2025年08月14日

Waterman Le man 100 where is a Groove for O-ring at grip section??

ウォーターマン ル・マン100 溝、なくない?

IMG_7338  大変ご無沙汰しております、カーボンです。
 いや、何年ぶりやねんという話ではありますが、一応生きております。
 ガマやチェリーさんも元気にしていまして、時々顔を合わせて遊びに行ったりしています。
 さて、今回は久々に「は?え?」ということがあったので、ガマに倣ってネットの海に投げておくことにしました。

 ものはウォーターマンのル・マン100。ニブに「1883 1983」の刻印が入った初期モデルです。
 相変わらず(頻度は相当落ちましたが)オークションで気になった万年筆をポチポチやっているのですが、こちらは掲載されていた画像が暗く少なく、説明文もろくに無く……という状況だったので、比較的安価に入手できたものです。
 オークションの画像で、未所持のLニブ(太字)であることが確認できたので、まあ試しに、という感じでした。

 まあ、実際には安く落ちただけのことはありまして、ペン先とペン芯を引き抜こうとしたら口金とインナースリーブが首軸と分離してもげるというスプラッタな展開に。全パーツを分解洗浄して、破損部分を接着して、インナースリーブの内側にはみ出た接着剤を削り取って……という工作にずいぶん手間取りました。
IMG_7341

 その後、キャップも分解洗浄して再度組み立て、これでいいかな〜と思っていたところ「あ、首軸と胴軸をつなぐネジ部分にOリング付いてなかったっけ……」と気付き、別の初期型ル・マン100を引っ張り出してきて適合するOリングのサイズを確認しようとしたのですが。
 「あれ、この首軸、Oリングを嵌める溝が無い?」となり、?マークの大乱舞。下の画像の手前が今回修理した個体のもの、奥が別の個体です。
IMG_7340  首軸に刻印されている数字を比べると、Oリングを嵌める溝のないものは「45302」、溝のある方は「64619」とあるので、これが製造番号であれば製造途中でマイナーチェンジしたのかな?とも思うのですが、想像の域は出ませんね。英字サイトも多少当たってみましたが、言及されたものは見つけられずじまい。
 
 もっとも、Oリングが無いとふとした拍子に胴軸が緩むので、改良されたのは間違いないのでしょう。
 素人の修理品なんて世間からすればジャンク品みたいなものですので、手元で調整もどきをして遊ぶしかないかなぁ、というところでしたが、生存報告のネタになってくれたので良しとしたいと思います。

 



 以上、カーボンがお送りしました。

 



pen_parade1000 at 16:30|PermalinkComments(2) 舶来万年筆 | 金ペン

2024年06月29日

某ECサイトのアウトレット品の検品精度と酷い返品者

某ECサイトのアウトレット品の検品精度と酷い返品者
7632  超お久しぶりです。ガマです。
 何年ぶりの投稿だよ、という感じですが少しネットの海に情報を投げたいことがあったので書き込んでいます。
 事件は世界的な某有名ECサイトのアウトレット品の万年筆を買った時に起きました。
 今回ガマが買ったのは何の変哲もないセーラーのプロフィットライト万年筆。値段が定価の半額だったことと、何より当該ECサイトのアウトレットコーナーはこれまで何度も利用していて、それほど問題が起きていなかったため、気楽に注文をしてしまいました。
 状態も「非常に良い」で「外装に多少の損傷があります.」という表示。万年筆コレクターあるあるですが汎用品の外箱なんて捨てちゃうんで、外装なんてボコボコでも中身が無事なら良いんです。

 ところがベッタリと誇らしげに「検品済」とオレンジのシールが貼られたフィルムを剥がし、中にある万年筆のキャップを外すと、1枚目の写真のように“超違和感”が……。
 慌ててその場にいたチェリーさんにもその場で見せ、二人で状態を確認をしました。「これ……ペンポイントが無くない?」と。
7635
   最初はペンポイントの付け忘れたエラッタ品か!?……とも思ったのですが、ガマの視力2.0の眼には、どうにも人為的にペンポイントを削りとってしまったような痕跡がニブにあるように見えました。「これ、どう見てもおかしくないか?」と慌ててルーペで確認をします。

7636  写真を見て貰えれば分かりますが、明らかに「調整」の真似事をやってペンポイントを削りとってしまい、どうにもならなくなったペンであるように見えます。きっと、害意のある最初の購入者が自分の致命的失敗を棚に上げて返品手続きをとったんでしょうね……ECサイト側を騙して返金手続きを取っていると思われますから詐欺罪が問えそうな立派な犯罪行為です。世の中には「どうせバレないだろう」と思って、目先の利益だけを追いかけて無茶苦茶する輩がいますね。
 無論、「こんな万年筆としては使い物にならないペンをアウトレットとか言って流すな、「検品済」だなんて大嘘じゃないか!」とも思いますが、結局、こういった商品を検品している人は万年筆に詳しい人とは限らないのでこれは致し方ないことなのかも知れません。「商品に問題があれば返品されるだろう」という体制で売っているのだとも思いますが、こういうのを掴まされると(返品できるとは言え手間ですし)、何とも居たたまれない気持ちになります。
 ただ正直、某ECサイトはこれに関して警察に「被害届」を出すべきだと思いますね……商品の購入履歴から疑わしい人物は簡単に追えるかと思うのですがね……何だかなぁという感じです。

Posted by ガマ


pen_parade1000 at 23:57|PermalinkComments(2) 国産万年筆 | その他・筆記具関連

2018年08月06日

ヨーロッパ文具店巡り2018年3月

IMG_20180304_144112  こんにちは!ご無沙汰しております、チェリーです。
ずいぶんと遅い社会人2年目生活を慌ただしく送っています。
 今回は、2018年3月にヨーロッパへ出張に出かけた際、オーストリアのウィーンで見つけた文具店などを紹介します。
 生憎、日曜日にウィーン市内をまわったため、どこのお店も店休日でした。
 このため、お店を外から覗いて文房具や万年筆などを売っていそうだというお店を紹介しています。
   まず、1枚目の画像のお店はウィーンの観光地「シュテファン大聖堂」のすぐ近くにある文具店「Weidler」です。歩行者天国のグラーベン通り沿いにあります。ちなみに、同じ通りにはモンブランのブティックもあります。
 次に紹介する文具店「A. Katzer」もシュテファン大聖堂の近くにあります。ここのお店はウィンドウに飾ってある紙製品が美しかったです。
IMG_20180304_152125
 次のお店は「A. Katzer」と同じ通りにある「Konig & Ebhardt」です。ここは外から見た感じだと普通の文具屋さんのようでした。
IMG_20180304_153459
 地下鉄のノイバウガッセ駅が最寄のショッピング通り、マリアヒルファー通りにはデパートや以前に紹介したLibroなどがあります。4年前の旅行では何件かの文具店を見つけたので今回も足を運んでみましたが、やはり日曜日ということでどこのお店もお休みでした。残念!!

 今回の出張では搭乗予定の飛行機がキャンセルになり振替交渉に頭がいっぱいで、全くと言っていいほどお土産を購入することができませんでした。このため、ウィーンでの収穫物はゼロです。

カーボンいつもありがとう!!

 以上、チェリーがお送りしました。

 



pen_parade1000 at 00:01|PermalinkComments(2) 万年筆店 

2018年07月16日

y.y Day 9th 2018.7.16

第9回 y.y Day のお知らせ

  今年も、万年筆を中心としたイベント「y.y Day」が夏の大阪で開催されます。開催日は7月16日(月)、三連休の最終日。

 9回目を迎える今回も、販売の他に数々のワークショップが行われる模様です。

 万年筆沼、インク沼、紙沼、革沼(!?)に既にどっぷりの方はもちろん、水際で踏みとどまっている方も是非覗いてみてください。

 当Blogの「中の人」からも、ガマとカーボンが参加予定。

 夏は大阪でわいわいしましょう。

 詳細は次のリンクもご参照ください。

 Blog「万年筆の深窓」

 
「y.y Pen Club」Facebook

 
y.y ペン倶楽部HP 


pen_parade1000 at 08:00|PermalinkComments(0) 特別号 

2018年07月01日

Platinum #3776 Century " KUNPOO "

プラチナ ♯3776 センチュリー 「薫風」
RIMG2551  梅雨の湿気にふやけそうなカーボンです。
 気が付けばもう7月、夏の気配が色濃く感じられるようになってきました。
 中旬の3連休には y.y Day がありますので、ぜひ隙あらば(?)覗いてみてください。

 今回は、珍しく発売直後の万年筆をレビュー。この時期の発売がもう毎年お決まりと言ってもいい、PLATINUMの#3776センチュリーをベースとした限定品です。
 富士旬景シリーズ第2弾「薫風」……爽やかな色味に加え、胴軸に彫られた曲線が優美な1本。
 初めて写真を見たとき、「これはアタリだっ!」と素直に思いました。

 「万年筆評価の部屋」でも取り上げられていますが、胴軸の彫りは仕上げが滑らかになっており、グリップの向上効果も持ちつつ手に優しくなっています。
 まあ、僕は首軸と胴軸の継ぎ目付近を持つのであまり関係ないのですが(ぇ
RIMG2552

 似た色味の万年筆としては、愛媛の報画堂さんが過去に店舗オリジナルとして販売した、プロフェッショナルギアスリムの「ラムネ」もありますが、薫風はもう少し青みがあります。
 ……って、2011年の記事ですね。もう何年も万年筆趣味やってるんだなぁと思いつつ、「もうしばらく万年筆は買わ(買え)ない」と言いながら買っているあたり、まったく成長していません……。

RIMG2553  字巾はUEF(超極細)にしてみました。
 これも「万年筆評価の部屋」で拝読した情報ではありますが、国内より海外の字巾ラインナップが多いらしいというのは何だかなぁ、という感じ。

 富士旬景シリーズ第1弾として発表した「春暁」の国内人気がイマイチだったのは否めない感がありますが(某所では大量に叩き売りされていましたし)、今回の「薫風」は『もう少し自信持っても良かったんじゃない?』と思える出来栄え。
 しばらくは矯めつ眇めつしながら、前線に投入するか考えようと思います。

Posted by カーボン


pen_parade1000 at 12:03|PermalinkComments(5) 国産万年筆 | 金ペン

2018年05月20日

KATOUSEISAKUSYO FP “Kaleidoscope”

カトウセイサクショ製万年筆 「カレイドスコープ」
RIMG2545  絶賛5月病のカーボンです。
 連休以降どうにも体調が不安定ですが、思い付きでBlog更新に走ってみました。
 相変わらずの駄文拙文ではありますが、お付き合いくだされば幸いです。

 今回取り上げますのは、加藤製作所のセルロイド軸万年筆。
 今まで、それなりに数多くの筆記具を手に入れてきましたが、セルロイド製のものは3人合わせてもそう沢山はありません。
 基本的にヴィンテージには手を出さないせいもあるとは思いますが……だって怖いんですもの(色んな意味で)。

 この万年筆、軸色は「カレイドスコープ」というようで、非常にカラフルなセルロイドが使われています。
 一見してわかるように柄も一律ではなく、細かい部分や大胆に面積を取った部分など多種多様です。
RIMG2550

 大きさとしては、キャップを閉めた状態の全長が約13cm、胴軸の太さが約11mmとやや小ぶり。
 ペン先はセーラー製の14金製が載っていて、ペン芯はエボナイトという構成です。
 軸の柄こそ派手ではありますが、万年筆華やかなりし頃を想像する1本。
 故加藤清氏の想いが籠っているような気がしますね。過去にガマが書いた記事もご覧いただければと思います。

RIMG2549  この万年筆、手に入れたのは生み出されたであろう大阪の地。前回か前々回あたり(曖昧)の y.y Day にて行われたオークションイベントでした。
 実は、かなりお手頃、というか激安で落札できてしまったものです。

 何故なら、オークションでの説明が「スチールペン先」だったから……。
 落札してキャップを開けてみたら、あれ?となった訳です。
 司会進行を務められたどーむさんに「これ、金ペンでしたよ」と告げたときの「うそん!?」というリアクションは未だに忘れられません(笑)

  しかしながら、相変わらずと言いますか、すっかりしまい込んでしまっていたので、ガシガシ使っていただけるところにお嫁に行ってもらうのもありかも知れません。
 その方が、加藤氏の想いにも近いだろうか……と、この記事を書きながら思ったことでした。
 どこぞのペンショーで並ぶかも?

Posted by カーボン


pen_parade1000 at 11:59|PermalinkComments(2) 国産万年筆 | 金ペン

2018年05月03日

SAILOR "KINKAKU"

セーラー「金閣」全面小波
RIMG2535  皆さま、あけましておめでとうございます(おい)
 年末にガマが記事を書いてから、いつの間にやらゴールデンウィークになってしまいました。
 たまには更新しないといけませんね、たまには……。
 
 東京ではペン・トレーディング 真っ只中ですが、万年筆趣味を始めて以来まだ一度も行けていません。
 関西の端くれに住む身には、東京というところは魔都なのであります。おいそれと出掛けては闇に呑まれてしまうのです。まずもって、東京駅という迷宮を脱出するだけで精神をやられてしまいます。
 そんな田舎にやってきたのが、今回取り上げますSAILORの「金閣」。
 八角形の軸の全面が小波模様のタイプです。ちなみに、四面だけが小波模様、あとの四面が平らなタイプもあります。
RIMG2536
 
 この個体は、ネットオークションでボールペンやら何やらとごった煮状態で出品されていたものをゲットしました。
 「金閣」そのものは以前にも入手したことがあり、記事に取り上げたこともあるモデル。
 状態が良ければ話のネタがてらトレード要員かな、などと思っていたところ、妙なことに気付いてしまったのです。

RIMG2538  ペン先の刻印が、SAILORのロゴと「TIGP MADE IN JAPAN」という文字列なのです。つまり鉄ペン。
 あれ、「金閣」のペン先って14金じゃなかったっけ?と思い、古いカタログなどチェックしたのですが、やはり14金製ペン先しか掲載されていません。

 他のモデルのペン先と入れ替わっているのかも……と思ったのですが、「金閣」「銀閣」のペン先と互換性のあるモデルに心当たりがないので何だかよくわからない1本。

 こういうヘンなモンを引き当てるのはガマの専売特許のはずだったのですが……。
 まあ、たまにはBlogを書きなはれ、という神様(?)の思し召しかもしれません。
  

 以上、カーボンでした。


pen_parade1000 at 23:48|PermalinkComments(0) 国産万年筆 | 鉄ペン