2007年01月21日

                   │結婚生活回顧録 
                    

元夫はモラ夫だったのか?

いつか、書こう書こうと思いつつ、なかなか手を出せずにいたテーマです。

『結局、元夫はモラ夫だったのか?』


これは、いまだにわからないですね、実際(だったらまだ書くな?)。
確実に傾向はあったと思うんです。
そして、彼自身は、親(姑他)から受けていた。
被害者であったことは確かで、その影響を大きく受けて歪んではいたのも確かだと思うのです。

しかし、離婚成立して1ヶ月経過しましたが、未だにまだマンションの件や養育費の件がキチンと決まっておらず、連絡をとる機会も何回かあり、1度GUYと面会もさせたので会ったりもしたのですが、会ったり話したりする限り、彼はまだ『ヨイ人』のままです。
途中、お金の件で ビックリすることがありましたが、これはモラ特有の嫌がらせ的なものというより、元夫の姑に通じる『自分の小金を守る』という性質と思慮のなさからくる、浅はかなものだと考えています。

…となると…やはり、夫はモラ夫ではなかったのかもしれません。
傾向はあったと確信していますが、モラルハラスメントの加害者の典型的な型にハマる人ではなかったのだと思います。
いまだにその定義は、私にははっきりとわかりかねるので、どこまでがモラか、モラではないのか?という線引きはできないのですが。

しかし以前、モラルハラスメント・ブログの共同企画記事で、私はモラルハラスメントの被害に遭っていた前提で(程度、型にハマるかはどうであれ)、当時の率直な思いを記述しています。
元夫がモラルハラスメントの加害者じゃないのに、被害に遭っていた、なんて矛盾している、とお思いになる方もいるでしょうが、その記事から4ヶ月経過し、その間に離婚した今、また少し目線は変わってきました。
しかしながら、私自身が自分の心を整理するために始めた、しかも最初は、言葉は知っていても『私は、モラルハラスメントの被害者ではない』という認識のなか始めたこのブログをすすめていくうち、多くのモラルハラスメント被害経験者の方々から共感して頂き、コメントを通して、時に励まされ、時にアドバイスを頂き、救われました。そして、多くの方々の経験談をお聞きするにあたり、『私はそこまでの被害は受けてないかも?』とは思っても、やはり私自身も共感できるところが、多々あるのです。たとえ、ケースがまったく違っていても。この時点で、やはり多かれ少なかれ、モラルハラスメント自体は受けていたのだと思います。

最近つくづく思うのは、モラルハラスメント被害に幸いにも遭わなかった方々や間近で見たりしたこともない方々には、にわかにはモラルハラスメントの辛さ、空気感、緊張感…等は理解できないものなのだ、ということです。
前述したモラルハラスメント・ブログの冒頭記事でも管理人もまっち〜さんが書かれていますが、まったくモラハラと関係ない方々は、モラハラ被害者の方々の体験談に共感したり、引きこまれたりは、なかなかしないと思うのです。

実は、私も最初、この言葉と出会い、著書を読んだとき、引き込まれて著書を数冊読みましたが、そのとき同僚とこのことについて論じたくてこの言葉について話をふったとき、

「…でも、“被害者”とか“加害者”って…」

と、明らかに“引かれて”しまいました。
そして、だんだん私自身もそんな気がしてきて、“私はちょっと違うかも”と思い出し、その言葉から離れていったのですが。


しかし、私は結局引き込まれ、共感し、私の経験を記せば、身近な人にどんなに辛さを語ってもなかなか伝わらなかったあの独特の感覚を、多くを語らなくても共感してくれる方々が複数いたのです。
実際当時は、嬉しさと共に驚きもありましたが、だからこそ、程度の違いはあるにせよ、モラルハラスメントは受けていたんだろうなぁ、と思うに至るのです。

しかし、夫がモラ夫であるかどうか…となると、また違ってくるのです。

 


私の場合、姑もいましたし、義妹も近くにいましたので、 「夫だけではない」というのもありますが、 「私にとってはモラルハラスメントであった数々のことも、もしかして別の人が相手であれば違ったかもしれない」ということがあるからです。
同時に、 「私じゃなければ、こんなにもたなかった」という自負?もあるのですが。

ことば』カテゴリで書こうかとも思ったセリフなんですが、最後は決裂してしまった、カウンセラーなのですが、私はカウンセリングの場で、カウンセラーの先生に言ってもらって、救われた言葉がいくつかあります。特に、夫婦カウンセリングの場で、元夫の

「そんなつもりじゃなかった」

という言葉に対し、

「言った本人がそのつもりでなくても、
 受け止めた相手が“暴力”と受け止めたら、
 その時点で、やはり“言葉の暴力”なんです」


と一刀両断したときは、スッとしたとともに、自分自身既に鬱入ってて

(私が気にしすぎ?)

と悩んでいた時期でもあったので、大いに救われたのです。
だから、もし受けた相手が、私ではなく、夫や姑の所業を笑って流せるような方だったら、それはモラルハラスメントにならなかったかもしれない、と思ったりもするのです。
セクハラと同じですね。
たとえば、三十路を越えた女性に婚期の話など、以前は気軽に上司などから飛び出していたと思うのですが、受け止めた側が不快に思えば該当するので、いまやそういった話題には、以前よりは慎重な傾向なのではないでしょうか?

モラルハラスメントも、そのくらい広義に捉えてよければ、リッパに元夫はモラ夫なのですが。なにぶん、今現在『ヨイ人』のままの元夫ですから、最後の最後で、『変わった』のであれば、『モラは変わらない』というのからは、はずれてしまいますし、難しいところです。

まあ…『離婚した』とたん、自分の稼いだお金を死守しようとしたりしたところからも、『離婚した』時点で、『他人』になって、結婚前、ひいてはお付き合いする前と同じ状態になったとしたならば、そのぐらいの『外面』どうってことないのも、またモラだと思うので、なんとも言えないのですが…。


モラルハラスメントについては、今後も考察していきたいテーマなので、今後も折に触れ、記述したいと思いますが、なにぶん考察中なので、今後こないだといってることちがうじゃーん、とか言うことになっても、何とぞ、お怒りにならず、さらっと読み流していただけると幸いです(笑)。



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ピー at 00:59│Comments(7)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 北風   2007年01月21日 08:20
はじめまして。
離婚成立して2年になりました。
「夫がモラ夫であるかどうか」は、すでに私には関係のないことです。
今はモラ被害もほとんどなく、子どもと二人で平和に暮らせているのだから、それでよいのです。

モラ父と子どもとの面接も問題なくできています。
養育費だけはもらえませんが、これに執着していたら、私の人生は面白くないので、子どもの進学時に学費等を出してくれればよいと方針を変えています。

モラであろうとなかろうと、私は二度と前夫と暮らしたくないということだけはいえるのです。

おじゃましました。<(_ _)>
2. Posted by クロ   2007年01月22日 13:12
1 私も、ビーさんと同じくモラハラの被害者であるかどうかはっきり言えないのは、「負けてなかった」からかな?

夫への愛情はとうの昔になくなっていること。
別居してから言葉や態度により「ダメな人間」扱いされなくなった開放感。
戻る気にはなれません。

ビーさんのブログはいつも励みになり、うなずくことも多いのですが、例のカウンセラーのような方が調停員だったらどうしよう・・・そこが一番心配です。

こういう事はドコにでもあり、誰もがみんな我慢している、なんて一般論にされやす驥ですよね。
また、今までのことを逐一覚えていないし。出て来てからは日記をつけてますが。

私が辛かった毎日を「今まで何にもなく楽しくやってきた」と思っている夫とどうやって戦うのか・・・ちなみに夫は「ヨイ人」です。意志薄弱、思考力脆弱、長い物に巻かれろなだけで(苦笑)
3. Posted by ピー   2007年01月23日 12:43
>北風さま
はじめまして!
ブログやモラハラ被害者同盟の離婚日記など時々拝見しておりました。ようこそお越しくださいました。

>>「夫がモラ夫であるかどうか」は、すでに私には関係のないことです。
↑そうですよね、モラ夫であろうと、なかろうと、結婚生活が苦しいものであったなら、続けていても良いことはない…ということは、2年に及んだ試行錯誤で身にしみてわかりました。過去の記事にも書いているのですが、モラハラ被害経験者の方のアドバイスで、
「離婚しようとしていることは、間違いじゃないです。ここまで苦しみ、別居してまた同居し、それでもまだ別れたいと思うような結婚なんですから」
という言葉に背中を押されて、最終的に決意できました。モラかどうかよりも、その結婚が幸せかどうか…ですよね。。。
4. Posted by ピー   2007年01月23日 12:54
>クロさま
こんにちは。
とうとう調停にもちこむのですね。。これからが大変かもしれないですが、日記とか拝見してると、キチンと前を見据えている感じなので、(無責任な事はいえませんが…前向きに考えてたほうがきっと良いほうに転ぶと信じているので)きっと大丈夫ですよ!

ホント、良い調停員さんに恵まれるとよいですね。。
ウチの元夫とやっぱ似てるかもですね。。同じ意志薄弱思考力脆弱タイプなら、調停とか弱くて、クロさんの優位で進めれるんじゃ?(楽観的過ぎるかなー)
とにかく、頑張ってくださいね、応援しています!
5. Posted by クロ   2007年01月23日 22:54
今までの仲人でもある宮司さんの仲介にも全く進展できなかったのですから、まあ期待はしていないのですが、「問題は戻るべきである」と説得されてしまうこと・・・

私としてはもう着々と就職を決めたり心は決まってしまっているので、「無理です」
これだけで乗り切れるモンじゃないってことだけは覚悟しているつもりですが、まずは相手の出方次第です。
6. Posted by SERO   2007年02月17日 13:28
知り合いの弁護士さんから聞いた話。

「共働きの夫婦の場合、持っている資産は半分にする。
なおかつ、養育費(二十歳まで)の請求も出来る。さらに、明らかに非は夫にある場合、受けてきた暴力に対する慰謝料請求が出来る。
(養育費は離婚した後でも請求可能。)この間の裁判ではとても賢く動いて長年に渡って悪行を積み重ねてきた横暴亭主から資産ほとんど取り上げた奥さんがいますよ。私は夫側の弁護をしていましたが、勝ち目はまったくありませんでした。」

時がたって恐怖と怒りは薄れていきますが、連れている子供の未来の為に、法律の助けを借りて、時に心を鬼にしなければならない時も必要かもしれません。

7. Posted by ピー   2007年02月23日 21:16
>SEROさま
ああ!こちらにもコメント入れてくださっていたのですね。ありがとうございます。
そうですね…子供の未来のために、必要なことですよね。。
やはり法律的なことは専門家に相談するのが一番と思っているので、折をみて、相談していこうと思っています。。このまま流されないようにだけはしなくてはいけないと思っています。とりあえず、向こうが事務的なことがまったく出来ないので、救われてます。。

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■非オニ嫁日記□目次■
01.きっかけ
02.出会い
03.堅実な男
04.公衆便所
05.オニカレ・オニカノ
06.したかったのは結婚?
  それとも結婚式?
07.仲がいいのか
  悪いのか?
08.運命を動かした入籍と
  結婚式と××
09.運命の妊娠
10.めまぐるしい展開
11.なんでこうなるの?
12.家事の分担?
13.緊急入院!
14.エンドレス入院生活
15.緊急帝王切開!
16.それはマタニティ
  ブルーから始まった
17.夫と姑の関係
18.念願の退院、
  そして同居開始…
19.母になつく姑
20.育児ノイローゼ、
  姑ノイローゼ
21.プライバシーのない家
22.プチ家出と赤いバラ
23.驚きと諦めと
  ストレスの日々
24.何にも言えない
25.いもうと
26.GUYを預けるか…?
27.舅の実家と姑
28.姑に関する一考察
29.復職のとき
30.悪気はないはず…?!
31.誰がわるいのっ?!
  誰のせいなのっ?!
32.違和感
33.モラルハラスメント?
34.休日ストレス
35.笑いのツボと
  怒りのツボ
36.ズーラシアと
  花火大会
37.何かが終わったとき
38.戦闘開始
39.泣き叫ぶ姑
40.冷めていく愛情
41.仕事、子ども、夫
  …どれをとる?
42.義務のなかでの
  妊娠…そして流産
43.やりきれない孤独感
44.自己防衛
45.出社拒否
46.限界
47.初めての離婚宣告
48.愛をとったら
    情だけ残る
49.発掘!
  メールバトル詳細
50.大事な友達は会わせ
  ないほうがいい?
51.GUYと夫と自転車と
52.3歳児以下の男
53.兆し
54.検証
55.『きっかけ』
    にいたる事件
56.事件その後…
    そして夫は。
57.地の底まで落ちた日
58.すさんでいく夫
59.2人に宛てた手紙
60.抑鬱
61.家出から別居へ
62.ストーカー?
63.モラルハラスメントと
 いう言葉との出会い
64.あふれたコップの水
65.傷ついた
  インナーチャイルド?
66.共依存のなかの娘
67.親としての資質
68.ストーカー再び…
69.夫婦カウンセリング
  を前に
70.どうして離婚
  させてくれないの…
71.交錯する問題、
  複雑な思い
72.とけない氷はない?
73.目の前のニンジン
74.夢のマンションと
  悪魔の棲む家
75.どこまでも甘い私
76.東京を去るとき
77.姑の扶養の義務
78.落ちてゆく心
79.壊れていく
  自分への不安
80.入院を願う日々
81.そして、休職へ…
82.ストレスの元凶
83.何故続けるのか?
84.親友
85.それでも
    やり直すために
86.自分らしさを失う
  評価を求める自分
87.新生活への不安
88.見切りスタートの代償
89.みんな病んでいく
90.モラルハラスメント
  という言葉との再会
91.決意表明
92.自分を取り戻したい!
93.豹変した夫
94.罪悪感と迷いと
  新たな出会い
95.暴発
96.大爆発…そして。
97.迷わず、進め
98.私の復活と夫の迷走
99.5年目の決別
100.アメイジング・
      グレイス

注:クリックすると別ウインドウで開きます。読んだ後、右下の『次の記事』をクリックしてしまうと、他の日記等へいってしまう事があるので、続きは目次から入ってください。

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