沖縄の今を問う

 沖縄県民の意思を無視して進められる辺野古新基地建設、沖縄・南西諸島で
進められているミサイル基地建設…、すでに戦時下と言われている沖縄の今…
 10月講座は、10月20日、沖縄と地方自治に造詣の深い白藤博行さん、沖縄現
地をしばしば訪ね、沖縄の今に詳しい中島和也さんからご報告を頂き、参加者で
深めたいと思います。どうぞ、ご参加下さい。


日 時  10月20日(日)午後2時〜

会 場  甲府市朝気 山梨平和ミュージアム

    テーマ  沖縄の今を問う

   講演1 白藤博行さん(専修大学名誉教授)
       沖縄から問う日本の地方自治

     2 中島和也さん(にらいかない北杜)
       辺野古新基地建設 海からの現状報告

      質疑・意見交換

生誕140年記念、石橋湛山シンポジウム

 劣化する政治状況の中、大正から昭和にかけて、ジャーナリストとして、
平和・民権・自由主義を貫き、戦後、政治家として活躍した石橋湛山(1884〜1973)
の評価が高まっています。  
 湛山の生誕140年を記念して、石橋湛山シンポジウムを下記の要項で開催します。
湛山の生涯と思想をふり返り、「今、石橋湛山に学ぶ」をテーマに参加者で深めたい
と思います。お誘い合わせご参加下さい。


 日 時 9月16日(月)午後2時〜

  会 場 甲府市朝気1丁目 
ぴゅあ総合

  内 容  シンポジウム 今、石橋湛山に学ぶ

   講演1 米国人からみた湛山の魅力
     ダイク・リチャードさん
      
 (日本産業パートナーズ取締役)

   講演2 経済論からみた湛山のリアリズム
     原 真人さん(朝日新聞編集委員)

    コーディネーター  浅川 保さん
       (山梨平和ミュージアム理事長)

      参加費 500円

   主催 山梨平和ミュージアム―石橋湛山記念館―
   後援 石橋湛山記念財団

YPM8.15の集い(大森淳郎さん講演会)




    YPM 8.15のつどい 

日 時   月15日()  午後2時〜

  会 場  甲府市朝気1−2−2 県男女共同参画推進センター 

◇ 講 演  大森淳郎さん(元NHKディレクター)

     戦時下の放送人たち―『ラジオと戦争』を刊行してー

      質疑・意見交換   参加費 500

<講演要旨>

日本の放送は1925(大正14)年に産声を上げました。ラジオ放送は「無線電信法」という法律によって規定されていましたが、その第一条には「政府之ヲ管掌ス」と明記されていました。そのため、ラジオが戦争に協力したのは当たり前だったのであり、仕方がなかったのだという考え方がありますが、本当にそうなのでしょうか。戦時下のラジオ放送について調べると、当時の放送人たちは決して仕方なく戦争に協力したのではなく、全身全霊をかけて、国民を戦争に動員しようとしていたのだということがわかってきます。講演では、わずかに遺された貴重な音源を聞いて頂きながら、戦時ラジオ放送の実相の一端をお話できればと思っています。そして、敗戦を境に、放送はどう変わったのか、あるいは変わらなかったのか、皆さんと一緒に考えたいと思っています。

<講師プロフィール> おおもり じゅんろうさん

1957年埼玉県生まれ。1982年、東京外国語大学ヒンディー語学科卒業。同年NHK入局。富山、東京、広島、福岡、仙台の各放送局に勤務。ディレクタ−として主にETV特集を手掛ける。2016年に放送現場を退き、NHK放送文化研究所に研究員として勤務。2022年退職。著書に『BC級戦犯 獄窓からの声』(日本放送出版協会、2009)『ホットスポット ネットワークでつくる放射能汚染地図』(講談社、2012)『ラジオと戦争―放送人たちの報国―』(日本放送出版協会、2023)。すべて共著

 


東アジアの文化交流史と文化断流史について

 東アジアの近接する日本、中国、韓国は歴史的・文化的に深いつながりを持ちながらも、歴史的経緯もあり、必ずしも交流が順調にいっている訳ではありません。
 7月講座では、中国から北大に留学し、現在、日中韓3国の文化交流促進に関わって活動をされている朴仁哲さんに、標記のテーマでご講演頂き、参加者で深めたいと思います。お誘いあわせご参加ください、


日 時 7月21日(日) 午後2時〜

会 場 甲府市朝気 山梨平和ミュージアム  

テーマ 東アジアの文化交流史と文化断流史
     について

    ー朝鮮人「満州」移民3世の平和実践ー


講 演 朴仁哲さん(社会理論動態研究所研究員 
                           北大教育学博士)

YPM17周年記念講演 長谷部恭男さん

 山梨平和ミュージアム(YPM)は、2007年5月26日にオープンして17年が経ちました。
この間、YPMには、21,700名を超える来館者があり、展示の他に毎月、戦争と平和に関わる
講座も行っています。今回、開館17周年記念講演として、日本を代表する憲法学者で早稲田
大学教授・長谷部恭男さんを講師に下記の要領で行います。お誘いあわせご参加下さい。

日時  6月16日(日) 午後1時30分〜

会場  甲府市朝気1−2−2 県男女共同参画推進センター

講演  長谷部恭男さん(早稲田大学教授 憲法学)

    憲法と法の支配―安保法制強行10年にあたってー

    質疑・意見交換あり   参加費 800円

リニア新幹線を考える

 JR東海がリニア新幹線の27年開業を断念しました。川勝静岡県知事の対応を
理由にしていますが、27年開業は諸般の事情でもともと無理でした。推進側は
知事の辞職に期待を寄せていますが、どうでしょうか。
 5月講座では、残土問題や工事進捗状況を中心に、井澤宏明さん、川村晃生さんが
リニアの現状を冷静に分析、報告します。どうぞ、ご参加ください。

日 時  5月19日(日) 午後2時〜

会 場  甲府市朝気 山梨平和ミュージアム

講 演  井澤宏明さん(ジャーナリスト)
    沿線住民を苦しめるリニア残土ー岐阜県御嵩町を中心にー

     川村晃生さん(慶応大学名誉教授)   
    リニア工事の進捗状況

   質疑・意見交換


第13回石橋湛山平和賞 案内

 第13回を迎える石橋湛山平和賞を下記の要項で募集します。
 奮ってご応募下さい。


対象・募集内容
 <中学生・高校生の部>
  平和・いのちの尊さ、または、石橋湛山についての小論文、エッセイ。
  400字詰め原稿用紙6枚以内。ワープロ・パソコンの場合は、A4版に40字×30行で印字。

 <一般の部(大学生以上)>
  石橋湛山について、または、平和主義・国際平和等についての論文、エッセイ。
  400字詰め原稿用紙で8,000〜20,000字。ワープロ・パソコンの場合は、A4版に40字×30行
  を目安に印字。一般の部は、応募作品を2部送って下さい。

募集期間 2024年7月10日〜10月10日(当日消印有効)

賞・発表 部門ごとに、最優秀賞(1名)、優秀賞(1〜2)名、奨励賞(若干名)。
  中高生 最優秀賞 3万円(図書カード)優秀賞 1万円(同)奨励賞 5千円(同)
  一般  最優秀賞 20万円 優秀賞 5万円 奨励賞 1万円
  発表は11月下旬 表彰式は12月下旬。

選考委員 委員長 伊藤洋(山梨県立大学元学長) 川村晃生(慶応大学名誉教授) 
  水木亮(劇作家) 深沢美恵子(山梨英和学院史料室長) 浅川保(山梨平和
  ミュージアム理事長)

主 催 NPO法人 山梨平和ミュージアムー石橋湛山記念館ー

連絡先 400−0862 甲府市朝気1−1−30 山梨平和ミュージアム
     TEL・FAX 055−235−5659




 

核兵器のない世界は

 3月講座は、ジェンダーの視点から核兵器のない世界、だれも
取り残さない世界を目指し、若者を中心に魅力的な取り組みを続
けられているGENuinの徳田悠希さんを講師に下記の内容で行います。
若者を中心に多くの方々の参加を呼びかけます。

  
日時 4月21日(日)午後2時〜

会場 甲府市朝気1−1−30 山梨平和ミュージアム

講演 徳田悠希さん(GENuin共同創設者 一橋大学院生)

演題 核兵器のない世界は、より生きやすい社会の通過点核兵器のない世界は、より生きやすい社会の
通過点

記録映画「苦干」に写された重慶爆撃

 戦時中の甲府空襲や東京大空襲のことは知っていても、1938年から
43年にかけて日本軍が行った重慶爆撃のことはほとんど知られていません。
 戦時下、重慶爆撃を撮影、2010年に発見された記録映画「苦干」やそれを
紹介した書籍が話題になり、改めて、日本の加害や無差別爆撃の連鎖に
注目が集まっています。3月講座では、記録映画「苦干」のブックレット
作成に関わった石島紀之さんにご講演頂き、参加者で深めたいと思います。
 ご参加ください。


   日 時  3月17日(日)午後2時〜
 会 場  甲府市朝気 山梨平和ミュージアム
 講 演  石島紀之さん(フェリス女学院大学名誉教授)
         記録映画「苦干」に写された重慶爆撃
            ー無差別爆撃の連鎖を考えるー



Fujiと沖縄を考える

 沖縄の本土復帰50年の2022年、北富士演習場など本土各地にあった米軍基地が
沖縄に移転・集約された戦後の歴史と基地をめぐる沖縄の現状と課題をリアルに
描いた山梨日日新聞の連載特集「Fujiと沖縄」が話題となり、石橋湛山記念早稲田
ジャーナリズム大賞など3賞を受賞しました。
 2月講座は、「Fujiと沖縄」に登場の立川善之助さん、島田 環さんを講師に
下記の要項で行います。ご参加下さい。


日 時  2月18日(日)午後2時〜

会 場  甲府市朝気 山梨平和ミュージアム

  報告1 私の平和運動の原点・沖縄
      立川善之助さん(山梨県平和センター元代表)

    2 生活の中に軍事基地があることがもたらすもの  
      島田 環さん(にらいかない北杜会員)
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