2025年08月26日

ブログの中身を整理しました

8年間ブログを更新していませんでした。
もうブログも機能はしていないとは思うのですが、2025年にホームページを作り直すにあたり、一部内容がこちらにリンクされるので、公開する内容を大幅に削減しました。

pearl_sasaki at 16:41|PermalinkComments(0)clip!

2017年01月10日

働き方改革

 本年よりパール歯科は診療終了時間を切り上げ、診療時間を少なくしました。
 

 目的はスタッフの働き方改革です。患者さんには一部ご不自由をおかけすることになりますが、それを押しても今手を打つべきと考えたからです。
 

 昨年は働く環境整備にかなりの時間を費やし、私自身もいろいろなことを考えました。

島根県は少子高齢化、労働者不足の最先端を行っているいると思います。コンサルタントからは、労働者不足で経営を縮小しないといけない現実がすぐそこに迫ってきているといいうことを学びました。確かにそうなのだと実感しています。

 行政は男女共同参画、働き方改革を強く訴えます。それに対する支援もしていると言います。考え方、総論は間違っていないのだと思います。しかし、私達のような中小の事業所で、育休からの復帰支援、介護休暇をきちんと制度化することは、並大抵のことではありません。過剰人員を抱える経営状態でも無く、ましてや人員さえ見つかりがたい現況は、大企業の枠組みから考えた論理では成り立ちがたいような気がします。
 

 結局スタッフが働きやすい環境整備に、経営の一部のリスクを負っても、それを将来への投資としてやるべきだと判断して、思い切った働き方改革を行いました。
 

 昨年はスタッフともいろいろ議論してここに至りましたので、スタッフはその決断について評価をしてくれています。診療時間が少なくなっても、出来るだけ収入が落ちないように努力をしてくれようとしています。


 顧客満足(CS)はもちろん大切。それにもまして従業員満足(ES)があっての大前提なんじゃ無いかなって考えます。


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2016年03月16日

自分の役割は・・・!5

本当に久々の更新で恐縮です。

今私は、島根県歯科医師会の医療管理委員会の副委員長をさせて頂いています。
その仕事の一つで、歯科医師の高齢化等についてレポートを作ろうとしています。確かに島根県は全国的に見ても歯科医師の高齢化がトップクラスです。

しかしいろいろ学んでいると、ちょっと過疎地ならではの問題は別にあると感じます。

歯科医師は現時点ではワーキングプアだといわれるほどの厳しい環境にあるほど過剰状態にあるといわれています。 でも過疎地では歯科医療経営が成り立たず、医療過疎になりつつある地域が確実に増えつつあるのが解りました。

私は浜田の市街地で精一杯やっているつもりでしたが、副院長との歯科医師複数体制を組めているのは、とても贅沢な事だと思っています。当院なりに精一杯やっているのだから、無理をしすぎない体制を作って質を保とうと仕組み作りをしています。

しかし浜田市の中山間地では、はっきり医療過疎の所がありながら、特に困った声も聞こえてこないから、浜田市街地に通うことで事足りているのかなっていう感じを持っていました。

でも同じ医療管理委員会のメンバーで、市街地から外れたところで努力しているしている先生方から、歯科医療を受けられなくて悲惨な状態になっている患者さんがたくさんおられるはずだし、自分の体がもう一つあればその地域にも行きたいって言われて、私の甘い考えをハンマーで叩かれたような感じがしました。

考えようによっては、当院のようないろいろと恵まれている医院にも、役割と責任があるのかもしれません。
今の体制で過疎地のお手伝いをするのはとても無理ですが、たとえばそれをふまえて歯科医師を新たに雇用して、システムを作るって無いのだろうかって感じました。自院の経営のためというより、地域のためにそれもあるのではないかって感じました。
もちろんそれを地域の先生達が快く認めて下さるのが大前提です。

今の自分にできる事を、自分の役割をいろいろ考える事の多いこの頃です。 

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2014年09月16日

25周年記念フォーラムを終えて5

9月13日に、パール歯科開院25周年を記念した健康フォーラムを開催しました。

今回フォーラムののメインは、昨年島根県歯科医師会で開催した一般公開講演で、ピンピンコロリで有名な 星旦二先生の 「かかりつけ歯科医がいると、なぜ長生きなのか」 というDVDを流しました。

開催前にDVDを50分も見るのは苦痛では無いかと、いろいろ議論がありましたが、内容的にこれで行きたいという私の希望を通してもらい、上映しました。その議論があって心配していることをお伝えした上で上映しましたが、おおむね感触が良かったので安心しました。

私は今考えていることを30分話をさせて頂きました。

私が今勉強している診査診断と、患者さんの状況によって治療の段取り、時間、費用は大きく異なること、全体的なオーラルリハビリテーションの考え方や、義歯でもやり方によっては、十分に健康に寄与できるほどのものができる可能性があることを話をしました。言ってしまって、なおさら勉強しないとと感じました。

フォーラムに患者さんに来て頂いて本当に有り難く感じました。5年ごとにフォーラムをやっていますが、私どもの一つの節目として、自分たちを見つめ直すという意味もあります。今回も開催できて有り難かったです。

今回私がすごく嬉しかったことがあります。

今までは私の想いが先行して、スタッフが協力してくれるという感じでしたが、今回は、段取りのほとんどをスタッフがやってくれました。それだけじゃ無く、打ち上げの懇親会で、スタッフから心温まるメッセージを書いた写真アルバムを頂きました。本当に嬉しく思いました。

フォーラム開催で、スタッフがより結束した感じがしますし、良いスタッフに恵まれていることに、本当に有り難く感じました。多くの実りのあるフォーラムでした。

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2014年09月05日

地域に根付いた25年5

9月1日で、パール歯科を浜田に開院して25年になりました。四半世紀といえば、それなりの期間ですね。ずっと患者さんに支持されていることに、本当に感謝しています。

スタッフも理念経営を掲げてカイゼンを初めて1年半。良くやってくれていると思います。

先日、パール歯科の見学に、広島から先生とスタッフが二人来て下さいました。スタッフが多いのに、全員が動いて診療がスムーズに動いていることに驚嘆して帰られました。すばらしいスタッフだと思います。

25周年を記念して、健康フォーラムを開催することにしています。ピンピンコロリで有名な、星旦二先生が島根県で講演されたも大変面白いDVDをメインにして、今一緒に医院改革をして下さっているコンサルの小原啓子先生に、第三者的に見たパール歯科の様子のお話しを頂き、私たちが取り組んでいることや取り組もうとしていることを私が話をする予定です。9月13日土曜日の3時からワシントンホテルで行います。

私も歯科医として集大成の年齢を迎えようとしています。医院のシステム作りをするとともに、これから力を入れてやっていきたいことをもう一度見直す意味で、今もう一度ギアを入れ替えて勉強しています。

25年間、皆様に感謝しつつ、どれだけの恩返しがこれから十数年できるかと考えているところです。 

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2014年05月15日

医院カイゼンとプロジェクト5

デンタルタイアップというコンサルタントに入って頂いて、本格的に医院カイゼンを始めて1年3ヶ月になろうとしている。理念を掲げ、やることを明確にし、誰がいつまでにどうやってやるかをプロジェクトとしてやる形を取っている。

マニュアル作りも平行してやっていた時は、本当に大変だった。 今は多少落ち着いてきつつあるようだが、スタッフが皆一生懸命に取り組んでくれていることに頭が下がる。

このプロジェクト方式が当たり前の形になって、無理の無い範囲で常に医院カイゼンが行われるようになると、大きな意味を持つことを私は予感している。スタッフも振り返って、将来そう感じると確信する。

どんな企業であれ、創業社長がすばらしく、すべてその社長の下で動き、従業員が簡単には口を出せ無い雰囲気があったなら、おそらくその企業はトップの交代で状況ががらっと変わってしまうだろう。

一方でトップがきちんとした理念を作り上げ、従業員に権限移譲をして、従業員と共に作り上げる体制を作っていったなら、おのずと次のトップも決まってくるし、企業はトップの交代で大きく変わることは無いのかもしれない。

今のパール歯科のカイゼンで、プロジェクトとして一人一人が関わるということは、上の例の後者の方法をとっているということに他ならない。とても素晴らしいことだと思う。無理が重ならないように責任者が配慮する必要はある。逆にスタッフの方から、今は手が空いているから他のプロジェクトのお手伝いをさせて欲しいという事例が出てくれば、ある意味カイゼンの集大成の一つかも知れない。 

企業、医院の継承の話も全く同じだと思う。親族への継承にこだわりすぎると、スタッフの構図を狂わせてしまう可能性がある。あくまで継承者が、スタッフの中に入ってその位置を時間をかけて勝ち取るべきなのだろう。無論ゼロベースでは無く、多少の有利さあるかも知れないが、スタッフに認められてこそトップになれるんだと思う。

企業は10年単位で生き残りを考えないと行けない。今年でパール歯科は25年。私は40周年ぐらいまでは第一線でがんばれるかな。50周年を迎えるとき、パール歯科が地域の中で大事な存在であり続けているように、仕組み作り、人間関係づくりをしていきたいと思う。 

2014年02月26日

器の完成

パール歯科は、平成19年9月に現在のところに新築移転しました。

その時点では、移転後どうなるのか、将来の発展性はどうなのかというのが判断しにくいところもあったので、少し器を大きめに作っておいて、二つの増設パターンを予測して、未着工部分の余地を2階に残しておいての稼働でした。

その一部は、事務長の雇用に伴い、早々と事務室増設として使いました。まだ空きスペースがありました。

医院のこれからを考えていくと、私の力を発揮できる年数を考えても、そろそろ器は確定して、それを最大限発揮できるスタッフ構成や医院の仕組みを考える時期になったと考えるようになりました。

技工士の雇用に伴い、技工室の充実が必要になったのと、私が本当に落ち着いて治療したり、患者さんとコミュニケーションをとる時間づくりのために、専用の治療スペースが欲しくなり、去年から手掛けて、やっとそれがほぼ完了しました。

空きスペース兼選択干場だったところを整備を兼ねて
1.まず洗濯スペースを増設
2.女性スタッフルームを整備拡大して、空きスペースに移動して、同時に在庫置き場を作る
3.空いた女性スタッフルームに技工室を整備して拡張
4.診療室の傍らにあった技工スペースが空いたので、そこに目的にあった診療スペースを作る

以上のことが昨年から始まり、2月 11日にほぼ完成しました。

もう空きスペースはありません。器の形が出来上がったことになります。

あとはこの器を最大限どう生かしていくのか、それが大事になってきます。

感動のサービス"が客を呼ぶ接客術で有名なレストラン、「カシータ」の高橋氏は言っていました。お客さんを感動させるには、考えられたスペース 宇宙 が必要になる。ただ宇宙があっても、そこに生き生きと活動する宇宙人が必要不可欠であると。

器が完成したら、今度は私とスタッフ全員が、楽しみながらその空間を、他人のために生かす方法を考えていくのが大切になってきますね。

今のパール歯科のスタッフなら、それができそうな気がしています。

2013年05月17日

院内土足化へ4

コンサルに入って頂いて、今スタッフ一丸となって院内の改善を行っています。皆でやっているような感じがかなり出てきました。ミーティング時間や朝礼の時間が足りないぐらい議論や提案、報告が出るようになってきました。

もちろん私にもノルマがありますし、まず整理整頓をしないといけないのに、一番できていないのが自分と自覚していたので、そちらも取り組もうとしていました。それもあって気がつけば全然ブログをかいていませんでしたね。

改善の一つの大きな事ですが、いよいよ院内土足化に踏み込みました。

パール歯科を新築する時に土足化しようかどうか随分悩みました。診療室内が不潔になったり、汚れたりするのが一番の懸念でした。待合室は受付まで土足で入れないと、気軽には行ってこれませんので不都合が出ます。その結果、待合室土足、診療室に入る時にスリッパに履きかえる形式にしました。

今の流れは土足化しているところが潮流のようです。大学の口腔外科でも手術室は別として、外来では普通に土足です。床に落ちた物を患者さんに使うことはない訳ですから、不潔に関してはそれほど問題ないと判断しました。

汚れについてはどうでしょう。現時点で待合いは土足、診療室はスリッパですが、汚れはそれほどの違いはありません。美容院とかは普通に土足ですよね。床が凄く汚れるのかというと、そうでもないという情報を得ていました。

スリッパに履きかえるのにもデメリットが結構あります。スリッパの清潔感が気になるケースが多いですよね。当院は一度履いたらスリッパ置きに戻さず消毒するようにしていましたが、それもけっこうな時間がかかる作業でした。ブーツの女性とか、靴を脱ぐのが嫌なケースもあります。

当院のように診療室に入る時にスリッパに履きかえるパターンでは、患者導入がスムーズにできなかったり、患者さんを待合室にお迎えすることに支障がありましたし、年配の方はスリッパの履きかえに苦労されるケースもありました。

診療室土足化で色々なところがスムーズになりました。

色々改善を試みています。一つの改善でも、けっこう難しいですね。

2013年02月18日

歯科技工士とのチームアプローチ5

歯科技工士がどんどん減少しています。
歯科技工士は歯科医からの注文を受けて仕事ができます。直接患者さんとのやりとりはありません。歯科医師が歯科技工士の待遇を決めているようなものです。

ところが、歯科医院の経営がかなり厳しくなり、経費節減のためにできるだけ技工料を安く押さえないといけない状況が多いために、仕事を得るにはギリギリまで技工料金を下げて、得た仕事を過酷な労働時間でこなしている技工士さんが大半なのです。

技工士の資格を持っていながら、技工士をやめる若い人材が多くなっています。宝飾細工など、技術を活かせる職業に転職する人もいますし、全く関係の無い仕事に就いている人も多いと聞きます。若い技工士が特に激減していますので、将来技工士は完全に不足してくるのではないかと心配するほどです。

技工士として生きて行くには、ものすごく高い技術を持ち、高い技工料でも歯科医から選ばれるほどになるか、とにかく限られた時間でそれなりのものを作れるスピードを持つかのどちらかになってきます。 

技工士の就労先も、歯科医院内でその医院の技工をする形、個人開業する形、大手の歯科技工所に勤務する形の3パターンがありますが、歯科技工士を雇える歯科医院がかなり減ってきています。個人開業も経営的にすごく厳しいのが現状です。

以上が一般の話ですが、パール歯科の状況で言いますと、過去には技工士を雇用していたことがありますが、ここ15年は技工士は置かず、すべて個人または大手の技工所外注しています。技工物の種類によって、技工所を選択できる方が、良い結果が得られると考えたからです。

ところがある講習会を受けて、今の技工物(被せや義歯)をもう一つバージョンアップするには、院内にチームの一員として技工士がいた方が良いように考えるようになりました。
今までの考えをがらりと変えて、一つでも多くの技工物を作るのではなく、良い技工物を作るための全ての段取りをする技工士です。技工士さんにきちんとしたものを作ってもらうには、きちんとした準備が必要です。技工所とのコミュニケーションも、本当はもっともっと時間が必要ですし、技工所が本当にそこで良いのかもきちんと検証も必要です。歯科医師も忙しすぎて、なかなかそこまでできないのが現状なのです。

そこで、私はそういうことを専任で行う技工士をチームに加えることを考えました。今までの技工士の仕事とはちがう、技工コーディネーターという立場です。治療計画にも積極的に参加します。治療計画が決まった後は、材質に関してプロの知識で患者の相談に乗れるかも知れません。

そういう具体的なイメージが固まり、求人をしました。面白いもので、欲しい人材のイメージが明確になれば、結構思い悩むことなく良い人材が見つかりました。本日彼をチームの一員としてやっていこうと合意をしました。

もちろん暫くは給与に似合う収入は出ないであろう事は解っています。しかし将来的には、チームのパフォーマンスがあがり、彼の存在意義が重要になってくる日が来ると信じています。その為の先行投資をする事は、全然惜しいと思わないし、そういうある種の投資ができる環境にある事に感謝です。

きっと良くなりますよ。楽しみです。


2013年02月10日

いきなり理念を変更する5

先日スタッフに理念を熱く語る機会を持ち、想いを共有しました。私の想いをまとめ、理念をつくるのに2ヶ月ぐらいかかりました。

その理念は
パール歯科は、心の通じ合うすべての人の、笑顔づくり、健康づくり、しあわせづくりを行います。
でした。

ところが主だったスタッフの一人が、どうしても自分を納得されられないので、この理念の元で働くことに疑問が生じるかも知れないと、すごい勇気を持って私に進言してくれました。
というのは、「心の通じ合うすべての人」という文言には、心の通じ合わない人は見ないという上から目線のように取られるのではないだろうかと感じ、心に引っかかるというのです。

上から目線という気持ちは、私自身持っているつもりはないのですが、そのようにとられる可能性があるのなら、再考の余地があると考えたのです。

では、「心の通じ合うすべての人」 という限定を解除すればいいのはないかという考えもあります。でもそれは、今回の私の本意ではないのです。 というのは、私達のできることには限界があり、とりわけ自分の非力さを知る私には期待に応えられないことがたくさんあります。でも私は欲張りなので、もっとやって差し上げたいこともたくさんあります。その中で本当にやりたいことを見つめた時、できたらまず心の通じ合う努力をして、納得して頂いた方に対して最大限のやりがいのある仕事をしていきたいのです。それは上から目線ではなく、自分たちの分を知った謙虚な心なのです。 その想いを違った感じでとられたら、確かに悲しい。2日間悩んだ末に理念を変更することにしました。

その理念は

私達は、関わらせて頂く皆様の、
   笑顔づくり
   健康づくり
   幸せづくり
        を行います。


ミーティングでスタッフとも気持ちの共有をしましたので、この理念のもとでこれから仕事をしていきます。

2ヶ月散々考えた理念を、2日で変えてしまったという話です。(^_^;)