2006年02月28日

2月28日 安西水丸さん

水丸先生
今回のペチカは特別ゲストの安西水丸さんによる作品講評です。
一人ひとりの作品を見ながら、厳しくかつ的をえた講評がなされます。
講評は「作品がイラストレーションとして成立しているか」という基準で行なわれました。
まず自分のイラストレーションに対しての視点がしっかりしていないといけない。
漫然と絵を描いているだけでは時間の無駄である。
それにイラストレーションは発注されて初めて仕事になるということを頭に入れておかなければならない。最も大事な事は相手への思いやり。どんな仕事であっても基本は人間性。
一度仕事をして、またこの人と一緒に仕事をしたいと思ってもらうことで、仕事が続いてゆく。
そして一番の勉強法は沢山のイラストレーターの絵を見ること。「最低でも50人くらいは日本と海外のイラストレーターの名前と作品が一致するように」etc…

安西さん独自のイラストレーション論と、経験から得た具体的なお話に2時間があっという間に過ぎ、放課後は安西さんとのツーショット撮影大会に突入。最後は受講生も安西さんも楽しげな様子でした。  

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2006年02月21日

2月21日 小池アミイゴさん

アミイゴさん2/21
今回は小池アミイゴさんによるワークショップ形式の授業。
まず、作品ファイルを互いに見て、人の絵と向き合うことからスタート。
「独りで描き続けることには限界があり、人と触れあってお互いに絵を見せ合って話すことから、自分の個性というものがよく見えてくる」というお話のあと、実際に手を動かすワークショップへ。
最初に一本の線を描いて言葉を付けるシンプルな実験を行ないましたが、たった一本の線も言葉がつくと別のものに見えるし、線の解釈にもそれぞれの個性が出ることに、ハッとさせられます。
続いて2人1組になり、お互いの顔を描くというワークショップを行なうと、「普段じっくり人と向き合って描くことなんてないから、とても新鮮だった」「よく見ると目がかわいいとか、唇がステキとか色々な発見があって面白かった!」などなど、描かれた作品を前にして多いに盛り上がり、皆さんの距離が一気に縮まったようです。
終始アミイゴさんのマシンガントーク炸裂で笑いあふれる楽しい授業となりました。

●本日のおやつ
アミイゴさんのゲスト・福岡のCAFE SONESさんより東雲堂「にわか煎餅」。受講生の菅くんより北海道・六花亭のストロベリーチョコ2種類。
北と南のおやつが揃って、楽しい放課後です。
アミイゴさんお菓子

■アミイゴさんよりイベントのお知らせ
渋谷・アップリンクのイベント「映画“ストロベリーショートケイクス”を巡る唄の旅、第2回」は3月19日(日)14:00〜です。音楽ありワークショップありのイベントをペチカの皆さんもぜひ!
http://www.uplink.co.jp/factory/log/001056.php
  
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2006年02月07日

2月8日 井筒啓之

井筒さん講評携帯井筒さん
井筒啓之さん2回目のクロッキーの授業は、前回のクロッキーから3ヶ月間が空いたため「コツがつかめるかどうか不安」という声がちらほら。

井筒さんからもう一度、前回のおさらいを聞いた後、ギャラリーの1階と2階に分かれて10分×5ポーズを描きました。

後半はそれぞれ2枚ずつ提出した作品を貼りだして丁寧にアドバイス。
「写実的に描けるかどうかよりも、観察力が大切。破綻があったとしても基本的な観察ができていれば絵に説得力が出てくる」
「一見上手く見える絵は要注意。手先だけで描いているクセがつくと抜けるのが大変」
「見たものを素直に受け取り、紙に写すこと。枚数をたくさん描くこと」など、一人ひとりの作風やクセに合わせた講評がなされました。

久しぶりのクロッキーで、頭からつま先まで画面を埋めるのが大変だったという方が多かったけれど、クロッキー上達のコツは、とにかく描くことしかないようです。
1枚でも多く描くことが力になります。頑張ってください!

●今日のおやつ:受講生・森本さんから、森本さんのお母様が焼いたパン。受講生・高野さんから、風流な花と魚の形のおかき  
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2006年02月01日

1月31日 都築潤さん

都築潤さんのペチカは、イラストレーションのことを深く考えるディープナイト。
まず都築さんの2つの作品ファイルを見せていただきます。
仕事ファイルにはNIKEの広告や雑誌の仕事が収められており、プライベートファイルには個展の作品が収められていましたが、後者にはとても興味深い挑戦がなされていました。
都築さんが、常々考えていることはコンピュータのソフトの不便さで、その不便さを逆手にとって面白いものを作り出すということからコンセプチュアルアートに近い作品群が生まれたそうです。
A3のファイルに入っていても実際は畳1畳分の大きさであること。しかしその作品の大きさは1MBぐらいしかないこと。全てマウスで描いていること。遠くから見ると紅茶のシミや絵具のにじみにみえる部分も全て計算されて描かれた仕掛けであることなど、聞けば聞くほど、その手間とアイデアには驚かされるばかり。

その後はイラストレーション史と現在のイラストレーションが抱える問題やイラストレーターになるための戦略などをたっぷり2時間に亘って講義していただきましたが、都築さんの話は事実に基づいた独自の考察が面白く、活発に質問も飛び交う授業となりました。
授業が盛り上がり過ぎたため、放課後はコンビニで食べ物と飲み物を買って都築さんを囲む宴を実施。
盛り上がっている最中に終了時間のことを言うのは興ざめですが、もう少し時間があったら…と毎回、ペチカを終えるたびに感じています。

●今日の差し入れ:夜のお菓子・うなぎパイ、ロイズ バトンクッキー 
都築さん  
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