北斗の拳という漫画がある。
この漫画は有名すぎていちいち説明する必要はないと思うが、まあ北斗神拳という一子相伝の暗殺拳があって、その正統後継者であるケンシロウが、核戦争後の荒廃した世界でモヒカンやらザコをはじめ、果ては兄弟子やら「強敵」(とも)と戦う話なわけだ。

で、この漫画の中で、憲法九条精神を感じさせる「無抵抗主義の村」と言うのが出てくるのである。

そこの村長は無抵抗を主張し、弱者を守る唯一の方法と主張するのであった。
それに激怒した北斗三兄弟の長兄ラオウは村長を一撃の拳で瞬殺してしまうわけだが、実はこのシーンに憲法九条の強さが秘められていたことは、あまり知られていない。(これは俺自身も、ググっていて引っかかった、2ちゃんねるの過去ログの断片から知った)

もし北斗の拳12巻を持っていたなら、よく見てほしい。

参考リンク:「北斗の拳」に学ぶ - 第12巻 P182〜189 無抵抗主義の村

ラオウは愛馬・黒王号を降り地べたに足を付けて村長の頭を叩き砕いているのである。

ラオウはレイやヒューイやシュレンには黒王号を降りることはなかった。
それで勝てるわけだ。ザコなどは黒王号に踏み殺されることさえあった。
ケンシロウや雲のジュウザなど「強敵」(とも)に対してのみ、黒王号を降りて直接対峙しているのである。

つまり、ラオウ自身「無抵抗は最強の武器」と言われ、その事実に反論しえなかったので、あそこまで怒り、取り乱したのではないか。
もっと言えば、ラオウはそれで内心、憲法九条も持つ無抵抗精神に恐れと敬意を持ったので、北斗神拳伝承者と同じ扱いで地に足を付け村長に対峙した
こうも考えられるのである。

存在するだけで国民全員が北斗神拳伝承者と同レベルになる憲法
恐るべし、憲法九条