今日ねえ、平均年齢80歳ぐらいの人20人ほどで、カラオケをやってたの。


こういう会館ができて、こういう設備があって、本当に良かったねえ、と言いながら。
私の住む町は、新興住宅地だから昭和40年以後に住み着いた人しかいない。

とはいえ、50年たつけど、そのころ住み着いた人は、もういないから、そして、その家の子供たちはどこかへ行ってるから、人間関係は全然継続していない。

みんな、出身地も、生まれも、育ちもばらばら。

女性のほうが多いけど、男性も三分の一ほどいるよ。

女性が多いけど、意地悪さがないのがいい。

男性も結構いういるけど、意地の張り合いしていないのがいい。

約2年近い付き合いで、結局、みんなお互いになじんで、似た雰囲気を醸し出し始めた。

群れの形成には時間がかかる。

婦人会を結成した時も、最初の3年間は、結束力がなかった。

女性の場合は、だいたいが、専業主婦という身分だけど、男性は職業が違う。

大工と、商人は、はじめ仲が悪かったよ。
無口で腕を競う職人と、口で商売する商人だもの。

それでもね、なんども同じ席を共有して、同じ時間を過ごすと、だんだんなじんでくる。

最初、気に入らない奴やと思っても、人間は「なじめば許す」

でもねえ・・・問題は、私と同じ団塊の世代が、こういう地域の寄り合いに顔を出さないことだ。

たくさんいるはずなんだけど・・・70歳では、まだ、元気で、老人気分ではないのかもしれないけど。

カラオケ世代ではないのかもしれない。

我々はボーリング世代だものね。

カラオケ世代の前は社交ダンス世代だったなあ。

今の子供たちはゲームばっかりやっているという。
老人になったら、どうするんだろうね。

一緒に何かをするのは、無条件に楽しい。

いい仲間なら多いほうがいい。

幸福ってね、自己肯定感と、所属意識にあるんだから。

自分も、まんざらでもないな、と自分を認めて、
大勢の仲間とともに過ごす。

それが幸せなのにね。

少々気に食わない人がいても、なじめば許せるようになるもんだから。

本当に、単純なもんでね、いわば、親を失った子猫を、よその親猫に預けるとき、その親猫のにおいをつけたら大丈夫っていうでしょ。

人間も、においが似てくると受け付けるのよ。理屈じゃないのよ。


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