皆様こんにちは。ピースです。
今回の進路予報がたびたび変わっている台風、大丈夫でしょうかね…

まあ、それはさておき、7月第4週~8月第1週の読書ログレビューまとめです。

L. W. モンゴメリ、村岡 花子(訳)『赤毛のアン』

hontoの電子書籍で購入。
『西の魔女が死んだ』以来、2度目の課題図書レビューです。

無邪気さもありながら、感受性の強い年頃の少女アンのお話です。
4,5年という期間での彼女の変化を描いている物語ですが、終わりの方では、本当に凄い成長が感じられる一方で、前と変わらない(いい意味での)子供っぽさも残っていますね。

ちなみに、私がこの本のアンぐらいの年だった頃は、(彼女もライバルの男の子がいて成績を争う描写がありますが、多分それ以上に)ガリ勉やってた一方、自分の中ではそれなりに多感なところもあったので、今読んでみても、共感できる箇所が多かったです。

読書ログには、月替わりの課題図書があります。
その月に読んでレビューを書いたのは、本文にある通り2回目だったのですが、実は過去には、それ以前(多分、私が読書ログに登録したときより前)に課題図書になっていた『博士の愛した数式』もレビューしたことがありましたし、他にも過去の課題図書になっている本で積み本になっているものもありますw

で、そのレビューを書いたのですが、

コメント欄で性別を間違えられるという、まさかの事態が発生ww

…まあ、返信に書いた通りピースというHNも中性的なのもそうですが、
それ以上に、私のこのレビューの書き方が悪かったですorz
(ちなみに、Studyplusのプロフには性別の記入欄がありますが、読書ログにはありません。
このブログのスタイルは、基本的に「情より論」で通していくタイプでやっておりますので、こちらから入られた方には流石に女性とは思われないでしょうね。)

…というわけで、コメントへの返信の一部も併せて転載。
正直、私の中学高校くらいのときは、他人になかなか理解してもらい難い自分の世界観、あるいは哲学を持っている、といったら大仰かもしれませんが、やっぱりそんなところがあって生きづらさを感じるタイプでした。
だから、アンとは多かれ少なかれベクトルの違いはある(もちろん、作者のモンゴメリ氏も女性の方ですし、その違いも主に「性差」に起因するものといえるかもしれませんね)ものの、彼女には感情移入できるところが多かったと思います。

もう一つ、性格的なところを言えば、私自身、「生きづらさを感じるタイプ」というのは今もそうなのかもしれません。
ただ、当時は学校の勉強はそこそこ好きでも本を読むのは嫌いで、夏休みの読書感想文なんかは苦行以外の何ものでもありませんでしたが、そんな私が社会人になった今では読書ログでレビューを書いているくらいですから、「根本的な人格は変わっていなくても、どこかしらで精神的に成長している」というのは彼女とも通じるところがあるなあと思うんです。

私には今も血の繋がった両親がいますが、一方ではきちんとしたしつけを受け、他方ではかわいがられてという感じで育てられましたし。

池谷 裕二『記憶力を強くする』

この本、タイトルの「記憶力を強くする」具体的な方法について書かれているのは、結構後半です。
ただ、それまでに書かれた脳科学的な知見も、実践の部分と密接に結びついているので、なかなか面白い一冊です。

今は、茂木健一郎先生とか、川島隆太先生とかの影響もあって、一昔前と違って「脳は大人になってからでも鍛えられる」という考え方が浸透してきましたね。
ただ、子供の脳大人の脳との違いを見た時に、具体的に重要になるのが、加齢に伴い「意味記憶向き⇒エピソード記憶向き」へと変化するという話でしょうか。

あとは、コンピュータと比較することで、人間の脳の利点と欠点を考察している箇所や、実際の記憶力の伸び方は、勉強量に対して線形ではなく指数関数型だという記述など、「なるほど」と思わされます。

記憶力を高めるお薬の話は非常に目新しい話題ですが、やっぱり科学的には可能なことでも、医学とか生物系については、倫理的な問題がどこまでも付きまとってくるんですね…

この本は、1年以上前の記事で一度引用し、そして近々もう一回取り上げてみたいと考えています。

まあ、恐らくこのブログをお読みの皆様のほとんどはご存知であろう通り、茂木さんは脱税疑惑やら、ツイッターでのノーベル賞に関する軽率な発言やらで、だいぶ株を下げてしまいましたが…

藤井 聡『「スーパー新幹線」が日本を救う』

私の専門分野は土木系の中でも少し違いますが、国土に関する政策評論を書いた本のレビューは、おそらく初めてです。

京大教授・内閣官房参与の藤井先生による、この日本にも、いわば「陸の孤島」同然の地域は、まだまだたくさんあるということ、そしてそれに対する解決策を提言された一冊です。

「時間距離」という概念については私も高校地理で習っていたのですが、この本の新鮮さが感じられるところは、これに関して、物理的な距離やそれを移動する時間だけでなく、乗換え等による「心理的」時間あるいは距離を加えるという考え方ですね。
たしかに、同じ移動時間なら航空より鉄道を利用するというのは私自身も含めて、多くの方々の感覚から言っても間違いないでしょう。

ほかにも、
  • 山形新幹線の一部区間について、在来線の車体幅を新幹線側に合わせて線路を共有するという「山形方式」を他の地方新幹線にも応用する
  • 新幹線の特性を活かして「単線化」でコストを抑える(「線路が半分になっても、本当にコストは半分になるか?」という疑問は個人的に残りましたが)
など、面白い視点が数多く見られました。

このブログではおなじみの藤井教授ですが、読書ログでの著書のレビューは初めてです(というか、それ以前の話が、レビュー本文の1文目なのですが)。

藤井先生のFB等での発言については、「内閣官房参与」として、「戦略面を考える能力というか、適性に関してはどうなのか?」という声も一部には見受けられますし、確かに私自身も、その意見は分からないこともないです。
でも、それを差し引いても、彼の考え方は、本当に「生粋の日本人」というか、そういう印象を受けますね。


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