映画をみたら

I am so irresponsible!

牯嶺街少年殺人事件

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かの伝説の傑作が今、映画館で観られるなんて!こんなチャンスないで!
と近しい方々が盛り上がっているので、意を決して観た。
4時間あるので朝からコップ一杯の水しか飲まずに臨んだら、見事に尿意来らず!

全てのシーンとカットが美しい絵画のようで、それはそれは心地のよい時間だった。
中間色、グレイトーンの白昼夢のような画が多いけど、ズバッと影が斬り込むソリッドな画もあり、小津っぽい形式的な構図もあり。

これだけ視覚的に心地よく、曇った空気感が続いて、私が眠くならないわけはない。
睡魔との戦いに神経を使った為か、話がよくわからん。
ヴェルクマイスター・ハーモニーみたいに、ぼんやりとした不安感が少年たちを包んでいって、闘争や殺人に至ったような感じがしたけど、ところどころ寝たから確証はないので、誰かの解説を読みます。
リトル・プレスリーの存在があたたかかった。

マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン

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Only God Forgivesの撮影前から公開後までのレフンに迫った、奥さんによるドキュメンタリー!
最初のカットからホドロフスキー出てきた♡
撮影前のナイーブなレフン、撮影中のナイーブなレフン、編集中も映画祭前もナイーブなレフンがたくさん観られる。

映画監督にのしかかる重責、自身の前作の絶大な評価と世間の次作への期待。
このドキュメンタリーを観て、一本だけ良い評価を得られることすら容易いような気がしたというか、前作を凌ぐ新作を発表しようとするのがいかに血ヘド吐きそうになる過酷な行為なのかが感じられた気がした。
他人が観ておもしろいかどうかなんてわからないにも関わらず、自分の頭の中にあるものを具現化するには、こんなにたくさんの人とお金を動かさなければならないなんて!
映画監督には真の理解者が居なければならないし、居たとしてもこんなに孤独な仕事は他にないかも知れない。映画監督って、大変だ。
完成間近に自分で駄作だと言い放ったマジ過ぎる目が忘れられない。けれど、わかってくれる人が一人でも居たことで嬉しくて泣いたりもするのだ。

この後ゴズリングはロスト・リバーの撮影に入っていたみたいだけど、ゴズリングの2作目も観たいよ。
ゴズリングはプライベートでも子どもと遊ぶのが上手で感動。

子どもと遊ぶレフンや寝起きのレフン、奥さんといちゃこくレフンも観られるが、
コペンハーゲンから遠く離れたバンコクで、二人の子どもを世話しながらドキュメンタリーを撮りつつ、ナイーブなレフンのケアもしなければならない奥さんのご苦労ったらない。

レフンの父は編集マンで、母は写真家とのこと。
終盤で奥さんもホドロフスキーにタロットリーディングしてもらってた♡

バーフバリ 伝説誕生

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超大作インド映画!
前半は噂に違わぬおもしろさ!しかし後半の戦闘があんまり楽しめず。
歌い踊りながら逞しい女戦士を美しい女性に仕上げていくシーンは超絶おもしろい。
滝で髪を濡らしたり、木の実を潰してアイライン引いたり…。あそこだけでも全員観て欲しい。

ディストピア パンドラの少女

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原題:
The Girl with All the Gifts

イギリスが舞台の終末ゾンビ映画。

ゾンビ映画だと知っていたら観に行かなかったのに…
ゾンビのゾの字も言わないもんだから…

独特の設定で進んでいくので、わかったようなわからんような。
最後までわかったようなわからんような。教室の逆転というのはおもしろかったような。
人間のにおいに反応して非人間の食欲が発動してしまうから、においを抑制するクリームを常用するというのはなんとなく事実感があるけど、顔を布で覆うとかもっと警戒しないと食べられそうで不安。

久しぶりに
意を決して1800円で観たのに、まじ他のにすればよかった。
どうせブルクまで来たならキンプラ観ればよかった。
ほんでブルクはいつも音がでかすぎる。テストしてるの?

動いている庭

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「できるだけあわせて、なるべく逆らわない」
植物の多様性や流動性を最大限尊重した庭を作るフランスの庭師、ジル・クレマンのドキュメンタリー。

造園家の意図で植物を植え付けたり剪定したりするのではなく、自然に芽吹く植物に合わせて人間の歩く道を変えるという庭作りの概念が、私にはとても新しかった。自然農に近いのかも知れない。

氏の思想からすると、私の愛する日本庭園の不自然に丸い木の剪定とか意図的なアプローチの設計は受け入れ難いかと想像したが、幾何学的な庭園や花もりもり芝生フサフサの庭園と比べたら、植物の多様性・流動性を尊重した庭のひとつの完成形であるように思えた。

被写体のジル・クレマン氏の尊さや、非常にいい感じのポスターデザインと反して、映像が見難く品がない。手ブレと謎のカクつきが酷くて、深みがなくぺらぺらの映像。
クレマン氏の来日風景と、フランスの庭の案内を交互に見せるという構成もいまいち。氏の暮らしや今日の思想に至るまでがもっと見たかった。
監督の“アーティスト/映像作家”という肩書きからしてビデオアートの感覚なのかも知れないし、 できるだけあわせてなるべく逆らわないように撮ったというのもわかるけど、映画としてはもうちょっと切り込んで欲しかった。
とはいえ映画にならなければこのジル・クレマンのことを知ることができなかったので、有難いことでした。

監督と、本編にも出ているエマニュエル・マレス氏(奈良文化財研究所客員研究員) 、山内朋樹氏(京都教育大学美術科講師)のトークショー付き上映

美しい星

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これは…おもしろいのか?
原作がこうだからからと言われればそれまでだけど、読んだ人曰く全然違うとのこと。
せめて気象予報士のリアリティがもっとちゃんとあればと思ったけど、そこだけ直してもなあ。
 

イップ・マン 継承

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イップマン!というかドニー・イェン!かっこいいよ!武術界の平沢進!
お部屋の植物にお水やったりするのに、煙草むっちゃ無駄にぽいぽい捨てたり、むっちゃ強いのに陽気にダンスしたりして、胸キュン!胸ギュンギュン!これはシリーズ最初から観ないといけない!
そして彼らの来そうな店舗はガラス製品を置かないようにしないといけない。

奥様との限られた日々を過ごす姿は、海老蔵と麻央が思い出されて悲しい。

トレインスポッティング

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続編公開に併せてリバイバル上映。

歳を重ねるにつれて魅力を感じなくなったなあ。 
と思ったけど7年前に観た時のブログを見たら結構感激していたみたい。

編集が日本人!

怪物はささやく

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水彩のにじみのアニメーションやタイトルバックがよかった。
不遇な主人公の男の子もなかなかかわいい。
あとはイマイチ!なにあの最後のポップス!
基になった絵本がよさそう。 
 

エンディングノート

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「夢と狂気の王国」の砂田麻美監督のデビュー作、監督自身のご家族のドキュメンタリー。

最初はとても理想的で幸福な家族のように見えて僻みを持ったが、実はこのご夫婦は別居も経験していて、順風満帆でなかったというのに親近感を持ち、最後は大泣きする羽目になった。
砂田監督は、中学生の頃から意図をもって家族を撮影していたらしい。自分で入れているナレーションもすごくうまい。すごい。

塚口サンサン劇場 女性の映画監督特集にて
 
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