ちりが積って…

今のマンションに引っ越した時、
是非実現させたいことがありました。

「風呂場の鏡やタイル、蛇口を汚さない」
ということです。

鏡や蛇口は直ぐに鱗ができて、
何も映らなくなるし光沢もなくなる。
タイルはあっという間に赤い水垢や黒いカビが現れる。
丁寧に洗っているつもりでも、バスタブはいつの間にか
黒ずみが取れなくなる。。

それが嫌で、今度の家は最初から、水滴などが残らぬよう
毎回使った後で拭くことにしました。

鏡やシャワーヘッド、蛇口などのカラン、
転倒防止の金属製のバーを乾拭き。

シャワーの温かい湯で床を流して、皮脂や石鹸分を除き、
続いて黴の温床とならないように、冷水に切り替えて流す。

シリコンのスキージーで、床や壁、
湯船のふちに溜まった水を掻き出して終わり。

直ぐ後に誰かが入れば効果ないじゃない、とも思われますが、
それでも、最初から何もしないよりは汚れが少なくなっているはず。

この間、2分間。
毎日やっているので、いつも鏡は曇らず、蛇口はピカピカ。
床も滅多に黴やぬめりが出てきません。
たまに見つけても、直ぐに洗剤でこすれば簡単に落ちます。

毎日2分ということは、1ヶ月で1時間です。
ひと月1回、1時間かければきれいになるじゃないか。
急ぐ時など、そんな悪魔のささやきも頭を掠めます。

でも、そうはいきません。
ひと月分の汚れを落とすのは、結構大変な作業です。
それを毎月、日を決めても必ずできるとは限らない。
そうこうしているうちに、だんだん月一が間遠くなるに違いないのです。
毎日少しずつの手間が、汚れを防ぐ。

で、たとえ急いでいるときでも、直ぐに布団に入りたい深夜でも、
2分間の作業は欠かさず実行しています。

あ、大切なことを忘れていました。

浴槽などの風呂掃除はセイ吉が2日に一度、ちゃんとやってくれます。
そっちのほうが大変ですね。

だから私は簡単な乾拭きとスキージーだけで
きれいなお風呂を楽しめるのです。





 









宅配クライシスagain

前回、宅配便が危機に立っている話を書きましたが、
今日、宅急便のヤマト運輸が、この危機を脱するために
送料の値上げを検討しているという記事が出ていました。

宅配便の数が増え、配達員が足らず捌ききれないというのなら、
当然、値上げはまず第一に考えられる対策です。
値上げによって利益を上げ、人手を確保する、給料を上げる。

しかし、一方で、値段が上がると需給バランスから数量が減る。
そうしたら、配達員の負担が減って良さそうですが、売上も減る。

それは困ると考えるのか、思ったほど
値上げへの声は大きくなさそうでした。

この問題を解決するもう一つの手段は、サービスの低下です。
実質的に値上げと同じなのだけれど、数量をさほど減らさずに
配達員の負担を軽減できる。

だからなのか、配達時間帯の見直しも検討している、
とありました。

昼休みの時間帯と、20時から21時の時間帯。
佐川急便と同様に19時から21時にしようと考えているとか。
これについては、「却って再配達が増える可能性があるので
慎重に検討する」そうです。

勤め人にとって、最終便の時間帯を早められると
週末まで荷物が受け取れない人が私も含め大勢出てきそうです。
おそらく、土日の再配達が急増することでしょう。

どうも、宅配業者が考えるサービスと、
利用者の望むサービスにズレがあるようです。

考え直すのは「時間帯」ではなく、「再配達」のあり方ではないか。

ヤマトではなく、佐川の例ですが、
TVで配達員の苦労を報じていました。
そこで、「在宅率の高い午前中が勝負」と言われたのには吃驚。
そんなデータがあるのでしょうか。
専業主婦家庭でも、特に子どものいる家庭では、
子どもが学校や幼稚園に行っている間が外出し時なので、
午前中、特に10時以降はまず不在と思っていました。

朝、昼、夜、と足を運ぶことも多いようです。
でも、朝不在の家は、夕方まで不在である可能性が高い。

家庭によって在不在のパターンは異なりますが、
それを一番よく知っているのはその地域の配達員。
その人たちの自主的な判断に
どの程度任されているのでしょうか。

ひょっとすると、画一的に1日に何度も
足を運ぶことになっているのではないか。そんな気もします。

各家庭の経験則上最も在宅していそうな時間に
一度運んで不在だったら、
再配達の連絡があるまで配達しなくていい。

再配達時には、再配達料を取っていい。
特に、時間指定ありながら再配達しなくてはならない場合には。
それで再配達が随分減るはずです。

ユーザーが本当に望んでいることは、
確実に受け取ることです。
サービスを低下させることで、
それができなくなるのは困ります。

宅配ボックスの普及と、
宅配ボックスに入れられる物の拡大。
常温のものは全てボックスに入れて欲しい。
できることならクール便も入れられるのなら最も確実。
冷凍冷蔵宅配ボックスの設置
それで問題は殆んど解決できるはずです。










物流パンクの前にできること

日中働いていると、通販のお世話になることが
非常に多いものです。

本、ワイン、化粧品や洗剤などの雑貨類はもちろん、
おいしい地方の名品の噂を聞くと直ぐに取り寄せたり。。

欠かせないのが宅配便です。

学生時代から、遠方の実家との物のやり取りでも
お世話になっています。
最低週1,2度は利用するヘビーユーザー。

IT化が進み、情報や映像、音声は実物がなくても
多くの場合目的を達成できるようになりましたが、
モノのやり取りだけは、実際に相手の手に渡らない限り完結しません。

通販利用の拡大により、宅配されるモノの量が増大して、
宅配業者が悲鳴を上げているそうです。
日本では、日時の指定や翌日配達など、
他国にはないサービスで競っているので
便利なサービスのしわ寄せが宅配業者に集まってしまうのです。

ドライバーひとりが配達する荷物は、1日100個とか200個とか。
どこでもドアが欲しいよ。

配達しても不在の場合は、何度も配達を試みます。
それが配達員の負担に輪をかけている。
不在再配達の割合は1,2割と聞きました。
もっと多いと思っていた。

我が家はまず平日昼間はいないので、耳が痛い。
日時指定をするにしても、いつ受け取れるかわからないまま
日が経ってしまうことがあります。
何日か留守にしていて、配達にすら気づかないこともあります。
その間、毎日配達はされ続けます。

宅配のアルバイトをしていた友人から、
時間指定がない場合、
いつもその時間は不在だと分かっている家でも、
通常配達時にベルは押さなければならない規定に
なっていると聞きました。
さすがにそんな不条理は規定は、
今は改定されているかもしれません。

この悩みを解決できる手段が、どこでもドアならぬ宅配ボックス。
わがマンションにもあります。

ところが、これが制限が多い。

冷蔵、冷凍には使えません。
それどころか、「なま物はだめ」ということで、
常温の野菜や果物もNGです。
この間は「チョコレート」まで持って帰ってしまいました。
冬場のチョコレート!溶けるはずもありません。

苺の配達の時、不在票にしたがってドライバーに直接電話し、
「多少いたんでいても冬だから大丈夫。明日持ってきて。」と頼み、
ドライバーも了解してくれたのに、
「もう発送元に送り返されていて届けられませんでした」
と言われたこともあります。

配達する人にも受取人にも不便なので、
最近は食べ物を送るとき、送ってもらうとき、
内容物を正直には書かず、缶詰、とかクッキーとか、
傷んだり融けたりしない品名を書いてもらうことにしています。
嘘なんだけどね。
「傷まない」という点では同じ。余分な不便は蒙りたくない。

宅配ボックスの利用規定では、なま物は禁止されていても
常温の傷まないものまで対象になっていなかったはず。
それが、拡大解釈されて自粛する範囲がどんどん増えてきた。

前に住んでいたマンションでは、不在の場合管理人さんが預かり、
冷蔵・冷凍物は、大きな冷蔵庫に放り込んでくれました。
今のマンションでも、そういった扱いをしてもらいたい、
という声が上がったことがあります。
でも、「その場合もし傷んだりした時に、
どの時点で傷んだか判らない。
送り主、宅配業者、管理人、だれの責任か判らなくなる。」
という理由で却下されてしまいました。
管理組合も「それももっともだ。」と
おとなしく引き下がったようです。

それは違うでしょう。

誰の責任も問わない。傷んだときはそのまま引き取る。を条件に、
それでもそのサービスを受けたい人が利用すればよいのです。

前のマンションで、30年間も冷蔵庫利用の
宅配物預かりをやっていて
一度もそんなトラブルはありませんでした。
万一傷んでしまうことがあっても、荷物を受け取れないよりマシ。
皆、そう理解しているのです。
これが大人というものでしょう。

クレイマーを恐れて踏み込んだ指導をしない教師、
治療を引き受けない医師と同じ。

クレイマーを恐れて、なるべく責任を負わないように、という
配慮ばかり行うために、利用者が不便を強いられる。

方や世界に冠たるきめ細やかさで、
日時指定の超パンクチュアルな配達をするために
配達員が疲弊し、
方やクレイマーから責任を問われることのないように
という姿勢でしかサービスを提供せず、利用者に不便を強いる。

あまりにも完璧なサービスを受けなければ文句を言う、という
利用者の態度が、結局は自分たちの首を絞めているのです。

もっとおおらかになろうよ。

ちょっとでも早くに手元に届かなくても、
万一受け取った物が 少しだけ傷んでいるようなことがあっても、
それほどしびれを切らさないときに、
そこそこの配達料で、
気楽に受け取れる時に受け取れればそれでよい。
そのほうがよい。

いつ受け取れるのかわからなかったり、
配達員がいつ届けられるかわからないまま疲弊したり
その解消のための高額な配達料を支払ったりするよりも、
ずっといい。

どのくらいのサービスをどのくらいの負担でうけるのが
ちょうど良いのか、人によって違いはあろうが、
大人ならば適度な共通した基準を持っているはず。

「お客様は神様」サービスからお客様が目を覚ますことで
解決できることがたくさんありそう。
みんな、神様から、大人になろう。




































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