミブツコンサルティング。
金曜日は、事務所で経理です。  
Posted by pe_hirata at 20:56Comments(0) 自然 | 現場管理

2021年08月31日

大阪府工業協会ゴミブツオンラインセミナーのご案内

コロナ感染が収まらない状況ではありますが、大阪府工業協会で私と湯澤コンサルタントのゴミブツオンラインセミナーが開催されます。

ちり・ほこりの「見える化」で進める塗装不良の原因究明と対策
開催日 2021年9月8日(水)
開催時間 午前9時45分〜午後4時45分
開催場所 Zoom
価格(税込み) 26,400円/31,900円

Zoomですので、全国どこからでも聴講できます。
私と湯澤さんは当日大阪府工業協会のスタジオにはいり、ライブ放送をいたします。
いつものように実際のコンサルティングツールを皆様にご覧いただきます。

すでにたくさんのお客様から聴講のご予約をいただいておりますので、開催は決定しております。
コロナ感染のリスク無しで最新のゴミブツ対策を学べます。
皆様の聴講をお待ち申し上げます。

月曜日は、群馬県伊勢崎市でゴミブツコンサルティングでした。
本日火曜日は、月末の経理と請求書発行。
水曜日は、カティサークの押切社長様からWebマーケティングのご指導をいただきます。
木曜日は、埼玉県小川町でゴミブツコンサルティング。
金曜日は、埼玉県美里町でゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 14:53Comments(0) 講演 | 現場管理

2021年08月22日

ハジキの判別法

今年は長雨のため、私のお客様では全般的にゴミ不良が減っています。
ほとんどの塗装工場は室内の湿度をコントロールできないので、外気の影響を受けてしまいます。
一方、ゴミは減りましたがハジキが目立つ場合も出始めました。

ハジキの原因を探る第一歩は、デジタルマイクロスコープでハジキの中心を観察して異物があるかどうかを確認します。
異物が無い場合は、私の経験ではコンプレッサーエアーの水分か、あるいはシリコーン系のレベリング剤の溶剤との相溶性不良の場合がありました。
コンプレッサーエアーが原因の場合は社内で対策が取れますが、塗料起因の場合は塗料メーカーさんの協力が必要になるので解決には時間が掛かります。
珍しい事例としては、SUS材に貼られたガードフィルムの糊残りが原因だったこともありました。

ちょっと気になる点は、ハジキ不良は原因が分からないうちに直ってしまうことです。
その意味で、ハジキが発生したら一気に調査を進めましょう。

今週は滋賀県と富山県と埼玉県のコンサルティングが予定されていましたが、緊急事態宣言を受けて9月に延期となり、埼玉県嵐山町のコンサルだけになりました。  
Posted by pe_hirata at 17:47Comments(0) 環境 | 現場管理

2021年08月16日

LEDライト「ZEUS」のご紹介

浮遊ゴミの可視化は、クリーン工程のゴミ対策の第一歩です。

私が独立開業した16年前にはまだライトでホコリを可視化するというテクニックはほとんど知られていませんでした。
当時私はショーウインドゥで見えるほこりにヒントを得て、ハロゲンランプを使って現場のホコリを可視化していました。
当時から思うと、現在の技術は隔世の感があります。

その後数年してHIDライトを使うようになりましたが、球切れがありました。
その間にLEDライトの性能が急激に向上し、現在はLEDライトを使って現場のホコリの可視化をしています。

これまで私はレッドレンザーのX21R.2を使っていましたが、今回はNCC(株)の「ZEUS(ゼウス)」を皆様にご紹介いたします。

X21R.2
ZEUS
まず本体の比較です。
X21R.2は重量1,300gΦ95×長さ405です。
一方ZEUSは1,030gΦ68×長さ251であり、かなり小型化、軽量化ができていますので機動力が優れています。

照射範囲比較
照射範囲は写真のようにX21R.2は周囲がぼやけていますが、ZEUSはくっきりしており半径も半分ぐらいです。
光源の強さを示す光束は、X21R.2が3,200Lm、ZEUSが1,000Lmです。
ZEUSの光束はX21R.2の1/3ですが、写真のように照射範囲が狭いためそれほど大きな差は感じません。

X21R.2浮遊ゴミ
ZEUS浮遊ゴミ
ライトを立てたときの浮遊ゴミの視認性の比較です。
どちらも2mぐらいの範囲で同じレベルで可視化できています。
視野という点ではX21R.2の方が広い範囲を照射している点で有理かと思います。
この点はZEUSも焦点を変えることで照射範囲を拡げることができますが、光は弱くなってしまいます。

X21R.2床照射
ZEUS床照射
ZEUSグリーンフィルタ床照射
床の上のホコリの可視化事例です。
ZEUSはホコリの可視化の専用機なので、ホコリが白くはっきり視認できます。
ZEUSにはグリーンフィルタが付属していますが、私は好みの問題かと思いました。
視神経はグリーンの視認性が良いのでグリーンレーザーシート光源のグリーン光源がありますが、フィルタで減光されてしまうため私には違いがよく分かりませんでした。
私はグリーンフィルターを外して使っています。

総括すると、ZEUSはホコリの可視化の専用機なのでおすすめです。
X21R.2は重くて大きいため持ち歩くのに気合いが必要です。
ZEUSはとても機動力が高くておすすめです。
X21R.2も頑張っていますが、ZEUSの照射範囲がスポットライトのように狭い点は秀逸です。
浮遊ゴミの可視化という点でもZEUSが有利だと思います。

クリーン現場のゴミほこり対策でどこから手を付けたら良いかが分からない場合は、初めの一歩としてZEUSの購入をおすすめいたします。

オリンピックとお盆が終わりました。
お盆休み中にワクチンの2回目が終わりました。
火曜日は埼玉県美里町でゴミブツコンサルティング。
木曜日は、兵庫県加西市でゴミブツコンサルティング。
金曜日は、兵庫県高砂市でゴミブツコンサルティングです。  
Posted by pe_hirata at 17:08Comments(0) 見える化 | ツール