来る新年、ヌルリフィルが登録商標となる見込みです。

発売当初は「なにこれ」みたいな反応の多かったヌルリフィルが、インクをゴリゴリ遊色させたり、発色が明るかったりという特性から、インク沼の住人を中心に愛好されていきました。
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感謝しきれませぬ。

これを記念してペンサルーンからインクを発売いたします。

インクの名前は「喜望峰」
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大航海時代、太平洋へと至る中継点だった場所です。
ヌルリフィルがこうして多くの方々のおかげで日の目を見ることとなりましたが、航海はまだまだこれからも続いていく、そんな思いを込めた名前となりました。


インクそのものの調合はブログは「趣味と物欲 」のpgaryさんによるものです。

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以前試作として作ったライトブルーブラックをベースに、少しだけ万年筆に優しい成分になっての販売です。
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pgaryさんの調合、ということで熱心な万年筆インク愛好家の方々はお気づきでしょうが、古典インクでのご用意となります。

遊色ではなく変色ではありますが、インクの表情を堪能できる色味となっています。
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筆記直後の色はもても鮮やかです。

筆記直後はターコイズブルーともあさぎ色とも見える色
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そこから深く沈んでいき、濃縹に変化します。
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実際にはもう少し緑みが入り、PSX_20181223_192932
こんな感じにも見えます。
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今回は色味の紹介でしたが、これから容量やどこで手に入れられるか、様々な紙との相性などを紹介していければと思います。

なお、早期予約サービスも考えておりますのでインクやヌルリフィル遊びが好きな方は是非!